
思いやりの絵本は、「やさしくしなさい」と教えるためではなく、登場人物の気持ちを想像する経験を通じて、他者を思う心を育てます。困っている人や悲しんでいる人の気持ちに気づき、自分にできることを考える。その積み重ねが、本物のやさしさにつながります。
思いやりの絵本は、人の気持ちを考えるきっかけになる絵本を探している方に向けて、次のポイントで選びましょう。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
おさんぽしていたジョジョくん、みんなが「ぎゅっ」としているのをみてママがこいしくなりました。「ママー!」どうぶつたちのしあわせそうなかお!おもわず、ぎゅっとしたくなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
優しさが、神様の心を動かす!
他者への思いやりの大切さを学ぶ名作です
貧しいけれど心優しい老夫婦が、雪の中で困っているお地蔵さまに笠をかぶせてあげる、日本の昔話の名作です。瀬田貞二の語りと赤羽末吉による力強く温かみのある絵が組み合わさり、静かな雪景色の中に思いやりの心がじんわりと広がっていく様子を丁寧に描いています。3〜6歳の子どもにも聞き取りやすい言葉遣いで、誰かのために行動することの尊さを自然に伝えてくれます。年末年始や雪の季節の読み聞かせにもふさわしい、世代を超えて愛される一冊です。
絵本の分野
本の特徴
おしいれから始まる、
忘れられない大冒険!
友情と勇気の大切さを、
手に汗握る体験で学ぶ一冊です
お昼寝前に、ミニカーのとりっこでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られておしいれに入れられてしまいます。そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしいねずみばあさんでした。 ふたりをやっつけようと、追いかけてくるねずみばあさん。でも、さとしとあきらは決してあきらめません。手をつないで走りつづけます―。80ページものボリュームがありながら、かけぬけるように展開するふたりの大冒険。1974年の刊行以来多くの子どもたちが夢中になり、版を重ねてきました。累計230万部を超えるロングセラー絵本。
絵本の分野
本の特徴
痛い思いも、学べるチャンスに変わる!
失敗を通じて、
子ども自身が気づき・工夫する力が育つ一冊です
積み木が足に落ちたり、階段から滑り落ちたり、お団子の串がささったりと、こぐまちゃんはさまざまな痛い思いを経験します。そのたびに「今度はどうすればいいのかな」と考える姿を通して、失敗から学び身を守る工夫が自然に育まれていきます。2〜4歳は生活の中で小さなけがや失敗を重ねる時期であり、こぐまちゃんの姿に自分を重ねながら、痛みや思いやりの気持ちを感じ取ることができる一冊です。生活習慣を身につけ始める子どもにぴったりの絵本です。
絵本の分野
本の特徴
もらった赤い物が、
どんどん旅に出ていく!
思いやりの心が育つ、
世代を超えて愛される名作です
3歳になったまこちゃんが誕生日に赤い帽子や赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらい、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけるお話です。ところが道中で困っている動物たちに出会い、まこちゃんは自分の大切な贈り物を次々に貸してあげます。かわいい色使いと繰り返しのある展開で、2〜4歳の子どもにも状況がわかりやすく、誰かに優しくすることの気持ちよさが自然に伝わってきます。誕生日という身近な出来事から、思いやりや分かち合いについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、読み聞かせの後には自分の持ち物を誰かに貸してあげた経験を思い出すお子さんもいる
絵本の分野
本の特徴
やさしい気持ちが芽生える!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
親子で読んでほしい、たくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本 ここは、小さなどうぶつたちが暮らす森。どんなことをお話ししているのかのぞいてみたら...... そこは、やさしさであふれていました。「かなしいきもちはね、ふたをしなくていいんだよ。」「あなたは、よいこ。なにかをじょうずにできなくても。みんなと同じようにできなくても。」つらいとき、心細いとき、いつもあなたの心にそっと寄りそってくれる、心温まる絵と言葉がつまったメッセージ絵本です。
絵本の分野
本の特徴
友だちづきあいのヒントが満載!
気持ちに寄り添い、
心を育てる一冊です
朝ごはん食べた後、ぎゅっ!ご本を読んだ後、ぎゅっ!おさんぽした後、ぎゅっ!ママがぼうやを何度もぎゅっと抱きしめます。
絵本の分野
本の特徴
舌切り雀の優しさと冒険、
息づく古き世界!
昔話が紡ぐ、
想像の力と物語への入口です
雀に親切にしたおじいさんと、意地悪なおばあさんをめぐる、日本人なら誰もが知る昔話のひとつです。小さな生き物への優しさと欲張りな心が対照的に描かれ、素朴な語り口の中に昔話らしい教訓とユーモアが息づいています。3〜6歳の子どもにとっては、善悪や因果応報といった物語の骨格に初めて触れるよい機会となり、繰り返し語られてきた言い回しのリズムも耳に心地よく残るでしょう。読み聞かせでは、雀の家を訪ねる場面のわくわく感や、結末に向かう展開の緊張感を親子で共有しながら、昔話ならではの語りの味わいをじっくり楽しめる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
やさしさが次々と広がっていく!
思いやりの心が育つ名作絵本です
森の中にぽつんと置かれた一脚のいすに「どうぞ」と書かれた札が下がっているところから、心温まる出来事が続いていきます。次々とやってくる動物たちが、いすに置かれたものを見つけては自分の持ち物を代わりに残していく様子が、繰り返しのリズムとともに描かれ、小さな子どもでも展開を追いやすい構成になっています。誰かの親切がまた次の親切を生んでいく流れは、思いやりの気持ちを自然に感じさせてくれます。読み聞かせでは、次にどんな動物が現れて何を残していくのかを親子で予想しながら楽しめ、優しい気持ちがじんわりと広がる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
おじいさんの優しさが、雪の夜に輝く!
思いやりと感謝の心が深く刻まれる日本の名作です
貧しい暮らしをしているおじいさんとおばあさんが、雪の降る日に売り物の笠を作って町へ出かけるところから物語が始まります。道端に並ぶお地蔵さまの姿を見たおじいさんが、寒さをしのがせてあげようとする姿から、思いやりの心が丁寧に描かれていきます。昔ながらの日本の暮らしや雪景色の情景が絵から伝わり、季節感を味わいながら人を思う気持ちについて考えるきっかけになります。読み聞かせでは、素朴な語り口と静かな絵の力によって、子どもも大人も自然と物語の世界に引き込まれ、親から子へ語り継がれてきた昔話の温かさをじっくり感じられる時間になります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番徳間書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやり | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 3〜6歳 | きせつ思いやり物語 | ||
| 3 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 友だち思いやり物語 | ||
| 4 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | 思いやり生活シリーズ | ||
| 5 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | どうぶつ色思いやり | ||
| 6 | 定番パイインターナショナル | 3〜6歳 | 思いやりプレゼント | ||
| 7 | 定番岩崎書店 | 0〜4歳 | 友だち思いやりプレゼント | ||
| 8 | 定番福音館書店 | 4〜6歳 | どうぶつ思いやり物語 | ||
| 9 | 定番ひさかたチャイルド | 3〜6歳 | どうぶつ思いやり感情 | ||
| 10 | 定番小峰書店 | 3〜6歳 | きせつ思いやり物語 |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 思いやりはどう育てればいいですか?
A. 絵本で「この子はどんな気持ちかな?」と一緒に考えることが第一歩です。気持ちを想像する経験を重ねることが、行動としてのやさしさにつながっていきます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。