
2歳は言葉が一気に増え、自己主張も出てくる時期です。短いお話やくり返しのあるリズミカルな絵本、食事や着替えなど生活のワンシーンを描いた絵本で、ことばと好奇心がぐんと広がります。「いやいや」が増える時期でもあり、気持ちに寄り添う絵本や生活習慣の絵本が毎日の助けに。自分でめくったりセリフをまねたりと、絵本への関わりも積極的になります。このページでは、2歳にぴったりの読み聞かせしやすいおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「感性・色・音」を育てる絵本は、音楽・色・かたち・アートなど、感じる力と表したい気持ちを刺激します。0〜6歳は美しいものや心が動く体験をたっぷり味わいたい時期。鮮やかな色づかいやリズミカルな言葉、自由な絵に触れることで、感性が豊かに育ち、自分なりに表現する楽しさが芽生えます。読み終えたあとに描いたり歌ったりと、遊びが広がるのも魅力です。このページでは、感性をはぐくむ年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
2歳の感性・色・音を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
怖いと思う気持ちが、
ふっと消えちゃう!
こころの強さと楽しさが芽生える一冊です
誰もが一度は耳にしたことのある歌「おばけなんてないさ」を絵本にした、長く愛されているロングセラー作品です。暗闇や見えないものへの怖さは、2歳から5歳頃の子どもにとってごく自然な感情ですが、この絵本はそんな気持ちをユーモラスに包み込み、笑いながら怖さと向き合える構成になっています。歌を知っている親子であれば、リズムに乗せて一緒に口ずさみながら読み進められるのも魅力です。寝る前のちょっとした不安を和らげたいときや、明るい気持ちで眠りにつきたい夜の読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
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「どんなおと?」と耳を澄ませる!
想像力がぐんぐん広がる一冊です
日常のいろいろな場面が見開きいっぱいに描かれ、そこにどんな音が鳴っているかを問いかけてくる絵本です。文字だけでは伝わらない音の世界を、絵から想像してことばにしてみる遊びが自然に生まれます。ページをめくるたびに新しい場面が現れ、子どもは自分の経験と結びつけながら「これはどんな音かな」と考え、声に出して答えたくなります。まだ言葉が少ない年齢の子には音まねで、少し大きい子には表現を広げるきっかけになり、親子で答え合わせをするような掛け合いが楽しい読み聞かせの時間になります。想像力と言葉の力を同時に育む一冊です。
絵本の分野
本の特徴
描きうたで、遊びながら字を学ぼう!
言葉のリズムと創作の楽しさが広がる絵本です
顔や体を描きながら歌う「えかきうた」を、やさしい絵とともに紹介する一冊です。丸や線を組み合わせているうちに、いつのまにか動物や人の顔ができあがっていく過程を、声に出しながら楽しめます。リズムに合わせて指を動かしたり、実際に紙に描いてみたりすることで、言葉と手の動き、絵が結びついていく体験になります。まだ上手に描けない小さな子でも、歌うようにまねをするだけで一緒に参加できるのが魅力です。読み聞かせの合間に体を動かす時間としても取り入れやすく、親子で声を合わせるひとときを作ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
リズムよく繰り返される鬼のパンツ!
言葉の響きを楽しむ読み聞かせの時間です
誰もが知っているあの陽気な歌にのせて、鬼の子どもが自慢のパンツをはいて元気に飛び出していくお話です。トラ柄のパンツをはいてみたり、大きすぎたり小さすぎたり、次々とにぎやかなパンツが登場し、ページをめくるたびに歌いたくなるようなリズムが広がります。関西弁まじりの語り口と力強くユーモラスな絵が、鬼という存在を怖がらせずに親しみやすいキャラクターとして描き出しているのも魅力です。2歳から5歳ごろの子どもにとっては、知っている歌が絵本になっている喜びと、次はどんなパンツかなという期待感が読み聞かせを楽しい時間にしてくれます。
絵本の分野
本の特徴
どしーん!リズムが心地よい、
ナンセンス劇場!
言葉の楽しさに身体で反応する体験ができる絵本です
「でかでか星が地球にぶつかる」という放送が流れ、おじさんもおばさんも犬も猫も大あわてする様子から始まる、リズミカルでユーモラスなお話です。仙人が山の下に小石を転がす場面など、意外な言葉の展開が次々に出てきて、読み聞かせる大人も思わず声のトーンを変えたくなる楽しさがあります。テンポのよい擬音や繰り返しの言い回しが心地よく、小さな子どもも音のおもしろさに引き込まれます。不安な出来事も笑いに変えてしまうような明るい語り口で、親子でくすくす笑いながら共有できる時間を作ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
においが色に変わったら、
どんな景色が見える?!
五感を刺激して、
子どもの想像力がぐんぐん広がる絵本です
目には見えない「におい」を、もし色や形で表したらどうなるだろうという発想から生まれたユニークな絵本です。朝のにおい、八百屋さんに漂うにおい、春の訪れを感じさせるにおい、お母さんのにおいなど、身近な生活の中にあるさまざまなにおいが鮮やかな絵で表現されていきます。においという目に見えない感覚を絵として楽しむことで、2〜6歳の子どもの感性やイメージする力が豊かに広がっていきます。読み聞かせをしながら「これはどんなにおいかな」と親子で想像を膨らませたり、実際の生活の中のにおいを話題にしたりする楽しみ方もできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
雨の日も、わくわくがいっぱい!
雨の季節が楽しみになる一冊です
雨がこんこんと降り出した日、外に出た子が出会うのは、雨音や水たまり、傘をさして歩く楽しさなど、雨の日ならではの発見の数々です。うっとうしいと思われがちな雨の日を、明るくにぎやかな気持ちで過ごせるように描いた一冊で、リズミカルな言葉の繰り返しが心地よく耳に残ります。雨の日に外へ出るのをためらいがちな子も、これを読めば傘を持って出かけたくなるかもしれません。親子で窓の外の雨を眺めながら読めば、天気にまつわる会話も自然に広がる、生活習慣と自然への興味を優しく育てる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
傘があれば何でもできちゃう素敵な話!
日常を魔法に変える、
想像力の力を感じる絵本です
雨の日、初めて自分の傘をさしてお出かけする女の子の姿を、静かな絵とともに描いた作品です。ぽつん、ぽつんと傘に落ちる雨のしずく、水たまりに映る景色、少しずつ強くなる雨音など、雨降りならではの音や気配が丁寧に表現されており、子どもが日常の中で感じる小さな発見や誇らしい気持ちが伝わってきます。派手な出来事は起こりませんが、傘をさして歩くというささやかな体験を通して、外の世界を見つめる目が育まれていく様子が味わい深く描かれています。2〜5歳の子どもにとっては、雨の日の外出という身近な出来事と重なりやすく、自分の経験を絵本の中に見つける喜びがあ
絵本の分野
本の特徴
虫たちの楽しい演奏が聞こえてくる!
身近な生き物への興味と音の豊かさを感じる絵本です
街の公園を舞台に、さまざまな虫たちが集まって音楽会を開こうとする様子を描いた絵本です。それぞれの虫が持つ鳴き声や動きが音楽の一部として表現され、身近な公園にこんなに賑やかな世界が広がっているのかと気づかせてくれます。小さな子どもにとっては、普段見かける虫たちの姿や特徴を自然に知るきっかけになり、音やリズムを楽しむ感性を育む助けにもなります。読み聞かせでは、虫たちのやり取りや音楽会の準備の様子を一緒に想像しながら、公園や自然への興味を膨らませる時間になるでしょう。生き物と音楽という二つの楽しさが組み合わさった、親しみやすい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ながぐつが主役の、心がぬくぬく物語!
日常の何気ないものを大切に思う心が育つ絵本です
新しい長靴を手に入れた男の子の、雨の日の外遊びを描いた身近な生活のお話です。水たまりを見つけて歩いてみたり、濡れることを気にせず動き回ったりする姿は、子どもにとって共感しやすい経験そのもの。読み聞かせを通して、日常のちょっとした出来事にも喜びや発見があることを感じ取ることができます。長靴を履く、雨に濡れるといった生活習慣にまつわる場面も自然に描かれているため、身支度や外出の準備への関心にもつながります。素朴な絵と語り口が、幼い子どもの心にすっと寄り添う一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 2 | 定番教育画劇 | 2〜6歳 | |||
| 3 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムことば形 | ||
| 4 | 定番フレーベル館 | 2〜5歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 5 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 2〜6歳 | 音リズム色 | ||
| 7 | 定番講談社 | 2〜5歳 | 音リズムきせつ雨の日 | ||
| 8 | 定番文研出版 | 2〜5歳 | 生活雨の日物語 | ||
| 9 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 10 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | 生活雨の日物語 |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「感性・色・音」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 音楽・アート・感じる力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、感性・色・音の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。