
「言葉」を育てる絵本は、くり返しのフレーズや心地よいリズム、オノマトペ(音のことば)を通して、語彙力やことばへの感覚を自然に伸ばします。0〜6歳は言葉をぐんぐん吸収する大切な時期。読み聞かせで毎日たくさんの言葉に触れることで、「聞く・話す・伝える」力の土台が育ちます。登場人物のセリフをまねたり、絵を見て言葉にしたりするやりとりも表現力を広げるきっかけに。このページでは、言葉の力を楽しく育てられる年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
言葉は聞く・話す・伝える力の土台。くり返しやオノマトペで語彙と表現力が育ちます。
絵本の分野
本の特徴
大きなかぶに立ち向かう、
心がほっこり温まる物語!
力を合わせることの素晴らしさを学べる一冊です
おじいさんが育てた大きなかぶを、家族みんなで力を合わせて抜こうとする物語です。おばあさん、まご、犬、猫、ねずみまでが次々に加わり、小さな力が積み重なって大きな力になっていく展開は、2〜5歳の子どもにとって心地よい繰り返しとして楽しめます。声に出して一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と唱えたくなる、読み聞かせにぴったりのロングセラー絵本です。協力することの大切さを、楽しい雰囲気の中で自然に感じ取れる一冊で、初めての昔話体験にも向いています。
絵本の分野
本の特徴
「読めた!」のうれしさを体験!
自分で読む第一歩を後押しする一冊です
あ から ん まで、ひらがな46文字を1文字ずつ大きく見せる絵本です。文字のとなりには、その音ではじまるものの絵がならびます。読み聞かせながら指でなぞったり、絵の名前を言い合ったりできるので、文字に興味が出はじめた子の入り口になります。
絵本の分野
本の特徴
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ドアの向こう、だれがいるのかな?!
やりとりと予想で、
想像力がぐんぐん育つ一冊です
コンコンとドアをノックする音が聞こえてきたら、扉の向こうにいるのはいったいだれでしょう。ページをめくる前に子どもと一緒に想像をふくらませ、めくった瞬間にわかる答え合わせがくり返される、シンプルながら引き込まれる構成の絵本です。赤ちゃんから小学校に上がる前の子まで幅広く楽しめる内容で、言葉を覚え始めた時期には動物や人の名前を言う練習にもなります。予想して当てる遊びは何度読んでも飽きがこず、親子でやりとりしながら声をかけ合う時間そのものが楽しい読み聞かせ体験になります。
絵本の分野
本の特徴
くつの足音で、リズムあそび!
歩く喜びを感じる、
赤ちゃんのための一冊です
小さな子どもがくつをはいて一歩一歩歩き出す様子を、やさしいリズムの言葉と温かみのある絵で描いた、生活と言葉を結びつける絵本です。まだ言葉を覚え始めたばかりの0〜2歳の子どもが、繰り返される音の響きに耳を傾けながら、自分の体を使って歩くこと自体の楽しさをじんわりと感じ取れる内容になっています。特別な出来事が起こるわけではなく、日々のささやかな一歩に光を当てているからこそ、実際に歩く練習をしている時期の子どもと重なりやすく、親子で声に出しながら読むことでリズム遊びのようなひとときを味わえる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
リズミカルな繰り返しで、
赤ちゃんも笑顔に!
言葉のやさしさが心に響く名作です
まどみちおさんの名詩「ぞうさん」を、西巻茅子さんの柔らかな絵とともに一冊の絵本にした、長く愛され続けているロングセラーです。歌うように繰り返されるリズムのある言葉は、1〜4歳の子どもの耳に心地よく響き、言葉のおもしろさや音の感覚を自然に育みます。ぞうの親子のやりとりを通して伝わる温かな響きは、読み聞かせの時間を穏やかなものにしてくれます。歌としても親しまれている作品だからこそ、絵本で改めてじっくり味わう楽しさがある一冊です。
絵本の分野
本の特徴
きゅっきゅっきゅっ、
赤ちゃんが夢中に!
言葉の響きが脳を育む古典的名品です
体を洗ったり顔を拭いたりといった、赤ちゃんが毎日経験する何気ない動作を「きゅっきゅっきゅっ」という心地よい擬音のリズムにのせて描いた絵本です。柔らかなタッチの絵とともに繰り返される音の響きは、言葉をまだうまく話せない0〜2歳の子どもの耳に自然に届き、リズムを感じ取る力を優しく育みます。お風呂上がりや手洗いなど、実際の生活場面と重なる内容だからこそ、日常のふとした瞬間に「きゅっきゅっきゅっ」と声をかけながら読んであげたくなり、読み聞かせがそのまま親子のスキンシップの時間になる、繰り返し手に取りたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
次々と乗りこむ動物たちに、
子どもも一緒に乗りたくなる!
ほのぼのとした交流の中で、
やさしさと想像力が育つ一冊です
松谷みよ子の文と東光寺啓の絵による、乗り物が好きな小さな子どもにぴったりのロングセラー絵本です。次々と現れる乗り物に「のせて」とお願いしながら進んでいく展開は、1〜4歳の子どもにとって心地よい繰り返しのリズムがあり、声に出して真似したくなる楽しさがあります。素朴で温かみのある絵柄は何度読んでも飽きがこず、親子で一緒に「のせて」と口ずさみながらページをめくる時間は、乗り物への興味を広げつつ、人とのやりとりの心地よさも自然に感じさせてくれます。
絵本の分野
本の特徴
もしもし、おはようさん。
朝がやってくる!
1日のはじまりを温かく包む世代超えた名作です
電話の音で目を覚ましたモモちゃんのところに、おひさまやアヒル、ちょうちょなど、いろいろな相手から次々と電話がかかってきます。「もしもし」というやさしい呼びかけから始まり、朝の挨拶を経て野原へのおさんぽへとつながっていく、1日の始まりを描いた内容です。0〜3歳の赤ちゃんや幼児にとっては、電話ごっこのような感覚で言葉のやり取りを楽しめる構成になっており、繰り返される音のリズムが耳に心地よく残ります。親子で声をかけ合いながら読み進めたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
しりとりだけなのに、
ストーリーが見える魔法!
言葉遊びの楽しさと想像力が一度に広がる一冊です
朝の光が窓を照らし、扉が開くと、しりとりでつながることばの世界が始まります。あほうどりが登場したかと思うと、次々に新しい生きものや物が現れて、ページをめくるたびに思いがけないつながりが顔を出す仕組みです。ことば遊びでありながら、絵をじっくり見ていくと一本のお話としてもつながっていく構成になっており、声に出して読むと自然にリズムが生まれます。3歳から6歳ごろの、しりとりに興味を持ち始めた子どもにぴったりで、次は何が出てくるかを一緒に予想しながら読み進める楽しさがあります。
絵本の分野
本の特徴
50音と動物たちとの出会いで、
言葉がぐんぐん増える!
遊びながら日本語の基礎が身につく一冊です
あいうえおを楽しく学べる定番の言葉の絵本で、ひらがなひとつひとつに合わせて動物や身近なものが色鮮やかに描かれています。1〜4歳の子どもが言葉の音とかたちに親しむ最初の一歩として親しみやすく、絵を見ながら声に出すことで自然と五十音に触れられる構成になっています。読み聞かせでは、絵を指さしながら一緒に文字を読み上げることで、ことば遊びの感覚で覚える楽しさが生まれます。文字への興味が芽生え始めた子どもとの時間を豊かにし、繰り返し開くうちに好きな文字やお気に入りの絵ができていく、親子で長く楽しめる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつことば | ||
| 2 | 定番戸田デザイン研究室 | 3〜6歳 | ひらがな | ||
| 3 | 定番文化出版局 | 1〜6歳 | |||
| 4 | 定番福音館書店 | 0〜2歳 | 音リズムことば生活 | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | 音リズムどうぶつことば | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 0〜2歳 | 音リズムことば生活 | ||
| 7 | 定番童心社 | 1〜3歳 | 音リズムどうぶつのりもの | ||
| 8 | 定番童心社 | 0〜3歳 | 音リズムことばしかけ | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | ことばユーモア物語 | ||
| 10 | 定番童心社 | 2〜5歳 | どうぶつことばひらがな |
言葉の力は、絵本の中の音やくり返し、お話の世界に親しむことで育っていきます。とくに相性のよい3つのテーマから、それぞれおすすめの3冊を紹介します。
ことばそのものをテーマにした絵本は、語彙を増やす一番の近道です。くり返しのフレーズや音の響きを楽しむうちに、自然と新しいことばが身についていきます。
ひらがなをテーマにした絵本は、文字への興味の入り口になります。読み聞かせの中で文字と音がつながり、ことばの力をさらに引き伸ばしてくれます。
物語をテーマにした絵本は、長い文章の流れを聞き取る力を育てます。お話の続きを楽しみにする気持ちが、ことばへの興味を長く保つ力になります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「言葉」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. ことばの力・語彙・表現を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、言葉の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。