
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
4歳の感情を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
知恵と友情が織りなす、
懐かしい昔話の世界!
子どもの想像力をかき立てる、
昔ながらの傑作です
日本の昔話の中でも語り継がれてきた「さるかにがっせん」を、4・5歳の子どもに向けて読みやすく再構成した一冊です。ずるいさるとかにのやりとりを通して、正義感やくやしさ、仲間を思う気持ちなど、さまざまな感情の動きを子どもなりに感じ取ることができます。八木民子と石崎洋司による語り口は親しみやすく、昔話特有のリズムやくり返しの面白さも楽しめます。読み聞かせを通して、善悪や助け合いについて親子で話すきっかけにもなる、昔話入門にぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
小さなボクの大冒険が始まる!
勇気と機転の大切さを学ぶ昔話です
小さな体で大きな鬼に立ち向かう「いっすんぼうし」を、4・5歳の子どもが物語の世界にじっくり浸れるように再話した昔話絵本です。堀川理万子さんの情感豊かな絵と、令丈ヒロ子さんによる読みやすい文章が、勇気や知恵の面白さを丁寧に伝えます。昔話ならではの起伏のある展開は、子どもの想像力を広げるとともに、主人公の気持ちに寄り添いながら聞く体験を通して感情の育ちにもつながります。就学前の読み聞かせにふさわしい、日本の昔話シリーズの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
昔話の世界へ、ぐいぐい引き込まれる!
日本の古い物語の面白さが届く一冊です
力強く温かみのある絵と語りの巧みさで、日本の昔話「かもとりごんべえ」と「かちかちやま」の二話を一冊にまとめています。とぼけた味わいのあるユーモアや、思わず笑ってしまう展開、少しひやりとする怖さも含まれた昔話らしい構成は、物語の起伏を楽しめるようになってきた4〜5歳の子どもにちょうどよい刺激になります。読み聞かせを通じて、昔から語り継がれてきたお話ならではのテンポや面白さに触れながら、親子で声を出して笑ったりドキドキしたりする豊かな時間を過ごせる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ちいさな勇気が、大きな力に変わる!
協力することの素晴らしさが伝わる一冊です
小さな黒い魚が、兄弟たちを大きな魚に食べられてひとりぼっちになりながらも、広い海を旅しながら様々な生き物と出会い、やがて仲間たちと知恵を出し合って大きな魚に立ち向かおうとする姿を描いた名作です。詩的な響きを持つ文章と美しいコラージュの絵が調和し、4〜6歳の子どもにも仲間と力を合わせることの意味や工夫することの大切さが自然に伝わります。読み聞かせの場では海の色彩の豊かさに引き込まれ、親子で静かに絵を見つめ合う穏やかな時間が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
昔話の世界へ冒険の旅へ!
物語の面白さに引き込まれる一冊です
日本の昔話として広く語り継がれてきた物語を、力強く美しい絵とともに描いた一冊です。いたずらをした者が報いを受けるという筋の通った展開は、4〜6歳になり物語の流れを追えるようになった子どもにとって、次はどうなるのだろうと心を動かしながら聞き入る格好の題材で、多少の怖さやスリルを含みながらも読み聞かせを通して安心して楽しむことができます。日本の里山の風景や生き物の描写も味わい深く描かれており、子どもだけでなく読み聞かせる大人にとっても懐かしさを感じさせる、昔話の世界にじっくり浸れる内容です。
絵本の分野
本の特徴
大工と鬼が織りなす、
驚きのやさしい絆!
日本の古話が教える、
心温まる関係の形です
川の流れがあまりに速く何度も壊れてしまう橋を架けようとする大工と、そこに現れる不思議な鬼とのやり取りを描いた昔話です。鬼は大工に思いがけない取り引きを持ちかけ、大工は知恵を絞って窮地を切り抜けようとします。力強く大胆な絵とともに語られる物語は、恐ろしさとおかしみが入り混じった独特の緊張感を持っています。4〜6歳の子どもには、鬼という存在への恐れと興味、そして知恵で困難に立ち向かう主人公の姿が強く印象に残るでしょう。読み聞かせでは、鬼が名前を尋ねる場面などの緊迫したやり取りに、思わず身を乗り出して聞き入る時間になりそうです。
絵本の分野
本の特徴
母と子の絆が描く、
心があたたまる物語!
家族の絆の大切さをそっと教えてくれる一冊です
厳しい現実の中で暮らしていた子どもが、ある日不思議な世界へ導かれ、そこで本当の父や新しい仲間と出会うところから始まる物語です。美しくも切なさを含んだ情景描写と、静かで陰影のある絵が響き合い、孤独や勇気、家族への思いといった感情を丁寧にすくい上げます。4〜6歳の子どもには少し深いテーマも含みますが、大人と一緒に読むことで安心して物語の世界に浸ることができ、読み聞かせの時間が心に残る特別なひとときになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
綱の上で生まれた、
心のつながりの物語!
大人も心打たれる受賞作の名作です
19世紀のパリを舞台に、旅芸人と、綱渡りに憧れる一人の少女との出会いを描いた物語です。危険と隣り合わせの綱渡りという特別な世界を通して、二人の間には言葉を超えた深い絆が芽生えていきます。華やかな街の空気や緊張感のある綱の上の情景が丁寧に描かれ、見る者を物語の中へと引き込みます。少し複雑な感情の機微も含まれているため、身の回りの世界が広がり始めた年齢の子どもが、人と人との結びつきや挑戦する気持ちについて考えるきっかけになるでしょう。読み聞かせでは、絵の美しさとともに物語の緊迫感をゆっくり味わう時間を作ることができます。
絵本の分野
本の特徴
一人の農夫が荒地を森に
変えた、感動の真実物語!
人生の大切さと勇気が心に響き渡る傑作です
誰にも見られることを求めず、荒れ果てた土地にひとりで木の実を植え続けた老いた農夫の姿を追う物語です。長い年月をかけて土地の様子が少しずつ変わっていく過程が静かに描かれ、人が黙々と続ける行いの重みや、自然が持つ回復の力について考えさせられます。物語自体は創作ですが、そこに込められた問いかけは大人にも深く響き、読み聞かせを通して子どもと一緒に、労働や自然、人の幸福について語り合うきっかけになります。短い物語ながら余韻の長い、世代を超えて読み継がれてきた作品です。
絵本の分野
本の特徴
双子の友情と冒険が輝く物語!
友だち関係の大切さを学べる名作です
見た目はそっくりでも性格や好みが違うふたごの女の子たちを中心に、友だちや家族との関わりの中で起こる日常のできごとを描いた物語です。似ているようでいて違う二人が、それぞれの個性を発揮しながら過ごす様子がユーモラスに、そして温かく綴られています。きょうだいならではのやり取りや、友だちとの関わりの中で生まれる小さな出来事が、子どもにとって身近に感じられる内容です。4〜6歳の子どもには、自分と誰かを比べたり違いを認めたりする気持ちの動きを、物語を通して自然に感じ取れる機会になります。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番講談社 | 4〜5歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 2 | 定番講談社 | 4〜5歳 | 物語シリーズ | ||
| 3 | 定番講談社 | 4〜5歳 | 物語シリーズ | ||
| 4 | 定番好学社 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 7 | 定番岩波書店 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 8 | 定番文溪堂 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 10 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | 友だち物語きょうだい |
4歳は想像力がぐんと豊かになり、登場人物の気持ちに共感する力が育つ時期です。起承転結のあるお話や、考えさせる絵本、少し長めの物語も楽しめるようになります。「自分だったらどうする?」と考えたり、お話の続きを想像したりと、絵本の楽しみ方が深まります。感情・社会性・想像力をはぐくむ絵本が特におすすめ。このページでは、4歳にぴったりのおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に厳選して紹介します。
「感情」を育てる絵本は、うれしい・かなしい・おこる・くやしいといったさまざまな気持ちを物語で描き、感情に名前をつけて受けとめる力を育てます。0〜6歳は自分の気持ちとの付き合い方を学ぶ時期。登場人物に共感することで、自分や友だちの気持ちを想像し、思いやる心が育ちます。読み聞かせのあとに「どんな気持ちだったかな?」と話すと、気持ちを言葉にする練習にもなります。このページでは、心の育ちを応援する年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「感情」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 気持ちを知り、表し、受けとめる力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、感情の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。