
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「形」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、見立て遊びや、形をさがす楽しさがある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「形」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳で形の絵本を選ぶときは、丸・三角・四角など形に親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
遊びながら数に強くなる!
考える力が自然と身につく一冊です
主人公のもとに届いた不思議な手紙をきっかけに、地面の下から始まる100階建ての家をどんどん上へのぼっていくお話です。10階ごとに違う生きものたちが暮らしていて、そこでの暮らしぶりや部屋の様子がページをめくるたびに変わっていくので、次の階に何がいるのか気になって、子どもは自分からページをめくりたがります。ページが縦に開く珍しい造りになっており、階段をのぼる感覚をそのまま体験できるところも楽しい工夫です。数を数えたり順番を意識したりする力が自然と育つほか、階ごとの部屋の形や住人の暮らしを想像する楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
考える力が自然と身につく一冊です
山の奥のふしぎな家から聞こえるのは何の音?大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森にそびえる大きな木。
絵本の分野
本の特徴
アルファベットがへそまがりで楽しい!
言葉への興味が自然に広がる遊び心いっぱいの絵本です
アルファベットの形を手がかりに、見立てや発見の面白さを楽しめる知育絵本です。ふつうのABCの本のように単純に文字と単語を並べるのではなく、ページをめくるたびに文字の形が思いがけないものに変身したり、隠れていたりする仕掛けが施されています。文字そのものの造形の美しさやユーモアに気づかせてくれる構成で、英語やひらがなに親しみ始めた子どもの好奇心をくすぐります。大人が一緒に眺めても新しい発見があり、文字を「読む」だけでなく「見る」楽しさを親子で分かち合える読み聞かせの時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
三角さんとの予想外の展開!
形からふくらむ楽しい想像力が広がる絵本です
あるところに、三角の形をしたサンカクさんが暮らしています。ある日サンカクさんは、隣に住むシカクさんの持ち物を勝手に持ち出してしまい、そこから思いがけない出来事が次々と起こっていきます。シンプルな図形のキャラクターたちが繰り広げるやりとりは、ユーモラスでありながらどこか考えさせられる雰囲気も漂わせます。台詞のテンポがよく、独特の間で読み進められるため、読み聞かせをする大人にとっても楽しい体験になります。形や色に興味を持ち始めた子どもが、想像力を働かせながら物語の世界に引き込まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
あやとりが空を飛ぶ?
ユーモアと驚きにあふれた一編!
遊びへの好奇心と創意工夫の面白さを知る一冊です
あやとりが得意な女の子のけいこが、指先で作り出す形をきっかけに、ほうきやはしご、星といった身近なものの姿を次々に紡いでいくお話です。糸一本から広がる形の変化を追ううちに、けいこの遊びはいつしか空を飛ぶような不思議な世界へとつながっていきます。素朴でやさしい絵と語り口が、あやとりという昔ながらの遊びの魅力を子どもに伝えてくれる一冊で、実際に糸を手に取ってまねしてみたくなる楽しさもあります。3〜6歳の子には、身近な遊びが想像の世界へと広がっていく面白さがちょうどよく響き、読み聞かせの時間は、親子で手や指先の動きに注目しながら、ことばと絵の
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本の特徴
髪がくちゃくちゃでも、
そっか、いいんだ!
ありのままの自分を好きになる一冊です
くちゃくちゃになってしまった一枚の紙を見て、その形や状態からいろいろなものを想像していくお話です。しわだらけの紙が何に見えるか、次々とアイデアが広がっていく展開はユーモラスで、子どもが物の見方をひとつに決めつけず、自由に発想する楽しさを感じられます。失敗したものやうまくいかなかったものも、見方を変えれば面白いものに変わるという柔らかなメッセージが、押しつけがましくなく伝わってきます。読み聞かせの場では、親子で「これは何に見えるかな」と会話しながら読み進めると、想像力を刺激する楽しい時間になり、日常の小さな失敗を笑いに変える視点も育まれ
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本の特徴
影と光の世界が息づいている!
日常の中の小さな魔法を見つける力が育つ一冊です
太陽の光が作り出す影に着目し、身のまわりのものや人が地面や壁に映し出す静かな世界を描いた絵本です。ページをめくるたびに、木や建物、生き物たちのシルエットが重なり合い、光と闇のあいだにひそむ不思議な表情を見せてくれます。言葉に頼りすぎず、絵そのものが物語るような構成なので、子どもは目を凝らしてじっくりと絵を追いかけ、想像をふくらませることができます。影という誰もが日常で目にしながら深く考えたことのない存在を通して、光のあたたかさやものの形の面白さに気づかせてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
形あそびで観察力が育つ!
考える力が自然と身につく一冊です
まる、しかく、さんかくという三つの形を、太い輪郭とはっきりした色使いのシンプルな絵で見せてくれる一冊です。ページをめくるたびに同じ形がくり返し登場するので、子どもは自然と形の特徴をつかみ、身のまわりにある丸いものや四角いもの、三角のものを指さして教えてくれるようになります。文字も少なく展開も静かなので、絵本にまだ慣れていない小さな子との読み聞かせにもぴったりで、親子で「まるはどれかな」と問いかけながらゆっくり言葉を交わす時間になります。形という抽象的な概念を、難しい説明なしに絵と言葉だけで感じ取れるところが魅力で、数や図形への興味の入
絵本の分野
本の特徴
数との出会いが、こんなに楽しい!
遊びながら数の概念を学ぶ一冊です
身の回りにあるものを数えたり並べたりする体験を通して、数という概念に初めて触れる1〜4歳向けの絵本です。数字の暗記を急ぐのではなく、絵に描かれたものを指さしながら「いくつあるかな」と親子で一緒に数えていく過程を大切にした構成になっており、数を数える行為そのものの面白さに気づけるように作られています。ロングセラーとして長く読み継がれてきた内容だけに、無理のない自然な形で数への興味の芽生えを後押ししてくれ、読み聞かせの時間が数遊びのような楽しいやり取りに変わっていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
もし背が伸びたら、どうなる?!
子どもの創造力が無限に広がる絵本です
もし自分の背がどんどん伸びていったら、世界はどんなふうに見えるでしょう。身近な生活の中から生まれた空想が、どこまでも大きく広がっていく様子をユーモラスに描いた一冊です。屋根より高く、雲より高く背が伸びていく主人公の姿を通して、子どもならではの自由な発想やスケールの大きな空想遊びが楽しめます。読み聞かせでは、次はどうなるのだろうという驚きとともに、親子で一緒に想像を膨らませる時間になり、大きくなることへの憧れや体の変化への興味を優しく刺激してくれる作品です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | 数形シリーズ | ||
| 2 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | むし・いきもの数形 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | ことば形英語 | ||
| 4 | 定番クレヨンハウス | 3〜6歳 | 形ユーモア物語 | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 形しかけ物語 | ||
| 6 | 定番白泉社 | 3〜6歳 | 形ユーモア物語 | ||
| 7 | 冨山房 | 3〜6歳 | 形物語探す・見つける | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 2〜6歳 | 形 | ||
| 9 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 数形 | ||
| 10 | こぐま社 | 3〜6歳 | 形ユーモア物語 |
形の絵本は、丸・三角・四角といった基本の形に親しみ、身のまわりのものを形でとらえる目を育てます。「まるはおつきさま」のような見立て遊びは、観察力と想像力の両方を刺激し、図形の感覚の土台になります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 形の絵本はどんな遊びにつながりますか?
A. 読んだあとに「まるいものさがし」をしたり、積み木やブロックで形を組み合わせたりと、手を動かす遊びにつなげると理解が深まります。
Q. 3歳に「形」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「形」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。