
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「数」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、生活や遊びの中で、自然に数を楽しめる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「数」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳で数の絵本を選ぶときは、数や数えることに親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
遊びながら数に強くなる!
考える力が自然と身につく一冊です
主人公のもとに届いた不思議な手紙をきっかけに、地面の下から始まる100階建ての家をどんどん上へのぼっていくお話です。10階ごとに違う生きものたちが暮らしていて、そこでの暮らしぶりや部屋の様子がページをめくるたびに変わっていくので、次の階に何がいるのか気になって、子どもは自分からページをめくりたがります。ページが縦に開く珍しい造りになっており、階段をのぼる感覚をそのまま体験できるところも楽しい工夫です。数を数えたり順番を意識したりする力が自然と育つほか、階ごとの部屋の形や住人の暮らしを想像する楽しさも味わえます。
絵本の分野
本の特徴
時計の針と生活がつながる瞬間!
子どもの世界が広がる学習絵本です
時間の読み方を学べる絵本で、福音館書店の「とけいのほん」シリーズ第1弾にあたります。松井紀子の親しみやすい絵とともに、時計の長い針と短い針の役割や、生活の場面に合わせて時刻を読む練習ができる構成になっており、3〜6歳の数や時間の感覚がじょじょに育っていく時期にぴったりです。おうちの時計を指さしながら「今何時かな」と問いかけたり、生活の中の時間の流れと結びつけたりしながら読み進めると、数への興味がより深まっていきます。
絵本の分野
本の特徴
時刻から広がる、
その時間の物語や風景!
時計と時間を、
自然に理解できる知育絵本です
この絵本には、お話もなければ、時計の針を回すようなしかけもありません。 美しく描かれた、時刻から広がる様々なイメージとともに、 “時間”というものが持つ豊かな情景や意味、 そうしたものまで伝える、類のない1冊です。 【午前4時】はまだ暗いうちから仕込みを始めるお豆腐屋さん。 【午後11時】は星明かりの下を急ぐトラック。 時間のイメージを表すイラストと共に、大きな振子時計も描かれています。 時計の読み方を暗記するのではなく 時間をイメージでとらえながら、時計にも興味が向いていく...。 とても詩的な時計の絵本です。 お母さん、お父さんとページをめくりながら 色々なストーリーをつけて読んでいくのも楽しいです。
絵本の分野
本の特徴
身近な虫のふしぎに夢中!
考える力が自然と身につく一冊です
山の奥のふしぎな家から聞こえるのは何の音?大人気「100かいだてのいえ」シリーズ第5弾。今回の舞台は森にそびえる大きな木。
絵本の分野
本の特徴
時間が身近になる、楽しい発見!
時計の仕組みを自然に学べる一冊です
朝起きてから夜眠るまで、子どもの一日の暮らしにそって時計の針が進んでいく様子を見せてくれる絵本です。ごはんの時間、遊ぶ時間、お出かけの時間など、身近な生活の場面と時計の形がひとつずつ結びついていくので、数字や時間の概念にまだなじみのない小さな子でも「なんじ」という感覚を自然につかんでいけます。読み聞かせのときに実際の時計を指さしながらページをめくると、絵本の中の時間と現実の時間がつながっていく楽しさを味わえます。時計の読み方を覚え始める前段階として、生活リズムを言葉にする練習にもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
穴をくぐるしかけで、
変身の喜びが味わえる!
食べることへの興味が広がり、
数への親しみが深まる絵本です
小さなあおむしが月曜日から次々と食べ物を食べていき、やがて姿を変えていくまでを描いたロングセラー絵本です。鮮やかな色彩の絵と、ページに開いた穴をたどる楽しいしかけが特徴で、2〜5歳の子どもは指でなぞったり数えたりしながら夢中になります。曜日や数、食べ物の名前に興味を持ち始める時期にもぴったりで、自然や生き物への関心を広げるきっかけにもなります。何度読んでも新しい発見があり、読み聞かせのたびに親子で一緒に数えたり食べ物を当てたりする楽しい時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
ドキドキなかくれんぼ遊びが
こんなに楽しい!
お話の世界での遊びと冒険が広がる一冊です
こわいはずのおおかみさんに、動物たちが「いまなんじ?」とたずねる、くり返しが楽しいお話です。時間が進むにつれておおかみさんの様子や答え方が変わっていき、次はどうなるのかとページをめくる手が止まりません。おおかみという少し怖いイメージのキャラクターがユーモラスに描かれることで、子どもは安心しながらもドキドキするふしぎな面白さを味わえます。時計や時間への興味が芽生え始める年齢にもぴったりで、読み聞かせでは声色を変えて掛け合いを楽しむことができます。親子で「なんじ?」と一緒に問いかけ合いながら読むと、より一層盛り上がる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
数との出会いが、こんなに楽しい!
遊びながら数の概念を学ぶ一冊です
身の回りにあるものを数えたり並べたりする体験を通して、数という概念に初めて触れる1〜4歳向けの絵本です。数字の暗記を急ぐのではなく、絵に描かれたものを指さしながら「いくつあるかな」と親子で一緒に数えていく過程を大切にした構成になっており、数を数える行為そのものの面白さに気づけるように作られています。ロングセラーとして長く読み継がれてきた内容だけに、無理のない自然な形で数への興味の芽生えを後押ししてくれ、読み聞かせの時間が数遊びのような楽しいやり取りに変わっていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
お店でお買い物、字も一緒に学ぼう!
日常の会話がそのまま言葉の学習になる一冊です
八百屋やパン屋、おもちゃ屋など、いろいろなお店が次々と登場し、そこに並ぶ品物や買い物のやりとりを絵とことばでたどっていく一冊。細部まで描き込まれた商品の絵を眺めながら、値段や数、店員とのやりとりといった生活の中の言葉に自然と触れられる。2〜4歳ごろは買い物ごっこや数への興味が芽生える時期でもあり、実際のお店屋さんごっこにつなげやすい内容になっている。読み聞かせでは「これください」「いくらですか」といったやりとりを親子で声に出してみることで、生活の言葉を楽しく学ぶ時間になる。
絵本の分野
本の特徴
100匹のオオカミが愛おしくなる!
秘密に引き込まれる不思議な世界です
満月の夜、どこからともなく一匹また一匹と集まってくるオオカミたち。やがてその数は100匹を超え、群れの中には、オオカミたち自身も気づいていないひみつが隠されているようです。次々に増えていくオオカミの姿を数えたり探したりしながら、その正体は何なのかとページをめくる手が止まらなくなる構成で、怖いはずのオオカミがいつのまにか愛おしく感じられてくるのが魅力です。繰り返しのリズムある語り口は読み聞かせに向いており、3〜6歳の子どもが想像力を膨らませながら、月夜の不思議な集まりの雰囲気にわくわくする時間を作ってくれます。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | 数形シリーズ | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 数シリーズ | ||
| 3 | 定番戸田デザイン研究室 | 3〜6歳 | 数 | ||
| 4 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | むし・いきもの数形 | ||
| 5 | 定番あかね書房 | 3〜6歳 | 数生活 | ||
| 6 | 定番偕成社 | 2〜5歳 | 食育むし・いきもの数 | ||
| 7 | 学研プラス | 3〜6歳 | どうぶつ数ユーモア | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 数形 | ||
| 9 | ブロンズ新社 | 3〜6歳 | ことば数生活 | ||
| 10 | ひかりのくに | 3〜6歳 | どうぶつ数ユーモア |
数の絵本は、計算を覚えさせるためではなく、「いくつ?」「どっちが多い?」と数えたり比べたりする楽しさを育てます。生活や遊びの場面で数に触れる経験は、就学後の算数的なセンスの土台になります。問いかけながら読むと、考える楽しさが伝わります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 数の絵本は何歳から楽しめますか?
A. 1〜2歳から、絵を一緒に「いち、に」と数えるだけでも楽しめます。年齢が上がるにつれて、量を比べたり順番を考えたりと、楽しみ方が広がります。
Q. 3歳に「数」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「数」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。