
3歳は「なぜ?」「どうして?」が増え、簡単な物語を最後まで楽しめるようになる時期です。少し長めのストーリーや、登場人物の気持ちのやりとりが描かれた絵本がおすすめ。想像力や言葉の力が伸び、お話の世界に入り込んで楽しめます。友だちとの関わりが増える時期でもあるので、社会性や感情をテーマにした絵本も役立ちます。このページでは、3歳の発達に合ったおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別にわかりやすく紹介します。
「数・かたち」を育てる絵本は、数を数える・大きさや量を比べる・順番や規則性に気づくといった体験を、遊びの中で味わえます。0〜6歳のうちに数や形に親しんでおくと、考える力や筋道を立てて理解する力の芽が育ちます。「いくつ?」「どっちが多い?」と問いかけながら読むと、論理的に考える楽しさが伝わります。仲間分けや比較が出てくる絵本は、就学後の算数的なセンスにもつながります。このページでは、数・かたちの力を自然に伸ばせる年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
3歳の数・かたちを伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
遊びながら数に強くなる!
考える力が自然と身につく一冊です
主人公のもとに届いた不思議な手紙をきっかけに、地面の下から始まる100階建ての家をどんどん上へのぼっていくお話です。10階ごとに違う生きものたちが暮らしていて、そこでの暮らしぶりや部屋の様子がページをめくるたびに変わっていくので、次の階に何がいるのか気になって、子どもは自分からページをめくりたがります。ページが縦に開く珍しい造りになっており、階段をのぼる感覚をそのまま体験できるところも楽しい工夫です。数を数えたり順番を意識したりする力が自然と育つほか、階ごとの部屋の形や住人の暮らしを想像する楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
時計の針と生活がつながる瞬間!
子どもの世界が広がる学習絵本です
時間の読み方を学べる絵本で、福音館書店の「とけいのほん」シリーズ第1弾にあたります。松井紀子の親しみやすい絵とともに、時計の長い針と短い針の役割や、生活の場面に合わせて時刻を読む練習ができる構成になっており、3〜6歳の数や時間の感覚がじょじょに育っていく時期にぴったりです。おうちの時計を指さしながら「今何時かな」と問いかけたり、生活の中の時間の流れと結びつけたりしながら読み進めると、数への興味がより深まっていきます。
絵本の分野
本の特徴
時刻から広がる、
その時間の物語や風景!
時計と時間を、
自然に理解できる知育絵本です
この絵本には、お話もなければ、時計の針を回すようなしかけもありません。 美しく描かれた、時刻から広がる様々なイメージとともに、 “時間”というものが持つ豊かな情景や意味、 そうしたものまで伝える、類のない1冊です。 【午前4時】はまだ暗いうちから仕込みを始めるお豆腐屋さん。 【午後11時】は星明かりの下を急ぐトラック。 時間のイメージを表すイラストと共に、大きな振子時計も描かれています。 時計の読み方を暗記するのではなく 時間をイメージでとらえながら、時計にも興味が向いていく...。 とても詩的な時計の絵本です。 お母さん、お父さんとページをめくりながら 色々なストーリーをつけて読んでいくのも楽しいです。
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
考える力が自然と身につく一冊です
山の奥のふしぎな家から聞こえるのは何の音?大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森にそびえる大きな木。
絵本の分野
本の特徴
時間が身近になる、楽しい発見!
時計の仕組みを自然に学べる一冊です
朝起きてから夜眠るまで、子どもの一日の暮らしにそって時計の針が進んでいく様子を見せてくれる絵本です。ごはんの時間、遊ぶ時間、お出かけの時間など、身近な生活の場面と時計の形がひとつずつ結びついていくので、数字や時間の概念にまだなじみのない小さな子でも「なんじ」という感覚を自然につかんでいけます。読み聞かせのときに実際の時計を指さしながらページをめくると、絵本の中の時間と現実の時間がつながっていく楽しさを味わえます。時計の読み方を覚え始める前段階として、生活リズムを言葉にする練習にもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
世界中で愛される民話の傑作!
何度も読み返したくなるロングセラーです
森の奥に暮らす3びきのくまの家に、留守のあいだ迷い込んでしまった女の子が、椅子やスープ、ベッドを次々に試していく古くから伝わるイギリスの民話です。大きさや違いを比べながら「ちょうどいい」ものを見つけていく繰り返しの展開は、3〜6歳の子どもにとって心地よいリズムで楽しめます。くまたちが帰ってきてからの展開にはドキドキするような緊張感もあり、読み聞かせでは声の調子を変えながら盛り上げるのも楽しいでしょう。昔から語り継がれてきた物語のおもしろさとユーモアを味わえる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
たんたと一緒に謎を解いてみよう!
考える力と物語の面白さが育つ一冊です
元気な子だぬきのたんたが、身の回りで起きる小さな謎や不思議な出来事に首をかしげながら、探偵になりきって解き明かしていくお話です。数を数えたり形を見比べたりする場面も織り交ぜられ、遊びながら考える力が刺激されます。3〜6歳の子にとっては、たんたと一緒に手がかりを探すような気分で物語を追いかけられ、観察したり推理したりする楽しさに触れられる内容です。読み聞かせでは、次はどうなるのかと親子で予想し合いながら進められるので、会話がはずむ探偵ごっこのような時間になります。
絵本の分野
本の特徴
迷路にクイズ、すごろくで遊び放題!
親子で夢中になれるあそびの時間です
どんぐりの形をしたキャラクターたちが暮らす村に、めいろやさんやくいずやさん、すごろくやさん、ぬりえやさんなど、遊びが詰まったお店がずらりと並びます。ページごとに違う遊びが用意されているので、迷路をたどったりクイズに挑戦したりと、飽きることなく手を動かしながら楽しむことができます。数や形、順序への興味が育ってくる年齢の子にぴったりで、自分のペースで好きな遊びを選びながら取り組めるのも魅力です。読み聞かせというより、親子で一緒にページをめくりながら会話を楽しむ時間にぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ドキドキなかくれんぼ遊びが
こんなに楽しい!
お話の世界での遊びと冒険が広がる一冊です
こわいはずのおおかみさんに、動物たちが「いまなんじ?」とたずねる、くり返しが楽しいお話です。時間が進むにつれておおかみさんの様子や答え方が変わっていき、次はどうなるのかとページをめくる手が止まりません。おおかみという少し怖いイメージのキャラクターがユーモラスに描かれることで、子どもは安心しながらもドキドキするふしぎな面白さを味わえます。時計や時間への興味が芽生え始める年齢にもぴったりで、読み聞かせでは声色を変えて掛け合いを楽しむことができます。親子で「なんじ?」と一緒に問いかけ合いながら読むと、より一層盛り上がる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
形あそびで観察力が育つ!
考える力が自然と身につく一冊です
まる、しかく、さんかくという三つの形を、太い輪郭とはっきりした色使いのシンプルな絵で見せてくれる一冊です。ページをめくるたびに同じ形がくり返し登場するので、子どもは自然と形の特徴をつかみ、身のまわりにある丸いものや四角いもの、三角のものを指さして教えてくれるようになります。文字も少なく展開も静かなので、絵本にまだ慣れていない小さな子との読み聞かせにもぴったりで、親子で「まるはどれかな」と問いかけながらゆっくり言葉を交わす時間になります。形という抽象的な概念を、難しい説明なしに絵と言葉だけで感じ取れるところが魅力で、数や図形への興味の入
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | 数形シリーズ | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 数シリーズ | ||
| 3 | 定番戸田デザイン研究室 | 3〜6歳 | 数 | ||
| 4 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | むし・いきもの数形 | ||
| 5 | 定番あかね書房 | 3〜6歳 | 数生活 | ||
| 6 | 定番童心社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモア物語 | ||
| 7 | 学習研究社 | 3〜6歳 | 物語探す・見つけるシリーズ | ||
| 8 | 学研マーケティング | 3〜6歳 | しかけシリーズ | ||
| 9 | 学研プラス | 3〜6歳 | どうぶつ数ユーモア | ||
| 10 | 定番福音館書店 | 2〜6歳 | 形 |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「数・かたち」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 数える・比べる・考える力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、数・かたちの力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。