
5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「図鑑」の絵本を探すときは、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶことを意識しつつ、写真や絵が見やすく、眺めて楽しい図鑑を選ぶとよいでしょう。このページでは、5歳の発達と「図鑑」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
5歳で図鑑の絵本を選ぶときは、知識や観察の楽しさにつながる絵本・図鑑を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
地球が回って季節は巡る、
その仕組みが分かる!
自然界の営みへの驚きと興味が広がる絵本です
朝がきて夜がくる、そして春から夏、秋、冬へと季節がめぐっていく。子どもたちが当たり前のように過ごしているその移り変わりが、実は地球が自分でくるくるまわり、さらに太陽のまわりを大きくまわっていることから起きていると、やさしい語り口で説明していきます。地球だけでなく太陽までもが宇宙の中で動いているという壮大な話へと広がり、身近な一日や一年の変化から宇宙そのものへと視野が広がっていく構成が魅力です。3〜6歳の子には、昼と夜、季節といった生活の中の実感を出発点にしているため理解しやすく、読み聞かせを通して空や自然への興味、科学的なものの見方の
絵本の分野
本の特徴
空気って、こんなに面白い!
見えない世界への好奇心が目覚める一冊です
わたしたちが毎日あたりまえのように吸ったり吐いたりしている空気は、目に見えないけれどどんな働きをしているのでしょうか。息をするしくみから、風や燃焼、生き物とのかかわりまで、身近な空気の不思議を、やさしい言葉と親しみやすい絵でひとつずつたどっていく科学絵本です。普段意識することのない空気の存在を、体感や生活の場面と結びつけながら考えさせてくれるので、3〜6歳の子どもが自分の体や身のまわりの世界に興味を広げるきっかけになります。読み聞かせでは、実際に息を吸ったり吐いたりしながら親子で確かめ合う時間にもなり、科学的な見方の芽生えを自然に育ん
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本の特徴
渡り鳥の大冒険に、
ぐんぐん引き込まれる!
野鳥への興味と自然への畏敬が育つ絵本です
季節がめぐるとともに、はるか遠くまで飛んでいく渡り鳥たちの姿を描いた絵本です。北から南へ、また南から北へと、途方もない距離を渡っていく鳥たちがどんな空を越え、どんな海を渡っていくのか、ダイナミックな絵とともに知ることができます。鳥の巣の観察でも知られる作者らしい、自然への確かなまなざしが感じられる内容で、地図や地球規模の広がりを想像する楽しさもあります。小さな子どもには鳥たちの旅のスケールの大きさが新鮮な驚きとなり、少し大きな子には地理や自然のしくみへの興味の入り口にもなるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
砂漠のロバとの絆に心ぎゅっと!
異なる環境への想像が広がる一冊です
広く乾いた砂漠を舞台に、タタという名の一頭のロバの姿を通して、そこで生きる人々や動物たちのくらしが静かに描かれる絵本です。荷物を運び、人と共に歩むロバの日々の営みから、砂漠という厳しくも豊かな環境や、そこに息づくいのちのつながりが伝わってきます。派手な出来事ではなく、淡々とした情景の積み重ねが心に残る作りで、絵の力によって遠い土地の空気を感じ取ることができます。2〜5歳の子どもには、見知らぬ風景や動物への興味を広げる機会となり、読み聞かせでは大人も一緒に異国の景色に思いをはせるような、落ち着いた時間になるでしょう。
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本の特徴
なぜ?がいっぱい、答えもいっぱい!
子どもの疑問を満たし、
世界への興味を広げる一冊です
4歳ごろの子どもは身のまわりのものごとに「なぜ?」「どうして?」と次々に疑問を投げかけるようになります。本書はそんな好奇心の芽生えに寄り添い、生き物や自然、暮らしの中の不思議をわかりやすい言葉と絵で紹介する一冊です。年齢に合わせて内容が整理されているため、難しすぎず簡単すぎず、ちょうどよい刺激を与えてくれます。親子で「これはなぜかな」と一緒に考えながらページをめくれば、会話のきっかけがたくさん生まれ、知ることの楽しさを自然に感じられる時間になるでしょう。長く読み継がれてきた定番シリーズならではの安心感もあります。
絵本の分野
本の特徴
からだって、こんなに面白い!
自分のからだへの興味が芽生える一冊です
熱が出たときや怪我をしたとき、体の中で何が起きているのかを、劇場の舞台のように楽しく見せてくれる絵本です。病気やけがというと不安になりがちなテーマを、ユーモラスな絵と語り口で描くことで、子どもが自分の体に興味を持ち、怖がらずに向き合うきっかけになります。ふだん意識することの少ない体のしくみを、エッセイのような視点とわかりやすい説明を織り交ぜながら紹介しているので、大人が読んでも新鮮な発見があります。読み聞かせを通して、体を大切にする気持ちを親子で育める一冊です。
絵本の分野
本の特徴
目、耳、手…からだの
部分が擬人化して大活躍!
自分のからだへの興味と理解が広がる絵本です
目や耳、手や足など、からだのいろいろな部分が「みなさん」として登場し、それぞれがどんな働きをしているのかをユーモラスに問いかけてくる一冊です。からだの動きと心の動きがどうつながっているのかを、身近な言葉と絵でやさしく考えさせてくれます。難しい説明ではなく、身近な自分のからだに目を向けながら「どうしてそう感じるのだろう」と想像を広げられる構成になっています。2〜5歳の子どもにとっては、自分の体の部分を指さして確かめながら聞ける親しみやすさがあり、自分の存在やからだへの興味を育むきっかけになります。
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本の特徴
おじいちゃんの子ども
時代に引き込まれる!
世代と時間をつなぐ、
家族の物語を感じる一冊です
おじいちゃんが子どもだった昔の暮らしを、当時の遊びや道具、季節ごとの行事などとともに振り返っていく絵本です。今の生活とは違う昔の日常が、丁寧な絵とともに描かれており、電気や道具が少なかった時代に人々がどう工夫して暮らしていたかを具体的に感じ取ることができます。3歳から6歳の子どもにとっては、家族の年配の世代がかつて子どもだったという事実そのものが新鮮な驚きとなり、身近な祖父母への興味や親しみを深めるきっかけになるでしょう。読み聞かせの時間には、実際のおじいちゃんおばあちゃんの子ども時代を尋ねてみたくなるような、世代を超えた対話が生まれ
絵本の分野
本の特徴
想像の船に乗って、冒険へ出発!
長く愛される名作で、
冒険心を刺激する一冊です
大きな客船が港を出て、海の向こうへと進んでいく様子を、力強く親しみやすい絵で描いた一冊です。汽笛を鳴らして出港する船、波を分けて進む船体、すれ違う他の船や、行く先に広がる港町の風景など、船旅にまつわる情景が次々と登場し、船が好きな子どもの心をとらえます。細部まで描き込まれた船の姿は大人が見ても見応えがあり、乗り物の仕組みや旅の雰囲気を感じ取るきっかけになります。文章は簡潔なので、小さな子でも絵を眺めながら物語の流れを追いやすく、読み聞かせでは船の汽笛や波の音を声に出して楽しむこともできます。
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本の特徴
大きな船に乗って、世界へ出発!
乗り物への好奇心が芽生える一冊です
大きな貨物船がどのように荷物を積み込み、海を渡って運んでいくのかを描いた乗り物絵本です。港での積み荷の様子や船の仕組みなど、普段はなかなか目にすることのない貨物船の世界を、丁寧な絵とともにたどることができます。3歳から6歳頃の乗り物好きの子どもにとっては、船の細部までじっくり眺める楽しみがあり、知的好奇心を満たしてくれる内容です。読み聞かせの時間には、船がどこへ向かい何を運んでいるのかを想像しながら、親子で海や仕事の世界へと思いを広げるきっかけになる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番農山漁村文化協会 | 4〜6歳 | 図鑑きせつ宇宙 | ||
| 2 | 定番童心社 | 4〜6歳 | 図鑑 | ||
| 3 | 定番童心社 | 4〜6歳 | どうぶつ図鑑きせつ | ||
| 4 | 定番童心社 | 4〜6歳 | どうぶつ図鑑物語 | ||
| 5 | 定番講談社 | 4〜6歳 | 図鑑シリーズ | ||
| 6 | ブロンズ新社 | 4〜6歳 | 図鑑生活ユーモア | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 図鑑生活 | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 5〜6歳 | かぞく図鑑物語 | ||
| 9 | 定番徳間書店 | 3〜6歳 | のりもの図鑑物語 | ||
| 10 | 福音館書店 | 4〜6歳 | のりもの図鑑物語 |
図鑑は、子どもの「知りたい」気持ちに応え、観察する楽しさと知識への入り口をひらきます。最初から全部読む必要はなく、好きなページを眺めるだけでも十分。興味のあるテーマの図鑑は、何度もめくるうちに自然と知識が広がっていきます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 図鑑は何歳から楽しめますか?
A. 2〜3歳から、絵や写真を眺めて指さしするだけでも楽しめます。年齢が上がると説明文も読むようになり、長く使える一冊になります。
Q. 5歳に「図鑑」の絵本は向いていますか?
A. 5歳は物語の流れを理解し、知識や社会性への関心が深まる時期です。「図鑑」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、少し長めの物語や図鑑、考える絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は5歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。