
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「クリスマス」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、季節感と贈り物感があり、親子で楽しめる温かい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「クリスマス」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
4歳でクリスマスの絵本を選ぶときは、クリスマスに読みたい・贈りたい絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
一本の木が見つめる、
人生のストーリー!
クリスマスの本当の意味を感じさせる絵本です
アンデルセンの名作童話をもとに、もみの木が一年を通してどのように過ごしていくのかを描いた物語です。季節が移り変わるなかで木が見せるさまざまな姿を通して、3〜6歳の子どもが自然の変化や物事への向き合い方について感じたり考えたりするきっかけになります。クリスマスの季節に読むのにふさわしい一冊で、静かな雰囲気のなかでじっくりと物語に浸る読み聞かせの時間を作ってくれます。冬に繰り返し手に取りたくなる、長く読み継がれてきた作品です。
絵本の分野
本の特徴
クリスマスの夜、
くるみわり人形が動き出す!
冒険と魔法の世界が広がる名作です
クリスマスの夜、マリーがもらったくるみわり人形が壊れてしまうところから物語は始まります。悲しむマリーの前で、夜になるとネズミの大群がくるみわり人形に襲いかかり、人形と兵隊たちの戦いが繰り広げられます。クリスマスの華やかな雰囲気と、夜の闇に潜むスリリングな緊張感が入り混じり、その先にどんな出来事がマリーを待っているのか、想像がふくらむ構成になっています。幻想的な世界観と美しい情景描写は、子どもの想像力を大きく刺激してくれるでしょう。クリスマスの季節に親子で読めば、贈り物や人形への愛着、はらはらする冒険心を分かち合う特別なひとときになる一
絵本の分野
本の特徴
わくわくが止まらない!
想像力がぐんと広がる一冊です
クリスマスの夜、サンタさんがそりに乗ってプレゼントを配りにやってきます。窓の形からその家に住む動物を当てて、ぴったりのプレゼントを届けようとするのですが、思い込みからちょっとした勘違いが起こってしまうのがおかしいところです。次のページをめくるたびに「今度は何をあげるのかな」「本当に合っているかな」とはらはらしながら見守る楽しさがあり、繰り返しの構成なので小さな子でも展開を覚えて一緒に声を出して楽しめます。窓から見える形だけで中身を想像する遊び心が、ものを多面的に見る面白さや、思い込みで判断することのおかしみを自然に伝えてくれます。
絵本の分野
本の特徴
こまったサンタたちの
大失敗集、爆笑必至!
サンタさんも完璧じゃないというユーモアが素敵な一冊です
クリスマスの夜にやってくるはずのサンタクロースですが、この絵本に登場するのは、どこかちょっと頼りなかったり、失敗ばかりしていたりする「困ったサンタ」たちです。次から次へと紹介される愉快なサンタの姿に、子どもも大人も思わず笑ってしまう場面が続きます。サンタクロースという子どもにとって特別な存在を、少し違った角度からユーモラスに描くことで、クリスマスへの想像を広げながら気軽に楽しめる内容になっています。読み聞かせの時間には、家族で本物のサンタ像について話したり、笑いながら季節の行事を楽しんだりするひとときになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
サンタさんは、この夜どうしてるの?!
クリスマスの夜の期待感を高める一冊です
クリスマスの前の晩、サンタクロースがやってくるのを心待ちにする子どもの気持ちを描いた一冊です。ワクワクしながら眠りにつく夜のそわそわした気持ちや、朝の楽しみを待つときめきが、やさしい絵とともに伝わってきます。クリスマスという特別な日を待つ時間そのものが主役になっているお話なので、実際のクリスマスシーズンに読むと、子どもの期待感や想像力がふくらみ、より一層気持ちが重なります。眠る前の読み聞かせにもぴったりで、親子で一緒にサンタクロースを待つ時間を楽しむきっかけになる絵本です。毎年繰り返し読みたくなる、季節の定番としても親しまれています。
絵本の分野
本の特徴
懐かしさとあたたかさで心がほぐれる!
世代を超えて愛される物語との出会いの一冊です
あなぐまのなあくんが繰り広げる小さな冒険や、りんごの木との出会い、小さなヨットでのできごとなど、心あたたまる短いお話がいくつも収められた一冊です。おとなりに住むともだちとのやりとりや、くまの子まこちゃんと遊ぶ様子、赤いくまになりたいと願う子どもらしい空想、みんなでごちそうを作る楽しさ、もうすぐやってくるクリスマスを待ちわびる気持ちなど、季節の移り変わりとともに変化する動物たちの日常が、やさしい筆致で描かれています。ひとつひとつのお話が短くまとまっているので、寝る前の読み聞かせや、ちょっとした空き時間にぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
赤い猫がサンタの秘密を教えてくれる!
クリスマスへの期待と信じる心が膨らむ絵本です
クリスマス・イブの夜、サンタクロースがいるかいないかで言い合いをしていた三人組の前に、赤い服を着た不思議な猫が現れます。猫はサンタクロースのところへ連れていってあげると言い出し、わんぱくな三人はそのまま夢のような冒険へと出発します。サンタクロースを本当に信じているかどうか、子ども自身の気持ちを重ねながら楽しめる内容で、クリスマスの季節に読み聞かせるとわくわくした気分が高まります。3〜6歳の子どもが友情や冒険のときめきを味わいながら、ファンタジーの世界に入り込める一冊です。
絵本の分野
本の特徴
サンタさんにも子ども
がいるって知ってた?!
クリスマスへの想像がもっと膨らむ一冊です
クリスマスの夜、世界中にプレゼントを届けるサンタクロースには、実はたくさんの子どもたちがいるという発想から始まる物語です。それぞれの子どもたちがどんな役割を持ち、どんな思いでこの特別な夜を過ごしているのかが描かれ、サンタクロースという存在の裏側にある温かな家族の姿が想像力をふくらませてくれます。3〜6歳の子にとっては、クリスマスへの期待感をさらに膨らませる一冊になり、読み聞かせの時間には、贈り物をする側の気持ちにも目を向けるきっかけとなり、季節の行事をより豊かな気持ちで迎えられるようになりそうです。
絵本の分野
本の特徴
怖がりさんでも大丈夫、
おばけと友達になれる!
勇気と思いやりが芽生える一冊です
10月31日はまちにまったハロウィン・パーティ。友だちみんなが楽しみにしているなか、こわがりの主人公だけは気が重くてなんだか浮かない気分です。そこへ、同じようにこわがりなおばけがまよいこんできて、思いがけないひとときが始まります。かんたんに作れるおばけの仮装やパーティ料理のアイデアも紹介されていて、行事の由来を知らなくても自然とハロウィンの雰囲気を楽しめる作りです。こわい気持ちや不安な気持ちに寄り添いながら、友だちと気持ちを分かち合う温かさを描いており、行事の前後の読み聞かせにぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
小さなフクロウの、
大きな冒険が始まる!
困難を乗り越える勇気を感じられる一冊です
森の大きな木の穴にすんでいた小さなフクロウが、ある日その木ごと切り倒され、気づけばにぎやかな街のど真ん中まで運ばれてしまうところから物語は始まります。見慣れた森の景色とはまったく違う場所で戸惑うフクロウの姿を通して、住み慣れた場所を離れる不安や、知らない世界に出会う驚きが静かに描かれていきます。実際にあった出来事をもとにしているという背景も、読み聞かせのあとに親子で話題にしやすいポイントです。クリスマスの時期に飾られる大きな木のイメージとも重なり、季節の行事とあわせて楽しめる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番岩崎書店 | 4〜6歳 | きせつクリスマス物語 | ||
| 2 | 定番童心社 | 4〜6歳 | クリスマス物語ファンタジー | ||
| 3 | 定番偕成社 | 3〜6歳 | プレゼントクリスマス | ||
| 4 | 絵本館 | 4〜6歳 | クリスマスユーモア物語 | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | きせつクリスマス物語 | ||
| 6 | 定番ポプラ社 | 3〜6歳 | どうぶつクリスマスユーモア | ||
| 7 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | クリスマス物語シリーズ | ||
| 8 | 岩崎書店 | 4〜6歳 | かぞくクリスマス物語 | ||
| 9 | 文溪堂 | 4〜6歳 | 思いやり感情クリスマス | ||
| 10 | 鈴木出版 | 3〜6歳 | どうぶつクリスマス物語 |
クリスマスの絵本は、サンタクロースやプレゼント、家族で過ごす温かな時間を描き、待ち遠しい気持ちをふくらませます。12月にくり返し読めば、クリスマスへのワクワクが高まり、季節の風物詩に。贈り物としても喜ばれる一冊です。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. クリスマス絵本はいつから読むといいですか?
A. 12月に入ったころから読み始めると、当日までの期待が高まります。アドベントのように毎日少しずつ楽しむと、季節の特別感が増します。
Q. 4歳に「クリスマス」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「クリスマス」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。