
0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「ことば」の絵本を探すときは、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶことを意識しつつ、短い言葉やくり返しで、耳に残りやすい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、0歳の発達と「ことば」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
0歳でことばの絵本を選ぶときは、言葉の発達や語彙の広がりにつながる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
穴から何が出てくるか、
わくわくが止まらない!
ユーモアたっぷりに、
着替えが楽しくなる一冊です
頭からシャツをかぶり、袖に手を通し、最後に「おててがでたよ」と喜ぶ姿を描いた、着替えという毎日の一場面を題材にした絵本です。1〜3歳の子どもがまさに今経験している身支度の様子がそのまま描かれているため、自分と重ね合わせながら親しみを持って眺めることができます。自分で服を着られた時の誇らしさや、体を動かすことへの興味を優しく後押ししてくれる内容で、実際の着替えの時間に絵本の場面を思い出して声をかけ合うなど、親子のやり取りを自然に広げてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
くつの足音で、リズムあそび!
歩く喜びを感じる、
赤ちゃんのための一冊です
小さな子どもがくつをはいて一歩一歩歩き出す様子を、やさしいリズムの言葉と温かみのある絵で描いた、生活と言葉を結びつける絵本です。まだ言葉を覚え始めたばかりの0〜2歳の子どもが、繰り返される音の響きに耳を傾けながら、自分の体を使って歩くこと自体の楽しさをじんわりと感じ取れる内容になっています。特別な出来事が起こるわけではなく、日々のささやかな一歩に光を当てているからこそ、実際に歩く練習をしている時期の子どもと重なりやすく、親子で声に出しながら読むことでリズム遊びのようなひとときを味わえる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
言葉より先に、音とリズムで遊ぶ!
赤ちゃんの感性をひらく、
不思議な世界です
「もこもこ」「にょきにょき」といった耳慣れない擬音だけで物語が展開していく、色と形の変化を楽しむロングセラー絵本です。意味を追って理解するというより、音の響きやリズム、鮮やかな色彩の移り変わりを感じ取る一冊で、0〜3歳の赤ちゃんの頃から声や絵に反応しながら楽しめます。読み聞かせる大人も声の高さや長さを工夫しながら遊べるため、決まった読み方にとらわれず、その日の気分で声を出し合いながら親子でふれあう時間を作りやすい絵本です。
絵本の分野
本の特徴
ページをめくると、
果物さんがお返事します!
見て・さわって・当てて遊ぶ、
赤ちゃんとの初めての本です
しかけをめくるたびにさまざまな果物が現れる、赤ちゃんから楽しめるファーストブックです。切ってみたり、開いてみたりすることで果物の中の様子が見えてくる構成になっており、見た目の変化を楽しみながら果物の名前や特徴に自然と触れることができます。シンプルで大きく描かれた絵は小さな子の目にも見やすく、繰り返し同じページを開いて楽しむのにも向いています。読み聞かせの際には「これは何かな」と当てっこ遊びをしながら言葉を引き出すことができ、親子で会話を楽しみながら食べ物への興味を育てていける一冊です。
絵本の分野
本の特徴
走る音、水の音、心地よい響き!
赤ちゃんの耳がよろこぶ絵本です
「がたんごとん」と音を立てて走る電車が、今度は「ざぶんざぶん」と海を渡る船に変わっていく、リズムを楽しむ人気シリーズの一冊です。軽やかな絵と繰り返される音の響きが心地よく、1歳頃からのりものや音の変化に興味を持ち始めた子にぴったり合います。ページをめくるたびに声の調子を変えて読んであげると、子どもも思わず体を弾ませたくなり、親子で一緒に声を出し合うふれあいの時間を作りやすい絵本です。何度も繰り返し読みたくなる定番として長く親しまれています。
絵本の分野
本の特徴
リズミカルな繰り返しで、
赤ちゃんも笑顔に!
言葉のやさしさが心に響く名作です
まどみちおさんの名詩「ぞうさん」を、西巻茅子さんの柔らかな絵とともに一冊の絵本にした、長く愛され続けているロングセラーです。歌うように繰り返されるリズムのある言葉は、1〜4歳の子どもの耳に心地よく響き、言葉のおもしろさや音の感覚を自然に育みます。ぞうの親子のやりとりを通して伝わる温かな響きは、読み聞かせの時間を穏やかなものにしてくれます。歌としても親しまれている作品だからこそ、絵本で改めてじっくり味わう楽しさがある一冊です。
絵本の分野
本の特徴
めくると野菜さんが土からこんにちは!
当てっこしながら学ぶ、
赤ちゃんの発見心を引き出す絵本です
畑にできた葉っぱの形を見て、この下にはどんな野菜が隠れているのかを考えながらめくっていく、収穫の楽しさを味わえる絵本です。にんじんやだいこんなど身近な野菜が次々に登場し、引っこ抜くようなしかけを通して野菜の名前や姿を自然に覚えていけます。色使いが鮮やかで見た目にも楽しく、初めて絵本に触れる小さな子でも指差しや声を出しながら参加できる作りになっています。読み聞かせでは、次は何が出てくるかを一緒に予想する掛け合いが生まれ、野菜への親しみや食べることへの興味を育むきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
もしもし、おはようさん。
朝がやってくる!
1日のはじまりを温かく包む世代超えた名作です
電話の音で目を覚ましたモモちゃんのところに、おひさまやアヒル、ちょうちょなど、いろいろな相手から次々と電話がかかってきます。「もしもし」というやさしい呼びかけから始まり、朝の挨拶を経て野原へのおさんぽへとつながっていく、1日の始まりを描いた内容です。0〜3歳の赤ちゃんや幼児にとっては、電話ごっこのような感覚で言葉のやり取りを楽しめる構成になっており、繰り返される音のリズムが耳に心地よく残ります。親子で声をかけ合いながら読み進めたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
なあに?なあに?繰り返しが心地よい!
言葉のリズムで親子の会話が広がる一冊です
「あなたはだあれ」という優しい問いかけとともに、いろいろな動物たちが次々に登場する絵本です。素朴で温かみのある絵と、耳に心地よく響く繰り返しの言葉が特徴で、まだ言葉を十分に理解していない赤ちゃんでも、そのリズムや音の響きを楽しむことができます。0〜2歳のことばが育ち始める時期にぴったりで、読み手の声を聞きながら指をさしたり真似をしたりする姿も見られます。ページをめくるたびに新しい問いかけが待っている、親子のふれあいにつながる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
リズミカルな言葉が心地よい!
赤ちゃんも喜ぶ言葉の響きが育つ一冊です
くまさんを主人公に、やさしい響きのことばとリズムで綴られた小さな子ども向けの絵本です。1〜4歳の子どもが耳にして心地よいことばの繰り返しや、温かみのある絵の雰囲気を通して、言葉の音そのものを楽しみながら親しんでいけます。難しい筋書きを追うのではなく、くまさんの姿やことばのリズムを味わうことに重きが置かれているため、まだ長いお話を集中して聞くのが難しい年齢の子どもにも向いています。読み聞かせのたびに声のトーンを変えたりしながら、親子でことば遊びのように楽しめる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 0〜2歳 | 音リズムことば生活 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 0〜2歳 | 音リズムことば生活 | ||
| 3 | 定番文研出版 | 0〜3歳 | 音リズムことば | ||
| 4 | 定番Gakken | 0〜3歳 | 食育ことばしかけ | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 0〜3歳 | 音リズムことばのりもの | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | 音リズムどうぶつことば | ||
| 7 | 定番Gakken | 0〜3歳 | 食育ことばしかけ | ||
| 8 | 定番童心社 | 0〜3歳 | 音リズムことばしかけ | ||
| 9 | 定番童心社 | 0〜2歳 | 音リズムどうぶつことば | ||
| 10 | 定番こぐま社 | 0〜3歳 | 音リズムどうぶつことば |
ことばの絵本は、子どもが毎日たくさんの言葉に出会い、「聞く・話す・伝える」力の土台を育てます。身近なものの名前やくり返しのフレーズは耳に残りやすく、まねっこや指さしのやりとりを通じて語彙が自然に増えていきます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 言葉が増える読み聞かせのコツはありますか?
A. 絵を指さして「わんわんだね」と名前を添えたり、子どもの言葉をくり返してあげると効果的です。一方的に読むより、やりとりを楽しむことが言葉を引き出します。
Q. 0歳に「ことば」の絵本は向いていますか?
A. 0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「ことば」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は0歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。