
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「かぞく」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、親子・きょうだい・祖父母など身近な関係が温かく描かれた絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「かぞく」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
4歳でかぞくの絵本を選ぶときは、家族の愛情や日常が描かれた絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
アカネちゃんの涙が
海に変わっちゃった!
子どもの心を優しく寄り添う感情の物語です
アカネちゃんという女の子の涙をめぐる出来事を描いた物語で、泣きたくなるような出来事に出会ったときの気持ちの動きが、丁寧な言葉と情景で綴られています。悲しみや戸惑いといった感情がどのように生まれ、周りの人やもの、時間の流れの中でどう変わっていくのかを、静かに見つめるような構成が特徴です。派手な展開ではなく、心の内側にそっと寄り添うような描かれ方は、感情を言葉にすることがまだ難しい年齢の子どもにとって、自分の気持ちを見つめ直すきっかけになります。読み聞かせでは、涙の理由を親子で語り合ったり、登場人物の気持ちに寄り添ったりする、静かで温かな
絵本の分野
本の特徴
双子の友情と冒険が輝く物語!
友だち関係の大切さを学べる名作です
見た目はそっくりでも性格や好みが違うふたごの女の子たちを中心に、友だちや家族との関わりの中で起こる日常のできごとを描いた物語です。似ているようでいて違う二人が、それぞれの個性を発揮しながら過ごす様子がユーモラスに、そして温かく綴られています。きょうだいならではのやり取りや、友だちとの関わりの中で生まれる小さな出来事が、子どもにとって身近に感じられる内容です。4〜6歳の子どもには、自分と誰かを比べたり違いを認めたりする気持ちの動きを、物語を通して自然に感じ取れる機会になります。
絵本の分野
本の特徴
あとのあと、その先のその
先…予想外の展開が続く!
子どもの笑顔と創造的な思考を引き出す一冊です
ベッドに入った男の子が、ふとした瞬間に「死んだらどうなるんだろう」という誰もが一度は抱く疑問と向き合い、あれこれと空想を膨らませていく物語です。真剣なテーマでありながら、ユーモラスな発想や自由な想像が次々と展開され、重たくなりすぎずに読み進められる構成になっています。3〜6歳の子にとっては、答えのない問いについて自分なりに考えてみる経験となり、想像する力や気持ちを言葉にする力を育むきっかけになります。読み聞かせでは、親子で一緒に不思議な問いをのぞきこむような、じんわりと心に残る時間が生まれます。
絵本の分野
本の特徴
一人で初めてのおつかい、
ドキドキが詰まってる!
子どもの勇気と親の優しい見守りが伝わる絵本です
小さな女の子が、初めて一人でお使いに出かける様子を描いたロングセラー絵本です。慣れない道を歩き、お店の人とやり取りをする中で、緊張したり不安になったりしながらも、頑張って役目を果たそうとする姿が丁寧に描かれます。3〜5歳ごろは、家族の役に立ちたいという気持ちや、知らない場所へ踏み出すどきどき感が芽生える時期。読み聞かせを通して、子どもが感じる誇らしさや心細さに寄り添いながら、生活の中での小さな成長を親子で一緒に見つめられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
もし自分のコピーを作ったら…?!
ユニークな発想で、
自分らしさを考える一冊です
毎日のお手伝いや宿題がめんどうで、自分の代わりをしてくれる「ニセモノ」がほしいと考えた男の子が、どうすればそっくりなニセモノが作れるのかを、お父さんと一緒にあれこれ真剣に考えていくお話です。見た目や声だけでなく、性格や好きなものまで似せようとするうちに、思いがけず自分自身とはどんな存在なのかを見つめ直すことになります。ゆかいな発想と独特の間の効いた絵で、大人も思わず笑ってしまう一冊。自分らしさについて親子で語り合うきっかけにもなり、寝る前の読み聞かせにもぴったりな時間を作ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
おばあさんとの関係が、
あたたかく丁寧に描かれている!
世代を超えた絆が、
心に沁みる一冊です
長年暮らした家を離れて新しい住まいに引っ越すことになったおばあさんが、荷物をまとめ、思い出の品と向き合いながら旅立っていく様子を丁寧に描いた物語です。慣れ親しんだ場所を離れる寂しさと、新しい生活への一歩を踏み出す気持ちが、静かな筆致で綴られています。引っ越しや環境の変化を経験したことのある子どもはもちろん、まだ経験していない子どもにとっても、変化を受け止めていく心の動きを知るきっかけになります。読み聞かせでは、家族との思い出や大切なものについて話し合うきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
線がつながっていない電話の秘密!
想像の力で心がつながる体験ができる一冊です
山の上にぽつんと置かれた一台の電話。線はどこにもつながっていないのに、今日もまただれかがやってきて、その電話に向かって話しかけます。誰に、何を伝えたくてやってくるのか、静かで優しい雰囲気の中でそっと描かれていきます。言葉にできない気持ちや、会いたい人への思いをテーマにした作品で、大人にも深く響く内容ですが、小さな子どもにも「話す」「伝える」ということの温かさが素直に伝わります。読み聞かせでは声のトーンを落として、ゆったりとした時間の中で親子で心を寄せ合うようなひとときを過ごせる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
知らない大人なのに、
なぜかドキドキ・・・!
人への心配りと思いやりの気持ちが芽生える一冊です
ある日、家に見慣れない大人のお客さんがやってきて、主人公の女の子は少し戸惑いながらもその人と過ごす時間を経験します。よその家族と接するときの緊張や気恥ずかしさ、それでも芽生えるあたたかな気持ちが、子どもの目線で丁寧に描かれています。人見知りをしたり、大人の様子をこっそりうかがったりする姿は、多くの子どもが覚えのある感覚で、読み聞かせをしながら「そういう気持ち、あるよね」と親子で共感し合えるはずです。家族以外の人と関わることの小さな緊張と喜びを、やさしい言葉で伝えてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おやじさんの思いが
けない行動が楽しい!
家族の営みと笑顔がいっぱいの温かい絵本です
畑仕事ばかりしているおかみさんを見て、自分も家の仕事がしたくなったおやじさんが、ある日ふたりの役目を取り替えてみようと言い出すところから物語は始まります。家の中の仕事を任されたおやじさんですが、バターを作ったり牛の世話をしたりと、次々に思いがけない出来事が起こり、家の中はどんどん賑やかになっていきます。素朴でおおらかな絵とテンポのよい語り口で、働くことや家族それぞれの役割について、子どもが自然と考えるきっかけを与えてくれる一冊です。声に出して読むと言葉のリズムが心地よく、繰り返し読み聞かせたくなる楽しさがあり、親子で笑いながら家庭のこ
絵本の分野
本の特徴
子グマジョニーの冒険にドキドキ!
友情と勇気が心に残る物語です
広い自然の中で暮らす子グマを主人公に、成長していく姿を描いた物語です。母グマのもとで生きる術を学びながら、時には危険や困難にも直面する子グマの姿を通して、自然の厳しさと美しさの両方が伝わってきます。実際の生態をもとにした丁寧な描写により、動物への興味を持ち始めた年齢の子どもにも物語として引き込まれやすく、感情移入しながら読み進めることができます。読み聞かせの時間を通して、生き物のいのちや親子の絆について親子で言葉を交わすきっかけにもなる、深みのある一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番講談社 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 2 | 定番あかね書房 | 4〜6歳 | かぞく友だち物語 | ||
| 3 | 定番ブロンズ新社 | 4〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | かぞく生活物語 | ||
| 5 | 定番ブロンズ新社 | 4〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 7 | 定番金の星社 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 8 | 定番講談社 | 4〜6歳 | かぞく感情物語 | ||
| 9 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 10 | 童心社 | 4〜6歳 | どうぶつかぞく物語 |
かぞくの絵本は、親子やきょうだい、おじいちゃん・おばあちゃんとの温かな関わりを描き、「自分は愛されている」という安心感を育てます。何気ない日常のやりとりが、子どもにとってはかけがえのない幸せ。読み聞かせの時間そのものが、家族の絆を深めます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 下の子が生まれた上の子にも良い絵本はありますか?
A. きょうだいや赤ちゃんをテーマにした家族の絵本は、上の子の複雑な気持ちに寄り添ってくれます。「あなたも大切」という気持ちを、絵本を通じて伝えられます。
Q. 4歳に「かぞく」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「かぞく」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。