
6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「ユーモア」の絵本を探すときは、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶことを意識しつつ、くり返し・意外な展開・言葉遊びで声に出して楽しい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、6歳の発達と「ユーモア」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
6歳でユーモアの絵本を選ぶときは、親子で笑って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
世代を超えて愛される、
楽しいパン屋さんの秘密!
ユニークなパンと家族の絆を描く名作絵本です
森の中にあるパン屋さんを舞台に、そこで暮らす四羽の子どもたちが、それぞれ思い思いの意見を出し合いながら、変わった形のパンをたくさん考えていくお話です。動物の顔をしたパンや乗り物の形をしたパンなど、次々に生まれるユニークなパンの数々は見ているだけで楽しく、お店の賑わいや働く様子も丁寧に描かれています。家族で協力して物事に取り組む温かさや、工夫することの面白さが伝わる内容で、読み聞かせでは子どもと一緒に好きなパンを探したり選んだりする会話が弾みます。長く読み継がれてきた定番の一冊です。
絵本の分野
本の特徴
豆の上で繰り広げられる優雅な冒険!
こころの優しさの大切さが伝わる一冊です
雨の晩に城を訪れたひとりの娘が、本物のお姫様かどうかを確かめるため、幾重にも重ねた布団の下にえんどうまめを一粒忍ばせるという、ユーモラスな発想が光る昔話です。ちょっと意外な試し方に驚きながら、3〜6歳の子どもが想像力を働かせて物語の世界を楽しめます。繊細さとは何か、本当らしさをどう見分けるのかといった問いを親子で自然に語り合うきっかけにもなり、愉快で不思議な余韻が残る読み聞かせの時間をつくってくれます。
絵本の分野
本の特徴
巨大なおいもが、
子どもたちの目を輝かせる!
みんなで力を合わせる喜びが詰まった傑作です
幼稚園での教育実践から生まれた、大きなおいも掘りを描くユーモラスな絵本です。力強い絵とともに、みんなで声をかけ合いながら大きなおいもを引き抜こうとする様子が生き生きと描かれ、3〜6歳の子どもが友達と協力する楽しさや達成感を想像しながら楽しめます。読み聞かせでは思わず声に出したくなるようなリズムがあり、園のお友達や家族と一緒に盛り上がれる一冊です。掘り出すまでのわくわくした気持ちが、子どもの心にも伝わっていきます。
絵本の分野
本の特徴
小さな兵隊さんの大きな活躍!
昔話の知恵と工夫が詰まった一冊です
昔ながらの語り口で描かれる、素朴で味わい深い日本の物語絵本です。金つばという言葉の響きや、登場する人物の暮らしぶりから、昔の町や人々の営みが自然と伝わってきて、聞いているだけで昔話特有のゆったりとした時間が流れていきます。読み聞かせでは、大人がゆっくりと語るように読むことで、子どもは言葉のリズムや絵の中の情景に引き込まれ、想像力を働かせながら物語の世界に浸ることができます。昔話や伝承のお話に触れる入り口としても向いており、日本の物語文化に親しむきっかけになる一冊です。
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本の特徴
トルコの知恵者、大活躍!
世界の昔話で、
ユーモアと思考力を磨く一冊です
トルコに古くから伝わる、とんちと笑いに満ちた昔話を集めた一冊です。主人公は村人たちから親しまれる知恵者で、時には人をだしぬき、時には思いがけない理屈で相手を煙に巻きながら、ユーモラスな騒動を巻き起こしていきます。日本の一休さんのような存在として長く語り継がれてきた人物のエピソードは、一話ごとに短くまとまっているので、読み聞かせにもぴったりです。異国の暮らしや市場の様子、ろばに乗って旅する姿など、遠い国の風景を想像しながら楽しめるのも魅力です。4〜6歳の子どもには、言葉のやりとりの面白さや、常識をひっくり返す発想の転換が新鮮に響くでしょ
絵本の分野
本の特徴
昔からの知恵が絵で楽しくわかる!
言葉と人生の奥深さを自然に学べる一冊です
「猫に小判」「豆腐にかすがい」など、昔から使われてきたことわざを、一つひとつユーモラスで大胆な絵とともに紹介する一冊です。言葉の意味を堅苦しく説明するのではなく、絵を見て「あれ、どういうことだろう」と考えたり笑ったりしながら、自然とことわざの面白さやリズムに親しめるように作られています。日常ではあまり耳にしなくなった言い回しも多く、大人が読んでも新鮮な発見があるでしょう。3歳から6歳ごろの子どもにとっては、意味がすぐにわからなくても、絵の奇抜さや言葉の響きだけで十分に楽しめる内容です。
絵本の分野
本の特徴
優しさが福を呼ぶ、日本の知恵!
世代を超えて愛される民話の世界です
ほおに大きなこぶのあるおじいさんが、山で雨宿りをするうちに、鬼たちの賑やかな宴に出会うところから物語が始まります。踊りが好きなおじいさんが、思わず輪に加わっていく様子や、鬼たちとのやりとりは、昔ながらの語り口とやわらかな絵で描かれ、日本の昔話らしい面白さとどきどき感を味わえます。隣に住むもう一人のおじいさんとの対比も物語の見どころのひとつです。3歳から6歳ごろの子には、繰り返し語り継がれてきたお話の雰囲気やユーモアを楽しむ初めての機会になり、読み聞かせでは声色を変えて鬼の場面を演じたり、親子で結末を想像し合ったりと、昔話ならではの温か
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本の特徴
地獄も笑いで救われる、
上方落語の傑作!
ユーモアで子どもの想像の世界が広がる一冊です
軽業師のそうべえが、うっかり綱渡りに失敗して命を落としてしまうところから物語は始まります。あの世へ行くと、そこには歯抜き師や医者、山伏といった個性豊かな仲間たちが集まり、閻魔大王の裁きを受けることになります。恐ろしいはずの地獄の様子が、次々と起こる騒動によって笑いに変わっていく展開が魅力で、大阪弁のリズミカルな語り口とともに、力強く生き生きとした絵が物語を盛り上げます。落語を題材にした痛快な内容は、死や地獄という重いテーマを扱いながらも、明るく前向きな笑いへと変えていく懐の深さがあります。
絵本の分野
本の特徴
上方落語の傑作が、
愉快な絵本に大変身!
親も子も爆笑できる、
ナンセンスの魔力を味わえる一冊です
落語のようなおかしみにあふれる関西弁の語り口で、じゃそうべえたちが繰り広げるにぎやかな春のできごとを描いた一冊です。桜が咲きほこる花見の場に集まった愉快な仲間たちが、次々と巻き起こす騒動やとぼけたやりとりが、テンポよく展開していきます。力強く生き生きとした絵と、声に出して読みたくなるようなリズミカルな文章が組み合わさり、読み聞かせをする大人も思わず笑ってしまうような場面がたくさん詰まっています。3歳から6歳ごろの子どもにとっては、耳なじみのよい言葉のひびきや、賑やかな絵の中に隠れたおもしろさを見つける楽しさが味わえるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
日本中を駆け巡る、だじゃれの冒険!
言葉の響きを楽しみながら、
地理感覚も広がる絵本です
日本各地の地名や名物にちなんだ言葉遊びが次々と繰り出される、ことば遊び満載の一冊です。旅をするように日本を巡りながら、耳慣れた地名がだじゃれとして生まれ変わっていく様子が、リズムよくテンポの良い文章で描かれています。4〜6歳の子どもにとっては、言葉の音や意味への興味が広がるきっかけになり、まだ知らない地域の名前にも親しみを感じられるようになります。読み聞かせでは声に出して読むほど楽しさが増し、親子で次々に出てくるだじゃれに笑い合いながら、自然と言葉遊びの面白さを共有できる時間になります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 4〜6歳 | ユーモアシリーズ | ||
| 2 | 定番小学館 | 4〜6歳 | ユーモア物語ファンタジー | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | 友だち保育園ユーモア | ||
| 4 | 定番ポプラ社 | 5〜6歳 | ユーモア物語 | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 5〜6歳 | ユーモア物語英語 | ||
| 6 | 定番岩崎書店 | 5〜6歳 | ことばユーモアシリーズ | ||
| 7 | 定番金の星社 | 4〜6歳 | ユーモア物語シリーズ | ||
| 8 | 定番童心社 | 4〜6歳 | ユーモア物語冒険 | ||
| 9 | 定番童心社 | 4〜6歳 | きせつユーモア物語 | ||
| 10 | 理論社 | 5〜6歳 | ことば図鑑ユーモア |
ユーモアの絵本は、親子で思いきり笑える時間をつくり、「絵本って楽しい」という気持ちを何より強く育てます。意外な展開やとぼけた言葉遊び、くり返しのおかしさは、子どもの心をぐっとつかみ、読書好きへの近道に。笑いの共有は親子の絆も深めます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 笑える絵本は学びになりますか?
A. 「楽しい」という気持ちこそ、絵本を好きになる一番の力です。笑いながらくり返し読むうちに、言葉のリズムやお話の展開も自然と身についていきます。
Q. 6歳に「ユーモア」の絵本は向いていますか?
A. 6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「ユーモア」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は6歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。