
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「ユーモア」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、くり返し・意外な展開・言葉遊びで声に出して楽しい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「ユーモア」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳でユーモアの絵本を選ぶときは、親子で笑って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
パンツ探しで、
くすくす笑いが止まらない!
ユーモアと意外性で、
読む喜びが広がる絵本です
お気に入りのパンツをなくしてしまったしろくまが、あちこちを探しながらいろいろなパンツに出会っていくお話です。しましま柄やドット柄、思いもよらない形のパンツまで次々に登場し、ページをめくるたびに何が出てくるか分からない意外性とユーモアが詰め込まれています。しかけを開く楽しさもあいまって、子どもたちは笑いながら夢中でページを進めていきます。トイレトレーニングの時期とも重なりやすいテーマなので、パンツへの親しみを持つきっかけにもなり、読み聞かせでは親子で声をあげて笑い合えるにぎやかな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
秋の森を14ひきと一緒に大冒険!
季節の豊かさと家族の温かさが伝わる傑作です
秋の森でかくれんぼをしていた14ひきの野ねずみたちが、森の奥で不思議な秋祭りに出会うという、長編絵本シリーズ第8作です。秋の実りや生き物たちの気配など、豊かな自然の生命力がていねいに描かれており、森を探検するようなわくわくした気持ちを味わえます。2〜5歳の子どもたちにとっては、想像力を広げながら季節の変化や仲間との関わりを感じられる内容で、ユーモアも交えられているため、家族でくすっと笑いながら読み進められる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
朝の出かけ際、楽しく笑える!
毎日の挨拶が自然と身につく一冊です
「いってらっしゃい」「いってきまーす」という毎日交わされるあいさつを題材にした、林明子の温かい絵と神沢利子の言葉が響き合う絵本です。1〜4歳の子どもにとって身近な生活のワンシーンをユーモラスに描いており、お出かけや見送りの場面を通して、家族や周囲の人とのやり取りの楽しさを感じ取ることができます。繰り返しのフレーズが心地よく、読み聞かせをしているうちに子ども自身も一緒に声を出したくなるような、生活習慣や社会性が自然と育まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
黒いクレヨンが大活躍、
色の魔法に驚く!
色の組み合わせの楽しさを発見できる絵本です
画用紙の上でクレヨンたちが絵を描いていくうちに、赤や青などさまざまな色が次々と登場し、その中でくろくんがどんな存在なのかが物語を通して少しずつ見えてきます。色そのものが主人公になるという発想の面白さと、ページをめくる楽しさが同時に味わえる構成になっており、2〜5歳の子どもは色への興味を広げながら、くろくんの活躍にわくわくすることでしょう。読み聞かせを通じて、ふだん何気なく見ている色やものへの見方が少し変わるような発見が生まれる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
怖いと思う気持ちが、
ふっと消えちゃう!
こころの強さと楽しさが芽生える一冊です
誰もが一度は耳にしたことのある歌「おばけなんてないさ」を絵本にした、長く愛されているロングセラー作品です。暗闇や見えないものへの怖さは、2歳から5歳頃の子どもにとってごく自然な感情ですが、この絵本はそんな気持ちをユーモラスに包み込み、笑いながら怖さと向き合える構成になっています。歌を知っている親子であれば、リズムに乗せて一緒に口ずさみながら読み進められるのも魅力です。寝る前のちょっとした不安を和らげたいときや、明るい気持ちで眠りにつきたい夜の読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
あれ、これってお菓子?それとも…?!
言葉遊びと想像の楽しさが詰まった傑作です
チョコレートやキャンディ、ケーキなど、子どもたちが大好きなお菓子がたくさん登場する楽しいお話です。甘いお菓子の世界がどんなふうに広がっていくのか、ページをめくるたびにわくわくする気持ちが膨らみます。素朴で温かみのある絵柄が、お菓子のおいしそうな雰囲気や幸せな気分を伝えてくれ、見ているだけでも心が弾みます。3歳から6歳ごろの、おやつやお菓子が大好きな時期の子どもにはぴったりの一冊で、読み聞かせをしながら「どのお菓子が食べたい?」などと語りかければ、親子の会話も自然に広がります。
絵本の分野
本の特徴
ことば遊びで想像が広がる!
形と言葉の楽しさが一度に学べる絵本です
「さよならさんかくまたきてしかく」というおなじみの言葉遊びの歌をもとに、ページをめくるたびに三角、四角、丸などの形が次々に連想でつながっていく絵本です。ただ言葉の響きを楽しむだけでなく、四角のページには四角い形をしたものがたくさん描かれているなど、絵の中に形探しの楽しみも隠れています。声に出して読むとリズムがよく、まだ長いお話が難しい2歳ごろの子から、形の名前や仲間分けに興味が出てくる年齢まで幅広く楽しめます。読み聞かせでは自然と親子で一緒に声を合わせたくなり、言葉のリズムと形の発見という二つの遊びが同時に味わえる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
かえるがみえる、かえるが
ふえる、言葉の響きが楽しい!
日本語の魔法を遊びながら体験できる傑作です
「かえるがみえる」「かえるにあえる」「かえるがかえる」「かえるがふえる」と、似た響きの言葉が次々に連なりながら、かえるの国の物語が語られていくことば遊び絵本です。ユーモラスな絵とともに読み進めるうちに、意味だけでなく音のおもしろさそのものを楽しめる仕掛けになっています。2〜5歳の子にとっては、まだ耳から入る言葉の響きに敏感な時期。声に出して読んでもらうことで、日本語のリズムや韻の心地よさを自然と体に感じ取れるでしょう。読み聞かせの場では、繰り返しのフレーズに子どもが笑ったり真似して言ったりと、親子で言葉を楽しむにぎやかなひとときになり
絵本の分野
本の特徴
お月さまとキツネの愛らしい出会い!
お母さんへの感謝の気持ちが芽生える一冊です
おかあさんへの気持ちをどう伝えたらいいのか、子どもなりに考えるあたたかなお話と、お月さまときつねをめぐる愛らしい空想が一冊で楽しめます。身近な家族への感謝という気持ちと、夜空を見上げて広がる自由なイメージの世界が並び、日常のなかにある小さな発見とユーモアが詰まっています。2〜5歳の子にとっては、おかあさんという存在をあらためて感じたり、月を見るときの新しい楽しみ方を知ったりするきっかけになるでしょう。読み聞かせの時間には、くすっと笑える場面と、じんわり心があたたまる場面の両方が味わえ、親子で顔を見合わせながら過ごすひとときにぴったりの
絵本の分野
本の特徴
窓から次々や
ってくるお客さんの正体は?!
日常の風景が遊びに変わる想像力が広がる絵本です
ある日、窓からいろいろな来客がやってくる、しかけを楽しみながら読める絵本です。次は誰が訪ねてくるのだろうと、ページをめくるたびにわくわくする気持ちが広がり、小さな子どもたちも夢中になって窓の向こうをのぞき込みます。ユーモラスなやりとりが繰り返される構成なので、初めて物語を楽しむ年齢の子にも親しみやすく、読み聞かせの時間には次の展開を予想したり声をあげたりと、親子で盛り上がるやりとりが生まれます。想像力や好奇心を優しく刺激してくれる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番ブロンズ新社 | 2〜5歳 | どうぶつユーモアしかけ | ||
| 2 | 定番童心社 | 2〜5歳 | かぞくきせつユーモア | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく生活ユーモア | ||
| 4 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 色ユーモアしかけ | ||
| 5 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | 音リズムユーモア物語 | ||
| 6 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 食育ユーモア物語 | ||
| 7 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | ことば形ユーモア | ||
| 8 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | どうぶつことばユーモア | ||
| 9 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | 感情ユーモア物語 | ||
| 10 | 定番童心社 | 2〜5歳 | ユーモアしかけ物語 |
ユーモアの絵本は、親子で思いきり笑える時間をつくり、「絵本って楽しい」という気持ちを何より強く育てます。意外な展開やとぼけた言葉遊び、くり返しのおかしさは、子どもの心をぐっとつかみ、読書好きへの近道に。笑いの共有は親子の絆も深めます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 笑える絵本は学びになりますか?
A. 「楽しい」という気持ちこそ、絵本を好きになる一番の力です。笑いながらくり返し読むうちに、言葉のリズムやお話の展開も自然と身についていきます。
Q. 2歳に「ユーモア」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「ユーモア」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。