
3歳は「なぜ?」「どうして?」が増え、簡単な物語を最後まで楽しめるようになる時期です。少し長めのストーリーや、登場人物の気持ちのやりとりが描かれた絵本がおすすめ。想像力や言葉の力が伸び、お話の世界に入り込んで楽しめます。友だちとの関わりが増える時期でもあるので、社会性や感情をテーマにした絵本も役立ちます。このページでは、3歳の発達に合ったおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別にわかりやすく紹介します。
「言葉」を育てる絵本は、くり返しのフレーズや心地よいリズム、オノマトペ(音のことば)を通して、語彙力やことばへの感覚を自然に伸ばします。0〜6歳は言葉をぐんぐん吸収する大切な時期。読み聞かせで毎日たくさんの言葉に触れることで、「聞く・話す・伝える」力の土台が育ちます。登場人物のセリフをまねたり、絵を見て言葉にしたりするやりとりも表現力を広げるきっかけに。このページでは、言葉の力を楽しく育てられる年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
3歳の言葉を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
「読めた!」のうれしさを体験!
自分で読む第一歩を後押しする一冊です
あ から ん まで、ひらがな46文字を1文字ずつ大きく見せる絵本です。文字のとなりには、その音ではじまるものの絵がならびます。読み聞かせながら指でなぞったり、絵の名前を言い合ったりできるので、文字に興味が出はじめた子の入り口になります。
絵本の分野
本の特徴
しりとりだけなのに、
ストーリーが見える魔法!
言葉遊びの楽しさと想像力が一度に広がる一冊です
朝の光が窓を照らし、扉が開くと、しりとりでつながることばの世界が始まります。あほうどりが登場したかと思うと、次々に新しい生きものや物が現れて、ページをめくるたびに思いがけないつながりが顔を出す仕組みです。ことば遊びでありながら、絵をじっくり見ていくと一本のお話としてもつながっていく構成になっており、声に出して読むと自然にリズムが生まれます。3歳から6歳ごろの、しりとりに興味を持ち始めた子どもにぴったりで、次は何が出てくるかを一緒に予想しながら読み進める楽しさがあります。
絵本の分野
本の特徴
あ行から始まる、ひらがなのお店探検!
文字への興味と街への想像力が膨らむ一冊です
「あ」から始まるお店には「あ」のつく品物が並び、「い」のお店には「い」のつく品物がぎっしり。ページをめくるごとに五十音のお店が登場し、細かく描き込まれた絵の中から言葉を見つけていく楽しさに満ちた一冊です。文字を教え込むのではなく、絵を眺めながら「これは何のお店かな」と親子で会話しながら探す時間そのものが遊びになります。ひらがなに興味を持ち始めた子はもちろん、まだ読めない小さな子も、賑やかな絵を見るだけで十分に楽しめます。じっくり見返すたびに新しい発見があるので、繰り返し開きたくなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
「さん」の言葉遊びが
どんどん広がる面白さ!
言葉への興味と笑いが同時に生まれる一冊です
「さん」のつく言葉を次々とつなげていく語呂合わせのことばあそび絵本の続編です。テンポよく登場する言葉の響きやリズムを楽しみながら、声に出して読みたくなる仕掛けが詰まっています。意味のつながりよりも音の面白さを重視した構成なので、まだ言葉を覚え始めたばかりの子どもでも笑いながら参加できます。繰り返し読むうちに言葉のリズム感や語彙への興味が自然と広がっていくのも魅力です。親子で声を合わせて読み合ったり、次の言葉を予想したりしながら、笑い声の絶えない読み聞かせの時間を作れる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ことばが踊る、
へんてこな遊び場へようこそ!
言葉遊びを通じて、
子どもの表現力が花ひらく絵本です
「へんてこひろば」という不思議な場所で、耳慣れないへんてこな言葉やしりとりのような音の遊びが次々にくり広げられる一冊です。意味よりも響きやリズムを楽しむ言葉があふれていて、声に出して読むたびに笑いがこぼれます。3歳から6歳ごろの子どもは、まだ耳で言葉を覚え、音そのものを面白がる時期にあり、この本はその感覚にぴったり寄り添います。読み聞かせの時間には、大人も一緒になって変な声を出したり節をつけたりすることで、親子で言葉遊びを共有するにぎやかなひとときになるでしょう。言葉への興味や表現の幅を自然に広げてくれる、定番の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
だじゃれで動物園が大変身!
言葉遊びの楽しさに目覚める一冊です
ペンギンがペンキを塗って「ペンギンぬりたて」になったり、ライオンがカレーを食べて「かライオーン」になったり、動物たちの名前と言葉遊びが次々に登場する絵本です。ページをめくるたびに新しいだじゃれと愉快な動物の絵が飛び出し、意味がわかった瞬間に思わず笑ってしまう仕掛けが詰まっています。声に出して読むことでリズムや音の面白さが際立ち、子どもは言葉の響きに敏感になっていきます。3歳から6歳頃の、言葉を覚えはじめ音遊びが大好きな時期にぴったりで、読み聞かせをしながら親子で一緒にだじゃれを探したり考えたりする時間は、笑いにあふれた特別なひとときに
絵本の分野
本の特徴
なぞなぞでぐんぐん頭が動く!
考える力と言葉の遊びが身につく一冊です
身近なものや生き物を題材にしたなぞなぞが、楽しい絵とともにたっぷり詰まった一冊です。答えを絵の中から探したり、言葉の響きから連想したりしながら、3歳から6歳くらいの子どもが自分の頭で考える面白さを味わえる構成になっています。簡単なものから少し難しいものまで並んでいるので、年齢や興味に応じて楽しみ方が広がり、繰り返し読むたびに新しい発見があります。読み聞かせでは、大人が問いかけて子どもが答える掛け合いが自然と生まれ、笑い声とともに言葉遊びの楽しさを分かち合える賑やかなひとときになる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
ことばが遊ぶ、笑顔がはじける!
言葉の可能性を楽しく探る時間が生まれる一冊です
身近なことばを題材に、読み進めるうちに思いがけない意味のずれや重なりに気づかされる、ことば遊びを楽しむ絵本です。同じ音でも違う意味を持つことばや、ちょっとした言い回しの面白さが、ユーモラスな絵とともに次々に登場し、子どもは声に出して読みたくなります。まだ言葉を覚え始めたばかりの子には音の響きの楽しさが伝わり、少し大きくなった子には意味のずれに気づく発見の喜びが生まれます。読み聞かせでは、大人も一緒に「あれ、ほんとだ」と驚いたり笑ったりできるので、親子で声を掛け合いながら読む時間がとても賑やかで温かいものになります。
絵本の分野
本の特徴
ライオンが逆さまに
なると、何が見える?!
あたりまえを違う角度から楽しむ想像力が育つ絵本です
「さかさま」という発想を軸に、ライオンをはじめとした動物たちが常識をひっくり返して登場するユーモアあふれる絵本です。予想を裏切る展開が次々と繰り出され、なぜそうなるのかと考える面白さと、単純に絵を見て笑ってしまう楽しさが同居しています。3〜6歳の子にとっては、決まりきった見方から自由になる発想の柔らかさに触れる良い機会となるでしょう。読み聞かせの場では、意外な場面のたびに親子で驚いたり笑い合ったりできるので、声のトーンを変えながら盛り上げて読みたい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
大きなかぶに立ち向かう、
心がほっこり温まる物語!
力を合わせることの素晴らしさを学べる一冊です
おじいさんが育てた大きなかぶを、家族みんなで力を合わせて抜こうとする物語です。おばあさん、まご、犬、猫、ねずみまでが次々に加わり、小さな力が積み重なって大きな力になっていく展開は、2〜5歳の子どもにとって心地よい繰り返しとして楽しめます。声に出して一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と唱えたくなる、読み聞かせにぴったりのロングセラー絵本です。協力することの大切さを、楽しい雰囲気の中で自然に感じ取れる一冊で、初めての昔話体験にも向いています。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番戸田デザイン研究室 | 3〜6歳 | ひらがな | ||
| 2 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | ことばユーモア物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | ことばひらがな探す・見つける | ||
| 4 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | ことばユーモアシリーズ | ||
| 5 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 音リズムことばユーモア | ||
| 6 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | どうぶつことばユーモア | ||
| 7 | 定番のら書店 | 3〜6歳 | ことばユーモア探す・見つける | ||
| 8 | 絵本館 | 3〜6歳 | ことばユーモア | ||
| 9 | 童心社 | 3〜6歳 | どうぶつことばユーモア | ||
| 10 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつことば |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「言葉」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. ことばの力・語彙・表現を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、言葉の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。