
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
5歳の感情を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
ちいさな勇気が、大きな力に変わる!
協力することの素晴らしさが伝わる一冊です
小さな黒い魚が、兄弟たちを大きな魚に食べられてひとりぼっちになりながらも、広い海を旅しながら様々な生き物と出会い、やがて仲間たちと知恵を出し合って大きな魚に立ち向かおうとする姿を描いた名作です。詩的な響きを持つ文章と美しいコラージュの絵が調和し、4〜6歳の子どもにも仲間と力を合わせることの意味や工夫することの大切さが自然に伝わります。読み聞かせの場では海の色彩の豊かさに引き込まれ、親子で静かに絵を見つめ合う穏やかな時間が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
昔話の世界へ冒険の旅へ!
物語の面白さに引き込まれる一冊です
日本の昔話として広く語り継がれてきた物語を、力強く美しい絵とともに描いた一冊です。いたずらをした者が報いを受けるという筋の通った展開は、4〜6歳になり物語の流れを追えるようになった子どもにとって、次はどうなるのだろうと心を動かしながら聞き入る格好の題材で、多少の怖さやスリルを含みながらも読み聞かせを通して安心して楽しむことができます。日本の里山の風景や生き物の描写も味わい深く描かれており、子どもだけでなく読み聞かせる大人にとっても懐かしさを感じさせる、昔話の世界にじっくり浸れる内容です。
絵本の分野
本の特徴
大工と鬼が織りなす、
驚きのやさしい絆!
日本の古話が教える、
心温まる関係の形です
川の流れがあまりに速く何度も壊れてしまう橋を架けようとする大工と、そこに現れる不思議な鬼とのやり取りを描いた昔話です。鬼は大工に思いがけない取り引きを持ちかけ、大工は知恵を絞って窮地を切り抜けようとします。力強く大胆な絵とともに語られる物語は、恐ろしさとおかしみが入り混じった独特の緊張感を持っています。4〜6歳の子どもには、鬼という存在への恐れと興味、そして知恵で困難に立ち向かう主人公の姿が強く印象に残るでしょう。読み聞かせでは、鬼が名前を尋ねる場面などの緊迫したやり取りに、思わず身を乗り出して聞き入る時間になりそうです。
絵本の分野
本の特徴
母と子の絆が描く、
心があたたまる物語!
家族の絆の大切さをそっと教えてくれる一冊です
厳しい現実の中で暮らしていた子どもが、ある日不思議な世界へ導かれ、そこで本当の父や新しい仲間と出会うところから始まる物語です。美しくも切なさを含んだ情景描写と、静かで陰影のある絵が響き合い、孤独や勇気、家族への思いといった感情を丁寧にすくい上げます。4〜6歳の子どもには少し深いテーマも含みますが、大人と一緒に読むことで安心して物語の世界に浸ることができ、読み聞かせの時間が心に残る特別なひとときになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
何度も生まれ変わるねこの
物語に涙が止まらない!
命と愛について深く考える時間が生まれる一冊です
何度も死んでは生き返り、そのたびに違う飼い主のもとで暮らしてきた一匹の猫の物語です。誰にも愛されても満たされなかった猫が、あるとき出会いを通して変わっていく様子が描かれ、生きることや愛すること、命の重みについて静かに問いかけてきます。3〜6歳ごろから感情や想像力が豊かになっていく子どもに向けて、親しみやすい絵と言葉で深いテーマを届けてくれる一冊です。読み聞かせのあとに親子で感想を語り合う時間も生まれやすい物語です。
絵本の分野
本の特徴
枯れ木に花を咲かせる日本昔話の定番!
正直者が報われる、
語り継がれる名作です
日本の昔話として広く知られる「はなさかじいさん」を、5・6歳の子どもに向けてわかりやすく語り直した一冊です。働き者のじいさまとばあさまが大切に世話をした犬のシロが、二人のもとにさまざまな出来事をもたらしていく展開を通して、正直さや思いやりの心が自然と伝わってきます。あたたかみのある絵とやさしい語り口が、昔話らしいリズムある言い回しを引き立て、少し長めのお話にも集中して耳を傾けられる年齢の子どもと、じっくり読み聞かせの時間を楽しむのにふさわしい絵本です。
絵本の分野
本の特徴
おじいちゃんのおおらかさに、
心がほぐれる!
親世代も共感できる、
人情味あふれる傑作です
長谷川義史によるロングセラー絵本で、豪快でおおらかなおじいちゃんが「いいから、いいから」と何でも受け止めてくれる姿がユーモラスに描かれます。失敗しても叱られず、大きな心で包み込まれる安心感は、3〜6歳の子どもの感情や社会性を育む土台になります。関西弁を思わせるおおらかな語り口が親しみやすく、読み聞かせをするうちに親子で自然と笑顔になれる作品です。家族のつながりの温かさを感じさせてくれる、シリーズ化された人気の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
嵐の夜、予想外の
出会いが心を揺さぶる!
友情の本当の意味を考える、
深い感動の絵本です
嵐の夜、真っ暗な小屋の中で偶然出会ったやぎとおおかみが、互いの姿が見えないまま言葉を交わし、不思議と心を通わせていくお話です。本当は食べる側と食べられる側という立場でありながら、声だけを頼りに芽生えていく友情の気配に、読み手はどきどきしながら引き込まれていきます。3〜6歳の子どもにとっては、緊張感のある展開を通して信頼や思いやりという感情の存在を感じ取る良い機会になるでしょう。続きが気になる長く愛されてきたシリーズとして、親子で繰り返し手に取りたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
日本の昔話、まずはこの一冊から!
語り継がれる物語で豊かな心が育つ名作です
「つるのおんがえし」と「ふるやのもり」の二つの昔話を収めた、5・6歳からの昔話絵本です。恩返しの優しさや、思いがけない出来事に驚くおもしろさなど、日本の昔話ならではの味わいを、水口理恵子の絵と石崎洋司の文で親しみやすく描いています。物語の起伏を楽しみながら、登場人物の気持ちを想像したり、善悪や思いやりについて感じたりする経験は、この時期の子どもの感情や想像力を育みます。読み聞かせを通して、昔から語り継がれてきた物語の面白さに触れさせたいご家庭に向いています。
絵本の分野
本の特徴
知恵と友情が織りなす、
懐かしい昔話の世界!
子どもの想像力をかき立てる、
昔ながらの傑作です
日本の昔話の中でも語り継がれてきた「さるかにがっせん」を、4・5歳の子どもに向けて読みやすく再構成した一冊です。ずるいさるとかにのやりとりを通して、正義感やくやしさ、仲間を思う気持ちなど、さまざまな感情の動きを子どもなりに感じ取ることができます。八木民子と石崎洋司による語り口は親しみやすく、昔話特有のリズムやくり返しの面白さも楽しめます。読み聞かせを通して、善悪や助け合いについて親子で話すきっかけにもなる、昔話入門にぴったりの一冊です。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番好学社 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 4 | 定番岩波書店 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 5 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 6 | 定番講談社 | 5〜6歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 7 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 8 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 9 | 定番講談社 | 5〜6歳 | 物語シリーズ | ||
| 10 | 定番講談社 | 4〜5歳 | どうぶつ物語シリーズ |
5歳は文字や数への興味が高まり、複雑なお話の筋も理解できるようになる時期です。テーマ性のある物語や、知的好奇心を刺激する科学・自然の絵本、少し長い読み物にも挑戦できます。自分で文字を追って読もうとする姿も見られ、読書の芽が育ちます。友だちや家族との関わりを描いた絵本は、心の成長を支えます。このページでは、5歳の発達に合ったおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「感情」を育てる絵本は、うれしい・かなしい・おこる・くやしいといったさまざまな気持ちを物語で描き、感情に名前をつけて受けとめる力を育てます。0〜6歳は自分の気持ちとの付き合い方を学ぶ時期。登場人物に共感することで、自分や友だちの気持ちを想像し、思いやる心が育ちます。読み聞かせのあとに「どんな気持ちだったかな?」と話すと、気持ちを言葉にする練習にもなります。このページでは、心の育ちを応援する年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「感情」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 気持ちを知り、表し、受けとめる力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、感情の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。