
6歳は就学を控え、長めの物語や、自分で読む楽しさが芽生える時期です。深いテーマや読みごたえのある絵本、シリーズものにも挑戦できます。文字への興味が高まり、自分で声に出して読んだり、内容について感想を話したりと、読書がぐっと豊かになります。考える力や想像力、思いやりを育てる物語は、小学校生活への心の準備にも。このページでは、6歳にぴったりのおすすめ絵本を、のびタネ分野やテーマ別に紹介します。
「自然・科学」を育てる絵本は、動植物や天気、季節、身のまわりのしくみへの興味を引き出します。0〜6歳は「なぜ?」「どうして?」があふれる好奇心の時期。観察する目や不思議に気づく感性、考えて確かめる力が育ちます。虫や植物、食べ物のひみつなど、子どもの身近な「ふしぎ」を扱った絵本は自然や科学への入り口にぴったり。親子で一緒に発見を楽しめます。このページでは、探究心をはぐくむ年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
6歳の自然・科学を伸ばす絵本を選ぶときは、次の4つを軸にすると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
トイレへの一歩を楽しく後押し!
トイレへの一歩を応援する一冊です
夜中に布団を濡らしてしまう「おねしょ」について、恥ずかしいことや失敗としてではなく、からだの仕組みとして科学的にやさしく説明してくれる絵本です。おしっこがどうやって作られ、どうして眠っている間に出てしまうのか、子どもにも理解できる言葉と絵で描かれています。おねしょに悩みがちな子どもにとっては、自分のからだへの理解が深まり、安心につながる内容です。5〜6歳頃、トイレの自立が進む時期に親子で読むことで、おねしょを叱る対象ではなく成長の過程として捉え直すきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
雄大な自然に生きるシカの
姿に心つかまれる!
親子で動物と自然への思いを深める時間です
広大な草原に暮らす一頭のシカの成長を見つめる物語です。厳しい自然の中で生きる知恵を身につけながら、たくましく育っていく姿が丁寧に描かれます。季節の移ろいや、他の動物たちとの関わりも織り込まれ、命の営みの厳かさと美しさを静かに伝えてくれます。動物の生き方を通して自然界の摂理に触れる内容なので、4〜6歳の子どもが物語に感情移入しながら、思いやりや強さについて考えるきっかけになるでしょう。読み聞かせでは、親子でシカの姿を思い浮かべながら、自然の壮大さを感じる穏やかなひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
銀色のキツネが起こす、ドミノの魔法!
想像と冒険心がふくらむ物語です
雪深い森を舞台に、知恵と美しさで知られる一匹の銀ギツネの姿を通して、動物たちが厳しい自然の中でどう生き抜いていくのかを見つめる物語です。人間に追われながらも仲間を守り、機転をきかせて危機を乗り越えていく姿には、ただの愛らしさだけではない野生の緊張感と誇り高さが漂います。動物の生態やふるまいが丁寧に描かれているため、動物図鑑的な興味の延長として楽しめるのも魅力です。4〜6歳の子には少し長めのお話ですが、はらはらする展開に引き込まれながら、いのちの尊さや親子の絆について自然と考えるきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
はみがきタイムが楽しくなる!
はみがき習慣の心強い味方になる一冊です
なぜ歯をみがくのか、みがかないとどうなるのかを、絵と短いことばでたどっていきます。虫歯のしくみや歯の役割まで踏みこむので、「言われたからみがく」ではなく自分でわかって歯をみがけるようになります。歯みがきをいやがる時期に読みたい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
四季を通じた大けやきの物語!
自然の移ろいを感じ、
季節への興味が広がる一冊です
長い年月を生きてきた一本の大きなけやきの木を中心に、そこに集う小さな生き物たちや、移り変わる季節の様子が丁寧に描かれた物語です。春に芽吹き、夏に葉を茂らせ、秋に色づき、冬に枝だけになる木の姿を通して、自然の循環やいのちのつながりを感じ取ることができます。木そのものが物語の軸になっている構成は、普段何気なく見ている木や自然への関心を育むきっかけになります。読み聞かせでは、季節の移ろいを言葉と絵でゆっくり味わう時間になり、外の景色を眺める時にも思い出したくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
地球が回って季節は巡る、
その仕組みが分かる!
自然界の営みへの驚きと興味が広がる絵本です
朝がきて夜がくる、そして春から夏、秋、冬へと季節がめぐっていく。子どもたちが当たり前のように過ごしているその移り変わりが、実は地球が自分でくるくるまわり、さらに太陽のまわりを大きくまわっていることから起きていると、やさしい語り口で説明していきます。地球だけでなく太陽までもが宇宙の中で動いているという壮大な話へと広がり、身近な一日や一年の変化から宇宙そのものへと視野が広がっていく構成が魅力です。3〜6歳の子には、昼と夜、季節といった生活の中の実感を出発点にしているため理解しやすく、読み聞かせを通して空や自然への興味、科学的なものの見方の
絵本の分野
本の特徴
アリも、魚も、ぼくも、
みんなつながってる!
すべての生きもののつながりを感じる絵本です
庭にいるアリも海を泳ぐ魚も、そして私たち人間も、もとをたどれば同じいのちの仲間であることを、やさしい語り口と絵で伝えてくれる一冊です。大昔に生まれたひとつの細胞から、気の遠くなるような時間をかけて命が受け継がれ、今の自分につながっていることを、子どもにもわかる形で描いています。生き物への興味が広がる時期の子どもに、自分自身も大きないのちのつながりの一部であることを感じさせてくれる内容です。読み聞かせを通して、家族や自然への親しみや、いのちを大切にする気持ちを自然に育むきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
小さなおうちが見守る四季の移ろい!
ロングセラーが描く時間と自然の大切さです
丘の上に建てられた小さな家が、季節の移り変わりとともに静かに月日を過ごしていく様子を描いた物語です。まわりの木々や星空、遠くに見える街の灯りなど、のどかな風景の中で暮らす家の姿から始まり、やがて世の中の変化がその暮らしにも少しずつ近づいてきます。移りゆく時間や環境の変化をやさしい絵とともにたどれる構成なので、季節の巡りや町の成り立ちに興味を持ち始めた子どもと一緒に眺めるのにぴったりです。読み聞かせでは、絵の細部を指さしながら「昔と今」を語り合う時間にもなり、変わっていくものと変わらない大切さについて親子で感じ取れる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
切られた木の目線で世界が変わる!
想像を膨らませる喜びが広がる一冊です
森の中で一本の木が切り倒されるところから、この物語は始まります。それまで大きく枝を広げ、鳥や虫たちのすみかとなっていた木が、姿を変えていく様子を通して、いのちのつながりやものの成り立ちを子どもなりに感じ取ることができる一冊です。切り倒された木がその後どうなっていくのか、静かに想像力をふくらませながら読み進める展開は、日常ではなかなか気づけない自然の営みへの気づきを与えてくれます。3歳から6歳ごろの子どもにとっては、身近な木や自然への興味のきっかけになり、読み聞かせの時間には、絵をじっくり見つめながら親子で言葉少なに世界に入り込むような
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
好奇心と探究心を伸ばす一冊です
雨がしとしと降り出すと、ちょうちょうやみつばち、蟻や小鳥たちはいったいどこへ行ってしまうのだろう。空を見上げながら、身近な生き物たちの雨宿りの場所をひとつひとつ思い浮かべていく内容で、木の葉の裏や石のすきまなど、子どもが普段の散歩で目にする風景と結びつけながら読み進められます。雨の日は外に出られずつまらないと感じがちな時期ですが、窓の外を眺めながら「あの子たちは今どうしているかな」と想像を広げるきっかけになります。4〜6歳の子どもにとっては、身の回りの自然への興味を育てるやさしい導入となり、読み聞かせの時間には、雨音を聞きながら親子で
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 5〜6歳 | トイトレ | ||
| 2 | 童心社 | 5〜6歳 | どうぶつきせつ物語 | ||
| 3 | 童心社 | 5〜6歳 | どうぶつきせつ物語 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | はみがき | ||
| 5 | 定番国土社 | 4〜6歳 | むし・いきものきせつ物語 | ||
| 6 | 定番農山漁村文化協会 | 4〜6歳 | 図鑑きせつ宇宙 | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | どうぶつ生活物語 | ||
| 8 | 定番ラボ教育センター | 4〜6歳 | きせつ物語英語 | ||
| 9 | 定番フレーベル館 | 4〜6歳 | むし・いきものきせつ物語 | ||
| 10 | 定番金の星社 | 4〜6歳 | むし・いきものきせつ雨の日 |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 「自然・科学」を育てる絵本とはどんな絵本ですか?
A. 動植物・天気・しくみへの興味を育てる絵本です。読み聞かせを通じて、自然・科学の力を遊びの中で自然に伸ばせます。このページでは年齢に合わせたおすすめを紹介しています。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。