
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
2歳で思いやりの絵本を選ぶときは、人の気持ちを考えるきっかけになる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
妹の入院を通して、
兄弟の絆が育まれる!
家族への思いやりと成長を学ぶ名作です
『あさえとちいさいいもうと』でおなじみの筒井頼子と林明子のコンビによる、きょうだいの気持ちに寄り添うロングセラー絵本です。いもうとが入院することになり、残された子どもが感じる不安や寂しさ、そして家族を思う気持ちが、やさしい文章と林明子の温かい絵で描かれます。きょうだいがいる家庭では、下の子の入院や不在という非日常の出来事に、上の子がどう向き合うかを一緒に考えるきっかけになるでしょう。2歳から5歳頃の、家族の変化に敏感になる時期の子どもに寄り添う一冊で、読み聞かせを通して思いや
絵本の分野
本の特徴
お姉ちゃんの気持ちが
ふわっと伝わってくる!
兄弟姉妹の関係が優しく描かれた絵本です
姉のあさえと小さな妹の日常を描いた、林明子の柔らかな絵が印象的なロングセラー絵本です。きょうだいの間に生まれる思いやりや戸惑い、ふとした瞬間の優しさが丁寧に表現されており、2〜5歳の子どもたちが自分やきょうだいの姿と重ね合わせながら物語に入り込めます。妹や弟がいる家庭はもちろん、家族の中での感情のやり取りを学ぶきっかけとしても親しみやすく、読み聞かせを通して思いやりの気持ちが自然と育まれていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
痛い思いも、学べるチャンスに変わる!
失敗を通じて、
子ども自身が気づき・工夫する力が育つ一冊です
積み木が足に落ちたり、階段から滑り落ちたり、お団子の串がささったりと、こぐまちゃんはさまざまな痛い思いを経験します。そのたびに「今度はどうすればいいのかな」と考える姿を通して、失敗から学び身を守る工夫が自然に育まれていきます。2〜4歳は生活の中で小さなけがや失敗を重ねる時期であり、こぐまちゃんの姿に自分を重ねながら、痛みや思いやりの気持ちを感じ取ることができる一冊です。生活習慣を身につけ始める子どもにぴったりの絵本です。
絵本の分野
本の特徴
もらった赤い物が、
どんどん旅に出ていく!
思いやりの心が育つ、
世代を超えて愛される名作です
3歳になったまこちゃんが誕生日に赤い帽子や赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらい、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけるお話です。ところが道中で困っている動物たちに出会い、まこちゃんは自分の大切な贈り物を次々に貸してあげます。かわいい色使いと繰り返しのある展開で、2〜4歳の子どもにも状況がわかりやすく、誰かに優しくすることの気持ちよさが自然に伝わってきます。誕生日という身近な出来事から、思いやりや分かち合いについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、読み聞かせの後には自分の持ち物を誰かに貸してあげた経験を思い出すお子さんもいる
絵本の分野
本の特徴
お母さんのあいには、
こんなにたくさん!
お母さんの愛を感じる温かい一冊です
生まれたばかりの小さな赤ちゃんが、家族に見守られながら少しずつ大きくなっていく様子を描いた一冊です。できなかったことが少しずつできるようになる姿や、そのたびに周りの家族が喜び驚く様子が、温かい眼差しで綴られています。同時に、大きくなるということは何かを卒業し、手放していくことでもあるという視点もそっと織り込まれており、成長の喜びとほんの少しの切なさが重なり合います。小さな子ども自身の成長を見守る保護者にとっては、我が子の姿を重ねながら読める内容で、読み聞かせのひとときが、これまでの成長を振り返り愛おしむ時間にもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
匂いをたどって、心がつながる!
誰かを思う気持ちの素敵さを感じる一冊です
お母さんの誕生日に花をつみに出かける女の子のお話です。急いで朝ご飯を食べたので、手はジャムでベタベタ、口のまわりやエプロンにも食べこぼしの匂いがぷんぷん残ったまま。その美味しそうな匂いをかぎつけて、次々と動物たちが女の子のあとをついてきてしまいます。においをきっかけに広がるにぎやかなやりとりは、小さな子どもにとって身近で親しみやすく、繰り返しのある展開が耳にも心地よく響きます。お誕生日を大切に思う気持ちや、動物たちとのほのぼりしたふれあいが優しく描かれ、読み聞かせのひとときが温かい気持ちに包まれます。
絵本の分野
本の特徴
友だちを思う気持ちが詰まったケーキ!
相手のことを考える優しさが育つ一冊です
みんなで分け合うはずの美味しそうなケーキを前にして、食べたい気持ちをぐっと抑えなければならない場面が描かれるお話です。目の前にあるごちそうを我慢することの難しさや、誰かのためにその気持ちを飲み込む葛藤が、子どもにも身近な感覚として伝わってきます。日常でよくある「欲しいけれど我慢する」という経験を絵本の中で疑似体験することで、思いやりや自制心について親子で話し合うきっかけが生まれます。読み聞かせの後には、自分だったらどうするかを聞いてみると会話が広がり、心の成長を後押しする時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
友だちとのケンカ、どう乗り越える?!
相手を思いやる気持ちが育つ物語です
仲良しのぴょんこちゃんが泣き出してしまい、こぐまのくうちゃんはどうしたらいいのか戸惑いながらも、一生懸命に向き合おうとします。友だちの涙を前にして戸惑う気持ちや、なんとかしてあげたいと思う気持ちが、やさしい絵とともに丁寧に描かれていきます。友だち同士のちょっとしたすれ違いや、仲直りするまでの気持ちの動きを、幼い子どもにも分かりやすい形で伝えてくれる内容です。読み聞かせを通して、相手を思いやる気持ちや仲直りの大切さについて、親子で自然に語り合うきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
「ありがとう」の
言葉がこんなに温かい!
感謝と思いやりが自然に育つ絵本です
お手伝いをしたこぐまちゃんが、お父さんやお母さんから「ありがとう」と声をかけられる場面から始まる物語です。さらに迷子になってしまったこぐまちゃんを助けてくれたおじさんに、今度は自分から「ありがとう」を伝える姿が描かれ、感謝の気持ちが行き交うあたたかなやり取りが心に残ります。2〜5歳ごろは、してもらったことへのお礼や、人に親切にする気持ちが少しずつ育つ時期です。身近な生活の場面を通して「ありがとう」という言葉の響きを自然に感じられるので、読み聞かせをしながら親子で感謝の気持ちについて話すきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
いつも一緒、その
きもちが優しく伝わる!
家族の絆と思いやりが心に沁みる名作です
大きな体の恐竜の親子が織りなす物語で、そばにいることの温かさや、離れていても心はつながっているという思いをやさしく描いています。恐竜同士の触れ合いや会話を通して、家族の絆や思いやりの気持ちが静かに伝わってくる内容です。2〜5歳の子にとっては、親と子の関係を身近な感覚で受け止められる題材であり、安心感を育むきっかけにもなります。読み聞かせの時間には、抱きしめたくなるような優しい気持ちが親子の間に広がり、言葉には出さない愛情を確かめ合うようなひとときになるでしょう。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく思いやり物語 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく思いやり感情 | ||
| 3 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | 思いやり生活シリーズ | ||
| 4 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | どうぶつ色思いやり | ||
| 5 | 定番ポプラ社 | 2〜6歳 | かぞく思いやり感情 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | どうぶつ思いやり誕生日 | ||
| 7 | 定番教育画劇 | 2〜5歳 | 思いやり感情物語 | ||
| 8 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 友だち思いやり感情 | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | かぞく思いやり感情 | ||
| 10 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | かぞく思いやり物語 |
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「思いやり」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、正解を教え込むより、登場人物の気持ちを一緒に考えられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「思いやり」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
思いやりの絵本は、「やさしくしなさい」と教えるためではなく、登場人物の気持ちを想像する経験を通じて、他者を思う心を育てます。困っている人や悲しんでいる人の気持ちに気づき、自分にできることを考える。その積み重ねが、本物のやさしさにつながります。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 思いやりはどう育てればいいですか?
A. 絵本で「この子はどんな気持ちかな?」と一緒に考えることが第一歩です。気持ちを想像する経験を重ねることが、行動としてのやさしさにつながっていきます。
Q. 2歳に「思いやり」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「思いやり」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。