
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「寝かしつけ」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、刺激が強すぎず、安心感のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「寝かしつけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
4歳で寝かしつけの絵本を選ぶときは、寝る前に親子で落ち着いて読める絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
枕の上で、不思議な話が始まる!
子どもの想像の世界をぐんぐん広げる名作です
まくらの上に住むという不思議な仙人が繰り広げる、ちょっと不思議でおかしみのある物語を描いたシリーズの一冊です。日常のなにげない場面から始まりながらも、思いがけない展開へと進んでいくユーモラストーンが魅力で、2〜5歳の子どもが「次はどうなるんだろう」とわくわくしながら物語の世界に入り込めます。素朴でありながら想像力を刺激する仙人のキャラクターは、子どもの好奇心をくすぐり、日常の中に潜む不思議を楽しむ感性を育みます。読み聞かせの場面では、くすっと笑えるユーモアを親子で共有しながら、眠る前のひとときを楽しく和やかなものにしてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
月が見守る夜の物語!
季節の移ろいと自然への想像力が広がる一冊です
夜空に浮かぶ月が静かに見守る中で繰り広げられる、季節の移ろいを感じさせる物語です。昼間とは違う夜の世界の静けさや、月明かりに照らされた景色の美しさが、やさしい語り口とともに描かれていきます。小さな子どもにとって夜は不思議でどこか怖さも伴うものですが、この絵本を通じて月や星が寄り添ってくれる安心感を味わうことができます。眠る前の読み聞かせにぴったりで、穏やかな気持ちのまま一日を締めくくる時間をつくってくれます。季節の変化を感じ取る感性を育てるきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
わらべうた心が、
ページからふわりと立ちのぼる!
心優しい世界観が、
幼い心に深く響く一冊です
元日の夜、初夢を見るとその年が良い一年になるといわれています。お寺の小僧さんは、良い夢を見ようとがんばって眠りにつきますが、なかなか思うようにはいかないようです。夢の中とうつつの境目があいまいになるような、ゆったりとした語り口とやわらかな絵が特徴で、眠る前の時間にぴったりの一冊です。ふしぎな夢の世界をのぞきながら、子どもも大人も一緒にとろとろと眠くなってくるような雰囲気があり、寝かしつけの締めくくりに読んであげると、安心して眠りにつける読み聞かせの時間になります。
絵本の分野
本の特徴
灯りが心を照らす、素敵な物語!
光と影の美しさを感じる感性が磨かれる一冊です
夜の闇の中でともるひとつの明かりを通して、光と影、そして命のあたたかさを静かに描いた物語です。暗がりに包まれる不安と、そこに灯る小さな光がもたらす安心感が、繊細な絵と言葉で丁寧に表現されています。まだ暗闇を少し怖がる年齢の子どもにとっては、光の存在が心をほっとさせてくれる体験になり、感受性を育む読み聞かせの時間になるでしょう。声のトーンを落として静かに読んであげると、絵の美しさと言葉の余韻がより深く伝わります。寝る前のひとときに親子で味わいたい、しみじみとした一冊です。
絵本の分野
本の特徴
眠った後、不思議な夜の
世界へようこそ!
ユーモアに包まれたドキドキ体験ができる絵本です
のんびりやの男の子が「おやすみなさい」をして眠りにつくところから物語は始まります。ぐっすり眠ったその先で、男の子はどこか不思議な場所へと迷い込んでいきます。夜の世界に漂う独特の空気感と、少し奇妙でありながらもどこかおかしみのある雰囲気の絵が、ページをめくるたびに引き込むように広がっていきます。怖さだけでなくユーモラスな味わいも同居しているため、寝る前の絵本として身構えすぎずに楽しめるのが魅力です。眠りという誰もが経験する身近なテーマを通して、想像力を膨らませたり、目に見えない世界に思いをはせたりする時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
寝ない子だった作者の、温かい告白!
子育てのモヤモヤが、
愛おしさに変わる絵本です
寝かしつけの時間を長く描き続けてきた作り手が、自身の歩みを重ねながら綴った物語です。夜、子どもを寝かせるまでのひとときを見つめ直す内容で、子育てをしてきた人にも、これから子育てをする人にも語りかけてくるような静かな余韻があります。2〜5歳の子どもと過ごす眠る前の時間に読むことで、子ども自身も安心感に包まれますが、同時に読み聞かせる大人の心にも深く残る一冊です。親子で夜のひとときを共有しながら、それぞれの立場でこの本と向き合える貴重な作品です。
絵本の分野
本の特徴
短くて楽しいお話がいっぱい!
言葉の響きと物語の魔法を味わえる絵本です
短く読み切れる小さなお話がいくつも詰まった、シリーズの続編にあたる一冊です。ひとつひとつの物語がコンパクトにまとまっているので、寝る前の限られた時間や、ちょっとした隙間時間にも読み聞かせがしやすく、その日の気分に合わせてお話を選ぶ楽しさもあります。ことば遊びのようなリズムや、想像力をくすぐる不思議な設定が随所にちりばめられており、耳で聞いて楽しむ心地よさが感じられる内容です。まだ長いお話に集中するのが難しい年齢の子どもでも、無理なく最後まで聞き通せる長さなので、読み聞かせの導入としても親しみやすい一冊といえます。
絵本の分野
本の特徴
小さな物語がいっぱい詰まった!
言葉の世界への扉を開く一冊です
短いお話がいくつも並ぶシリーズの一冊で、それぞれ違う登場人物や設定のもとに小さな出来事が描かれています。一話が短くまとまっているため、集中して聞くのがまだ得意でない子でも最後まで聞き通しやすく、聞き終えた満足感を味わいやすい構成です。3〜6歳の子には、その日の時間や気分に合わせて好きな一話を選べる楽しみがあり、繰り返し読むうちにお気に入りのお話が見つかることもあります。読み聞かせの時間ごとに違う物語に出会えるので、寝る前のひととき等に少しずつ楽しめる、飽きの来ない一冊です。
絵本の分野
本の特徴
999ひきがおやすみなさい、冬の夜!
幻想的な世界へ導く、
やさしい寝かしつけの一冊です
999ひきものかえるのきょうだいが登場する人気シリーズの中で、今回は冬の夜が舞台になります。寒い季節、たくさんのきょうだいたちがふとんに入って眠りにつくまでの様子が描かれ、にぎやかで温かい雰囲気が伝わってきます。数えきれないほどのかえるたちが一緒に過ごす様子は、きょうだいやお友だちとの関わりを感じ始める2〜5歳の子どもにとって親しみやすく、画面いっぱいのにぎやかさを見つける楽しみもあります。冬ならではの空気感や季節の移ろいを感じながら、就寝前のひとときにぴったりの落ち着いたお話として読み聞かせに向いています。
絵本の分野
本の特徴
ベッドの中が恐竜の
王国に変身しちゃう!
就寝前の想像力をかき立てる、
冒険ストーリーです
夜、ベッドにもぐりこんだ子どもの布団の中が、いつのまにか恐竜たちの暮らす不思議な国に変わっていくお話です。もこもこと盛り上がる掛け布団の下から、いろいろな恐竜たちが次々に顔を出し、想像の世界がどんどん広がっていきます。ページをめくるたびに恐竜の姿を探したり、名前を当てたりしたくなる仕掛けがあり、恐竜好きの子はもちろん、まだ恐竜をよく知らない子も自然と親しみを持てる内容です。眠る前のひとときに、布団の中の暗がりを怖がらずに楽しい冒険の場所として感じられるようになるので、寝かしつけの読み聞かせにぴったりです。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番佼成出版社 | 3〜6歳 | 寝かしつけユーモア物語 | ||
| 2 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | 寝かしつけきせつ物語 | ||
| 3 | 定番岩波書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけきせつ物語 | ||
| 4 | 光村教育図書 | 4〜6歳 | 寝かしつけ感情物語 | ||
| 5 | 小学館 | 3〜6歳 | 寝かしつけユーモア物語 | ||
| 6 | 定番文藝春秋 | 2〜5歳 | 寝かしつけかぞく物語 | ||
| 7 | 小峰書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけ物語シリーズ | ||
| 8 | 小峰書店 | 3〜6歳 | 寝かしつけ物語シリーズ | ||
| 9 | 定番ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | 寝かしつけどうぶつきせつ | ||
| 10 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 寝かしつけ物語恐竜 |
寝かしつけの絵本は、一日の終わりに気持ちをほぐし、眠りへ橋渡しするための一冊です。展開が激しいお話より、ゆっくりしたリズムやくり返し、安心できる結末のある絵本が向いています。同じ絵本を毎晩読むことが入眠の合図になり、親子のおやすみ習慣をつくります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 寝かしつけ絵本は毎晩同じものでもいいですか?
A. 同じ絵本のくり返しは「これを読んだら寝る」という安心の合図になります。子どもが好む一冊を見つけたら、毎晩くり返し読んであげて大丈夫です。
Q. 4歳に「寝かしつけ」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「寝かしつけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。