
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
4歳で図鑑の絵本を選ぶときは、知識や観察の楽しさにつながる絵本・図鑑を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
なぜ?がいっぱい、答えもいっぱい!
子どもの疑問を満たし、
世界への興味を広げる一冊です
4歳ごろの子どもは身のまわりのものごとに「なぜ?」「どうして?」と次々に疑問を投げかけるようになります。本書はそんな好奇心の芽生えに寄り添い、生き物や自然、暮らしの中の不思議をわかりやすい言葉と絵で紹介する一冊です。年齢に合わせて内容が整理されているため、難しすぎず簡単すぎず、ちょうどよい刺激を与えてくれます。親子で「これはなぜかな」と一緒に考えながらページをめくれば、会話のきっかけがたくさん生まれ、知ることの楽しさを自然に感じられる時間になるでしょう。長く読み継がれてきた定番シリーズならではの安心感もあります。
絵本の分野
本の特徴
職人の手でガラスが生まれ変わる瞬間!
ものづくりの喜びと技の素晴らしさが伝わる一冊です
高温で溶かしたガラスに息を吹き込み、形を作り上げていく職人の仕事を、写真を通してじっくりと見せる絵本です。ガラスがみるみる姿を変えていく様子や、道具を使いこなす手つき、ものづくりの現場の緊張感が伝わってきます。4〜6歳の子どもにとっては、ふだん目にする機会が少ない職人の技や仕事の工程を知る貴重な体験となり、ものがどのように作られるのかという興味を育みます。読み聞かせでは、写真をじっくり眺めながら「どうやって形になるのかな」と親子で想像し、対話を広げる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
波、貝、生き物…海の
すべてが見える世界!
自然への好奇心と観察する喜びが目覚める絵本です
広大な海の姿を、波打ち際から深い海の底まで、さまざまな角度からとらえて紹介する一冊です。海に暮らす生き物たちや、潮の満ち引き、海流の様子など、身近でありながら奥深い自然の仕組みがわかりやすく描かれており、3〜6歳の子どもが持つ「海ってどうなっているんだろう」という素朴な疑問に応えてくれます。実際に海を見たことがある子どもは記憶と結びつけながら、まだ経験のない子どもは想像を膨らませながら楽しめる内容です。読み聞かせを通して、自然の広がりとおもしろさに触れるきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
カラスの目線で人間社会を
見る視点がおもしろい!
身近な生きものへの好奇心が深まるノンフィクションです
身近な鳥でありながら、時に嫌われ者とされがちなカラスに焦点を当てたノンフィクション絵本です。カラスがどのように暮らし、どんな知恵を働かせて人間の生活のそばで生きているのかを、丁寧な絵とわかりやすい文章で紹介しています。ゴミをあさる、鳴き声で仲間と会話するといった行動の裏にある理由を知ることで、これまで気にも留めなかった存在への見方が変わるかもしれません。身の回りの生きものへの好奇心が育つ年齢の子どもにぴったりで、読み聞かせをきっかけに、外で見かけるカラスをあらためて観察してみたくなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
かこさとしが手がけた科学への第一歩!
身近な現象への好奇心を引き出す紙芝居です
身のまわりにある水や空気、太陽や種など、子どもが日々の暮らしのなかで出会う小さな不思議を入り口に、科学の世界へとやさしく誘う紙芝居シリーズです。難しい理屈から入るのではなく、なぜだろうと感じる心を大切にしながら、絵と語りかけの言葉で少しずつ仕組みを解き明かしていく構成になっています。長年子どもたちに親しまれてきた作風が息づいており、読み手が問いかけながらページをめくることで、聞いている子どもも一緒に考え、答えを探そうとする姿が自然に生まれます。3歳から6歳ごろの、身の回りへの興味が広がっていく時期の子どもにぴったりで、家庭でも園でも、
絵本の分野
本の特徴
化石から巨大恐竜の謎を解く冒険!
科学への興味と探究心がめばえる一冊です
地面から出てきた見慣れない大きな骨、これはいったい何の骨なのだろうという問いから始まる一冊です。実在した化石ハンターが、荒野を歩き回りながら骨を探し当て、それがそれまで知られていなかった恐竜のものだと突き止めていく過程が、事実にもとづいて丁寧に描かれています。恐竜そのものだけでなく、化石を見つけて調べる仕事に光を当てている点が特徴で、恐竜好きの子どもはもちろん、発見や探求の面白さに触れたい子にもおすすめです。読み聞かせを通して、科学的なものの見方の芽生えを感じられる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
砂の上に描かれた謎の
円、その正体は?!
自然界の不思議に目を開く科学心が育つ一冊です
海底に現れる美しい幾何学模様、通称「ミステリーサークル」を作り出す小さな魚、アマミホシゾラフグを紹介する写真絵本です。体長わずか十数センチほどの魚が、なぜ、どうやってあれほど精巧な砂の模様を作り上げるのか、その不思議な生態を迫力のある写真でじっくりと見せてくれます。実際に発見された当時話題になった生き物を扱っており、海の生き物の知られざる能力や自然の奥深さに触れられる内容です。読み聞かせを通して、身近ではない海の世界への好奇心が刺激され、生き物の不思議さに驚く親子の会話が生まれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
チョウの秘密がいっぱい詰まってる!
自然への探究心をかき立てる図鑑です
色とりどりの模様をまとったちょうが、ページいっぱいに並ぶ一冊です。実在するちょうだけでなく、見たこともないような奇想天外な姿のちょうも登場し、本物の図鑑のようでいて、めくるたびに驚きが待っている構成になっています。ちょうの羽の模様や色の面白さをじっくり眺めながら、子どもの想像力や観察する目を育んでくれます。生き物への興味の入り口としても、絵として楽しむ図鑑としても親しめる内容で、親子で「これは本当にいるのかな」と話しながらページをめくる時間は、図鑑と絵本のあいだを行き来するような新鮮な読み聞かせのひとときになるはずです。
絵本の分野
本の特徴
魚の目で見た池の物語、
いのちの繋がりが見える!
自然界の営みを感じながら、
命への感謝が育つ絵本です
池のほとりに暮らす女の子とわちゃんと、水の中で生きる小さな魚シナイモツゴのトトくんが出会うところから物語は始まります。水面をはさんで、人間の目から見える景色と、魚の目から見える景色はまるで違うもの。命をつなぐ水のありがたさや、身近な池や川にひっそりと暮らす生きものたちの存在に、絵とことばを通してそっと気づかせてくれます。力強く生命感あふれる絵は、小さな子どもの心にも自然への興味と驚きを芽生えさせてくれるでしょう。読み聞かせのあとには、近所の川や池をのぞきに行きたくなるかもしれません。
絵本の分野
本の特徴
かとり線香が物語に変身!
夏の風情と昆虫への興味がふくらむ一冊です
夏の夕暮れ、蚊取り線香からゆらゆらと立ちのぼる煙を眺めていると、その先にどんな世界が広がっているのだろうという素朴な問いから物語が始まります。虫や生き物たちの気配が漂う夏らしい情景の中で、目に見えないものへ想像を広げていく展開は、身近な暮らしの道具から不思議な世界へとつながっていく面白さを子どもに伝えてくれます。力強く独特な絵の雰囲気が、夏の夜のにおいや空気感まで感じさせてくれるのも魅力です。3歳から6歳の子にとっては、蚊取り線香という見慣れたものが物語の入り口になることで、日常の中にある小さな不思議に気づくきっかけになるでしょう。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番講談社 | 4〜6歳 | 図鑑シリーズ | ||
| 2 | 岩崎書店 | 4〜6歳 | 図鑑 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 図鑑 | ||
| 4 | 童心社 | 4〜6歳 | どうぶつ図鑑 | ||
| 5 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 図鑑シリーズ | ||
| 6 | 光村教育図書 | 4〜6歳 | 図鑑物語恐竜 | ||
| 7 | ほるぷ出版 | 4〜6歳 | どうぶつ図鑑 | ||
| 8 | アリス館 | 3〜6歳 | むし・いきもの図鑑 | ||
| 9 | ひだまり舎 | 3〜6歳 | どうぶつ図鑑物語 | ||
| 10 | 福音館書店 | 3〜6歳 | むし・いきもの図鑑物語 |
4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「図鑑」の絵本を探すときは、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶことを意識しつつ、写真や絵が見やすく、眺めて楽しい図鑑を選ぶとよいでしょう。このページでは、4歳の発達と「図鑑」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
図鑑は、子どもの「知りたい」気持ちに応え、観察する楽しさと知識への入り口をひらきます。最初から全部読む必要はなく、好きなページを眺めるだけでも十分。興味のあるテーマの図鑑は、何度もめくるうちに自然と知識が広がっていきます。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 図鑑は何歳から楽しめますか?
A. 2〜3歳から、絵や写真を眺めて指さしするだけでも楽しめます。年齢が上がると説明文も読むようになり、長く使える一冊になります。
Q. 4歳に「図鑑」の絵本は向いていますか?
A. 4歳は想像力が広がり、文字・数・ルールにも興味が出てくる時期です。「図鑑」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、考える楽しさや、言葉遊びのある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は4歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。