
1歳ごろは身近なものの名前を覚え、簡単なやりとりが楽しくなる時期です。「わんわん」「ぶーぶー」など知っているものが出てくる絵本や、指さしして「あった!」と一緒に喜べる参加型の絵本が向いています。短くてリズムのよい言葉のくり返しは、まねっこ遊びにもぴったり。読み聞かせを通じて言葉が少しずつ増え、好奇心もぐんと広がります。このページでは、1歳の発達に合った読み聞かせしやすいおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「数・かたち」を育てる絵本は、数を数える・大きさや量を比べる・順番や規則性に気づくといった体験を、遊びの中で味わえます。0〜6歳のうちに数や形に親しんでおくと、考える力や筋道を立てて理解する力の芽が育ちます。「いくつ?」「どっちが多い?」と問いかけながら読むと、論理的に考える楽しさが伝わります。仲間分けや比較が出てくる絵本は、就学後の算数的なセンスにもつながります。このページでは、数・かたちの力を自然に伸ばせる年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
1歳の数・かたちを伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
ぶうとぴょんが見つけた、
色も形も『おんなじ』!
赤ちゃんから楽しく学べる発見の一冊です
ぶたのぶうとうさぎのぴょんが登場し、身の回りにあるいろいろな形や色を見つけながら「おんなじ」を探していくお話です。丸や四角、赤や青など、シンプルな図形や色が親しみやすいキャラクターと一緒に描かれ、幼い子どもでも直感的に楽しめる構成になっています。言葉を覚え始めた時期の子どもにとって、繰り返しのリズムが心地よく、指さしをしながら一緒に「おんなじだね」と言い合う遊びにもつながります。読み聞かせを通して、形や色への興味を自然に育みながら、親子でのふれあいの時間を豊かにしてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
かず遊びが、こんなに楽しい!
数の世界が身近で好きになる一冊です
数を覚えることを目的とするのではなく、数そのものと楽しく仲良くなれるように作られた絵本です。身近なものや生き物が登場し、1・2・3と数えていく中で、子どもたちが自然に数の面白さに気づいていけるような構成になっています。堅苦しい学習色は薄く、遊び感覚でページをめくりながら「もっと数えてみたい」という気持ちが育まれていきます。1歳から4歳の、数字にふれ始めたばかりの子どもにとって無理のない導入となり、読み聞かせの時間には親子で指さしをしながら一緒に数える楽しさを共有でき、数への親しみを育む最初の一冊としておすすめです。
絵本の分野
本の特徴
誰が食べちゃったのかな?ドキドキ!
めくる楽しさと想像力が育つ、
定番絵本です
「たべたのだあれ」という問いかけとともに、ページをめくるたびに何かを食べた跡や痕跡が現れ、いったい誰が食べたのかを考えながら読み進めていく絵本です。シンプルな絵と言葉のやり取りがテンポよく続き、答えを予想する楽しさが詰まっています。2〜5歳の子はクイズ形式のやり取りに夢中になりやすく、次はどうなるのだろうという期待感を持ちながら聞くことができます。読み聞かせの中で「だあれ」と一緒に声を出して答えたくなるような、親子でのやり取りが自然に生まれる楽しい時間になる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
いち、に、さん…数えて、
笑って、おやつの秘密!
数の概念と楽しさが一度に身につく一冊です
あかちゃん、あおちゃん、きいろちゃんという三匹が、帽子をかぶったりぶらんこに乗ったりしながら、いち、に、さんと数を数えて仲良く遊んでいきます。繰り返されるリズミカルな数え歌のような言葉が心地よく、色や数への興味を自然に引き出してくれます。楽しく遊んでいた三匹の前に、おやつの場面でちょっとした出来事が起こり、物語に小さな展開が生まれます。短くやさしい言葉で構成されているため、読み聞かせの時間も短く、集中がまだ続きにくい年齢の子どもでも最後まで楽しめる、繰り返し読みたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
形あそびで観察力が育つ!
考える力が自然と身につく一冊です
まる、さんかく、しかくといった身近な形を、くまくんといっしょに見つけながら楽しく覚えていく一冊です。おさらやおにぎり、まどや積み木など、子どもの生活のまわりにあるものが次々と登場し、それぞれの形に注目することで、形への気づきや興味を自然に育てていきます。文章はやさしく短いので、1歳ごろから読み聞かせを始めやすく、絵を指さしながら「まるはどれかな」と親子で問いかけ合う遊びにも発展させやすい構成です。くまくんの表情や仕草もあたたかく描かれており、繰り返し読むうちに形の名前とイメージが結びついていきます。
絵本の分野
本の特徴
シンプルな三角形が、無限の世界へ!
図形遊びで論理的思考が芽生える絵本です
まる、さんかく、しかくといった身近な形が、リズミカルな言葉とともに次々に現れる絵本です。形そのものが主役となって展開する構成で、単純な図形がページの中でさまざまなものに見立てられていく様子が楽しめます。まだ言葉を覚え始めたばかりの1〜3歳の子どもにとって、繰り返しの音やシンプルな色使いは心地よく、指差しをしたり声に出したりしながら関わりやすい内容です。読み聞かせの場では、形の名前を一緒に口にしたり、絵本の中の形を身の回りのものと結びつけたりしながら、親子で言葉と形の世界に触れる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
りんごひとつから広がる数の世界!
数字への興味を自然に引き出す古典です
木からぽとりと落ちた一つのりんごをめぐって、森に暮らす小さな生きものたちが次々に集まってくるお話です。誰かが見つけ、誰かがかじり、また誰かがやってくるという繰り返しの展開は、小さな子どもにとって次に何が起こるか予想しながら楽しめる心地よいリズムを持っています。やさしい絵柄で描かれる森の仲間たちの表情や仕草も見どころで、りんごという身近な果物を通して「ひとつ」「わける」といった数や量の感覚に自然に触れることができます。言葉が少なく繰り返しの多い構成なので、1〜3歳の子どもが自分でページをめくりながら見るのにも向いており、読み聞かせでは声
絵本の分野
本の特徴
おばけと一緒に数えるって、
こんなに楽しい!
数えることが好きになる、
ユーモアあふれる一冊です
1匹、2匹とおばけが登場し、ユーモラスな姿とともに数がふえていく、かぞえうたのえほんです。こわさよりもおかしみが前面に出た絵柄で、おばけという子どもが大好きなモチーフを通して、自然に数の順序や量の感覚に親しめます。リズミカルな言葉の繰り返しは声に出して読みたくなる心地よさがあり、読み聞かせでは親子で一緒に数をとなえながら、次はどんなおばけが出てくるかと期待をふくらませる時間になります。2〜4歳頃の、ものの数に興味を持ち始めた子どもにちょうどよい出会いの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ひつじが増えていく、数の魔法!
自然に数が身につく、
物語の世界です
眠れない夜、羊を数えるとよく眠れるという言葉どおり、ひつじが一匹、二匹と現れては、ページの中をのんびり歩いていきます。数がふえるごとに賑やかになっていく様子や、ひつじたちのとぼけた表情、素朴であたたかみのある絵のタッチが、小さな子どもの心をゆったりとほぐしてくれます。数の感覚に触れながら、寝る前の時間を穏やかに過ごせる一冊で、繰り返しのリズムある言葉は読み聞かせにもぴったりです。1歳から4歳ごろまで、数字にまだ親しみのない子から少しずつ数を覚え始めた子まで、それぞれの段階で楽しめる内容になっています。
絵本の分野
本の特徴
ページをめくるたびに
新しい友だちが登場!
予想する喜びと発見の連続を味わえる絵本です
動物たちの後ろに何が隠れているのか、ページをめくりながら子どもと一緒に想像してみたくなる一冊です。うしろに何かの気配を感じさせる場面が続き、次はだれが出てくるのだろうと期待しながらめくり進める楽しさがあります。やさしい絵柄と繰り返しのリズムのある言葉づかいで、1〜4歳の小さな子どもでも見通しを立てながら安心して楽しめる構成になっています。読み聞かせの時間には、めくる直前に「うしろにいるのはだあれ」と声をかけて子どもに答えを考えさせたり、実際にめくって驚きを共有したりと、親子でやり取りしながら盛り上がれます。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | どうぶつ色形 | ||
| 2 | 定番絵本館 | 1〜4歳 | どうぶつ数 | ||
| 3 | 定番文化出版局 | 1〜4歳 | どうぶつユーモア探す・見つける | ||
| 4 | 定番童心社 | 1〜3歳 | 食育数 | ||
| 5 | 定番ポプラ社 | 1〜5歳 | 形 | ||
| 6 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 音リズムことば形 | ||
| 7 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 食育どうぶつ数 | ||
| 8 | 定番草土文化 | 1〜4歳 | 音リズム数ユーモア | ||
| 9 | フレーベル館 | 1〜4歳 | 寝かしつけどうぶつ数 | ||
| 10 | 童心社 | 1〜4歳 | どうぶつしかけ探す・見つける |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「数・かたち」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 数える・比べる・考える力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、数・かたちの力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。