
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「友だち」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、貸し借り・順番・けんか・仲直りを自然に考えられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「友だち」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
4歳で友だちの絵本を選ぶときは、友だち関係や人との関わりを描いた絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
嵐の夜、予想外の
出会いが心を揺さぶる!
友情の本当の意味を考える、
深い感動の絵本です
嵐の夜、真っ暗な小屋の中で偶然出会ったやぎとおおかみが、互いの姿が見えないまま言葉を交わし、不思議と心を通わせていくお話です。本当は食べる側と食べられる側という立場でありながら、声だけを頼りに芽生えていく友情の気配に、読み手はどきどきしながら引き込まれていきます。3〜6歳の子どもにとっては、緊張感のある展開を通して信頼や思いやりという感情の存在を感じ取る良い機会になるでしょう。続きが気になる長く愛されてきたシリーズとして、親子で繰り返し手に取りたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ちいさな勇気が、大きな力に変わる!
協力することの素晴らしさが伝わる一冊です
小さな黒い魚が、兄弟たちを大きな魚に食べられてひとりぼっちになりながらも、広い海を旅しながら様々な生き物と出会い、やがて仲間たちと知恵を出し合って大きな魚に立ち向かおうとする姿を描いた名作です。詩的な響きを持つ文章と美しいコラージュの絵が調和し、4〜6歳の子どもにも仲間と力を合わせることの意味や工夫することの大切さが自然に伝わります。読み聞かせの場では海の色彩の豊かさに引き込まれ、親子で静かに絵を見つめ合う穏やかな時間が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
巨大なおいもが、
子どもたちの目を輝かせる!
みんなで力を合わせる喜びが詰まった傑作です
幼稚園での教育実践から生まれた、大きなおいも掘りを描くユーモラスな絵本です。力強い絵とともに、みんなで声をかけ合いながら大きなおいもを引き抜こうとする様子が生き生きと描かれ、3〜6歳の子どもが友達と協力する楽しさや達成感を想像しながら楽しめます。読み聞かせでは思わず声に出したくなるようなリズムがあり、園のお友達や家族と一緒に盛り上がれる一冊です。掘り出すまでのわくわくした気持ちが、子どもの心にも伝わっていきます。
絵本の分野
本の特徴
友情か、食欲か。二ひきの答えは?!
教科書の名作が、
心に問いかける一冊です
嵐の晩に声だけで心を通わせたヤギとオオカミが、翌日の晴れた日にとうとうお互いの姿を目にしてしまうところから始まる物語です。本来なら食べる側と食べられる側であるはずの二匹が、これまで育んできた気持ちとどう向き合うのか、揺れ動く胸の内が描かれていきます。前作を読んだ子どもたちが気になっていたその後を追える一冊で、友情と本能のはざまで戸惑う姿は、3歳から6歳の子にも「なかよし」とはどういうことかを考えるきっかけを与えてくれます。読み聞かせでは、次はどうなるのだろうという緊張感と温かさが入り混じる、忘れがたい時間になりそうです。
絵本の分野
本の特徴
グレイ・ラビットの
仲良しトリオの活躍が素敵!
信頼と友情の大切さが心に残る物語です
野うさぎや灰色うさぎ、はりねずみなど、森に暮らす動物たちが繰り広げる素朴で温かなお話です。仲間と助け合ったり、時にはすれ違ったりしながら過ごす毎日の暮らしぶりが、やさしい語り口で描かれ、動物たちの表情や仕草からは友情の大切さや思いやりの気持ちが自然に伝わってきます。昔から読み継がれてきた英国生まれの物語らしい、落ち着いた雰囲気とゆったりした時間の流れが魅力で、3歳から6歳ごろの子どもが物語の世界にじっくりと入り込みやすい構成になっています。読み聞かせの時間には、登場する動物たちの個性豊かなやりとりを親子で楽しみながら、友だちを思いやる
絵本の分野
本の特徴
海から来た男の子との不思議な出会い!
想像力と優しさが同時に育つ一冊です
海からふらりとやってきた不思議な男の子と、まちの子どもたちとのゆかいな交流を描いた物語です。どこか浮世離れした男の子の言動や、海の生きものたちを思わせる自由な発想が、日常の風景の中にユーモラスな驚きをもたらしていきます。絵には独特の色づかいとのびやかな線が生かされ、見ているだけでも楽しい気分になれる作りです。3歳から6歳ごろの子どもは、見慣れた町の景色に非日常が入り込んでくる面白さや、少し変わった友だちとの関わりに興味を引かれることでしょう。読み聞かせの時間には、海や生きものの話題を広げたり、「もし海から誰かがやってきたら」と想像を膨
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本の特徴
双子の友情と冒険が輝く物語!
友だち関係の大切さを学べる名作です
見た目はそっくりでも性格や好みが違うふたごの女の子たちを中心に、友だちや家族との関わりの中で起こる日常のできごとを描いた物語です。似ているようでいて違う二人が、それぞれの個性を発揮しながら過ごす様子がユーモラスに、そして温かく綴られています。きょうだいならではのやり取りや、友だちとの関わりの中で生まれる小さな出来事が、子どもにとって身近に感じられる内容です。4〜6歳の子どもには、自分と誰かを比べたり違いを認めたりする気持ちの動きを、物語を通して自然に感じ取れる機会になります。
絵本の分野
本の特徴
世代を超えて愛される、
友情の大切さが詰まった!
一緒にいることの喜びを感じられる名作です
性格も暮らし方も違う二匹の動物が、日々のちょっとした出来事を通して心を通わせていく物語です。ときにすれ違ったり、気持ちがうまく伝わらなかったりしながらも、お互いを思いやる姿が丁寧に描かれ、友だちとの関係の温かさやむずかしさを子どもなりに感じ取ることができます。4〜6歳の子どもにとっては、友情や思いやりについて考えるきっかけになる一冊で、読み聞かせの時間には登場人物の気持ちを一緒に想像しながら、親子で感情について話し合うきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
英国発祥の愛らしいウサギの冒険譚!
想像の世界へ連れていく、
古典の傑作です
野うさぎのグレイ・ラビットと、はりねずみやりすの仲間たちが、森の中の小さな家でくり広げるくらしを描いた物語です。お料理をしたり、困りごとに知恵を出し合ったり、季節の移ろいの中で過ごす日々が、やさしい筆致でつづられています。動物たちにもそれぞれの性格があり、時にわがままだったり、時にやさしかったりする姿は、人間の子どもたちの姿とも重なって見えてきます。3歳から6歳くらいの、身近な動物やお友だち関係に興味を持ち始めた子にぴったりの内容で、読み聞かせを通して、思いやりや我慢すること、仲間と力を合わせる楽しさを自然に感じ取ることができるでしょ
絵本の分野
本の特徴
見えるって、見えないって、
何が違うんだろう?!
他の人の気持ちを想像する力を育む絵本です
目が見えない人には世界がどんなふうに見えているのか、という問いをきっかけに、「見える」「見えない」ということについてやさしく考えていく絵本です。専門的な内容を難しく説明するのではなく、身近な疑問や会話を通して、人によって世界の感じ方が違うことを自然に伝えてくれます。答えを一方的に教えるのではなく、一緒に考える姿勢で描かれているため、子どもも大人も新しい気づきを得られる内容です。読み聞かせの場では、親子で「自分だったらどう感じるか」を話し合うきっかけになり、他者への想像力や思いやりを育む対話のきっかけとなる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番講談社 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 2 | 定番好学社 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 友だち保育園ユーモア | ||
| 4 | 定番講談社 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 5 | 定番岩波書店 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 6 | 定番童心社 | 4〜6歳 | 友だちユーモア物語 | ||
| 7 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | かぞく友だち物語 | ||
| 8 | 定番文化出版局 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 9 | 定番岩波書店 | 4〜6歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 10 | 定番アリス館 | 4〜6歳 | 友だち思いやり感情 |
友だちの絵本は、貸し借りや順番、けんかと仲直りといった、人との関わりの中で起きる出来事を物語で描きます。正解を教え込むより、登場人物の気持ちを一緒に考えることで、相手の立場を想像する力が育ちます。集団生活が始まる前後の子の心の支えになります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 友だちとうまく遊べない子に読ませるべき?
A. 「こうしなさい」と教えるためより、登場人物の気持ちを一緒に味わうために読むのがおすすめです。物語を通じて、自分や友だちの気持ちに気づくきっかけになります。
Q. 4歳に「友だち」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「友だち」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。