
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
3歳で友だちの絵本を選ぶときは、友だち関係や人との関わりを描いた絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
働き者の象が、ようちえんを開園!
個性を生かすことの素晴らしさが伝わる一冊です
体が大きすぎて幼稚園に入れてもらえなかったぞうのぐるんぱは、いろいろな仕事に挑戦しますが、そのたびに何かがうまくいきません。それでもあきらめずに次々と場所を訪ね歩くうちに、思いがけない形で自分の居場所を見つけていきます。友だちとの関わりが増え、得意なことや不得意なことに気づき始める3〜5歳の時期に寄り添う内容で、失敗しても大丈夫だという安心感を伝えてくれます。あたたかみのある絵とゆったりした語り口で、繰り返し読みたくなる読み聞かせの時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おしいれから始まる、
忘れられない大冒険!
友情と勇気の大切さを、
手に汗握る体験で学ぶ一冊です
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計230万部を超えるロングセラー絵本。
絵本の分野
本の特徴
あぶさんとぶたさん、ぶつかった!
違いを認め合う喜びが伝わる、
ロングセラーの傑作です
引っ越してきたばかりの女の子が、新しい町でひとりぼっちを感じながら過ごす中で、遠くから聞こえてくる小さな汽車の音に心を惹かれていくお話です。知らない土地での心細さや、日常の中にある小さな発見が、静かで丁寧な絵とともに描かれています。友だちがまだいない不安や、それでも世界を少しずつ知っていく喜びが伝わり、環境の変化を経験したことのある子どもは主人公に自分を重ねやすいでしょう。読み聞かせでは、ページをゆっくりめくりながら、音や気配に耳をすます時間を一緒に味わうことができ、静かな余韻とともに心が動く読書体験になります。
絵本の分野
本の特徴
森の友達が花冠で迎えてくれる!
友情と思いやりの温かさが満ちた一冊です
森の中で暮らす動物たちと心を通わせてきた男の子が、再びその森を訪れて仲間たちと過ごす一日を描いた物語です。ゾウが男の子の笑顔をいちばんだとほめたり、動物たちが彼のために花の冠を作ってくれたりと、あたたかな交流の場面が丁寧に描かれています。特別な出来事が大きく起こるわけではなくても、森の中でのささやかな触れ合いが積み重なり、読む人の心にじんわりと残る味わいがあります。3歳から6歳の子には、自然の中の生き物たちとの友情を身近に感じる機会となり、読み聞かせのひとときは穏やかで優しい気持ちに包まれる時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
グレイ・ラビットの
仲良しトリオの活躍が素敵!
信頼と友情の大切さが心に残る物語です
野うさぎや灰色うさぎ、はりねずみなど、森に暮らす動物たちが繰り広げる素朴で温かなお話です。仲間と助け合ったり、時にはすれ違ったりしながら過ごす毎日の暮らしぶりが、やさしい語り口で描かれ、動物たちの表情や仕草からは友情の大切さや思いやりの気持ちが自然に伝わってきます。昔から読み継がれてきた英国生まれの物語らしい、落ち着いた雰囲気とゆったりした時間の流れが魅力で、3歳から6歳ごろの子どもが物語の世界にじっくりと入り込みやすい構成になっています。読み聞かせの時間には、登場する動物たちの個性豊かなやりとりを親子で楽しみながら、友だちを思いやる
絵本の分野
本の特徴
お手紙のやりとりで、
友情がどんどん広がる!
コミュニケーションの楽しさが伝わる一冊です
人気の絵本シリーズに登場する子どもたちのもとに、また新しいお手紙が届くところから始まる物語です。おともだちとのやりとりや日常のちょっとした出来事を通して、手紙を書いたりもらったりするときのわくわくする気持ちが丁寧に描かれています。友だち関係や気持ちのやり取りに関心が育つ3歳頃から、共感しながら楽しめる内容です。読み聞かせでは、登場人物たちの温かい交流に触れながら、親子で「お手紙をもらったらうれしいね」といった会話が自然に生まれる、心温まるひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
園での思い出が、心にそっと残る!
新しい世界への一歩を応援する卒園の友になる絵本です
園でのいろいろな遊びや行事、友だちと過ごした毎日を振り返りながら、卒園を迎える子どもたちの気持ちを描いた絵本です。楽しかった思い出と、仲間と離れる少しの寂しさ、そして新しい場所へ踏み出す喜びが、あたたかな言葉とともにつづられていきます。うたとしても親しまれてきた作品で、リズムよく声に出して読める文章が魅力です。3〜6歳の子にとっては、自分の園生活を重ね合わせながら聞ける内容で、卒園を控えた時期に読むと特別な気持ちで受け止められるでしょう。親子で一緒に園での日々を語り合うきっかけにもなり、節目の贈り物としても長く選ばれてきた一冊です。
絵本の分野
本の特徴
どんぐりひろいが、冒険に変身!
友だちとの秋の思い出づくりが広がる一冊です
仲良し三人組のけん、ひろし、くみが、秋の日にどんぐりひろいへ出かけるところから物語が始まります。大きくてつやつやのどんぐりを見つけて手を伸ばした瞬間、どんぐりがころころと転がり出し、三人は思いがけずどんぐりたちの不思議な世界へと入り込んでいきます。季節の実りをきっかけに広がる冒険は、秋の行事や自然への興味を引き出しながら、友だち同士で力を合わせる楽しさも伝えてくれます。読み聞かせでは、次に何が起こるかわくわくしながら聞き入り、どんぐり拾いの経験がある子はより親しみを持って物語に入り込めるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
忍者になったつもりが、
タイムスリップ!
友だちとの秘密の冒険にわくわくが止まらない絵本です
忍者のまねをして遊んでいたら、うっかりがけから転がり落ちてしまったわんぱくな三人組。痛む体を起こして周りを見回すと、そこには見慣れないお城や馬の姿があり、どうやら自分たちが昔のお侍の時代に迷い込んでしまったらしいことに気づきます。ごっこ遊びの延長から思いがけない冒険へと展開していく物語は、忍者やお城といった子どもの好きな要素にあふれ、友だち同士で力を合わせる楽しさも伝わってきます。この先いったい何が待ち受けているのか、続きが気になる展開に、読み聞かせの時間もぐっと盛り上がる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
雪の祭りで、ぐんぐん友達と冒険する!
季節の喜びと友情が胸に残る物語です
わんぱくな三人組がつくったかまくらに、ある晩、雪でできたうさぎが訪ねてきます。「こんやはゆきまつり」と手を引かれて外に出てみると、そこには冬ならではの不思議で楽しい景色が広がっていました。雪の季節にぴったりの温かでにぎやかな物語で、寒い夜のお楽しみとして読み聞かせにもよく合います。友だちと力を合わせて雪遊びをする様子や、見知らぬ存在に導かれて未知の世界に踏み出す高揚感が、幼児から小学校低学年の子どもの好奇心をくすぐります。シリーズならではの安心感のある語り口も魅力です。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 2 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち思いやり物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 友だち物語 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 5 | 定番岩波書店 | 3〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 友だち物語シリーズ | ||
| 7 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち生活保育園 | ||
| 8 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だちきせつ物語 | ||
| 9 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だちユーモア物語 | ||
| 10 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | 友だちきせつ物語 |
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「友だち」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、貸し借り・順番・けんか・仲直りを自然に考えられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「友だち」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
友だちの絵本は、貸し借りや順番、けんかと仲直りといった、人との関わりの中で起きる出来事を物語で描きます。正解を教え込むより、登場人物の気持ちを一緒に考えることで、相手の立場を想像する力が育ちます。集団生活が始まる前後の子の心の支えになります。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 友だちとうまく遊べない子に読ませるべき?
A. 「こうしなさい」と教えるためより、登場人物の気持ちを一緒に味わうために読むのがおすすめです。物語を通じて、自分や友だちの気持ちに気づくきっかけになります。
Q. 3歳に「友だち」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「友だち」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。