
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「ユーモア」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、くり返し・意外な展開・言葉遊びで声に出して楽しい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「ユーモア」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳でユーモアの絵本を選ぶときは、親子で笑って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
おじいちゃんのおおらかさに、
心がほぐれる!
親世代も共感できる、
人情味あふれる傑作です
長谷川義史によるロングセラー絵本で、豪快でおおらかなおじいちゃんが「いいから、いいから」と何でも受け止めてくれる姿がユーモラスに描かれます。失敗しても叱られず、大きな心で包み込まれる安心感は、3〜6歳の子どもの感情や社会性を育む土台になります。関西弁を思わせるおおらかな語り口が親しみやすく、読み聞かせをするうちに親子で自然と笑顔になれる作品です。家族のつながりの温かさを感じさせてくれる、シリーズ化された人気の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
パンを盗む怪盗の正体は?!
家族で一緒に笑顔になれる絵本です
”パンどろぼう”って、なにもの!? 読み聞かせが楽しいユーモア絵本
絵本の分野
本の特徴
パンダだけが
知っている銭湯の秘密とは?!
驚きと楽しさが満杯の、
笑顔あふれる物語です
白黒模様がトレードマークのパンダたちが、こっそり通う特別な銭湯の扉を開けると、そこには私たちの知らない不思議な決まりごとがいっぱいです。ふだん見慣れているパンダの姿の裏側に、実はこんな秘密が隠されていたのかと、ページをめくるたびに驚きと笑いがこみ上げてくる仕掛けが盛り込まれています。3歳から6歳ごろの子どもは、身近な動物の意外な一面が明かされる展開にすっかり夢中になり、想像を膨らませながら楽しめるでしょう。読み聞かせの場では、次はどうなるのだろうと親子で顔を見合わせながらページをめくる時間が生まれ、声に出して笑い合えるひとときになりま
絵本の分野
本の特徴
日曜日の何気ない時間が最高に楽しい!
親子で笑顔になれる絵本です
雨の日曜日を家の中で過ごすバムとケロの、片付けやお風呂、ケーキ作りといった穏やかな時間から、屋根裏でおじいさんの飛行機の本を探す小さな冒険までを描いた人気シリーズの一冊です。細部まで描き込まれた島田ゆかの絵は何度見ても新しい発見があり、3〜6歳の子どもが繰り返し眺めて楽しめます。最後は二人揃って眠ってしまう温かな結末が、読み聞かせの時間を優しく締めくくり、雨の日の親子のひとときにもよく合う絵本です。
絵本の分野
本の特徴
ゆかいな11ぴきの
ねこ、まさかの結末!
世代を超えて笑える、
こぐま社のロングセラーです
お腹をすかせた11匹の猫たちが、大きな魚を捕まえようと湖へ向かうところから物語が始まります。仲間と力を合わせたり、ついつい欲張ってしまったりする猫たちの姿は、3歳から6歳頃の子どもにとって親しみやすく、次はどうなるのだろうとページをめくりたくなる展開が待っています。テンポのよい文章と味わい深い絵が読み聞かせによく合い、猫たちのやりとりに笑いながら親子で何度も読み返したくなる、長く愛されてきたシリーズの記念すべき一作です。
絵本の分野
本の特徴
おむすびが転がる先は...?!
昔話の世界を楽しく体験できる絵本です
日本の昔話「おむすびころりん」を、3〜4歳の子どもにも親しみやすい絵と語り口で描いた一冊です。おじいさんが落としたおむすびが穴に転がり込み、そこから始まる愉快な出来事を、真珠まりこのあたたかな絵と令丈ヒロ子の読みやすい文章で楽しめます。繰り返しのある言葉やユーモラスな展開は、初めて昔話に触れる年齢の子どもの興味を引きやすく、読み聞かせを通して日本の伝統的な物語の世界に自然と親しむきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
11ぴきのねこの秘密の冒険が始まる!
ユーモアたっぷりの物語の世界へ没入できます
馬場のぼるの人気シリーズ「11ぴきのねこ」を、点訳版で楽しめる一冊です。個性豊かな11匹のねこたちが繰り広げるユーモラスな物語は、3〜6歳の想像力を大きく広げてくれます。点字を必要とするお子さんも、そうでないお子さんも同じ物語を共有できる工夫がされており、視覚に障害のある子どもと家族が一緒に絵本の楽しさを味わえる貴重な存在です。読み聞かせを通して、ねこたちの冒険にわくわくしながら物語の面白さを味わうことができます。
絵本の分野
本の特徴
動物たちの可愛らしい日常に、
クスッと笑える!
心がほっこりする読み聞かせの時間です
いたずら好きなラッコやうさぎ、ゴリラの親子など、個性豊かな動物たちが登場する短いお話が集まった一冊です。宝探しや虹、卵の色、きょうだいの誕生といった出来事を通して、驚きや喜び、少し不思議な出来事が次々と描かれ、飽きずに耳を傾けられる構成になっています。ユーモラスな語り口と生き生きとした動物の姿が、聞く子どもの想像力や気持ちの動きを自然に引き出してくれます。一話ごとが短めなので、寝る前や隙間時間の読み聞かせにも取り入れやすく、繰り返し読むうちにお気に入りの話が見つかる楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
黒いクレヨンが大活躍する瞬間!
どんな色も役に立つことを学ぶ絵本です
たくさんの色鉛筆の中で、黒い色だけがなんだか元気がなさそうにしています。他の色たちがそれぞれの持ち味を発揮して絵を描いていく様子の中で、黒はどんな役目を見つけていくのか、色や形の面白さを感じながら見守れる展開です。やさしい絵とテンポのよい言葉が重なり合い、色そのものを楽しむ気持ちが育つ年齢の子どもにぴったりの内容になっています。読み聞かせでは思わずくすっと笑えるユーモアがあり、読んだあとにクレヨンや色鉛筆を手に取りたくなるような、親しみやすい時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
優しいオバケが、友だちづくり奮闘中!
違いを受け入れる心が育つ絵本です
どこか間の抜けた愛嬌のある姿で登場するオバケちゃんが、怖さよりも親しみとユーモアたっぷりに繰り広げる物語です。2〜5歳の子どもが自分の気持ちを重ねやすいやりとりが描かれているので、おばけが少し苦手な子どもでも安心して物語の世界に入っていけます。読み聞かせの場面では思わずくすっと笑ってしまう描写が多く、親子で声を出して笑い合いながら過ごせる時間になります。楽しく読み進めるうちに、うれしい・こわい・ほっとするといった気持ちの動きについても自然と話し合えるきっかけをくれる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | かぞくユーモア物語 | ||
| 2 | 定番KADOKAWA | 3〜6歳 | ユーモアシリーズ | ||
| 3 | 定番絵本館 | 3〜6歳 | どうぶつおふろユーモア | ||
| 4 | 定番文渓堂 | 3〜6歳 | 雨の日ユーモア物語 | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモア物語 | ||
| 6 | 定番講談社 | 3〜5歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 7 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモア物語 | ||
| 8 | 定番ポプラ社 | 3〜6歳 | どうぶつユーモア物語 | ||
| 9 | 定番学研教育みらい幼児教育事業部 | 3〜6歳 | 色友だちユーモア | ||
| 10 | 定番講談社 | 3〜6歳 | ユーモア物語ファンタジー |
ユーモアの絵本は、親子で思いきり笑える時間をつくり、「絵本って楽しい」という気持ちを何より強く育てます。意外な展開やとぼけた言葉遊び、くり返しのおかしさは、子どもの心をぐっとつかみ、読書好きへの近道に。笑いの共有は親子の絆も深めます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 笑える絵本は学びになりますか?
A. 「楽しい」という気持ちこそ、絵本を好きになる一番の力です。笑いながらくり返し読むうちに、言葉のリズムやお話の展開も自然と身についていきます。
Q. 3歳に「ユーモア」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「ユーモア」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。