
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「保育園」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、登園・先生・友だち・親と離れる不安をやさしく扱う絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「保育園」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳で保育園の絵本を選ぶときは、保育園生活や入園前の不安に寄り添う絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
保育園での子ぶたたちの
毎日が、あたたかくて楽しい!
集団生活への不安が和らぎ、
友情の大切さが学べる一冊です
保育園に通う子豚たちの毎日を描いた一冊で、友だちと過ごす園生活の中で起こる小さな出来事やふれあいが温かく綴られています。遊んだり食べたり時には泣いたりする子豚たちの姿は、実際に保育園へ通う子どもたちの日常と重なり、共感しながら読み進めることができます。特別な事件ではなく、日々の暮らしの中にある喜びや戸惑いが丁寧に描かれているのが魅力です。2〜5歳の子どもには、集団生活での友だちとの関わり方や気持ちの動きを自然に感じ取れる内容で、これから保育園に通う子や通い始めた子にも寄り添ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
幼稚園がイヤなあの
気持ち、みんな同じ!
子どもの葛藤を認め、
成長を応援する一冊です
主人公は幼稚園に行くのがどうにも気が進まない子。朝になると「いやや」という気持ちがむくむくとふくらんで、支度をする間もなんだか元気が出ません。多くの子が経験する登園前のもやもやした気持ちが、関西弁の軽やかな語り口とユーモラスな絵でのびのびと表現されていて、読んでいるうちに思わず笑ってしまうような場面がいくつも出てきます。入園を控えた子や、すでに通っていても朝がちょっぴり苦手な子にとって、自分と同じ気持ちの主人公に出会えることは大きな安心につながるはずです。読み聞かせの時間には、保護者と一緒に「いやや」な気持ちを声に出して笑い合うことで
絵本の分野
本の特徴
新しいお友達との、
ドキドキがいっぱい!
保育園に入園する期待と安心が育つ絵本です
初めて保育園のたんぽぽぐみにやってきたひよこの子が、お部屋の中を見回しながら、そこにあるものや過ごし方、そしてお友だちとの出会いを少しずつ知っていく絵本です。新しい環境に飛び込む不安と、そこで生まれる小さな期待の両方がやさしく描かれており、これから入園を控えたり、集団生活が始まったりする2歳から5歳頃のお子さんの気持ちにそっと寄り添ってくれます。読み聞かせを通して、初めての場所やお友だちづくりへの緊張がやわらぎ、保育園という新しい世界を前向きに想像できるようになる、親子の心の準備にもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
赤ちゃんの笑顔と
言葉が呼び起こされる!
最初の物語との出会いが始まる絵本です
赤ちゃんが泣いたり笑ったりする様子を、やさしいタッチと短い言葉のリズムでつづった一冊です。「あーんあん」というシンプルな声の響きが繰り返され、まだ言葉を持たない赤ちゃんの気持ちにそっと寄り添うような構成になっています。日常のちょっとした場面から生まれる感情の動きが素直に描かれているため、読み聞かせをする大人自身も赤ちゃんの表情や声を思い浮かべながら楽しめます。声に出して読むことで音の心地よさが伝わり、赤ちゃんとの触れ合いの時間がより豊かなものになります。初めての絵本体験としても安心して手渡せる作品です。
絵本の分野
本の特徴
初めまして、の気持ちが
いっぱい詰まってる!
新しい友達との関係が始まる喜びを感じる一冊です
保育園や幼稚園に通い始めた子どもたちの毎日を、あたたかい言葉とやさしい絵で描いた一冊です。新しい環境で出会うお友だちや先生に「よろしくね」と伝える場面を通して、初めての集団生活に踏み出す子どもの気持ちに寄り添います。緊張や不安、そして少しずつ芽生える安心感といった感情の動きが素直に描かれており、進級や入園を控えた子どもが自分の気持ちを重ねやすい内容です。読み聞かせを通して、挨拶をすることの心地よさや、友だちと関わる楽しさを感じ取ることができます。親子で新生活への期待を語り合うきっかけにもなる、やさしい気持ちになれる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
おうちで
楽しむいちご狩り体験ができる!
親子で作って遊べる充実した時間になる絵本です
保育園をお休みすることになったたっくんが、朝起きると届いていたのは「いちごがり」への招待カード。おうちの中がいちご狩りの場所に変わっていくような、ちょっとした想像遊びが広がっていくお話です。おうちで過ごす一日をどう楽しむか、そのヒントがたくさん詰まっていて、おやつのレシピも紹介されているので、読み終えたあとに親子で一緒に作って楽しむこともできます。保育園に行けない日や雨の日など、おうち時間が続くときに読むと、子ども自身も身の回りのものを使って遊びを広げるきっかけになりそうです。
絵本の分野
本の特徴
やさしい気持ちが芽生える!
人との関わり方が学べる一冊です
あかねほいくえんのみんなは、わんぱくひろばにやってきました。「せんせいみてて!」はなちゃんがそろりそろりと、いっぽんばしをわたります。せんせいは、はなちゃんをみまもります。「すごいすごい!」パチパチパチ。すると、くさむらからから「いいないいな、せんせいわたしもみてて!」とこえがきこえてきました。やってきたのは......。 保育士免許を取得して保育士になった絵本作家・石井聖岳が、満を持して描く「保育園」の絵本シリーズ!
絵本の分野
本の特徴
ほいくえんの毎日がアドベンチャー!
集団生活への不安が親しみに変わる一冊です
保育園を舞台に、登園から降園までのあいだに子どもたちが出会う「どっちにする?」という小さな選択の場面を描いた作品です。おもちゃの取り合いや遊びの順番、お着替えやお昼寝など、保育園生活の中で自然に生まれる二択の場面が次々と登場し、選ぶことの楽しさやちょっぴりの迷いが伝わってきます。2〜5歳の子どもたちにとって保育園はまさに日々の生活の場であり、絵本の中の出来事が自分の経験と重なって、親近感を持って読み進められるでしょう。読み聞かせの時間には「自分だったらどっちを選ぶかな」と親子で声をかけ合いながら楽しめ、友だちとの関わり方や気持ちの折り
絵本の分野
本の特徴
ねこたちのおさんぽカーで、
わくわく出発!
やさしい世界観が心を温かくする一冊です
保育園の小さな子どもたちが乗せてもらうお散歩カーに憧れるような気持ちを描いた絵本です。みんなでカートに乗ってお出かけする様子を通して、友だちと一緒に過ごす楽しさや、順番を待つこと、仲間と行動をともにする心地よさが伝わってきます。猫の子どもたちの愛らしい姿が、保育園に通い始めたばかりの子や集団生活に興味を持ち始めた子の気持ちにそっと寄り添ってくれるでしょう。読み聞かせでは「乗ってみたいね」「お友だちと一緒だね」と語りかけながら、社会性や仲間への親しみを育む温かなひとときになります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | どうぶつ友だち保育園 | ||
| 2 | 童心社 | 2〜4歳 | イヤイヤ感情保育園 | ||
| 3 | 童心社 | 2〜5歳 | 友だち生活保育園 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 1〜4歳 | イヤイヤ感情保育園 | ||
| 5 | 童心社 | 2〜5歳 | 友だち保育園あいさつ | ||
| 6 | 岩崎書店 | 2〜5歳 | 生活保育園物語 | ||
| 7 | 童心社 | 2〜5歳 | 思いやり保育園ユーモア | ||
| 8 | こぐま社 | 2〜5歳 | 友だち保育園物語 | ||
| 9 | 講談社 | 1〜4歳 | のりもの保育園 |
保育園の絵本は、はじめての集団生活や、親と離れる不安に寄り添う一冊です。登園のしぶりや朝の涙も、絵本の主人公が同じ気持ちを乗り越える姿を見ることで、「自分だけじゃない」という安心につながります。入園前のイメージづくりにもぴったりです。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 入園前に読むと登園しぶりは減りますか?
A. 保育園の一日や楽しさをイメージできると、不安がやわらぎやすくなります。「絵本の〇〇ちゃんも行ってるね」と結びつけると、前向きな気持ちを後押しできます。
Q. 2歳に「保育園」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「保育園」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。