
0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「食育」の絵本を探すときは、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶことを意識しつつ、苦手克服を急がせず、食べ物の楽しさが伝わる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、0歳の発達と「食育」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
0歳で食育の絵本を選ぶときは、食べることに興味を持てる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
おさじさんと一緒に、
ご飯タイムが楽しく!
食事への興味が自然に広がる一冊です
うさぎのぼうやの食事のお手伝いをする「おさじさん」が主役の、離乳食を始める頃からおすすめのロングセラー絵本です。110万部を超えて読み継がれてきた実績があり、食べることの楽しさを優しいリズムの言葉で伝えてくれます。0〜2歳の赤ちゃんが繰り返しの音やリズムに耳を傾けながら、ごはんの時間そのものが楽しみになるような工夫が詰まっています。食育の入り口としても親しみやすく、毎日の食事の時間に寄り添う一冊として、多くの家庭で愛用されてきました。
絵本の分野
本の特徴
ページをめくると、
果物さんがお返事します!
見て・さわって・当てて遊ぶ、
赤ちゃんとの初めての本です
しかけをめくるたびにさまざまな果物が現れる、赤ちゃんから楽しめるファーストブックです。切ってみたり、開いてみたりすることで果物の中の様子が見えてくる構成になっており、見た目の変化を楽しみながら果物の名前や特徴に自然と触れることができます。シンプルで大きく描かれた絵は小さな子の目にも見やすく、繰り返し同じページを開いて楽しむのにも向いています。読み聞かせの際には「これは何かな」と当てっこ遊びをしながら言葉を引き出すことができ、親子で会話を楽しみながら食べ物への興味を育てていける一冊です。
絵本の分野
本の特徴
めくると野菜さんが土からこんにちは!
当てっこしながら学ぶ、
赤ちゃんの発見心を引き出す絵本です
畑にできた葉っぱの形を見て、この下にはどんな野菜が隠れているのかを考えながらめくっていく、収穫の楽しさを味わえる絵本です。にんじんやだいこんなど身近な野菜が次々に登場し、引っこ抜くようなしかけを通して野菜の名前や姿を自然に覚えていけます。色使いが鮮やかで見た目にも楽しく、初めて絵本に触れる小さな子でも指差しや声を出しながら参加できる作りになっています。読み聞かせでは、次は何が出てくるかを一緒に予想する掛け合いが生まれ、野菜への親しみや食べることへの興味を育むきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
ももんちゃんの食べる様子がかわいい!
赤ちゃんの食事の時間が楽しくなる一冊です
ももんちゃんが元気に「あーん」と口を開けて食べ物を食べていく様子を描いた一冊です。身近な食べ物が次々に登場し、ももんちゃんと一緒に「あーん」と声を出しながらページをめくる楽しさがあります。食べることへの興味が育ち始める時期の子どもにとって、食事の場面を明るく楽しい遊びとして感じられる内容になっており、離乳食やごはんの時間に苦手意識を持たせず親しみを持たせるきっかけになります。シンプルな言葉と繰り返しのリズムで、読み聞かせをする大人と子どもが声を合わせて楽しめる、生活の一場面を切り取った絵本です。
絵本の分野
本の特徴
いろんな子がお風呂に…ぱぱぱぱぱ!
リズミカルな音とぬくもりで、
お風呂タイムが大好きになる絵本です
そらまめの三姉妹やバナナの親子など、身近な食べものや生きものたちが、次々に服を脱いでお風呂に入っていく愉快なお話です。ぱぱぱぱぱ、へへへへへといった軽やかな音の繰り返しが心地よく、お風呂の温かさや気持ちよさが伝わってきます。まだ長いお話に集中するのが難しい0〜3歳の子どもでも、リズミカルな響きと親しみやすい絵に引き込まれ、繰り返し楽しめる内容になっています。実際にお風呂に入る前や入っている最中に読み聞かせれば、服を脱ぐことやお湯につかることへの抵抗を和らげ、お風呂の時間そのものを楽しい遊びのように感じさせてくれるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
リズムに合わせてパクパク楽しい!
食事の時間が笑顔になる絵本です
「まんまんぱっ!」という食事の場面を彩る掛け声を軸に、赤ちゃんが手を合わせて食べる仕草や食べ物への興味を育む絵本です。リズミカルな言葉と繰り返しの構成で、耳から聞いても心地よく、口に出してまねしたくなる響きにあふれています。食べることの楽しさや、いただきますの習慣が自然と伝わる内容で、生活の中の一場面が温かく描かれています。0〜2歳の子どもにとっては、日々の食事の時間を思い出しながら聞ける身近な一冊で、読み聞かせのひとときは、親子で一緒に手を合わせたり声を出したりしながら、食卓への親しみが育まれる時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
乾杯の掛け声でみんなが笑顔に変身!
リズムと繰り返しで親子の笑顔が広がる一冊です
コップやカップを手にした動物たちが次々に登場し、「かんぱーい!」と元気に唱和していく、リズムと音の心地よさを楽しむ絵本です。ジュースやミルクなど身近な飲み物が並び、乾杯するたびに絵のテンポが弾みます。難しい物語ではなく、繰り返される掛け声と明るい色使いが小さな子の耳と目をひきつけるので、まだ長いお話に集中しづらい時期の子でも最後まで楽しめます。読み聞かせでは大人も一緒に「かんぱーい!」と声を合わせることで、絵本の中と外がつながるような一体感が生まれ、親子のふれあい遊びの延長として繰り返し楽しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
いないいないばあっ!
で、ごはんがもっと好きに!
繰り返しのリズムと食べる喜びが一緒に育つ一冊です
いないいないばあっの仲間である虫のキャラクターたちと一緒に、食べることの楽しさに触れられる一冊です。もぐもぐと何かを食べるしぐさや擬音、めくり遊びのような展開が盛り込まれ、赤ちゃんから幼い子どもが大好きな「いないいないばあ」の呼びかけのリズムを味わいながら楽しめます。食事の場面が繰り返し登場することで、食べることへの興味や親しみを自然に育んでいけるつくりです。1歳から3歳ごろの、まだ長いお話に集中するのが難しい時期の子どもにも向いていて、読み聞かせの時間には声をかけながら一緒に体を動かしたり真似をしたりと、親子のふれあい遊びのようなひ
絵本の分野
本の特徴
めくって、引いて、野菜が飛び出す!
しかけ遊びで食材への興味が広がる一冊です
畑から「ぬけますよ、すっぽーん!」と元気な声とともに、にんじんやだいこんなど身近な野菜が次々と顔を出す、めくって楽しむ絵本です。土の中からどんな姿で出てくるのか、ページをめくるたびにわくわくする驚きがあり、野菜それぞれの形や色の違いも自然と目に入ってきます。リズミカルな言葉の繰り返しは小さな子どもの耳に心地よく、一緒に声を出して読みたくなる楽しさがあります。野菜に親しみを持つきっかけにもなりやすく、食卓に並ぶ野菜への興味づけにもつながります。1〜4歳頃の子どもと膝の上で向かい合い、めくる動作を一緒に楽しみながら読み聞かせると、笑い声の
絵本の分野
本の特徴
とらちゃんと一緒に
食べることの喜びを発見!
食事への関心が高まり、
親子の時間が温かくなる絵本です
食いしんぼうなとらちゃんが、いろいろな食べ物をモグモグと食べていく様子を描いた絵本です。テンポよく繰り返される「モグモグ」という言葉と、食べる場面のかわいらしい表情が、食事に興味を持ち始めた1歳から3歳の子の心をつかみます。まだ好き嫌いや偏食に悩む時期の親子にとっても、楽しく食べることの心地よさを絵本の中で感じられる内容です。読み聞かせのときには、実際に「モグモグ」と声を出したり真似っこをしたりしながら、食事の時間そのものを楽しいものとして感じてもらえる時間になります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番童心社 | 0〜2歳 | 食育音リズムどうぶつ | ||
| 2 | 定番Gakken | 0〜3歳 | 食育ことばしかけ | ||
| 3 | 定番Gakken | 0〜3歳 | 食育ことばしかけ | ||
| 4 | 定番童心社 | 0〜3歳 | 食育音リズムシリーズ | ||
| 5 | 童心社 | 0〜3歳 | 食育音リズムおふろ | ||
| 6 | 定番童心社 | 0〜2歳 | 食育音リズムあいさつ | ||
| 7 | 童心社 | 0〜3歳 | 食育音リズムどうぶつ | ||
| 8 | 講談社 | 0〜3歳 | 食育音リズムむし・いきもの | ||
| 9 | 学研マーケティング | 0〜3歳 | 食育図鑑しかけ | ||
| 10 | 小学館 | 0〜3歳 | 食育音リズムどうぶつ |
食育の絵本は、「食べなさい」と促すためではなく、食べ物や食事の時間そのものを楽しいと感じてもらうための一冊です。おいしそうな絵や、食べ物が主役のワクワクするお話は、苦手なものへの心のハードルをそっと下げてくれます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 好き嫌いが多い子にも効果はありますか?
A. 絵本で「この食べ物、おもしろい」と感じることが第一歩です。すぐ食べられるようにならなくても、食べ物への親しみが少しずつ好き嫌いをやわらげていきます。
Q. 0歳に「食育」の絵本は向いていますか?
A. 0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「食育」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は0歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。