
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
言葉は聞く・話す・伝える力の土台。くり返しやオノマトペで語彙と表現力が育ちます。
絵本の分野
本の特徴
ほっとけーきの
焼ける音まで聞こえてくる!
食べ物への興味が自然に育ち、
日常の喜びを感じられる絵本です
しろくまちゃんが台所でほっとけーきを作る様子を描いた人気シリーズをもとにした絵本で、材料を混ぜて焼き上がるまでの過程がリズミカルな言葉とともに丁寧に描かれています。2〜5歳の子どもは身の回りの生活や食べ物への関心が高まる時期で、焼ける音や香りを想像しながら物語に引き込まれていきます。シンプルで温かみのある絵柄は繰り返し読んでも飽きにくく、読み聞かせを通して台所仕事や食べる楽しさを親子で感じられます。おやつの時間の前後に読むのにもふさわしい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
イソップとグリムの名作を36話!
読み聞かせにぴったりの心を育てる決定版です
「アリとキリギリス」「うさぎとかめ」といったイソップ寓話から、「白雪ひめ」「赤ずきん」などのグリム童話まで、世代を超えて読み継がれてきた名作36編をまとめた一冊です。2歳から6歳頃までの、お話の世界に少しずつ入り込めるようになる時期にぴったりで、動物たちの姿を通して善悪や思いやりを自然に感じ取ることができます。短くまとまった物語ばかりなので、寝る前の読み聞かせにも取り入れやすく、親子で少しずつ古典に親しんでいく入り口としておすすめできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
しりとりだけなのに、
ストーリーが見える魔法!
言葉遊びの楽しさと想像力が一度に広がる一冊です
朝の光が窓を照らし、扉が開くと、しりとりでつながることばの世界が始まります。あほうどりが登場したかと思うと、次々に新しい生きものや物が現れて、ページをめくるたびに思いがけないつながりが顔を出す仕組みです。ことば遊びでありながら、絵をじっくり見ていくと一本のお話としてもつながっていく構成になっており、声に出して読むと自然にリズムが生まれます。3歳から6歳ごろの、しりとりに興味を持ち始めた子どもにぴったりで、次は何が出てくるかを一緒に予想しながら読み進める楽しさがあります。
絵本の分野
本の特徴
モンゴルの大地に秘められた物語!
異なる文化への想像力が広がる一冊です
広い草原を舞台に、獲物を追う一人の狩人が体験する不思議な出来事を描いたモンゴルに伝わる民話です。厳しい自然のなかで生きる人々の暮らしぶりや、動物たちとの関わりが素朴な語り口で綴られ、遠い国の風景や文化にふれる入り口にもなっています。4〜6歳の子には、見慣れない土地の暮らしや自然の厳しさ美しさを想像しながら聞く楽しみがあり、物語の展開にひきこまれていく体験にもなるでしょう。読み聞かせの場では、静かで力強い絵と語りのリズムが心に残り、大人にとってもあらためて民話の魅力を感じ直せるような時間になります。
絵本の分野
本の特徴
時間を超えた、不思議な冒険へ!
日本の古典が子どもの想像の翼を広げます
海辺で亀を助けたことをきっかけに、不思議な世界へと誘われていく浦島太郎の物語を、やわらかく美しい絵とともに描いた一冊です。日本の昔話の中でも特に親しまれてきたお話で、海の向こうに広がる幻想的な世界の描写や、時の流れをめぐる不思議さが、子どもの想像力を大きく広げてくれます。3〜6歳ごろの子どもにとっては、初めて触れる昔話の入り口としても親しみやすく、聞き慣れた言い回しやくり返しの表現を通じて日本語の豊かさにも触れられます。読み聞かせでは、海の向こうの世界を思い描きながら、親子で「もし自分だったら」と想像を膨らませる時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
お友だちの
お弁当から始まる想像の世界!
食べ物への興味と言葉遊びが広がる一冊です
おべんとう箱を開ける前のわくわくした気持ちを、やさしい言葉とあたたかい絵で描いた一冊です。おにぎりやおかずなど、身近な食べものが次々に登場し、何が入っているのかを想像しながらページをめくる楽しさが味わえます。日々の食事という当たり前の場面に隠れた小さな喜びを丁寧にすくい上げていて、食べることへの興味や関心を自然に育みます。読み聞かせでは食べものの名前を一緒に言ってみたり、好きな具材について話したりと、会話が広がりやすいのも魅力です。おべんとうの時間が待ち遠しくなるような、親子で楽しめる作品です。
絵本の分野
本の特徴
手袋にどんどん詰まる、
動物たちの大冒険!
ウクライナ民話の独特の世界観で、
想像力がふくらむ一冊です
雪の森に落ちていた一つの手袋に、ねずみやかえる、うさぎやきつねなど、次々と動物たちが入り込んでいくお話です。小さな手袋がだんだんと膨らんでいく様子は素朴でユーモラスに描かれ、最後にはいったいどうなってしまうのかと、子どもたちは息をのんで見守ります。繰り返しのリズムがある展開なので、小さな子どもでも次に誰が来るのか予想しながら楽しむことができ、読み聞かせの場でも自然と声をそろえたくなる一冊です。古くから語り継がれてきた民話ならではの温かみと、動物たちが身を寄せ合う優しい雰囲気が、寒い季節の読み聞かせにもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
お手紙のやりとりで、
友情がどんどん広がる!
コミュニケーションの楽しさが伝わる一冊です
人気の絵本シリーズに登場する子どもたちのもとに、また新しいお手紙が届くところから始まる物語です。おともだちとのやりとりや日常のちょっとした出来事を通して、手紙を書いたりもらったりするときのわくわくする気持ちが丁寧に描かれています。友だち関係や気持ちのやり取りに関心が育つ3歳頃から、共感しながら楽しめる内容です。読み聞かせでは、登場人物たちの温かい交流に触れながら、親子で「お手紙をもらったらうれしいね」といった会話が自然に生まれる、心温まるひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
日本古来の神話を子どもたちへ伝える!
文化と想像力が育つ貴重な物語です
日本の神話を子ども向けに再話したシリーズの一冊で、皮をむかれて泣いていた白うさぎと、そこを通りかかった神さまたちとのやりとりを中心に描かれます。動物と神さまが言葉を交わし、助け合ったりすれ違ったりする古代の物語世界が、力強い筆致の絵とともに広がり、日本の神話に初めて触れる4歳からの子どもにも親しみやすい構成になっています。読み聞かせでは、昔から語り継がれてきた話の独特のリズムや言い回しを声に出して楽しみながら、日本の古い物語や信仰の世界に自然と触れるきっかけを与えてくれます。
絵本の分野
本の特徴
あおむしの正体はだれ?
想像がふくらむ!
言葉の響きを味わい、
発見の喜びが育つ絵本です
「あおむしだれのこ」という懐かしい童謡の世界を、あたたかな絵とともにたどっていく絵本です。葉っぱの上で見つけたあおむしが、いったいだれの子どもなのかを探っていく問いかけの形は、小さな子どもの好奇心をやさしく刺激します。むしや自然のいきものに親しみを持ち始める年齢の子にとって、身近な生きものの不思議さやかわいらしさを感じる入り口になるでしょう。歌うように読み進められる言葉のリズムも心地よく、読み聞かせの時間が親子でくり返し楽しめる歌あそびのようなひとときになる一冊です。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | 食育どうぶつ物語 | ||
| 2 | 定番講談社 | 2〜6歳 | どうぶつ物語 | ||
| 3 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | ことばユーモア物語 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 物語 | ||
| 5 | 定番岩崎書店 | 3〜6歳 | 物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 食育物語 | ||
| 7 | 定番岩崎書店 | 2〜5歳 | どうぶつ物語 | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 友だち物語シリーズ | ||
| 9 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | 物語シリーズ | ||
| 10 | 定番童心社 | 2〜5歳 | むし・いきもの物語 |
「言葉」を育てる絵本は、くり返しのフレーズや心地よいリズム、オノマトペ(音のことば)を通して、語彙力やことばへの感覚を自然に伸ばします。0〜6歳は言葉をぐんぐん吸収する大切な時期。読み聞かせで毎日たくさんの言葉に触れることで、「聞く・話す・伝える」力の土台が育ちます。登場人物のセリフをまねたり、絵を見て言葉にしたりするやりとりも表現力を広げるきっかけに。このページでは、言葉の力を楽しく育てられる年齢別のおすすめ絵本を厳選して紹介します。
物語の絵本は、お話の世界に入り込み、登場人物と一緒に冒険したり、気持ちを味わったりする楽しさを届けます。起承転結のあるストーリーは想像力と共感する力を育て、読後に感想を話すことで考える力も伸びます。年齢に合った長さの物語から始めましょう。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 物語絵本は何歳から楽しめますか?
A. 2〜3歳ごろから短いお話を楽しめるようになります。年齢が上がるにつれて長く複雑な物語も理解できるようになるので、その子の集中できる長さに合わせて選びましょう。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。