
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「イヤイヤ」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、親のしつけ目線ではなく、子どもが共感できる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「イヤイヤ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
4歳でイヤイヤの絵本を選ぶときは、イヤイヤ期の子どもの気持ちに寄り添える絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
待てない気持ち、そのままで大丈夫!
子どもの個性を認め、
親子で笑える絵本です
「はやくはやく」「まだかな」と、じっとするのが苦手な女の子の気持ちを、赤ちゃんの頃からおばあちゃんになるまで、時間をこえて描いた一冊です。おやつも、遊びも、順番も、待つのがつらくてそわそわしてしまう主人公の姿は、まさに今まさに「まてない」盛りの子どもたちの日常そのもの。読み聞かせをしていると、子どもは「わかる!」と共感し、大人は思わずくすりと笑ってしまうユーモアにあふれています。せっかちな性格も個性のひとつとして、否定せずにおおらかに受け止めてくれるまなざしが心地よく、イヤイヤ期や待てなさに手を焼く保護者にとっても肩の力が抜けるひとと
絵本の分野
本の特徴
「イヤ!」の毎日に効く一冊!
イヤイヤ期の親子にそっと寄り添う一冊です
このえほんには1つだけルールがあるよ。それはこのボタンをおしちゃダメということ。このボタンのことをかんがえてもダメ。できるかな?2〜4歳児向け。
絵本の分野
本の特徴
「イヤ!」の毎日に効く一冊!
イヤイヤ期の親子にそっと寄り添う一冊です
大ベストセラー待望の第2弾。ふって、さけんで、おおさわぎ!!さわるたびに何かがおこる!!こどもが魔法使いになれる体験型絵本!3~7歳児向け。
絵本の分野
本の特徴
「イヤ!」の毎日に効く一冊!
イヤイヤ期の親子にそっと寄り添う一冊です
元気いっぱいのノンタンが、けがをしたり痛い思いをしたりする出来事を通して、痛みや優しさについて考えるお話です。友だちが困っている場面や、痛いときにどう声をかけるかといったやりとりが描かれ、子どもたちにとって身近な感覚で「思いやり」を感じ取れる内容になっています。転んだり泣いたりする場面もありますが、ノンタンらしい明るいテンポで進むので、深刻になりすぎず楽しく読めます。自分やお友だちが痛い思いをしたときの気持ちに寄り添うきっかけとして、2歳から6歳の読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
イライラの気持ちとさようなら!
子どもが感情とうまく付き合える一冊です
怒りやいらいらといった感情は、小さな子どもにとってもコントロールが難しいものです。本作は、そうした気持ちが湧き上がったときにどう向き合い、どう気持ちを切り替えていけばよいかを、子どもにも分かりやすい言葉と場面で描いていきます。感情教育の専門的な知見をもとに、日常生活の中でありそうな場面を通して伝えるつくりになっています。3歳から6歳ごろ、自分の感情に戸惑ったり癇癪を起こしたりしやすい時期の子どもにとって、いらいらは誰にでもあるものだと知り、落ち着く方法を一緒に考えるきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ごはんの時間が、ちょっと楽しくなる!
食事を通じて気持ちを整える習慣が育つ絵本です
おなかがすいたり、眠かったり、我慢できずに怒ってしまったり。そんな時、子どもの中には「おに」がひそんでいるのかもしれません。この絵本は、子どもなら誰もが経験する感情の揺れを、おなかの中にいる鬼という身近なイメージで表現し、怒りやわがままな気持ちとどう向き合うかを優しく描きます。生活習慣の乱れが気持ちに影響することにもそっと触れながら、押し付けがましくなく物語として楽しめる構成です。読み聞かせの時間に「自分にも鬼がいるかな」と親子で気持ちについて話すきっかけになり、感情との付き合い方を自然に学べる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
怒りんぼうのラノが大変身!
自分の気持ちとうまく付き合う力が育つ一冊です
すぐに怒ってしまう主人公が、本当は怒りたくないのに気持ちが抑えられず、まわりを困らせてしまう場面から物語は始まります。怒りという感情そのものを否定するのではなく、なぜ怒ってしまうのか、怒った後にどんな気持ちになるのかを、子どもの目線に寄り添いながら描いていきます。イヤイヤ期や感情のコントロールに悩みやすい年齢の子にとって、自分の気持ちを客観的に見つめる手がかりになる内容です。読み聞かせを通して「怒ってもいいんだ」「どうしたらいいかな」と親子で気持ちについて話し合うきっかけが生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
幼稚園がイヤなあの
気持ち、みんな同じ!
子どもの葛藤を認め、
成長を応援する一冊です
主人公は幼稚園に行くのがどうにも気が進まない子。朝になると「いやや」という気持ちがむくむくとふくらんで、支度をする間もなんだか元気が出ません。多くの子が経験する登園前のもやもやした気持ちが、関西弁の軽やかな語り口とユーモラスな絵でのびのびと表現されていて、読んでいるうちに思わず笑ってしまうような場面がいくつも出てきます。入園を控えた子や、すでに通っていても朝がちょっぴり苦手な子にとって、自分と同じ気持ちの主人公に出会えることは大きな安心につながるはずです。読み聞かせの時間には、保護者と一緒に「いやや」な気持ちを声に出して笑い合うことで
絵本の分野
本の特徴
なぎちゃんとにんじんのヒミツ!
子どもの食卓への向き合い方が変わる絵本です
にんじんが苦手な女の子を主人公に、食べものの好き嫌いという身近なテーマを描いた絵本です。お皿に残されたにんじんをめぐって、どうして食べたくないのか、どんな気持ちがあるのかが、子どもの目線に寄り添うように綴られていきます。大人が頭ごなしに叱るのではなく、子どもの心の動きをそっと見つめる展開は、同じように好き嫌いに悩む2〜5歳の子どもたちが自分の気持ちを重ねやすいものになっています。読み聞かせの時間には、食卓での小さな出来事を思い出しながら、親子で「食べる」ことについて自然に話すきっかけが生まれるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
「きらい」の気持ちを
ちゃんと認めてくれる!
複雑な感情を受けとめ、
相手を思いやる心が育つ絵本です
何もかもが「きらい」と感じてしまう気持ちを抱えた子どもの姿を通して、素直な感情の動きが描かれる物語です。イライラしたり、誰かに対してつい強い言葉が出てしまったりする場面に、多くの子どもが自分の経験と重ね合わせて共感できる内容になっています。そうした気持ちとどう向き合っていくのか、周りの人との関わりの中で少しずつ変化していく様子も感じられます。3〜6歳の子どもが自分の感情に名前をつけて理解する助けになり、親子で気持ちについて話し合うきっかけにもなる読み聞かせの一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番ブロンズ新社 | 3〜6歳 | イヤイヤ感情物語 | ||
| 2 | 定番サンクチュアリ出版 | 2〜6歳 | イヤイヤシリーズ | ||
| 3 | 定番サンクチュアリ出版 | 2〜6歳 | イヤイヤシリーズ | ||
| 4 | 定番偕成社 | 2〜6歳 | イヤイヤ友だち思いやり | ||
| 5 | 鈴木出版 | 3〜6歳 | イヤイヤ感情生活 | ||
| 6 | ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | イヤイヤ感情生活 | ||
| 7 | Gakken | 3〜6歳 | イヤイヤ思いやり感情 | ||
| 8 | 童心社 | 2〜4歳 | イヤイヤ感情保育園 | ||
| 9 | 絵本館 | 3〜6歳 | イヤイヤ食育感情 | ||
| 10 | 童心社 | 3〜6歳 | イヤイヤ思いやり感情 |
イヤイヤの絵本は、子どもを説得するためではなく、「そういう気持ちになることもあるよね」と受け止めるきっかけとして選ぶのがおすすめです。自分の気持ちをまだうまく言葉にできない時期だからこそ、登場人物が気持ちを代弁してくれる絵本が、親子の対話の入り口になります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. イヤイヤの絵本はしつけに使えますか?
A. しつけのために読ませるより、子どもが自分の気持ちに気づくきっかけとして読むのがおすすめです。「同じだね」と共感することが、結果的に気持ちの切り替えにつながります。
Q. 4歳に「イヤイヤ」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「イヤイヤ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。