
1歳ごろは身近なものの名前を覚え、簡単なやりとりが楽しくなる時期です。「わんわん」「ぶーぶー」など知っているものが出てくる絵本や、指さしして「あった!」と一緒に喜べる参加型の絵本が向いています。短くてリズムのよい言葉のくり返しは、まねっこ遊びにもぴったり。読み聞かせを通じて言葉が少しずつ増え、好奇心もぐんと広がります。このページでは、1歳の発達に合った読み聞かせしやすいおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「感性・色・音」を育てる絵本は、音楽・色・かたち・アートなど、感じる力と表したい気持ちを刺激します。0〜6歳は美しいものや心が動く体験をたっぷり味わいたい時期。鮮やかな色づかいやリズミカルな言葉、自由な絵に触れることで、感性が豊かに育ち、自分なりに表現する楽しさが芽生えます。読み終えたあとに描いたり歌ったりと、遊びが広がるのも魅力です。このページでは、感性をはぐくむ年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
1歳の感性・色・音を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
触ってこねて、何になるかな?!
世代を超えて愛される参加型絵本で、
創造性が目覚める体験です
粘土のようなやわらかいものを「こねて、のばして」いくと、どんな形になっていくのでしょう。ページをめくるたびに形が変わっていく様子を、シンプルな絵と言葉で追いかけていく一冊です。小さな子どもは手や指先の動きを想像しながら、目の前で何かが変化していく面白さを感じ取ります。難しい言葉や物語の筋を追う必要がないので、1歳頃からでも絵の変化を楽しむだけで十分に満足できます。読み聞かせでは、大人も一緒に「こねて、のばして」と声に出しながらページをめくることで、リズムや擬態語の響きを楽しむ時間になり、親子のやりとり遊びのきっかけにもなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
風にふわり、顔が
コロコロ変わって大笑い!
動きと表情の変化を楽しむ、
想像力を広げる一冊です
びゅーんと風が吹くと、いろいろな顔やかたちがぐにゃりと変わっていく、見ているだけで笑いがこみあげてくる絵本です。ページをめくるたびに、まっすぐだった顔や物のかたちが風にあおられて思いもよらない姿に変化し、その大胆でユーモラスな絵の勢いに子どもは目を丸くして喜びます。言葉のリズムも軽快で、風の音や様子を表す響きを声に出して読むと、読み聞かせの時間がより楽しくなります。2歳頃の小さな子には色やかたちの変化そのものが刺激になり、少し大きくなった子にはどうしてこんな顔になったのかを想像したり、自分でも真似して変な顔を作ってみたりする遊びにつな
絵本の分野
本の特徴
おいもさんたちの冒険が
テンポよく広がる!
言葉のリズムを楽しむ古典的な一冊です
お池やたらいの水にぽちゃんと落ちてしまったおいもさんたちが、そのあとどうなっていくのかを楽しく見せてくれるお話です。リズミカルな繰り返しの言葉と、丸くて愛らしいおいもさんの姿が印象的で、耳と目の両方で楽しめる構成になっています。まだ長いお話が難しい小さな子どもでも、テンポのよい言葉の響きに引き込まれ、思わず一緒に声を出したくなるでしょう。読み聞かせの場では、次のページをめくる前に「どうなるかな」と問いかけながら読むと、親子で想像を膨らませる時間になります。身近な食べものを題材にしているため、日常の食への関心にもつながる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
黒いページをめくると世界が変わる!
色彩の不思議を発見する感性が磨かれる一冊です
「くろ」という色をテーマに、身のまわりにある黒いものや黒から広がるイメージを楽しく見せてくれる一冊です。夜のとばりや動物の模様、身近な道具など、黒色が持つさまざまな表情を通して、色そのものの面白さやイメージの広がりを感じ取ることができます。単なる色の説明にとどまらず、ページをめくるたびに新しい発見があるような構成になっており、小さな子どもでも直感的に楽しめる工夫が感じられます。1歳から4歳ごろの、色や形への興味が育ち始める時期の子どもにぴったりで、読み聞かせをしながら「黒いものって他に何があるかな」と親子で会話を広げるきっかけにもなり
絵本の分野
本の特徴
お餅さんが、ふわりふわりと…!
リズミカルな言葉で心が躍る一冊です
まるくてやわらかいおもちさんが、ぺったんこになったり、ふくらんだり、びよーんとのびたりしながら、いろいろな姿に変わっていくお話です。軽やかな言葉のリズムと、思わず声に出したくなる響きが魅力で、赤ちゃんから小さな子どもまで音の心地よさを楽しめます。ページをめくるたびに次はどんな形になるのかと期待がふくらみ、読み手も自然と楽しい調子で語りたくなります。言葉のリズム感を耳と体で味わいながら、親子で笑い合えるひとときをつくってくれる一冊で、繰り返し読むうちにお気に入りのフレーズができていくでしょう。
絵本の分野
本の特徴
三世代で一緒に歌える、
懐かしい29曲!
音楽への愛と世代を超えた繋がりが生まれる一冊です
昔から親しまれてきた童謡を中心に、たくさんの歌がやさしい絵とともに収められた一冊です。森のくまさんや一寸法師、ふしぎなポケットなど、祖父母から親、子どもへと三世代にわたって歌い継がれてきた曲が並び、ページをめくるたびに歌の世界が絵として広がっていきます。文字を読むだけでなく、絵を見ながら口ずさむことで歌のイメージがより豊かに膨らむのが特徴です。小さな子どもには音やリズムを楽しむ入り口として、少し大きな子どもには歌詞の意味や物語性を味わう機会として役立ちます。
絵本の分野
本の特徴
白いくつへの愛がいっぱい!
世代を超えて愛される友情の物語です
白い靴がだいすきなねこのピートが、道を歩きながら色々なものの上を歩いてしまい、靴の色がどんどん変わっていくお話です。イチゴやブルーベリー、どろんこ道などにふれるたびに靴の色が変化しますが、ピートはそのたびに気にせず陽気に歌いながら歩き続けます。繰り返されるリズムある言葉と歌うような語り口が心地よく、小さな子でも一緒に口ずさみたくなる楽しさがあります。失敗をしても前向きに受け止めるピートの姿は、色の変化を楽しむ感性とともに、物事にとらわれすぎない気持ちの持ち方をやさしく伝えてくれます。
絵本の分野
本の特徴
あんたがたどこさ、
一緒に遊びながら歌おう!
親子で繰り返す伝統あそびが心をつなぐ絵本です
「あんたがたどこさ」をはじめ、昔から日本の親子に歌い継がれてきたあそびうたを、やさしい絵とともに楽しめる一冊です。手まりをつくような軽やかな調子やことばのくり返しは、口ずさむだけで自然と体が動き出し、赤ちゃんから幼児まで幅広い年齢の子どもが声を出して笑い合える時間を作ってくれます。おかあさんやおとうさんがひざの上でゆらしたり、手をたたいたりしながら歌ってあげることで、肌のふれあいと音のリズムが結びつき、ことばへの興味や親しみが自然に育まれていきます。昔ながらの言い回しやふるさとの情景が感じられる歌詞は、家庭の中で世代を超えて伝えていき
絵本の分野
本の特徴
みんなでぎゅっと、笑顔がはじける!
友達と一緒にいることの楽しさが伝わる絵本です
「おしくらまんじゅう」の掛け声にあわせて、いろいろな生きものや食べものたちがぎゅうぎゅうと押し合いっこをしていく、リズムの心地よい絵本です。ページをめくるたびに顔ぶれが変わり、思いがけないものまで押しくらの輪に加わっていく展開に、小さな子は声をあげて笑ってしまうでしょう。難しい言葉はほとんどなく、繰り返しの心地よさとテンポの良さが魅力なので、まだお話の筋を追うのが難しい1歳ごろの子から楽しめます。読み聞かせでは大人も一緒に「おしくらまんじゅう」と声を出しながら体を寄せ合ってみると、絵本と現実の遊びがつながって、親子のスキンシップの時間
絵本の分野
本の特徴
おじいさんとの関係が、温かく進む!
世代を超えた愛情がそっと伝わる一冊です
おなじみのわらべうた「とんとんとんとんひげじいさん」をもとに、個性豊かな顔ぶれが次々と登場して繰り広げられるにぎやかな絵本です。おなじみの手遊び歌に合わせて、ひげじいさんや大仏さん、こぶじいさんなど愉快な仲間たちが現れ、見開きごとに表情豊かな絵が展開していきます。歌いながら手を動かして遊べるので、読み聞かせというより親子で一緒に声を出し、手を叩いて楽しむ時間になります。3〜6歳の子どもは繰り返しのリズムをすぐに覚え、何度も「もう一回」とせがみたくなるはずです。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番ブロンズ新社 | 1〜4歳 | 音リズム形しかけ | ||
| 2 | 定番Gakken | 1〜4歳 | 音リズムユーモアしかけ | ||
| 3 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 食育音リズムユーモア | ||
| 4 | 定番復刊ドットコム | 1〜4歳 | 色図鑑シリーズ | ||
| 5 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 食育音リズム形 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 1〜6歳 | 音リズムことば | ||
| 7 | 定番ひさかたチャイルド | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつ色 | ||
| 8 | 定番こぐま社 | 1〜5歳 | 音リズムことばかぞく | ||
| 9 | 定番ブロンズ新社 | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつユーモア | ||
| 10 | 定番フレーベル館 | 1〜4歳 | 音リズムことばユーモア |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「感性・色・音」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 音楽・アート・感じる力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、感性・色・音の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。