
1歳ごろは身近なものの名前を覚え、簡単なやりとりが楽しくなる時期です。「わんわん」「ぶーぶー」など知っているものが出てくる絵本や、指さしして「あった!」と一緒に喜べる参加型の絵本が向いています。短くてリズムのよい言葉のくり返しは、まねっこ遊びにもぴったり。読み聞かせを通じて言葉が少しずつ増え、好奇心もぐんと広がります。このページでは、1歳の発達に合った読み聞かせしやすいおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「社会性」を育てる絵本は、友だちや家族との関わり、順番やルール、約束やゆずりあいといったテーマを物語で描きます。0〜6歳は人とのつながりを学びはじめる時期。登場人物のやりとりを通じて、思いやりや協力する気持ち、ルールを守る大切さを自然に身につけられます。集団生活が始まる前後の子にとって、友だちづきあいのヒントが詰まった一冊は心強い味方に。このページでは、社会性をはぐくむ年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
1歳の社会性を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
③ 多様性に触れる絵本を
いろんな人がいると知る絵本は受けとめる心を育てます。
絵本の分野
本の特徴
こぐまちゃんと
ボールの掛け合いが最高!
世代を超えて愛される読み聞かせの定番です
「こぐまちゃん」シリーズの一冊で、こぐま社の絵本らしいシンプルな線と鮮やかな色使いが小さな子どもの目を引く作品です。ボールという身近な遊び道具を題材に、こぐまちゃんの動きや表情が生き生きと描かれ、1歳から4歳頃の子どもが繰り返し楽しめる内容になっています。短い文章とわかりやすい展開なので、初めての読み聞かせにも向いており、親子でボール遊びのまねをしながら読むこともできます。友だちとものを共有したり一緒に遊んだりする社会性の芽生えにもそっと寄り添ってくれる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
世代を超えて愛される名作が、
赤ちゃん向けに!
ゆっくりとした歩みの大切さを学ぶ絵本です
駆け足の速いうさぎと、のんびり歩くかめが競走をする、誰もが知る名作のお話です。自信たっぷりのうさぎと、こつこつ進み続けるかめの対比が、シンプルな言葉とかわいらしい絵で丁寧に描かれています。0歳から3歳の小さな子どもでも楽しめるよう工夫されており、動物たちの表情や動きを見るだけでも十分に楽しい時間になります。ページをめくるたびに次はどうなるのかと期待が膨らみ、繰り返し読むうちに親子のやり取りも自然と増えていくでしょう。初めての「お話絵本」としてもおすすめできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
名作民話がカードで遊べる工夫満載!
物語を通じて、
親子の安心感が深まる一冊です
母やぎと子やぎたちの暮らしに忍び寄るおおかみとの攻防を描く、世界的に知られる昔話がやさしい絵と言葉で再構成されています。留守番をする子やぎたちが繰り返し注意を受ける場面や、正体を隠そうとするおおかみの様子など、小さな子どもにも分かりやすいテンポで物語が進みます。愛らしい絵柄と繰り返しのリズムが、初めて物語に触れる年齢の子の耳と心に心地よく響きます。カードが付いた仕様で、読み聞かせのあとにも登場人物や場面を指さしながら親子で会話を広げる楽しみが続く一冊です。
絵本の分野
本の特徴
とっとことっとこ、
みんなで追いかけっこ!
リズムの楽しさで体と心が躍る絵本です
「とっとことっとこ」と元気よく走り出すももんちゃんを、みんなが「まてまてまてまて」と追いかけていく、リズミカルな言葉が楽しい一冊です。追いかけっこという子どもにとって身近な遊びをテーマにしているので、動きのある展開に自然と引き込まれます。繰り返しのフレーズは覚えやすく、読み聞かせをしているうちに子ども自身も声を合わせて一緒に唱えたくなるでしょう。体を動かすことが大好きな年齢の子どもにぴったりで、読んだあとには実際に追いかけっこをしたくなるような、元気とワクワクが詰まった時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
ももんちゃんはどこへ向かうのか?!
友だちとのお出かけが楽しくなる一冊です
小さな主人公が仲良しのお友だちを連れて、どこかすてきな場所へ向かっていく様子を描いたお話です。行き先を想像しながらページをめくる楽しさがあり、繰り返しのリズムある言葉とやさしい絵が、小さな子どもの興味をひきつけます。お出かけやお友だちとのふれあいをテーマにしているため、社会性が育ち始める時期の子にとって、人との関わりや外の世界への興味を優しく後押ししてくれる内容です。読み聞かせの際には、次に何が出てくるか一緒に予想しながら読むと、親子の会話も自然に広がります。短い時間で読み切れるので、寝る前や隙間時間にもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
テディちゃんの大切なも
ので、自分らしさ発見!
大好きなものを持つ喜びが心に沁みる一冊です
自分だけのコップ、自分だけの椅子。小さな子どもにとって「じぶんのもの」を持つことは特別な喜びであり、それを自分で使えることはもっと嬉しい出来事です。この絵本では、くまのテディちゃんが大切にしているすてきな持ち物を、ひとつひとつ見せてくれます。ページをめくるたびに現れる身近な道具の数々は、まさに自我が芽生え始める1〜3歳の子どもたちの気持ちにぴったり寄り添う内容です。自分の持ち物への愛着や誇らしさに共感しながら、読み聞かせる大人にとっても、子どもの「じぶんの」という気持ちを温かく見守るきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
五味太郎が描く、子ども
が大好きな言葉の世界!
楽しく挨拶を学ぶコミュニケーションの基本が身につく一冊です
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」など、日々の暮らしの中で交わされるさまざまな挨拶やことばの場面が、シンプルな絵とともに並んでいく一冊です。特別な物語を追うのではなく、生活の一場面ごとに使われることばを丁寧に見せていく構成で、繰り返し眺めるうちに自然と言葉が身についていきます。1〜3歳の、ちょうど言葉や人との関わり方を覚え始める時期の子にとって、日常の挨拶を親しみやすく感じられる内容です。読み聞かせの中で実際に声に出して真似してみるのも楽しい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
「おは
よう」から始まるコミュニケーション!
毎日の挨拶が心と心をつなぐ大切さを学ぶ一冊です
「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」など、毎日の暮らしの中で交わされる基本的なあいさつの言葉が、身近な場面を通してやさしく描かれる絵本です。朝起きたときや誰かに会ったとき、何かをしてもらったときなど、具体的な生活の一コマが描かれることで、子どもはどんな時にどんな言葉を使えばよいのかを自然に感じ取ることができます。まだ言葉を覚え始めたばかりの年齢の子にも、繰り返し登場する短いフレーズが耳に残りやすく、真似して声に出したくなる工夫が感じられます。読み聞かせを通して、あいさつが人との関わりを温かくするものだと気づかせてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ふれあいの喜びが、
シンプルに溢れている!
人とのつながりの温かさを感じる一冊です
日々の暮らしの中で交わされる「こんにちは」というあいさつを通じて、人と人とがつながっていく温かさを描いた絵本です。すれ違う人やまわりの生きものに向けられるあいさつの言葉が、次々と場面をつなぎながら広がっていく様子が描かれ、あいさつの持つ力やあたたかさが伝わってきます。あいさつを覚え始める年齢の子どもにぴったりで、日常生活の中で自然と実践したくなる内容です。読み聞かせでは、親子で一緒に「こんにちは」と声に出しながら、あいさつの心地よさを味わう時間になります。
絵本の分野
本の特徴
親子で一緒にパンダに大変身!
世代を超えて愛される親子体操の決定版です
パンダの親子が体をぐいーんと伸ばしたり、変身したりしながら一緒に体操をする、リズム遊びの絵本です。ページをめくるたびに次々とポーズが変わっていくので、おうちの方も子どもと向かい合って一緒に体を動かしたくなります。言葉のリズムと絵の動きが合わさっているので、1歳前後の小さな子でもまねしやすく、体を動かす楽しさに自然と触れられます。シリーズで親しまれているパンダたいそうの新しい一冊で、親子のふれあい時間や、朝の目覚め、遊びの合間の気分転換にもぴったりです。繰り返し読むうちに子どもの方から体操をせがむようになるかもしれません。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | 友だちユーモアシリーズ | ||
| 2 | 定番学研マーケティング | 1〜4歳 | どうぶつ物語英語 | ||
| 3 | 定番学研マーケティング | 1〜4歳 | どうぶつ物語英語 | ||
| 4 | 定番童心社 | 1〜3歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 5 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 友だち物語シリーズ | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 1〜3歳 | 生活 | ||
| 7 | ブロンズ新社 | 1〜4歳 | ことば生活あいさつ | ||
| 8 | 金の星社 | 1〜4歳 | ことば生活あいさつ | ||
| 9 | 童心社 | 1〜4歳 | ことば感情あいさつ | ||
| 10 | 定番講談社 | 1〜4歳 | 音リズムかぞくシリーズ |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「社会性」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 友だち・家族・ルールとのかかわりを育てる絵本です。読み聞かせを通じて、社会性の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。