
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
6歳の言葉を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
モンゴルの大地に秘められた物語!
異なる文化への想像力が広がる一冊です
広い草原を舞台に、獲物を追う一人の狩人が体験する不思議な出来事を描いたモンゴルに伝わる民話です。厳しい自然のなかで生きる人々の暮らしぶりや、動物たちとの関わりが素朴な語り口で綴られ、遠い国の風景や文化にふれる入り口にもなっています。4〜6歳の子には、見慣れない土地の暮らしや自然の厳しさ美しさを想像しながら聞く楽しみがあり、物語の展開にひきこまれていく体験にもなるでしょう。読み聞かせの場では、静かで力強い絵と語りのリズムが心に残り、大人にとってもあらためて民話の魅力を感じ直せるような時間になります。
絵本の分野
本の特徴
日本古来の神話を子どもたちへ伝える!
文化と想像力が育つ貴重な物語です
日本の神話を子ども向けに再話したシリーズの一冊で、皮をむかれて泣いていた白うさぎと、そこを通りかかった神さまたちとのやりとりを中心に描かれます。動物と神さまが言葉を交わし、助け合ったりすれ違ったりする古代の物語世界が、力強い筆致の絵とともに広がり、日本の神話に初めて触れる4歳からの子どもにも親しみやすい構成になっています。読み聞かせでは、昔から語り継がれてきた話の独特のリズムや言い回しを声に出して楽しみながら、日本の古い物語や信仰の世界に自然と触れるきっかけを与えてくれます。
絵本の分野
本の特徴
中国の民話が織りなす不思議な世界!
異文化のおはなしで想像の羽がはばたく一冊です
中国の山あいに暮らす人々のあいだで語り継がれてきた民話をもとにした一冊です。貧しい暮らしの中で健気に生きる娘や、村人たちの営みが、異国情緒あふれる絵とともに描かれ、遠い国の風習や自然観にふれることができます。困難に立ち向かう主人公の姿を通して、勇気や優しさ、家族や仲間への思いといった普遍的なテーマが静かに伝わってきます。声に出して読むと独特のリズムがあり、聞いている子どもも物語の世界に自然と引き込まれていきます。異文化の物語に触れる入り口として、また昔話特有の語り口を楽しむ機会としても好適で、読み終えたあとに親子で感想を話し合う時間も
絵本の分野
本の特徴
日本の神話が生き生きと蘇る!
想像力と文化への扉が開く一冊です
日本の神話の中でも広く知られる、天の岩戸にまつわる出来事を描いた一冊です。太陽の神が岩戸に隠れてしまい世界が闇に包まれるという壮大な出来事をめぐって、たくさんの神々が知恵を出し合い、賑やかに力を合わせていく様子が描かれます。古くから語り継がれてきた物語の骨格をいかしながら、子どもにも親しみやすい言葉と絵で表現されており、日本の伝承文化に触れる入り口としても親しまれています。神々の名前や行動を通して、想像力を働かせながら物語世界に入り込む楽しさを味わえるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
昔話の奥深さに引き込まれる!
日本の昔話の面白さが心に残る一冊です
馬に魚を積んで山道を行商する男が、恐ろしい山んばに出会うところから物語は始まります。次々と馬の荷を奪われ、しまいには馬まで食われそうになる緊迫した展開の中で、男は知恵を働かせて逃げようとします。昔話らしい繰り返しの語り口と、力強く迫力のある絵が一体となって、聞く子どもをぐいぐいと物語の世界に引き込んでいきます。追いつ追われつのはらはらする場面は、読み聞かせをする大人の声にも自然と力が入り、親子で息をのむような時間になるでしょう。日本の昔話特有の言葉のリズムに触れられるので、言葉の感覚や想像力を育てたい4〜6歳の子どもにぴったりの一冊で
絵本の分野
本の特徴
しりとりだけなのに、
ストーリーが見える魔法!
言葉遊びの楽しさと想像力が一度に広がる一冊です
朝の光が窓を照らし、扉が開くと、しりとりでつながることばの世界が始まります。あほうどりが登場したかと思うと、次々に新しい生きものや物が現れて、ページをめくるたびに思いがけないつながりが顔を出す仕組みです。ことば遊びでありながら、絵をじっくり見ていくと一本のお話としてもつながっていく構成になっており、声に出して読むと自然にリズムが生まれます。3歳から6歳ごろの、しりとりに興味を持ち始めた子どもにぴったりで、次は何が出てくるかを一緒に予想しながら読み進める楽しさがあります。
絵本の分野
本の特徴
かるたの世界がユニークに生き返る!
ことば遊びの楽しさに目覚める絵本です
むかしながらのかるた遊びを題材に、ことば遊びの楽しさとユーモラスな展開で笑わせてくれる絵本です。個性豊かな登場人物たちが繰り広げるやりとりを通して、ひらがなや言い回しのおもしろさに自然と触れることができます。声に出して読みたくなるリズムのよい文章が多く、読み聞かせをしていると親のほうも思わず笑ってしまう場面が随所にあります。ひらがなを覚え始めた4歳ごろから、ことば遊びの妙を味わえる6歳ごろまで、成長段階に応じて違った楽しみ方ができるのも魅力です。かるた遊びが好きな家庭では、読んだあとに実際にかるたを楽しむきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
トルコの知恵者、大活躍!
世界の昔話で、
ユーモアと思考力を磨く一冊です
トルコに古くから伝わる、とんちと笑いに満ちた昔話を集めた一冊です。主人公は村人たちから親しまれる知恵者で、時には人をだしぬき、時には思いがけない理屈で相手を煙に巻きながら、ユーモラスな騒動を巻き起こしていきます。日本の一休さんのような存在として長く語り継がれてきた人物のエピソードは、一話ごとに短くまとまっているので、読み聞かせにもぴったりです。異国の暮らしや市場の様子、ろばに乗って旅する姿など、遠い国の風景を想像しながら楽しめるのも魅力です。4〜6歳の子どもには、言葉のやりとりの面白さや、常識をひっくり返す発想の転換が新鮮に響くでしょ
絵本の分野
本の特徴
時間を超えた、不思議な冒険へ!
日本の古典が子どもの想像の翼を広げます
海辺で亀を助けたことをきっかけに、不思議な世界へと誘われていく浦島太郎の物語を、やわらかく美しい絵とともに描いた一冊です。日本の昔話の中でも特に親しまれてきたお話で、海の向こうに広がる幻想的な世界の描写や、時の流れをめぐる不思議さが、子どもの想像力を大きく広げてくれます。3〜6歳ごろの子どもにとっては、初めて触れる昔話の入り口としても親しみやすく、聞き慣れた言い回しやくり返しの表現を通じて日本語の豊かさにも触れられます。読み聞かせでは、海の向こうの世界を思い描きながら、親子で「もし自分だったら」と想像を膨らませる時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
日本中を駆け巡る、だじゃれの冒険!
言葉の響きを楽しみながら、
地理感覚も広がる絵本です
日本各地の地名や名物にちなんだ言葉遊びが次々と繰り出される、ことば遊び満載の一冊です。旅をするように日本を巡りながら、耳慣れた地名がだじゃれとして生まれ変わっていく様子が、リズムよくテンポの良い文章で描かれています。4〜6歳の子どもにとっては、言葉の音や意味への興味が広がるきっかけになり、まだ知らない地域の名前にも親しみを感じられるようになります。読み聞かせでは声に出して読むほど楽しさが増し、親子で次々に出てくるだじゃれに笑い合いながら、自然と言葉遊びの面白さを共有できる時間になります。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 2 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | 物語シリーズ | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 4 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | 物語シリーズ | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | ことばユーモア物語 | ||
| 7 | 定番講談社 | 4〜6歳 | ことばひらがなユーモア | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 9 | 定番岩崎書店 | 3〜6歳 | 物語 | ||
| 10 | 理論社 | 4〜6歳 | ことばユーモア物語 |
6歳は就学を控え、長めの物語や、自分で読む楽しさが芽生える時期です。深いテーマや読みごたえのある絵本、シリーズものにも挑戦できます。文字への興味が高まり、自分で声に出して読んだり、内容について感想を話したりと、読書がぐっと豊かになります。考える力や想像力、思いやりを育てる物語は、小学校生活への心の準備にも。このページでは、6歳にぴったりのおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「言葉」を育てる絵本は、くり返しのフレーズや心地よいリズム、オノマトペ(音のことば)を通して、語彙力やことばへの感覚を自然に伸ばします。0〜6歳は言葉をぐんぐん吸収する大切な時期。読み聞かせで毎日たくさんの言葉に触れることで、「聞く・話す・伝える」力の土台が育ちます。登場人物のセリフをまねたり、絵を見て言葉にしたりするやりとりも表現力を広げるきっかけに。このページでは、言葉の力を楽しく育てられる年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「言葉」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. ことばの力・語彙・表現を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、言葉の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。