
4歳は想像力がぐんと豊かになり、登場人物の気持ちに共感する力が育つ時期です。起承転結のあるお話や、考えさせる絵本、少し長めの物語も楽しめるようになります。「自分だったらどうする?」と考えたり、お話の続きを想像したりと、絵本の楽しみ方が深まります。感情・社会性・想像力をはぐくむ絵本が特におすすめ。このページでは、4歳にぴったりのおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に厳選して紹介します。
「数・かたち」を育てる絵本は、数を数える・大きさや量を比べる・順番や規則性に気づくといった体験を、遊びの中で味わえます。0〜6歳のうちに数や形に親しんでおくと、考える力や筋道を立てて理解する力の芽が育ちます。「いくつ?」「どっちが多い?」と問いかけながら読むと、論理的に考える楽しさが伝わります。仲間分けや比較が出てくる絵本は、就学後の算数的なセンスにもつながります。このページでは、数・かたちの力を自然に伸ばせる年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
4歳の数・かたちを伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
時計の読み方をすらすら習得できる!
数字への興味が自然に育つ一冊です
時計の読み方に親しむシリーズの続編で、数字や時間の感覚を身につけ始める4〜6歳の子どもに向けた内容です。丁寧に描かれた絵とともに、日常生活のなかで時計に興味を持ち始めた子が、遊び感覚で時間の仕組みに触れられるよう工夫されています。「今何時かな」と生活の中で時計を意識するきっかけになり、読み聞かせを通して数や時間への関心を自然に育てていける一冊です。シリーズを通して読むことでより理解が深まる、長く親しまれてきた内容です。
絵本の分野
本の特徴
形あそびで観察力が育つ!
考える力が自然と身につく一冊です
まる・さんかく・しかくといった基本の形から、身の回りにあるさまざまな形まで、ページをめくりながら見つけて楽しむ知識絵本です。おうちの中や外の景色に隠れている形に気づく面白さを味わえるので、日常のものを見る目が少しずつ育っていきます。読み聞かせでは「これは何の形かな」と親子で声をかけ合いながら進めると、単なる読書ではなく一緒に発見する時間になります。形や数への興味が育ちはじめる4〜6歳の子にちょうどよく、言葉や色彩感覚にも自然と触れられる内容なので、繰り返し開いて新しい発見を楽しんでほしい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
赤いぼうしから広がる、ふしぎな物語!
色と数の世界が繋がっていく発見が生まれる絵本です
赤いぼうしをめぐって繰り広げられる、数や形の面白さと物語の楽しさが結びついた絵本です。ぼうしの色や形、数の変化などをたどりながら、論理的に考える力と想像する力の両方を自然に刺激する構成になっています。文章と絵が緊密に結びついており、答えを急がずじっくり眺めることで新しい発見がある点も魅力です。3〜6歳の子どもには、数や形への興味を遊びの延長として育むよい機会になります。読み聞かせでは、ページごとに立ち止まって「どうなっているかな」と親子で考え合う、対話の生まれる知的な時間を楽しめます。
絵本の分野
本の特徴
遊びながら数に強くなる!
考える力が自然と身につく一冊です
主人公のもとに届いた不思議な手紙をきっかけに、地面の下から始まる100階建ての家をどんどん上へのぼっていくお話です。10階ごとに違う生きものたちが暮らしていて、そこでの暮らしぶりや部屋の様子がページをめくるたびに変わっていくので、次の階に何がいるのか気になって、子どもは自分からページをめくりたがります。ページが縦に開く珍しい造りになっており、階段をのぼる感覚をそのまま体験できるところも楽しい工夫です。数を数えたり順番を意識したりする力が自然と育つほか、階ごとの部屋の形や住人の暮らしを想像する楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
1粒から始まる数の冒険物語!
算数への興味が自然に広がる名作です
インドを舞台にした、数の不思議を伝える昔話仕立ての一冊です。わずか1粒のお米が、ある約束によって少しずつ、そしてやがて驚くほどの数に増えていく様子を、細やかで美しい絵とともにたどっていきます。数字が2倍、また2倍と重なっていくときの大きさの変化を、物語を追いながら自然に感じ取れる構成になっており、算数への興味の入り口としても親しみやすい内容です。数の感覚がまだつかみにくい年齢の子どもも、絵と話の流れを楽しむうちに、数の増え方の面白さに引き込まれていく読み聞かせの時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
暗号を解いて事件を解決だ!
推理する喜びと笑顔が生まれる物語です
探偵に憧れる主人公のサムくんのもとに、暗号を使ういたずら好きな存在が現れ、事件の謎を解いていく物語です。文字や記号を使った暗号解読の要素が盛り込まれており、読者もサムくんと一緒に頭をひねりながら謎に挑む気分を味わえます。ユーモラスな展開とテンポの良い会話が続くため、物語に集中しづらい年齢の子でも飽きずに読み進められるでしょう。推理や謎解きへの興味が芽生え始める3歳から6歳頃の子どもにぴったりで、読み聞かせの時間が親子で謎解きに挑戦するような、わくわくする体験に変わっていきます。
絵本の分野
本の特徴
時計の針と生活がつながる瞬間!
子どもの世界が広がる学習絵本です
時間の読み方を学べる絵本で、福音館書店の「とけいのほん」シリーズ第1弾にあたります。松井紀子の親しみやすい絵とともに、時計の長い針と短い針の役割や、生活の場面に合わせて時刻を読む練習ができる構成になっており、3〜6歳の数や時間の感覚がじょじょに育っていく時期にぴったりです。おうちの時計を指さしながら「今何時かな」と問いかけたり、生活の中の時間の流れと結びつけたりしながら読み進めると、数への興味がより深まっていきます。
絵本の分野
本の特徴
頭の良さが大活躍する、
ユーモア満載の冒険!
機転と想像力を働かせる楽しさが伝わる一冊です
小さな体だけれど、とても頭の良いおばあさんが、身の回りに起こるちょっとした困りごとを、知恵と工夫でひとつずつ解決していくお話です。力ではなくアイデアで物事を乗り越えていく姿は痛快で、読んでいるうちに自然と笑顔がこぼれます。素朴であたたかい雰囲気の文章とともに描かれる暮らしぶりは、昔ながらの絵本らしい落ち着きがあり、繰り返し読んでも飽きのこない味わいがあります。3〜6歳の子どもにとっては、困った時にどう考えればよいかというヒントを物語として楽しく受け取れる内容で、読み聞かせの時間には親子で「次はどうするのかな」と想像しながら耳を傾けられ
絵本の分野
本の特徴
すごろくで冒険、ドキドキがいっぱい!
遊びながら数える力が身につく一冊です
すごろくの形式で進んでいく探検の物語で、わんぱくな仲間たちと一緒にマスを進みながら、次々と現れる出来事や仕掛けを楽しめる内容になっています。ページをめくるごとに新しい場面が広がり、数を数えたりコマを進める感覚を味わったりしながら、物語の世界を冒険していく構成が魅力です。4〜6歳の、数や順番、ルールのある遊びに関心を持ち始めた子どもにとって、遊びと物語が一体になった体験は新鮮に映るでしょう。読み聞かせだけでなく、実際にすごろくのように指でなぞりながら進める楽しみ方もでき、親子で盛り上がれる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
考える力が自然と身につく一冊です
山の奥のふしぎな家から聞こえるのは何の音?大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森にそびえる大きな木。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 数シリーズ | ||
| 2 | 定番PHP研究所 | 4〜6歳 | 形 | ||
| 3 | 童話屋 | 4〜6歳 | 色形物語 | ||
| 4 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | 数形シリーズ | ||
| 5 | 定番光村教育図書 | 4〜6歳 | 数物語 | ||
| 6 | 童心社 | 4〜6歳 | ことばユーモア物語 | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 数シリーズ | ||
| 8 | 福音館書店 | 4〜6歳 | ユーモア物語 | ||
| 9 | ひさかたチャイルド | 4〜6歳 | 数物語冒険 | ||
| 10 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | むし・いきもの数形 |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「数・かたち」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 数える・比べる・考える力を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、数・かたちの力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。