
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
3歳の感情を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
一人で初めてのおつかい、
ドキドキが詰まってる!
子どもの勇気と親の優しい見守りが伝わる絵本です
小さな女の子が、初めて一人でお使いに出かける様子を描いたロングセラー絵本です。慣れない道を歩き、お店の人とやり取りをする中で、緊張したり不安になったりしながらも、頑張って役目を果たそうとする姿が丁寧に描かれます。3〜5歳ごろは、家族の役に立ちたいという気持ちや、知らない場所へ踏み出すどきどき感が芽生える時期。読み聞かせを通して、子どもが感じる誇らしさや心細さに寄り添いながら、生活の中での小さな成長を親子で一緒に見つめられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
何度も生まれ変わるねこの
物語に涙が止まらない!
命と愛について深く考える時間が生まれる一冊です
何度も死んでは生き返り、そのたびに違う飼い主のもとで暮らしてきた一匹の猫の物語です。誰にも愛されても満たされなかった猫が、あるとき出会いを通して変わっていく様子が描かれ、生きることや愛すること、命の重みについて静かに問いかけてきます。3〜6歳ごろから感情や想像力が豊かになっていく子どもに向けて、親しみやすい絵と言葉で深いテーマを届けてくれる一冊です。読み聞かせのあとに親子で感想を語り合う時間も生まれやすい物語です。
絵本の分野
本の特徴
おじいちゃんのおおらかさに、
心がほぐれる!
親世代も共感できる、
人情味あふれる傑作です
長谷川義史によるロングセラー絵本で、豪快でおおらかなおじいちゃんが「いいから、いいから」と何でも受け止めてくれる姿がユーモラスに描かれます。失敗しても叱られず、大きな心で包み込まれる安心感は、3〜6歳の子どもの感情や社会性を育む土台になります。関西弁を思わせるおおらかな語り口が親しみやすく、読み聞かせをするうちに親子で自然と笑顔になれる作品です。家族のつながりの温かさを感じさせてくれる、シリーズ化された人気の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
嵐の夜、予想外の
出会いが心を揺さぶる!
友情の本当の意味を考える、
深い感動の絵本です
嵐の夜、真っ暗な小屋の中で偶然出会ったやぎとおおかみが、互いの姿が見えないまま言葉を交わし、不思議と心を通わせていくお話です。本当は食べる側と食べられる側という立場でありながら、声だけを頼りに芽生えていく友情の気配に、読み手はどきどきしながら引き込まれていきます。3〜6歳の子どもにとっては、緊張感のある展開を通して信頼や思いやりという感情の存在を感じ取る良い機会になるでしょう。続きが気になる長く愛されてきたシリーズとして、親子で繰り返し手に取りたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
優しさが、神様の心を動かす!
他者への思いやりの大切さを学ぶ名作です
貧しいけれど心優しい老夫婦が、雪の中で困っているお地蔵さまに笠をかぶせてあげる、日本の昔話の名作です。瀬田貞二の語りと赤羽末吉による力強く温かみのある絵が組み合わさり、静かな雪景色の中に思いやりの心がじんわりと広がっていく様子を丁寧に描いています。3〜6歳の子どもにも聞き取りやすい言葉遣いで、誰かのために行動することの尊さを自然に伝えてくれます。年末年始や雪の季節の読み聞かせにもふさわしい、世代を超えて愛される一冊です。
絵本の分野
本の特徴
日曜日の何気ない時間が最高に楽しい!
親子で笑顔になれる絵本です
雨の日曜日を家の中で過ごすバムとケロの、片付けやお風呂、ケーキ作りといった穏やかな時間から、屋根裏でおじいさんの飛行機の本を探す小さな冒険までを描いた人気シリーズの一冊です。細部まで描き込まれた島田ゆかの絵は何度見ても新しい発見があり、3〜6歳の子どもが繰り返し眺めて楽しめます。最後は二人揃って眠ってしまう温かな結末が、読み聞かせの時間を優しく締めくくり、雨の日の親子のひとときにもよく合う絵本です。
絵本の分野
本の特徴
昔話の世界へ、紙芝居で
一気に引き込まれる!
日本の伝統と想像の翼が育つ体験です
亀を助けたことをきっかけに不思議な世界へ導かれていく、日本の昔話としてよく知られた物語を紙芝居の形で楽しめる一冊です。大きな絵が場面ごとに切り替わっていく紙芝居ならではの構成により、3〜6歳の子どもたちは次はどうなるのかと引き込まれながら物語に集中していきます。読み手が声の調子や間の取り方を工夫できるのも紙芝居の魅力で、家庭でも保育の現場でも、みんなで顔を見合わせながら物語を味わうひとときを作り出してくれます。昔ながらの物語に親しむ入り口としても向いています。
絵本の分野
本の特徴
怒った気持ちを存分に表現する主人公!
子どもの本当の気持ちに寄り添える絵本です
怒りん坊のそうちゃんの気持ちを丁寧にすくいとった、3〜5歳向けの物語絵本です。子どもならではの「怒ってるんだもん」という素直な感情の動きが、渡辺洋二の絵と筒井頼子の文によって温かく描かれています。癇癪や不機嫌といった扱いにくい感情も、絵本の中でそのまま受け止めてもらえることで、読んでいる子ども自身も安心できるような内容です。感情を言葉にすることが少しずつできるようになる年齢の子どもと、親子で気持ちについて話すきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
働き者の象が、ようちえんを開園!
個性を生かすことの素晴らしさが伝わる一冊です
体が大きすぎて幼稚園に入れてもらえなかったぞうのぐるんぱは、いろいろな仕事に挑戦しますが、そのたびに何かがうまくいきません。それでもあきらめずに次々と場所を訪ね歩くうちに、思いがけない形で自分の居場所を見つけていきます。友だちとの関わりが増え、得意なことや不得意なことに気づき始める3〜5歳の時期に寄り添う内容で、失敗しても大丈夫だという安心感を伝えてくれます。あたたかみのある絵とゆったりした語り口で、繰り返し読みたくなる読み聞かせの時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
動物たちの可愛らしい日常に、
クスッと笑える!
心がほっこりする読み聞かせの時間です
いたずら好きなラッコやうさぎ、ゴリラの親子など、個性豊かな動物たちが登場する短いお話が集まった一冊です。宝探しや虹、卵の色、きょうだいの誕生といった出来事を通して、驚きや喜び、少し不思議な出来事が次々と描かれ、飽きずに耳を傾けられる構成になっています。ユーモラスな語り口と生き生きとした動物の姿が、聞く子どもの想像力や気持ちの動きを自然に引き出してくれます。一話ごとが短めなので、寝る前や隙間時間の読み聞かせにも取り入れやすく、繰り返し読むうちにお気に入りの話が見つかる楽しさも味わえます。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | 思いやり生活物語 | ||
| 2 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ感情物語 | ||
| 3 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 4 | 定番講談社 | 3〜6歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 思いやり物語 | ||
| 6 | 定番文渓堂 | 3〜6歳 | ユーモア物語シリーズ | ||
| 7 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 物語 | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | 感情物語 | ||
| 9 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 10 | 定番ポプラ社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモア物語 |
3歳は「なぜ?」「どうして?」が増え、簡単な物語を最後まで楽しめるようになる時期です。少し長めのストーリーや、登場人物の気持ちのやりとりが描かれた絵本がおすすめ。想像力や言葉の力が伸び、お話の世界に入り込んで楽しめます。友だちとの関わりが増える時期でもあるので、社会性や感情をテーマにした絵本も役立ちます。このページでは、3歳の発達に合ったおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別にわかりやすく紹介します。
「感情」を育てる絵本は、うれしい・かなしい・おこる・くやしいといったさまざまな気持ちを物語で描き、感情に名前をつけて受けとめる力を育てます。0〜6歳は自分の気持ちとの付き合い方を学ぶ時期。登場人物に共感することで、自分や友だちの気持ちを想像し、思いやる心が育ちます。読み聞かせのあとに「どんな気持ちだったかな?」と話すと、気持ちを言葉にする練習にもなります。このページでは、心の育ちを応援する年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「感情」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 気持ちを知り、表し、受けとめる力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、感情の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。