
のびタネえほんが選ぶ、おすすめ絵本10冊をご紹介します
思いやりの絵本は、人の気持ちを考えるきっかけになる絵本を探している方に向けて、次のポイントで選びましょう。
絵本の分野
本の特徴
一人で初めてのおつかい、
ドキドキが詰まってる!
子どもの勇気と親の優しい見守りが伝わる絵本です
小さな女の子が、初めて一人でお使いに出かける様子を描いたロングセラー絵本です。慣れない道を歩き、お店の人とやり取りをする中で、緊張したり不安になったりしながらも、頑張って役目を果たそうとする姿が丁寧に描かれます。3〜5歳ごろは、家族の役に立ちたいという気持ちや、知らない場所へ踏み出すどきどき感が芽生える時期。読み聞かせを通して、子どもが感じる誇らしさや心細さに寄り添いながら、生活の中での小さな成長を親子で一緒に見つめられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
優しさが、神様の心を動かす!
他者への思いやりの大切さを学ぶ名作です
貧しいけれど心優しい老夫婦が、雪の中で困っているお地蔵さまに笠をかぶせてあげる、日本の昔話の名作です。瀬田貞二の語りと赤羽末吉による力強く温かみのある絵が組み合わさり、静かな雪景色の中に思いやりの心がじんわりと広がっていく様子を丁寧に描いています。3〜6歳の子どもにも聞き取りやすい言葉遣いで、誰かのために行動することの尊さを自然に伝えてくれます。年末年始や雪の季節の読み聞かせにもふさわしい、世代を超えて愛される一冊です。
絵本の分野
本の特徴
妹の入院を通して、
兄弟の絆が育まれる!
家族への思いやりと成長を学ぶ名作です
『あさえとちいさいいもうと』でおなじみの筒井頼子と林明子のコンビによる、きょうだいの気持ちに寄り添うロングセラー絵本です。いもうとが入院することになり、残された子どもが感じる不安や寂しさ、そして家族を思う気持ちが、やさしい文章と林明子の温かい絵で描かれます。きょうだいがいる家庭では、下の子の入院や不在という非日常の出来事に、上の子がどう向き合うかを一緒に考えるきっかけになるでしょう。2歳から5歳頃の、家族の変化に敏感になる時期の子どもに寄り添う一冊で、読み聞かせを通して思いや
絵本の分野
本の特徴
お姉ちゃんの気持ちが
ふわっと伝わってくる!
兄弟姉妹の関係が優しく描かれた絵本です
姉のあさえと小さな妹の日常を描いた、林明子の柔らかな絵が印象的なロングセラー絵本です。きょうだいの間に生まれる思いやりや戸惑い、ふとした瞬間の優しさが丁寧に表現されており、2〜5歳の子どもたちが自分やきょうだいの姿と重ね合わせながら物語に入り込めます。妹や弟がいる家庭はもちろん、家族の中での感情のやり取りを学ぶきっかけとしても親しみやすく、読み聞かせを通して思いやりの気持ちが自然と育まれていく一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おしいれから始まる、
忘れられない大冒険!
友情と勇気の大切さを、
手に汗握る体験で学ぶ一冊です
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計230万部を超えるロングセラー絵本。
絵本の分野
本の特徴
痛い思いも、学べるチャンスに変わる!
失敗を通じて、
子ども自身が気づき・工夫する力が育つ一冊です
積み木が足に落ちたり、階段から滑り落ちたり、お団子の串がささったりと、こぐまちゃんはさまざまな痛い思いを経験します。そのたびに「今度はどうすればいいのかな」と考える姿を通して、失敗から学び身を守る工夫が自然に育まれていきます。2〜4歳は生活の中で小さなけがや失敗を重ねる時期であり、こぐまちゃんの姿に自分を重ねながら、痛みや思いやりの気持ちを感じ取ることができる一冊です。生活習慣を身につけ始める子どもにぴったりの絵本です。
絵本の分野
本の特徴
つるの恩返し、
紙芝居だからより心に響く!
感謝と思いやりが体で感じられる古典です
雪の中で助けられた鶴が、恩を返すために人の姿になって恩人のもとを訪れるという、日本人になじみ深い昔話を紙芝居の形で伝える一冊です。静かな冬の情景と、恩人への感謝の気持ち、そして秘めた約束が守られるかどうかというはらはらする展開が、絵の場面転換とともに語られていきます。3〜6歳の子どもには、優しさや思いやりが巡っていく物語の温かさが心に残りやすく、紙芝居ならではの間や声の抑揚を楽しみながら聞くことができます。読み聞かせでは、めくるたびに変わる場面に引き込まれ、家族や友だちを思いやる気持ちについて自然と語り合うきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
春の日差しの中で見つかる、
本当のいいこと!
やさしい心と思いやりを育む一冊です
あたたかな春の日、女の子の心にふっとわきあがるうれしい気持ちを、やさしい言葉と絵でつづった一冊です。小さな出来事の中に「いいことって、こういうことかもしれない」と感じる瞬間が重ねられ、読み進めるうちに、日々のささやかな喜びに気づかされます。派手な事件は起こりませんが、そのぶん子どもの素直な感覚に寄り添う静かな時間が流れます。3〜6歳の子にとっては、自分の身の回りにも同じような「いいこと」があるかもしれないと想像するきっかけになり、思いやりの気持ちや、うれしいという感情そのものに触れる機会にもなります。
絵本の分野
本の特徴
もらった赤い物が、
どんどん旅に出ていく!
思いやりの心が育つ、
世代を超えて愛される名作です
3歳になったまこちゃんが誕生日に赤い帽子や赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらい、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけるお話です。ところが道中で困っている動物たちに出会い、まこちゃんは自分の大切な贈り物を次々に貸してあげます。かわいい色使いと繰り返しのある展開で、2〜4歳の子どもにも状況がわかりやすく、誰かに優しくすることの気持ちよさが自然に伝わってきます。誕生日という身近な出来事から、思いやりや分かち合いについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、読み聞かせの後には自分の持ち物を誰かに貸してあげた経験を思い出すお子さんもいる
絵本の分野
本の特徴
やさしさが次々と広がっていく!
思いやりの心が育つ名作絵本です
森の中にぽつんと置かれた一脚のいすに「どうぞ」と書かれた札が下がっているところから、心温まる出来事が続いていきます。次々とやってくる動物たちが、いすに置かれたものを見つけては自分の持ち物を代わりに残していく様子が、繰り返しのリズムとともに描かれ、小さな子どもでも展開を追いやすい構成になっています。誰かの親切がまた次の親切を生んでいく流れは、思いやりの気持ちを自然に感じさせてくれます。読み聞かせでは、次にどんな動物が現れて何を残していくのかを親子で予想しながら楽しめ、優しい気持ちがじんわりと広がる時間になります。
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 3〜5歳 | 思いやり生活物語 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 思いやり物語 | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく思いやり物語 | ||
| 4 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | かぞく思いやり感情 | ||
| 5 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち思いやり物語 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | 思いやり生活シリーズ | ||
| 7 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 思いやり物語 | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | 思いやり感情 | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | どうぶつ色思いやり | ||
| 10 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | どうぶつ思いやり感情 |
思いやりの絵本は、「やさしくしなさい」と教えるためではなく、登場人物の気持ちを想像する経験を通じて、他者を思う心を育てます。困っている人や悲しんでいる人の気持ちに気づき、自分にできることを考える。その積み重ねが、本物のやさしさにつながります。
のびタネえほんでは、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 思いやりはどう育てればいいですか?
A. 絵本で「この子はどんな気持ちかな?」と一緒に考えることが第一歩です。気持ちを想像する経験を重ねることが、行動としてのやさしさにつながっていきます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。