
4歳は想像力がぐんと豊かになり、登場人物の気持ちに共感する力が育つ時期です。起承転結のあるお話や、考えさせる絵本、少し長めの物語も楽しめるようになります。「自分だったらどうする?」と考えたり、お話の続きを想像したりと、絵本の楽しみ方が深まります。感情・社会性・想像力をはぐくむ絵本が特におすすめ。このページでは、4歳にぴったりのおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に厳選して紹介します。
「想像力」を育てる絵本は、ふしぎな世界や空想の物語を通して、自由に思い描く力を伸ばします。0〜6歳は「もしも」を楽しめる豊かな想像の時期。現実にはない世界やユニークな発想に出会うことで、創造性や発想力、お話を楽しむ心が育ちます。続きを想像したり、自分だったらどうするか考えたりするやりとりも、想像力を広げるきっかけに。このページでは、子どもの想像の世界を広げる年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
4歳の想像力を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
世代を超えて愛される、
楽しいパン屋さんの秘密!
ユニークなパンと家族の絆を描く名作絵本です
森の中にあるパン屋さんを舞台に、そこで暮らす四羽の子どもたちが、それぞれ思い思いの意見を出し合いながら、変わった形のパンをたくさん考えていくお話です。動物の顔をしたパンや乗り物の形をしたパンなど、次々に生まれるユニークなパンの数々は見ているだけで楽しく、お店の賑わいや働く様子も丁寧に描かれています。家族で協力して物事に取り組む温かさや、工夫することの面白さが伝わる内容で、読み聞かせでは子どもと一緒に好きなパンを探したり選んだりする会話が弾みます。長く読み継がれてきた定番の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
世界の名作アンデルセン童話、決定版!
親指サイズの女の子の旅にときめく一冊です
花の中から生まれた小さなおやゆびひめが、思いがけない出来事の連続に巻き込まれながら旅を続けていく、世界中で長く親しまれてきた童話です。ふくろうやねずみ、もぐらなど個性豊かな生きものたちとの出会いが次々と描かれ、繊細で美しい絵がその不思議な世界観を引き立てます。2〜6歳という幅広い年齢の子どもがそれぞれのペースで物語に入り込み、小さな主人公の心細さや驚きに寄り添いながら想像を広げられる一冊です。読み聞かせを通して、豊かな感情の育ちにもつながっていきます。
絵本の分野
本の特徴
日本の心が息づく、
時代を超えた冒険譚!
勇気と仲間の大切さを学べる、
名作昔話です
日本を代表する昔話「ももたろう」を、武田美穂の絵と石崎洋司の文で描いた4・5歳からの昔話絵本です。桃太郎が犬・猿・キジと力を合わせて鬼退治に向かう痛快な物語は、勇気や仲間との協力の大切さを自然に感じさせてくれます。動物の仲間たちが登場する展開は子どもの想像力を刺激し、力を合わせて困難に立ち向かう姿は社会性の芽生えにもつながります。誰もが知る定番の昔話だからこそ、読み聞かせの時間に安心感を持って楽しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
知恵と友情が織りなす、
懐かしい昔話の世界!
子どもの想像力をかき立てる、
昔ながらの傑作です
日本の昔話の中でも語り継がれてきた「さるかにがっせん」を、4・5歳の子どもに向けて読みやすく再構成した一冊です。ずるいさるとかにのやりとりを通して、正義感やくやしさ、仲間を思う気持ちなど、さまざまな感情の動きを子どもなりに感じ取ることができます。八木民子と石崎洋司による語り口は親しみやすく、昔話特有のリズムやくり返しの面白さも楽しめます。読み聞かせを通して、善悪や助け合いについて親子で話すきっかけにもなる、昔話入門にぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
竹から生まれた姫君の秘密!
日本の古典をたっぷり味わえる絵本です
竹の中から生まれた美しい姫が、多くの人々に愛されながら成長し、やがて月とのつながりの中で不思議な運命をたどっていく、日本で古くから語り継がれてきた物語を描いた一冊です。3〜6歳の子どもにとって、現実離れした出来事や切なさを感じさせる展開は想像力を大きく広げるきっかけになります。美しい語り口と丁寧な絵によって昔話の世界観がしっかりと伝わり、読み聞かせを通して親子で日本の伝統的な物語文化に触れる貴重な時間を持つことができます。
絵本の分野
本の特徴
豆の上で繰り広げられる優雅な冒険!
こころの優しさの大切さが伝わる一冊です
雨の晩に城を訪れたひとりの娘が、本物のお姫様かどうかを確かめるため、幾重にも重ねた布団の下にえんどうまめを一粒忍ばせるという、ユーモラスな発想が光る昔話です。ちょっと意外な試し方に驚きながら、3〜6歳の子どもが想像力を働かせて物語の世界を楽しめます。繊細さとは何か、本当らしさをどう見分けるのかといった問いを親子で自然に語り合うきっかけにもなり、愉快で不思議な余韻が残る読み聞かせの時間をつくってくれます。
絵本の分野
本の特徴
巨大なおいもが、
子どもたちの目を輝かせる!
みんなで力を合わせる喜びが詰まった傑作です
幼稚園での教育実践から生まれた、大きなおいも掘りを描くユーモラスな絵本です。力強い絵とともに、みんなで声をかけ合いながら大きなおいもを引き抜こうとする様子が生き生きと描かれ、3〜6歳の子どもが友達と協力する楽しさや達成感を想像しながら楽しめます。読み聞かせでは思わず声に出したくなるようなリズムがあり、園のお友達や家族と一緒に盛り上がれる一冊です。掘り出すまでのわくわくした気持ちが、子どもの心にも伝わっていきます。
絵本の分野
本の特徴
昔話の世界へ冒険の旅へ!
物語の面白さに引き込まれる一冊です
日本の昔話として広く語り継がれてきた物語を、力強く美しい絵とともに描いた一冊です。いたずらをした者が報いを受けるという筋の通った展開は、4〜6歳になり物語の流れを追えるようになった子どもにとって、次はどうなるのだろうと心を動かしながら聞き入る格好の題材で、多少の怖さやスリルを含みながらも読み聞かせを通して安心して楽しむことができます。日本の里山の風景や生き物の描写も味わい深く描かれており、子どもだけでなく読み聞かせる大人にとっても懐かしさを感じさせる、昔話の世界にじっくり浸れる内容です。
絵本の分野
本の特徴
日本の民話が21編、
まるごと味わえる!
昔話の豊かな世界を知る入り口になる絵本です
瓜から生まれた姫の物語をはじめ、さるかにやかちかち山、化け物や妖怪、神様や動物たちが入り乱れる、日本各地に伝わる昔話が数多く収められています。恐ろしいもの、おかしみのあるもの、しみじみとしたものまで、話ごとに違った味わいがあり、読み聞かせのたびに新しい発見があります。少し怖い場面もありますが、それも含めて昔話ならではの緊張感と面白さです。想像力を育てる時期の子どもにとって、日本語の響きや語りの調子に触れる貴重な機会となり、繰り返し読み返したくなる一冊としても長く親しまれています。
絵本の分野
本の特徴
小さな体に大きな勇気が宿る!
日本の昔話の温かみに触れる一冊です
子どものいなかった老夫婦が神様に祈り、指ほどの小さな体で生まれた男の子を授かるところから物語が始まります。小さくとも元気ないっすんぼうしは、椀の舟と箸の櫂で旅立ち、都でさまざまな出来事に出会いながら成長していきます。昔の資料をもとにまとめられた昔話らしい素朴な語り口と、味わい深い絵が響き合い、小さな体で困難に立ち向かう主人公の姿に子どもたちは心を動かされることでしょう。体の大きさに関わらず勇気や知恵で道を切り開く姿は、読み聞かせを通じて自信や挑戦する気持ちを育むきっかけになります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 4〜6歳 | ユーモアシリーズ | ||
| 2 | 定番金の星社 | 4〜6歳 | 物語冒険ファンタジー | ||
| 3 | 定番講談社 | 4〜6歳 | どうぶつ物語冒険 | ||
| 4 | 定番講談社 | 4〜5歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 5 | 定番童心社 | 4〜6歳 | 物語ファンタジー | ||
| 6 | 定番小学館 | 4〜6歳 | ユーモア物語ファンタジー | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 友だち保育園ユーモア | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | どうぶつ物語冒険 | ||
| 9 | 定番講談社 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 10 | 定番星雲社 | 4〜6歳 | 物語冒険ファンタジー |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「想像力」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. ひろがる世界を自由に想像する力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、想像力の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。