
6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「寝かしつけ」の絵本を探すときは、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶことを意識しつつ、刺激が強すぎず、安心感のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、6歳の発達と「寝かしつけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
6歳で寝かしつけの絵本を選ぶときは、寝る前に親子で落ち着いて読める絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
枕の上で、不思議な話が始まる!
子どもの想像の世界をぐんぐん広げる名作です
まくらの上に住むという不思議な仙人が繰り広げる、ちょっと不思議でおかしみのある物語を描いたシリーズの一冊です。日常のなにげない場面から始まりながらも、思いがけない展開へと進んでいくユーモラストーンが魅力で、2〜5歳の子どもが「次はどうなるんだろう」とわくわくしながら物語の世界に入り込めます。素朴でありながら想像力を刺激する仙人のキャラクターは、子どもの好奇心をくすぐり、日常の中に潜む不思議を楽しむ感性を育みます。読み聞かせの場面では、くすっと笑えるユーモアを親子で共有しながら、眠る前のひとときを楽しく和やかなものにしてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
月が見守る夜の物語!
季節の移ろいと自然への想像力が広がる一冊です
夜空に浮かぶ月が静かに見守る中で繰り広げられる、季節の移ろいを感じさせる物語です。昼間とは違う夜の世界の静けさや、月明かりに照らされた景色の美しさが、やさしい語り口とともに描かれていきます。小さな子どもにとって夜は不思議でどこか怖さも伴うものですが、この絵本を通じて月や星が寄り添ってくれる安心感を味わうことができます。眠る前の読み聞かせにぴったりで、穏やかな気持ちのまま一日を締めくくる時間をつくってくれます。季節の変化を感じ取る感性を育てるきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
わらべうた心が、
ページからふわりと立ちのぼる!
心優しい世界観が、
幼い心に深く響く一冊です
元日の夜、初夢を見るとその年が良い一年になるといわれています。お寺の小僧さんは、良い夢を見ようとがんばって眠りにつきますが、なかなか思うようにはいかないようです。夢の中とうつつの境目があいまいになるような、ゆったりとした語り口とやわらかな絵が特徴で、眠る前の時間にぴったりの一冊です。ふしぎな夢の世界をのぞきながら、子どもも大人も一緒にとろとろと眠くなってくるような雰囲気があり、寝かしつけの締めくくりに読んであげると、安心して眠りにつける読み聞かせの時間になります。
絵本の分野
本の特徴
眠った後、不思議な夜の
世界へようこそ!
ユーモアに包まれたドキドキ体験ができる絵本です
のんびりやの男の子が「おやすみなさい」をして眠りにつくところから物語は始まります。ぐっすり眠ったその先で、男の子はどこか不思議な場所へと迷い込んでいきます。夜の世界に漂う独特の空気感と、少し奇妙でありながらもどこかおかしみのある雰囲気の絵が、ページをめくるたびに引き込むように広がっていきます。怖さだけでなくユーモラスな味わいも同居しているため、寝る前の絵本として身構えすぎずに楽しめるのが魅力です。眠りという誰もが経験する身近なテーマを通して、想像力を膨らませたり、目に見えない世界に思いをはせたりする時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
短くて楽しいお話がいっぱい!
言葉の響きと物語の魔法を味わえる絵本です
短く読み切れる小さなお話がいくつも詰まった、シリーズの続編にあたる一冊です。ひとつひとつの物語がコンパクトにまとまっているので、寝る前の限られた時間や、ちょっとした隙間時間にも読み聞かせがしやすく、その日の気分に合わせてお話を選ぶ楽しさもあります。ことば遊びのようなリズムや、想像力をくすぐる不思議な設定が随所にちりばめられており、耳で聞いて楽しむ心地よさが感じられる内容です。まだ長いお話に集中するのが難しい年齢の子どもでも、無理なく最後まで聞き通せる長さなので、読み聞かせの導入としても親しみやすい一冊といえます。
絵本の分野
本の特徴
小さな物語がいっぱい詰まった!
言葉の世界への扉を開く一冊です
短いお話がいくつも並ぶシリーズの一冊で、それぞれ違う登場人物や設定のもとに小さな出来事が描かれています。一話が短くまとまっているため、集中して聞くのがまだ得意でない子でも最後まで聞き通しやすく、聞き終えた満足感を味わいやすい構成です。3〜6歳の子には、その日の時間や気分に合わせて好きな一話を選べる楽しみがあり、繰り返し読むうちにお気に入りのお話が見つかることもあります。読み聞かせの時間ごとに違う物語に出会えるので、寝る前のひととき等に少しずつ楽しめる、飽きの来ない一冊です。
絵本の分野
本の特徴
灯りが心を照らす、素敵な物語!
光と影の美しさを感じる感性が磨かれる一冊です
夜の闇の中でともるひとつの明かりを通して、光と影、そして命のあたたかさを静かに描いた物語です。暗がりに包まれる不安と、そこに灯る小さな光がもたらす安心感が、繊細な絵と言葉で丁寧に表現されています。まだ暗闇を少し怖がる年齢の子どもにとっては、光の存在が心をほっとさせてくれる体験になり、感受性を育む読み聞かせの時間になるでしょう。声のトーンを落として静かに読んであげると、絵の美しさと言葉の余韻がより深く伝わります。寝る前のひとときに親子で味わいたい、しみじみとした一冊です。
絵本の分野
本の特徴
夜の静けさが、ドキドキに変わる瞬間!
一人で寝ることへの不安と向き合える絵本です
夜、自分の部屋にひとりでいると、何かがそこにいるような気配を感じてしまう――そんな子どもなら誰もが覚えのある心細さを丁寧にすくいあげた物語です。「何もいないよ、いるはずないよ」と自分に言い聞かせながらも、暗闇の中で膨らんでいく想像に向き合う主人公の姿が描かれます。ひとり寝を始めたばかりの3〜6歳の子どもにとって、自分と同じ気持ちを抱く存在がいると知ることは心強く感じられるはずです。寝る前の読み聞かせに取り入れることで、夜への不安をそっと受け止めながら眠りにつく時間を作ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
ベッドが恐竜の国への入口に変身!
冒険心と想像の翼が広がる一冊です
夜、眠りにつくころ、子どものベッドがふわりと動き出し、そのまま恐竜たちが暮らす太古の世界へと旅立っていきます。首の長い恐竜や獰猛な肉食恐竜、空を飛ぶ翼竜など、さまざまな恐竜が次々と登場し、ページをめくるたびに新しい景色と出会える構成になっています。恐竜図鑑とは違い、物語として恐竜の世界にひたれるところが魅力で、迫力ある絵とともに想像の世界がぐんぐん広がっていきます。恐竜が好きな2〜5歳の子どもにとっては、自分もベッドに乗って冒険しているような気分を味わえる一冊で、寝る前の読み聞かせにもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
忍者になって夜更かしの冒険へ!
楽しく読みながら、
寝る時間の大切さが分かる絵本です
夜になってもなかなか眠らない子どもと、寝かしつけようとする大人とのやり取りを、忍者になりきった発想でユーモラスに描いた物語です。布団に潜り込んだり、こっそり忍び足で歩いたりと、忍者ごっこのような遊び心のある場面が続き、寝る前のひとときが楽しい冒険に変わっていきます。なかなか寝てくれない子との攻防に悩む保護者にも共感してもらえる内容で、読み聞かせをしながら思わず笑ってしまう場面も多いはずです。眠るのが苦手な子にとっては、忍者になった気分で自分から布団に入りたくなるきっかけになるかもしれません。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番佼成出版社 | 3〜6歳 | 寝かしつけユーモア物語 | ||
| 2 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | 寝かしつけきせつ物語 | ||
| 3 | 定番岩波書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけきせつ物語 | ||
| 4 | 小学館 | 3〜6歳 | 寝かしつけユーモア物語 | ||
| 5 | 小峰書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけ物語シリーズ | ||
| 6 | 小峰書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけ物語シリーズ | ||
| 7 | 光村教育図書 | 4〜6歳 | 寝かしつけ感情物語 | ||
| 8 | こぐま社 | 3〜6歳 | 寝かしつけ感情物語 | ||
| 9 | 童心社 | 3〜6歳 | 寝かしつけ物語恐竜 | ||
| 10 | 光村教育図書 | 3〜6歳 | 寝かしつけユーモア物語 |
寝かしつけの絵本は、一日の終わりに気持ちをほぐし、眠りへ橋渡しするための一冊です。展開が激しいお話より、ゆっくりしたリズムやくり返し、安心できる結末のある絵本が向いています。同じ絵本を毎晩読むことが入眠の合図になり、親子のおやすみ習慣をつくります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 寝かしつけ絵本は毎晩同じものでもいいですか?
A. 同じ絵本のくり返しは「これを読んだら寝る」という安心の合図になります。子どもが好む一冊を見つけたら、毎晩くり返し読んであげて大丈夫です。
Q. 6歳に「寝かしつけ」の絵本は向いていますか?
A. 6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「寝かしつけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は6歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。