
「数・かたち」を育てる絵本は、数を数える・大きさや量を比べる・順番や規則性に気づくといった体験を、遊びの中で味わえます。0〜6歳のうちに数や形に親しんでおくと、考える力や筋道を立てて理解する力の芽が育ちます。「いくつ?」「どっちが多い?」と問いかけながら読むと、論理的に考える楽しさが伝わります。仲間分けや比較が出てくる絵本は、就学後の算数的なセンスにもつながります。このページでは、数・かたちの力を自然に伸ばせる年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
数えたり比べたり順番や規則に気づく力。遊びながら考える楽しさが育ちます。
絵本の分野
本の特徴
遊びながら数に強くなる!
考える力が自然と身につく一冊です
主人公のもとに届いた不思議な手紙をきっかけに、地面の下から始まる100階建ての家をどんどん上へのぼっていくお話です。10階ごとに違う生きものたちが暮らしていて、そこでの暮らしぶりや部屋の様子がページをめくるたびに変わっていくので、次の階に何がいるのか気になって、子どもは自分からページをめくりたがります。ページが縦に開く珍しい造りになっており、階段をのぼる感覚をそのまま体験できるところも楽しい工夫です。数を数えたり順番を意識したりする力が自然と育つほか、階ごとの部屋の形や住人の暮らしを想像する楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
形あそびで観察力が育つ!
考える力が自然と身につく一冊です
まる、しかく、さんかくという三つの形を、太い輪郭とはっきりした色使いのシンプルな絵で見せてくれる一冊です。ページをめくるたびに同じ形がくり返し登場するので、子どもは自然と形の特徴をつかみ、身のまわりにある丸いものや四角いもの、三角のものを指さして教えてくれるようになります。文字も少なく展開も静かなので、絵本にまだ慣れていない小さな子との読み聞かせにもぴったりで、親子で「まるはどれかな」と問いかけながらゆっくり言葉を交わす時間になります。形という抽象的な概念を、難しい説明なしに絵と言葉だけで感じ取れるところが魅力で、数や図形への興味の入
絵本の分野
本の特徴
数との出会いが、こんなに楽しい!
遊びながら数の概念を学ぶ一冊です
身の回りにあるものを数えたり並べたりする体験を通して、数という概念に初めて触れる1〜4歳向けの絵本です。数字の暗記を急ぐのではなく、絵に描かれたものを指さしながら「いくつあるかな」と親子で一緒に数えていく過程を大切にした構成になっており、数を数える行為そのものの面白さに気づけるように作られています。ロングセラーとして長く読み継がれてきた内容だけに、無理のない自然な形で数への興味の芽生えを後押ししてくれ、読み聞かせの時間が数遊びのような楽しいやり取りに変わっていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
時計の読み方をすらすら習得できる!
数字への興味が自然に育つ一冊です
時計の読み方に親しむシリーズの続編で、数字や時間の感覚を身につけ始める4〜6歳の子どもに向けた内容です。丁寧に描かれた絵とともに、日常生活のなかで時計に興味を持ち始めた子が、遊び感覚で時間の仕組みに触れられるよう工夫されています。「今何時かな」と生活の中で時計を意識するきっかけになり、読み聞かせを通して数や時間への関心を自然に育てていける一冊です。シリーズを通して読むことでより理解が深まる、長く親しまれてきた内容です。
絵本の分野
本の特徴
時刻から広がる、
その時間の物語や風景!
時計と時間を、
自然に理解できる知育絵本です
この絵本には、お話もなければ、時計の針を回すようなしかけもありません。 美しく描かれた、時刻から広がる様々なイメージとともに、 “時間”というものが持つ豊かな情景や意味、 そうしたものまで伝える、類のない1冊です。 【午前4時】はまだ暗いうちから仕込みを始めるお豆腐屋さん。 【午後11時】は星明かりの下を急ぐトラック。 時間のイメージを表すイラストと共に、大きな振子時計も描かれています。 時計の読み方を暗記するのではなく 時間をイメージでとらえながら、時計にも興味が向いていく...。 とても詩的な時計の絵本です。 お母さん、お父さんとページをめくりながら 色々なストーリーをつけて読んでいくのも楽しいです。
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
考える力が自然と身につく一冊です
山の奥のふしぎな家から聞こえるのは何の音?大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森にそびえる大きな木。
絵本の分野
本の特徴
時間が身近になる、楽しい発見!
時計の仕組みを自然に学べる一冊です
朝起きてから夜眠るまで、子どもの一日の暮らしにそって時計の針が進んでいく様子を見せてくれる絵本です。ごはんの時間、遊ぶ時間、お出かけの時間など、身近な生活の場面と時計の形がひとつずつ結びついていくので、数字や時間の概念にまだなじみのない小さな子でも「なんじ」という感覚を自然につかんでいけます。読み聞かせのときに実際の時計を指さしながらページをめくると、絵本の中の時間と現実の時間がつながっていく楽しさを味わえます。時計の読み方を覚え始める前段階として、生活リズムを言葉にする練習にもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ぶうとぴょんが見つけた、
色も形も『おんなじ』!
赤ちゃんから楽しく学べる発見の一冊です
ぶたのぶうとうさぎのぴょんが登場し、身の回りにあるいろいろな形や色を見つけながら「おんなじ」を探していくお話です。丸や四角、赤や青など、シンプルな図形や色が親しみやすいキャラクターと一緒に描かれ、幼い子どもでも直感的に楽しめる構成になっています。言葉を覚え始めた時期の子どもにとって、繰り返しのリズムが心地よく、指さしをしながら一緒に「おんなじだね」と言い合う遊びにもつながります。読み聞かせを通して、形や色への興味を自然に育みながら、親子でのふれあいの時間を豊かにしてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
エルマーといっしょに数を見つけよう!
遊びながら数の概念を自然に学べる一冊です
カラフルなパッチワーク模様でおなじみのぞうが登場し、数をかぞえたり絵の中から何かを探したりして楽しめる一冊です。ページのあちこちに散りばめられた仲間のどうぶつたちや細かなモチーフを見つけながら、自然と数の感覚に親しんでいくことができます。じっくり見比べたり指でさしたりしながら遊べるので、一人で眺めるのはもちろん、親子で「見つけたね」と声をかけ合いながら読むのにも向いています。数や形への興味が芽生え始める年齢の子どもにとって、遊び感覚で数字と出会える楽しい体験になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
かず遊びが、こんなに楽しい!
数の世界が身近で好きになる一冊です
数を覚えることを目的とするのではなく、数そのものと楽しく仲良くなれるように作られた絵本です。身近なものや生き物が登場し、1・2・3と数えていく中で、子どもたちが自然に数の面白さに気づいていけるような構成になっています。堅苦しい学習色は薄く、遊び感覚でページをめくりながら「もっと数えてみたい」という気持ちが育まれていきます。1歳から4歳の、数字にふれ始めたばかりの子どもにとって無理のない導入となり、読み聞かせの時間には親子で指さしをしながら一緒に数える楽しさを共有でき、数への親しみを育む最初の一冊としておすすめです。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | 数形シリーズ | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 2〜6歳 | 形 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 数形 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 数シリーズ | ||
| 5 | 定番戸田デザイン研究室 | 3〜6歳 | 数 | ||
| 6 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | むし・いきもの数形 | ||
| 7 | 定番あかね書房 | 3〜6歳 | 数生活 | ||
| 8 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | どうぶつ色形 | ||
| 9 | 定番文溪堂 | 2〜5歳 | どうぶつ数探す・見つける | ||
| 10 | 定番絵本館 | 1〜4歳 | どうぶつ数 |
数える・比べる・考える力は、身近な数や形に触れるテーマの絵本で育っていきます。とくに相性のよい3つのテーマから、それぞれおすすめの3冊を紹介します。
数をテーマにした絵本は、数える楽しさを自然に体験できます。絵本の中で数えたり比べたりすることが、数への抵抗感をなくす第一歩になります。
形をテーマにした絵本は、ものの違いを見分ける力を育てます。丸や三角を絵本の中で見つける体験が、観察し比べる力につながります。
図鑑をテーマにした絵本は、分類したり調べたりする楽しさを伝えます。気になるものを自分で探し出す体験が、考える力の土台になります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「数・かたち」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 数える・比べる・考える力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、数・かたちの力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。