
0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「感情」の絵本を探すときは、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶことを意識しつつ、気持ちを言葉にしやすく、子どもが共感できる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、0歳の発達と「感情」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
0歳で感情の絵本を選ぶときは、うれしい・かなしい・こわいなど感情を理解できる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
みんなのいいおかおが
集まった、やさしい時間!
赤ちゃんが笑顔と表情の世界に優しく迎え入れられる絵本です
松谷みよ子の言葉と瀬川康男の絵による、赤ちゃんと家族の表情を描いたロングセラー絵本です。0〜3歳の子は、身近な人の顔や気持ちの変化にとても敏感な時期。ページをめくるたびに広がる「いいおかお」の表情を親子で真似しながら、笑顔や感情のやりとりを楽しむ読み聞かせの時間になります。シンプルな構成なので繰り返し読むうちに子ども自身も表情をまねするようになり、親子のコミュニケーションを深めるきっかけとしても親しまれています。家庭の絵本棚に一冊置いておきたい定番作品です。
絵本の分野
本の特徴
いろいろな顔の表情がいっぱい!
心の動きを豊かに感じられる一冊です
「わらうかお」「おこるかお」など、シンプルな線と鮮やかな色で描かれたさまざまな表情が次々に登場する、柳原良平さんによるロングセラー絵本です。0〜3歳の子どもは絵本の顔をまねしたり、自分の気持ちと結びつけたりしながら楽しむことができ、感情を表す言葉に触れる最初の一歩にもなります。デザイン性の高い色使いは感性を刺激し、親子で一緒に表情をつくって笑い合う時間を生み出してくれる、読み聞かせの定番として長く愛されている一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ももんちゃんの
気持ちがそのまま伝わる!
喜怒哀楽を自然に表現できる子に育つ一冊です
お昼寝をしていた主人公のもとに、鳴きながら小さなひよこがやってくるところから始まるお話です。泣き声や鳴き声の音がやさしく繰り返され、感情の動きを素直な音とリズムで表現しているため、まだ言葉を多く理解できない年齢の子でも雰囲気を感じ取りやすい内容です。悲しい気持ちや戸惑いに寄り添うような展開は、感情の育ちを見守る時期の親子にとって共感しやすい題材になっています。読み聞かせでは、鳴き声の部分を一緒に真似したり声の調子を変えたりすることで、子どもの反応を引き出しながら温かい時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
ママの手が包み込む、温かい愛情!
親子で感じる絆の大切さが心に残る絵本です
小さな子どもにとって、ママの手はいつもそばにある特別な存在です。抱っこしてくれる手、料理を作る手、涙をぬぐってくれる手など、日々の暮らしの中でママの手がどんな役割を果たしているかが、やさしい言葉とともに描かれていきます。1〜3歳の子どもは、自分がふだん受けている愛情を絵本の中に見つけて、うれしそうな表情を見せてくれるでしょう。読み聞かせのひとときは、親子で肌のぬくもりを確かめ合うような時間になり、繰り返し読むうちに子ども自身も手の温かさに気づいていきます。家族の愛情を静かに感じられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ぎゅっと抱きしめたくなる温かさ!
親子の絆が確かに育つロングセラーです
小さな子どもが「だっこして」と誰かに甘えたくなる、そんな素直な気持ちをやさしい絵と言葉で描いた一冊です。抱っこをせがむしぐさや表情がていねいに描かれ、日々のスキンシップの心地よさが伝わってきます。0〜3歳の子どもにとって「だっこ」は安心のよりどころであり、この絵本を読みながら実際に抱きしめてあげることで、絵本の世界と現実のぬくもりが重なり合う特別なひとときになります。まだ言葉で気持ちをうまく伝えられない時期の子どもが、自分の甘えたい気持ちを絵本の中に見つけて共感するきっかけにもなるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
ぷるぷる揺れるお顔がたまらない!
赤ちゃんの笑顔を引き出す絵本です
ぷにぷに、ぷるんぷるんとしたおかおが次々に登場し、指でつついたりなでたりしたくなるようなしかけが楽しい一冊です。赤ちゃんの興味を引く音のリズムや繰り返しの言葉が心地よく、読んであげる大人の声とあいまって、親子で笑い合う時間が生まれます。まだ言葉を十分に話せない0〜2歳の子でも、絵の質感や表情の変化を目で追いながら夢中になれる作りになっています。おかおという身近なテーマを通して、触れる・見る・聞くという感覚をやさしく刺激してくれる、はじめての一冊としてもぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
してあげてもされて嬉しい、
やさしさの力!
思いやりの心が自然に育つ赤ちゃん絵本です
「いいこいいこ」という言葉とともに、やさしくなでてあげるしぐさが繰り返し登場する絵本です。動物たちが泣いていたり、寂しそうにしていたりする場面で、頭をなでてもらうと安心した表情に変わっていく様子が描かれ、赤ちゃんや小さな子どもにもわかりやすいリズムで進んでいきます。読み聞かせのときには、実際に子どもの頭やほっぺに手を添えながらページをめくることで、絵本の中の出来事が自分自身の体験ともつながり、なでられる心地よさとなでてあげるうれしさの両方を感じられます。言葉をまだうまく話せない時期の子でも、スキンシップを通して思いやりの気持ちや優しさ
絵本の分野
本の特徴
どうしてママのこと、大すきなの?!
親子の絆が温かく伝わる一冊です
小さな子どもにとって、おかあさんは何よりも安心できる存在です。この絵本では、抱っこやふれあいの中で生まれる親子の温かなやり取りが、素朴でやさしい絵とともに描かれていきます。難しい言葉は少なく、繰り返しのリズムや親しみやすい場面が多いので、1歳や2歳の小さな子でも絵を見ながら気持ちよく耳を傾けられます。読み聞かせの時間には、実際に抱きしめたり手をつないだりしながらページをめくることで、絵本の中の世界と今この瞬間の親子のふれあいが重なり合います。おかあさんが好きという気持ちをまっすぐ受け止めてもらえる一冊で、寝る前のひとときや甘えたい気分
絵本の分野
本の特徴
なでなで、ぎゅっぎゅっ、
やさしさが伝わる!
親子の絆と愛情が深まる一冊です
泣いている子や困っている子に「よしよし」と優しく寄り添う様子が描かれる、あたたかな気持ちに包まれる絵本です。転んでしまったり悲しくなったりした場面で、誰かがそっと頭をなでてくれる、その安心感がシンプルな言葉と絵で伝わってきます。まだ感情をうまく言葉にできない小さな子にとって、慰められる心地よさや人とのふれあいの温かさを感じ取るきっかけになる内容です。読み聞かせの時間には、大人が実際に子どもの頭をなでながら読んであげることで、絵本の世界と現実のスキンシップが重なり合い、安心と愛情を感じるひとときになるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
真似っこで赤ちゃんも一緒に笑顔に!
表情豊かな感情表現が育つ絵本です
笑ったり驚いたり泣いたりと、さまざまな表情の「おかお」が次々に登場し、赤ちゃんが思わず真似したくなるしかけが楽しい絵本です。ページをめくるごとに変わる表情を見ながら、大人が一緒に同じ顔を作ってみせることで、赤ちゃんとの豊かなやりとりが生まれます。まだ言葉を話せない時期のお子さんでも、表情という視覚的な情報を通して感情の違いを感じ取ることができ、感情表現の芽生えを優しく育みます。読み聞かせというよりも、顔をのぞき込みながら一緒に遊ぶ感覚で楽しめる一冊で、親子のふれあいの時間や笑い合うひとときを増やしてくれます。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番童心社 | 0〜2歳 | どうぶつかぞく感情 | ||
| 2 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | 色感情 | ||
| 3 | 定番童心社 | 0〜3歳 | 音リズムどうぶつ感情 | ||
| 4 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | かぞく感情 | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | かぞく感情 | ||
| 6 | アリス館 | 0〜2歳 | 音リズム感情しかけ | ||
| 7 | ひさかたチャイルド | 0〜3歳 | どうぶつ思いやり感情 | ||
| 8 | 学習研究社 | 0〜3歳 | かぞく感情 | ||
| 9 | 講談社 | 0〜3歳 | 思いやり感情 | ||
| 10 | 学研プラス | 0〜2歳 | 感情しかけ |
感情の絵本は、うれしい・かなしい・おこる・こわいといったさまざまな気持ちに名前をつけ、受けとめる力を育てます。登場人物に共感することで、子どもは自分の気持ちを言葉にできるようになり、友だちの気持ちを想像する土台にもなります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 感情の絵本はどう読むと効果的ですか?
A. 読んだあとに「どんな気持ちだったと思う?」と話してみるのがおすすめです。気持ちを言葉にする練習になり、自分の感情とも上手に付き合えるようになります。
Q. 0歳に「感情」の絵本は向いていますか?
A. 0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「感情」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は0歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。