
6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「色」の絵本を探すときは、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶことを意識しつつ、鮮やかな絵で、色を楽しく見つけられる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、6歳の発達と「色」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
6歳で色の絵本を選ぶときは、色の名前や違いに親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
黒いクレヨンが大活躍する瞬間!
どんな色も役に立つことを学ぶ絵本です
たくさんの色鉛筆の中で、黒い色だけがなんだか元気がなさそうにしています。他の色たちがそれぞれの持ち味を発揮して絵を描いていく様子の中で、黒はどんな役目を見つけていくのか、色や形の面白さを感じながら見守れる展開です。やさしい絵とテンポのよい言葉が重なり合い、色そのものを楽しむ気持ちが育つ年齢の子どもにぴったりの内容になっています。読み聞かせでは思わずくすっと笑えるユーモアがあり、読んだあとにクレヨンや色鉛筆を手に取りたくなるような、親しみやすい時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
きものが笑う、
ユニークな日本語の世界!
言葉遊びの楽しさと日本文化への興味が広がる絵本です
着物にまつわる言葉や柄、着付けの様子などを題材にした、日本の暮らしの文化に触れられるお話です。普段はあまり馴染みのない着物の世界が、軽妙な語り口とユーモラスな描写によって親しみやすく紹介され、色や模様の美しさ、言葉の響きの面白さに自然と耳と目が向いていきます。日本語ならではの言い回しや音の楽しさを味わいながら、伝統的なものへの興味の入り口になる一冊です。読み聞かせでは声に出して読むことでリズムの心地よさが際立ち、親子で日本の文化について会話が広がるきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
赤いぼうしから広がる、ふしぎな物語!
色と数の世界が繋がっていく発見が生まれる絵本です
赤いぼうしをめぐって繰り広げられる、数や形の面白さと物語の楽しさが結びついた絵本です。ぼうしの色や形、数の変化などをたどりながら、論理的に考える力と想像する力の両方を自然に刺激する構成になっています。文章と絵が緊密に結びついており、答えを急がずじっくり眺めることで新しい発見がある点も魅力です。3〜6歳の子どもには、数や形への興味を遊びの延長として育むよい機会になります。読み聞かせでは、ページごとに立ち止まって「どうなっているかな」と親子で考え合う、対話の生まれる知的な時間を楽しめます。
絵本の分野
本の特徴
3つの玉が織りなす古き良き物語!
日本の昔話の世界観を味わえる絵本です
山へ栗拾いに出かけた娘が、日が暮れて山姥の家に泊めてもらうことになるところから始まる、日本の昔話らしい怖さと知恵比べのおもしろさが詰まったお話です。娘は逃げる途中で不思議な玉を授かり、追いかけてくる山姥から身を守るために、その玉を一つずつ使っていきます。玉が生み出すものや、追う者と追われる者のやり取りは、繰り返しのリズムがあって小さな子でも展開を追いやすく、はらはらしながらも安心して聞いていられる語り口が魅力です。3〜6歳の子どもにとっては、少し怖いものへの好奇心と、知恵を働かせて困難を乗り越える爽快感を同時に味わえる一冊になるでしょ
絵本の分野
本の特徴
クレヨンたちの冒険、
仕掛けでさらに楽しい!
色彩と創造の喜びが心に残る絵本です
自分の役目を終えて絵から抜け出したクレヨンたちが、持ち主の子どものもとへ再び戻ってくるまでの出来事を描いたお話です。それぞれの色のクレヨンには個性があり、旅の途中で見聞きしたことやちょっとした出来事を通して、色とりどりの表情やユーモアが伝わってきます。以前の作品を知っている子はもちろん、初めて出会う子にも、クレヨンという身近な道具に命が宿ったような楽しさが新鮮に映るでしょう。読み聞かせでは、色や絵を描くことへの興味を自然に引き出しながら、大切なものが戻ってくる喜びをやさしく感じ取れる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
黒くんと白くんが、
絵の具と仲良し大作戦!
色の組み合わせの喜びに目覚める一冊です
まっくろな体をした「くろくん」と、小さな「しろくん」が出会い、いっしょに過ごすうちに生まれる関係を描いたお話です。色というシンプルな要素を通して、見た目の違う者同士がどう関わり合うのかが、温かみのあるユーモラスな展開で語られます。色や形の違いに興味を持ち始める年齢の子どもにとって、色の面白さを感じながら物語の世界に入り込める内容になっています。読み聞かせでは、色の変化や登場人物の表情を指さしながら親子で会話が広がりやすく、想像力や感性を育む時間になります。やさしい絵柄が繰り返し読みたくなる魅力を持つ、長く愛されている作品です。
絵本の分野
本の特徴
えっ、そんなものまで描けちゃう?!
子どもの創造力を無限に広げる一冊です
「絵をかく」という行為そのものを主題に、色や線、形が生まれていく様子を言葉と絵でリズミカルに描いた作品です。具体的な物語が展開するというより、言葉のひびきと絵の動きが呼応しながら進んでいくため、子どもは意味を追うだけでなく、音や色の感覚そのものを楽しむことができます。絵を描くことの自由さや、思いのままに表現する喜びが、詩のような言葉を通して伝わってくる一冊です。読み聞かせでは、声の抑揚やページをめくるテンポを工夫することで、子どもと一緒に絵や言葉のリズムを味わう、感性を刺激する豊かな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
種から花へ、命の変化を感じる!
自然の美しさと想像力が育つ名作です
ある日、身近な存在がふと花になってしまうところから始まる、詩的でやさしい物語です。柔らかな色使いと繊細なタッチで描かれた絵が、変化していく様子を静かに見つめるような雰囲気をつくり出しています。ことばのリズムや余韻を味わいながら、目に見える形が変わっても大切な気持ちは変わらないというテーマを、幼い子どもにも感じ取れるように描いています。読み聞かせでは、ゆっくりとした声のトーンで語ることで、絵と言葉の余白を親子で一緒に味わうような、静かで豊かな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
においが色に変わったら、
どんな景色が見える?!
五感を刺激して、
子どもの想像力がぐんぐん広がる絵本です
目には見えない「におい」を、もし色や形で表したらどうなるだろうという発想から生まれたユニークな絵本です。朝のにおい、八百屋さんに漂うにおい、春の訪れを感じさせるにおい、お母さんのにおいなど、身近な生活の中にあるさまざまなにおいが鮮やかな絵で表現されていきます。においという目に見えない感覚を絵として楽しむことで、2〜6歳の子どもの感性やイメージする力が豊かに広がっていきます。読み聞かせをしながら「これはどんなにおいかな」と親子で想像を膨らませたり、実際の生活の中のにおいを話題にしたりする楽しみ方もできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
目の錯覚で魔法を体験できる!
世界の見え方が変わるアート絵本です
黒と白の線だけで描かれたページに、透明な色つきシートを重ねてみると、驚くことに絵の中から色や影、光がふわりと浮かび上がってきます。まほうつかいウーが見せてくれる不思議な世界は、見るたびに違った表情を見せてくれる仕掛けが魅力で、なぜそう見えるのだろうと親子で首をかしげながら楽しめる一冊です。目の錯覚を利用したオプ・アートの絵本ならではの新鮮な驚きがあり、絵本を読むというより一緒に実験や発見をするような時間になります。色や形への感覚がぐんぐん育つ2歳から6歳頃の子どもにぴったりで、繰り返しページをめくりながら「もう一回やってみたい」という
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番学研教育みらい幼児教育事業部 | 3〜6歳 | 色友だちユーモア | ||
| 2 | ポプラ社 | 5〜6歳 | ことば色ユーモア | ||
| 3 | 童話屋 | 4〜6歳 | 色形物語 | ||
| 4 | 童話館出版 | 4〜6歳 | 色物語ファンタジー | ||
| 5 | 定番WAVE出版 | 3〜6歳 | 色ユーモア物語 | ||
| 6 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 色友だち物語 | ||
| 7 | 定番講談社 | 3〜6歳 | 音リズムことば色 | ||
| 8 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 色きせつ物語 | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 2〜6歳 | 音リズム色 | ||
| 10 | 定番文溪堂 | 2〜6歳 | 色しかけ |
色の絵本は、鮮やかな色づかいや身近なものを通じて、色の名前や違いに親しめる一冊です。「赤いりんご」「青いそら」と、色とものを結びつけて見つける遊びは、観察する目と表現の語彙を同時に育てます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 色を覚えるのに良い読み方はありますか?
A. 絵の中から「赤いものはどれ?」と一緒にさがすと楽しく覚えられます。お部屋や外でも同じ遊びを続けると、色の名前が自然に定着します。
Q. 6歳に「色」の絵本は向いていますか?
A. 6歳は小学校入学を意識し、自分で読むことにも関心が出てくる時期です。「色」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、読み聞かせと自分読みの橋渡しになる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は6歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。