
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「片付け」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、命令ではなく、遊びや達成感として片付けを感じられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「片付け」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳で片付けの絵本を選ぶときは、片付けや身の回りの整理に親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
お片付けのきっかけになる!
お片付けのきっかけになる一冊です
脱ぎっぱなしの靴、散らかったおもちゃなどが、全く別の楽しい世界に変わります。すみずみまで楽しめる「見立て」の写真絵本。
絵本の分野
本の特徴
ふたりで秘密基地をつくっちゃった!
友だちと一緒に工夫する喜びが詰まった絵本です
仲良しの二人が森の中を歩いていると、長い間使われていない古い小屋を見つけるところから物語が始まります。ほこりだらけで荒れたその小屋を、二人でどうやってきれいにし、自分たちだけの秘密の場所にしていくのかが、細やかな絵とともにていねいに描かれています。掃除や工夫を重ねながら居心地のよい空間をつくっていく様子は、片付けや模様替えに興味を持ち始める年齢の子どもの心をくすぐります。シリーズならではのかわいい小物や生き物たちが隅々まで描き込まれているので、何度読んでも新しい発見があり、親子で細かい部分を探しながら会話が広がる読み聞かせの時間になり
絵本の分野
本の特徴
お片付けのきっかけになる!
お片付けのきっかけになる一冊です
元気いっぱいのノンタンが、おもちゃや持ち物を出しっぱなしにして部屋を散らかしてしまう様子を描いたお話です。片づけをせずに過ごすうちに困った出来事が起こり、ノンタンなりに気づいていく姿を通して、身の回りを整えることの大切さを子どもが自然に感じ取れる内容になっています。親しみやすいキャラクターと繰り返しのある言葉のリズムは、小さな子どもでも飽きずに聞き続けられる読み聞かせに向いており、片づけを渋りがちな子への声かけのきっかけとしても役立ちます。日常生活の習慣づけを楽しく後押ししてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ぐりとぐらと一緒にわくわくドキドキ!
ロングセラーの魔法で楽しさが倍増する一冊です
仲良しの野ねずみぐりとぐらが、暮らしている森の家で大がかりな片付けに挑む姿を描いたお話です。散らかった部屋の中から思いがけないものが出てきたり、片付けをしているうちに楽しい出来事が起こったりと、身近な家事が冒険のように広がっていく様子が魅力です。整理整頓というテーマを、説教くさくならず愉快な物語として楽しめるので、片付けを嫌がりがちな年齢の子どもにも自然と興味を持たせてくれます。読み聞かせでは、ぐりとぐらの息の合ったやり取りにくすっと笑いながら、親子で「お片付けって楽しいかも」と思える時間になりそうです。
絵本の分野
本の特徴
怒られてばかりのぼくの
気持ち、わかってくれる!
子どもの本音と親の想いがつながる時間です
「かたづけや〜」「またうそついて〜っ」と、かあちゃんに繰り返し怒られてしまう主人公の子どもの目線から、日々の暮らしの中でのすれ違いが関西弁の生き生きとした言葉で描かれる物語です。片付けが苦手だったり、つい嘘をついてしまったり、子どもならではの困った行動と、それに向き合う大人の気持ちの両方が、飾らない言葉でつづられています。叱られてしまう子どもの本音に共感しながらも、家族の間にある愛情がじんわり伝わってくる内容で、読み聞かせをしながら親子で「あるある」と笑い合えるような時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
子どもの秘密の遊びと片付けが変身!
想像力が育ちながら自然と片付けが好きになる一冊です
主人公の男の子と犬のポチが繰り広げるのは、大人にはけっして見えないヒミツの遊び。散らかったおもちゃの海を航海する海賊ごっこがはじまったかと思うと、いつのまにかそれがそのままお片付けにつながっていくという、子どもならではの自由な発想が詰まった物語です。片付けを面倒なことではなく遊びの延長として描いているので、3〜6歳の子には自分もやってみたいという気持ちが芽生えやすく、読み聞かせのあとに一緒に部屋を片付けたくなるきっかけにもなりそうです。想像力と生活習慣がやさしく結びつく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
できた時のあの笑顔が、
ぐっと近づく物語!
小さな成功体験が、
子どもの自信を育む絵本です
着替えやお片付け、靴を履くことなど、小さな子どもにとって毎日の生活の中には挑戦したいことがたくさんあります。この絵本は、そんな身近な生活習慣の場面を通して、うまくできたときの誇らしさや、できないときのもどかしさといった気持ちに寄り添いながら描いていきます。難しいことに向き合う子どもの表情や仕草がていねいに表現されており、読み聞かせをしながら親子で「できたね」という気持ちを分かち合える構成になっています。2〜5歳ごろは、自分でやってみたいという気持ちが芽生える一方で、思うようにいかず悔しさを感じることも増える時期です。
絵本の分野
本の特徴
ツメのお手入れが楽しくなる!
毎日のケアを習慣づける第一歩の一冊です
つめが伸びていることに気づいて、ちょっぴりドキドキしながら爪切りに向き合う様子が描かれる一冊です。パチンパチンと爪を切る音や、切ったあとのすっきりした指先の気持ちよさが伝わってくるので、爪切りを怖がりがちな子も興味を持ちやすくなっています。2〜4歳は自分の体に関心が向き始め、身の回りのお手入れを覚えていく時期。読み聞かせを通して爪切りの必要性や手順を自然に知ることができ、家庭で実際に爪を切る前後の導入として使うと、親子で「今日は切ってみようか」という会話が生まれる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
3匹がお手伝いで大活躍!
くすくす笑える!
楽しみながらお手伝いの心が育つ絵本です
かえるの子どもたちが元気いっぱいに登場し、おうちのお手伝いに挑戦するお話です。お掃除やお片付けなど身近なお手伝いの場面が、テンポのよい言葉とにぎやかな絵で描かれ、失敗したり工夫したりしながら進んでいく様子がユーモラスに伝わってきます。2歳から5歳ごろの子どもにとって、お手伝いは大人にやらされることではなく楽しい遊びのように感じられるきっかけになるでしょう。読み聞かせの時間には、かえるたちの掛け合いを声色を変えて楽しんだり、自分のお手伝い体験を親子で話したりする時間にもなります。
絵本の分野
本の特徴
みんなでおそうじ、楽しくピカピカ!
お片付けが自然と好きになる絵本です
お部屋やおもちゃが散らかったとき、どうすればきれいになるのかを、身近な生活の場面を通して描いた絵本です。お掃除や片付けというテーマを、子どもが親しみやすい調子で楽しく感じられるように表現しており、日々の生活習慣を身につける第一歩にぴったりです。読み聞かせを通して、片付けは面倒なことではなく、きれいになると気持ちがいいものだと感じてもらえるきっかけになります。2〜4歳の、自分でもやってみたいという気持ちが芽生え始める時期の子にちょうどよく、おうちでの声かけと合わせて読むと、片付けの時間が親子の楽しいコミュニケーションに変わっていくはずで
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番株式会社 福音館書店 | 3〜6歳 | 片付け | ||
| 2 | 文溪堂 | 3〜6歳 | 片付け物語探す・見つける | ||
| 3 | 定番偕成社 | 2〜6歳 | 片付けシリーズ | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | どうぶつ片付け物語 | ||
| 5 | 童心社 | 3〜6歳 | 感情片付け | ||
| 6 | 岩崎書店 | 3〜6歳 | 片付けユーモア物語 | ||
| 7 | 偕成社 | 2〜5歳 | 感情生活片付け | ||
| 8 | 岩崎書店 | 2〜5歳 | 生活片付け | ||
| 9 | ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | どうぶつ生活片付け | ||
| 10 | 童心社 | 1〜4歳 | 音リズム生活片付け |
片付けの絵本は、「片付けなさい」と叱るためではなく、片付けを遊びや達成感として感じられるようにする一冊です。おもちゃがおうちに帰る、きれいになって気持ちいい——そんな前向きなイメージが、自分から片付けたくなる気持ちを育てます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 片付けの習慣はどう身につけますか?
A. 絵本のように「おもちゃさんをおうちに帰してあげよう」と遊び感覚で誘うのがコツです。できたら一緒に喜び、達成感を味わわせると続きやすくなります。
Q. 3歳に「片付け」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「片付け」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。