
6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「しかけ」の絵本を探すときは、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶことを意識しつつ、年齢に合った丈夫さ・安全性のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、6歳の発達と「しかけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
6歳でしかけの絵本を選ぶときは、めくる・動かす・触るなど、手を使って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
迷いの道で、目が宝探し気分に!
絵を眺める楽しさが何度も訪れる一冊です
ページをめくるたびに、迷路のように入り組んだ道や不思議な建物、だまし絵のような風景が広がっていく一冊です。線と色だけで描かれた静かな世界の中に、よく見ると小さな人や動物、思いがけない仕掛けが隠れていて、指でたどりながら探す楽しさがあります。文章による説明はほとんどなく、絵そのものが物語となって語りかけてくるつくりなので、大人と子どもが同じ絵を見ながら「これは何だろう」「ここに道が続いているね」と自由に言葉を交わす時間が生まれます。答えを急がず何度も見返すことで新しい発見があるため、絵をじっくり眺めるのが好きな子や、想像を広げることに興
絵本の分野
本の特徴
最後の秘密を守りながら、
ページをめくる喜び!
意外な展開と創造の喜びに心がときめく一冊です
腕利きのマジシャンが繰り広げる不思議な帽子のマジックショーを、まるで観客席にいるかのような臨場感とともに楽しめる一冊です。たねも仕掛けもないはずなのに次々と起こる不思議な出来事に、読み手も引き込まれていきます。最後まで秘密を守ってほしいという語りかけが物語全体に遊び心を添えており、4〜6歳の子どもにとってはわくわくしながら結末を見届けたくなる構成になっています。読み聞かせでは、ページをめくるたびに驚きが生まれ、親子で一緒に手品の世界に入り込むような楽しい時間を過ごせるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
あやとりが空を飛ぶ?
ユーモアと驚きにあふれた一編!
遊びへの好奇心と創意工夫の面白さを知る一冊です
あやとりが得意な女の子のけいこが、指先で作り出す形をきっかけに、ほうきやはしご、星といった身近なものの姿を次々に紡いでいくお話です。糸一本から広がる形の変化を追ううちに、けいこの遊びはいつしか空を飛ぶような不思議な世界へとつながっていきます。素朴でやさしい絵と語り口が、あやとりという昔ながらの遊びの魅力を子どもに伝えてくれる一冊で、実際に糸を手に取ってまねしてみたくなる楽しさもあります。3〜6歳の子には、身近な遊びが想像の世界へと広がっていく面白さがちょうどよく響き、読み聞かせの時間は、親子で手や指先の動きに注目しながら、ことばと絵の
絵本の分野
本の特徴
ページをめくるたび、
楽しい遊びが次々現れる!
指を動かしながら、
夢中になって思考力が高まる一冊です
人気のくまとねこのコンビが案内役となって、さがしっこやなかまさがし、めいろなど、いろいろな「あそび」へと誘ってくれる一冊です。ページをめくるたびに違う遊びが待っていて、絵の中から仲間を探したり、道をたどってゴールを目指したりと、子どもが自分の目と手を使って参加できる仕掛けがたくさん詰まっています。ただ眺めるだけでなく「やってみよう」と呼びかけられることで、自然と絵をじっくり観察する力や、形の違いに気づく力が育まれていきます。3歳から6歳ごろの、指さしやおしゃべりが楽しくなってくる時期にぴったりで、親子で「あ、あった」「これじゃない?」
絵本の分野
本の特徴
170体以上の妖怪との冒険、
ページをめくるたびワクワク!
日本の伝統文化と想像力が広がる一冊です
ピクニックに出かけた男の子と女の子が、気がつくとたくさんの妖怪たちが暮らす不思議な森に迷い込んでしまうところから物語が始まります。おなじみの妖怪たちに導かれながら森を進んでいく展開は、怖さとおかしみが入り混じり、想像力をかき立てられます。細やかに描き込まれた絵巻仕立ての絵は、じっくり眺めるほど新しい発見があり、繰り返し読みたくなる魅力があります。少し不思議でスリルのある世界に触れてみたい年齢の子に、読み聞かせの時間をわくわくした冒険気分にしてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
迷路にクイズ、すごろくで遊び放題!
親子で夢中になれるあそびの時間です
どんぐりの形をしたキャラクターたちが暮らす村に、めいろやさんやくいずやさん、すごろくやさん、ぬりえやさんなど、遊びが詰まったお店がずらりと並びます。ページごとに違う遊びが用意されているので、迷路をたどったりクイズに挑戦したりと、飽きることなく手を動かしながら楽しむことができます。数や形、順序への興味が育ってくる年齢の子にぴったりで、自分のペースで好きな遊びを選びながら取り組めるのも魅力です。読み聞かせというより、親子で一緒にページをめくりながら会話を楽しむ時間にぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
世界のお城で宝探し、迷路で大冒険!
思考力とわくわくが同時に育つ一冊です
日本のお城やヨーロッパの宮殿、イスラムの王宮など、世界各地のお城を舞台に、宝物を盗んだヌスト―団を追いかける迷路絵本です。ページいっぱいに描かれた迷路をたどったり、隠し絵を探したりしながら、物語の世界を冒険していきます。建物の造りや文化の違いを眺める楽しさもあり、指でなぞって道を探すうちに自然と集中力や観察力が育まれます。読み聞かせでは大人と一緒に「こっちかな」「あった!」と声を掛け合いながら進めることで、達成感を共有できるひとときになります。何度も見返すたびに新しい発見がある、繰り返し楽しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
絵を描いて、しりとりをしちゃおう!
言葉と想像力が一度に広がる一冊です
しりとりで言葉をつなぎながら、最後の文字から始まる絵を実際に描いていくという、参加型の楽しさが詰まった絵本です。言葉の音とかたちの両方を意識しながら遊べるので、ひらがなを覚え始めた子から、すでに読み書きに親しんでいる子まで幅広く楽しめます。2〜6歳という対象年齢の中で、絵を描くことが好きな子はもちろん、言葉あそびが好きな子にもぴったりの内容です。読み聞かせというより、親子や友だち同士で一緒に声を出し、鉛筆やクレヨンを手にしながら参加できるので、遊びの時間そのものが豊かなコミュニケーションになります。
絵本の分野
本の特徴
迷路で妖怪たちの世界を大冒険!
想像力とドキドキが一緒に広がる一冊です
三途の川や針の山といった地獄の名所を舞台に、迷路をたどりながら妖怪や鬼が待ち受ける城を目指す参加型の絵本です。ページの中には迷路だけでなくかくし絵も仕込まれていて、墓場からあふれ出した幽霊たちを鎮めるため、なくした墓石を探し出すという目的を持って絵の中をじっくり探検できます。怖そうな雰囲気の中にユーモラスな妖怪の姿が描かれており、少し怖いもの見たさをくすぐられる年齢の子にぴったりです。指でたどったり隅々まで目を凝らしたりする作業は集中力を育み、親子で謎解きをする楽しい時間になります。
絵本の分野
本の特徴
絵本の秘密が、次々と明かされる!
本ができるまでの過程が楽しく学べる一冊です
絵本が大好きなネズミの案内役が、お話のアイデアが生まれるところから、絵が描かれ、印刷され、本屋さんに並ぶまでの流れを順番に紹介してくれる絵本です。ふだん何気なく読んでいる絵本が、実はたくさんの工程や人の手を経てできあがっていることを、子どもにもわかりやすく見せてくれます。絵本にすっかり親しんできた3歳から6歳頃のお子さんが、物づくりの過程に興味を持ち始める時期にちょうどよく響く内容です。読み聞かせのあとには「この絵本はどうやってできたのかな」と親子で話が広がり、絵本そのものへの愛着や好奇心がぐっと深まる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番朝日新聞社 | 4〜6歳 | 形しかけ探す・見つける | ||
| 2 | 定番講談社 | 4〜6歳 | ユーモアしかけ物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 形しかけ物語 | ||
| 4 | 童心社 | 3〜6歳 | しかけ探す・見つける | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 3〜6歳 | しかけ物語シリーズ | ||
| 6 | 学研マーケティング | 3〜6歳 | しかけシリーズ | ||
| 7 | PHP研究所 | 3〜6歳 | しかけ物語冒険 | ||
| 8 | 講談社 | 4〜6歳 | ことばひらがなしかけ | ||
| 9 | PHP研究所 | 3〜6歳 | ユーモアしかけ物語 | ||
| 10 | ほるぷ出版 | 3〜6歳 | ことばしかけ物語 |
しかけ絵本は、めくる・引っぱる・触るといった手の動きで、子どもを物語に引き込みます。「自分でやった!」という体験は集中力と達成感を育て、絵本への愛着を深めます。小さな子には、なめても引っぱっても平気な丈夫なつくりのものを選ぶと安心です。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. しかけ絵本はすぐ壊れませんか?
A. 月齢に合った丈夫さのものを選ぶのがポイントです。小さい子には厚紙のしっかりしたしかけを、大きくなったら繊細なしかけを、と年齢に合わせると長く楽しめます。
Q. 6歳に「しかけ」の絵本は向いていますか?
A. 6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「しかけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は6歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。