
0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「物語」の絵本を探すときは、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶことを意識しつつ、年齢に合った長さと展開で、親子で会話しやすい物語を選ぶとよいでしょう。このページでは、0歳の発達と「物語」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
0歳で物語の絵本を選ぶときは、ストーリーを楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
赤ちゃんが夜空に見つける、
やさしい友達!
世代を超えて愛される、
ロングセラーの傑作です
夜空にぽっかり浮かんだおつきさまに、雲がかかったり隠れたりしながらも、また顔を見せてくれる様子を描いた静かな絵本です。月の光に包まれたやわらかな色合いの絵と、繰り返される優しい言葉が、眠る前の子どもの心をゆっくり落ち着かせてくれます。0〜3歳の寝る前のひとときにふさわしい内容で、おつきさまと一緒に眠りにつくような安心感があります。読み聞かせの締めくくりとして、親子で穏やかな気持ちのまま一日を終える時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
月に語りかける優しい繰り返しに
包まれる!
寝る前に読みたい、
世界中で愛される一冊です
小さなうさぎが眠る前に、緑の部屋にあるものひとつひとつに「おやすみ」を告げていく静かなお話です。月や椅子、絵や小さなねずみなど、身近なものに順番に語りかける繰り返しのリズムが心地よく、眠りへと気持ちを整えてくれます。0〜3歳の子どもにとって、決まった言葉や流れを繰り返し聞くことは安心感につながり、寝る前の読み聞かせにぴったりです。優しい声で読んであげることで、親子で穏やかな眠りの時間を共有できる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
お弁当がバスに変身する魔法!
赤ちゃんから楽しめる愉快な世界観が広がる一冊です
バス停に並ぶのは、にんじんやトマト、ハンバーグなど、おべんとうに入りそうな食べものたち。かわいいおべんとうバスが次々とやってきて、乗せていく様子がリズミカルな言葉とともに描かれます。単純だけれど繰り返しのある展開が、赤ちゃんや小さな子にとって心地よく、次は何が乗るのかなと期待しながらページをめくれる作りになっています。0歳から3歳くらいの時期に、色や食べものの名前に触れながら、声に出して一緒に読む楽しさを味わえる一冊で、食事やお出かけの前の読み聞かせにもぴったりの内容です。
絵本の分野
本の特徴
触ってめくって、赤ちゃんがニッコリ!
五感を刺激する、
最初の相棒一冊です
ひよこのぴよちゃんが登場し、ページのフェルト部分をめくったりさわったりしながら「ばあ!」と楽しむしかけ絵本です。指先でめくる動作そのものが遊びになっていて、0歳から2歳ごろの赤ちゃんが安心してさわれるやわらかな素材の工夫がされています。隠れているものが何か想像しながらめくる瞬間のわくわく感は、大人と一緒に声をかけ合いながら読むことでより一層盛り上がります。言葉の数が少なく短い時間で楽しめるので、はじめての絵本遊びや、親子のスキンシップを兼ねた読み聞かせの導入にも向いています。
絵本の分野
本の特徴
親のぬくもりに包まれる読書体験!
世代を超えて愛される、
親子の絆を深める一冊です
おかあさんのひざにだっこされて、絵本のページをいっしょにめくる。そんな何気ない日常のひとときを、あたたかい絵とやさしい言葉ですくいとった一冊です。特別な出来事は起きませんが、抱っこされるぬくもりや安心感がじんわりと伝わってきて、読んでいるだけでふんわりした気持ちになります。0〜2歳のまだ言葉を十分に話せない時期の子にとって、肌のぬくもりや声の響きは何よりのコミュニケーションです。膝にのせて実際に抱っこしながら読み聞かせることで、絵本の中の世界と現実の触れ合いが重なり合い、親子の絆を深める特別な時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
赤ちゃんの手が思わず動く、
やさしい触れ合い!
親子のスキンシップが深まる一冊です
きんぎょさん、おばけさん、おなかいたいんだって。おなか......なでなでしてくれる? 読者の赤ちゃんが思わず手をのばします。
絵本の分野
本の特徴
ふわふわ触って、赤ちゃんもご機嫌!
手指の発達と感覚遊びが広がる一冊です
ひよこのキャラクターと一緒に、ふわふわとした手ざわりの布部分を実際にさわりながらめくっていける、小さな子ども向けのしかけ絵本です。ページごとに現れる動物や生きものの体の一部にふわふわの素材が使われていて、「ふわふわだあれ?」と問いかけながら、見て触れて答えを探す遊びが繰り返されます。文字や物語をまだ十分に理解できない月齢からでも、指先の感触と絵の可愛らしさで楽しめるのが魅力です。大人がひざの上で一緒にさわりながら声をかけてあげることで、ことばと感覚がつながっていく心地よいふれあいの時間になります。
絵本の分野
本の特徴
ももんちゃんが新しいお友達と出会う!
赤ちゃんから楽しめる心あたたまる物語です
寒い季節、元気いっぱいのももんちゃんが新しいお友だちと出会い、一緒に遊ぶ様子を描いたお話です。「おんなじ、おんなじ」というリズミカルな言葉の繰り返しが心地よく、赤ちゃんや小さな子どもの耳にも自然に届きます。シンプルで温かみのある絵とともに、初めての出会いや一緒に遊ぶ楽しさが伝わってくる内容で、乳児期の子どもが安心して物語の世界に入っていける構成になっています。読み聞かせをすることで、親子のふれあいの時間がより豊かになり、友だち関係の第一歩を感じさせてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
北欧の名作を0才から何度も遊べる!
成長に合わせて長く愛用できる一冊です
大きな橋を渡ろうとする3匹のやぎと、恐ろしいトロルが登場する昔話をもとにした一冊です。ページをめくるたびに姿を現すキャラクターたちを指でさしたり、名前を呼んだりしながら楽しめる作りになっており、いないいないばあ遊びや、じゃんけん遊びなど、小さな子が興味を持ちやすい仕掛けがたくさん詰まっています。ひらがなやカタカナにも触れられるので、言葉を覚え始めたばかりの時期にもぴったりです。0歳からお話の世界に親しみながら、親子で笑いあえるひとときを作ってくれる、遊びの幅が広い名作絵本です。
絵本の分野
本の特徴
大きさが違う二人の友情物語!
赤ちゃんもふりがなで関わる最初の物語体験です
ぞうちゃんとねずみちゃんという体の大きさがちがう二匹のどうぶつが、シンプルな絵と言葉で登場する赤ちゃん向けの一冊です。おおきい、ちいさいといった対比や、やさしい表情のやりとりを通して、赤ちゃんは形や色、動物の姿に親しんでいきます。0〜2歳の子は言葉の意味をすべて理解できなくても、繰り返しのリズムや絵のかわいらしさを楽しむことができ、膝の上で何度も一緒にページをめくることで安心できるひとときになります。読み聞かせの声のトーンや指さし遊びを交えながら、親子のふれあいの時間としても活躍する一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 0〜3歳 | 寝かしつけ物語 | ||
| 2 | 定番評論社 | 0〜3歳 | 寝かしつけ音リズム物語 | ||
| 3 | 定番ひさかたチャイルド | 0〜3歳 | ユーモア物語シリーズ | ||
| 4 | 定番学習研究社 | 0〜2歳 | しかけ物語シリーズ | ||
| 5 | 定番童心社 | 0〜2歳 | かぞく物語 | ||
| 6 | 定番童心社 | 0〜2歳 | 思いやりしかけ物語 | ||
| 7 | 定番学習研究社 | 0〜2歳 | しかけ物語シリーズ | ||
| 8 | 定番童心社 | 0〜3歳 | 友だち物語シリーズ | ||
| 9 | 定番学研プラス | 0〜3歳 | しかけ物語シリーズ | ||
| 10 | 講談社 | 0〜2歳 | どうぶつ物語シリーズ |
物語の絵本は、お話の世界に入り込み、登場人物と一緒に冒険したり、気持ちを味わったりする楽しさを届けます。起承転結のあるストーリーは想像力と共感する力を育て、読後に感想を話すことで考える力も伸びます。年齢に合った長さの物語から始めましょう。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 物語絵本は何歳から楽しめますか?
A. 2〜3歳ごろから短いお話を楽しめるようになります。年齢が上がるにつれて長く複雑な物語も理解できるようになるので、その子の集中できる長さに合わせて選びましょう。
Q. 0歳に「物語」の絵本は向いていますか?
A. 0歳は言葉の意味より、音・リズム・表情・くり返しに反応しやすい時期です。「物語」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、短く、抱っこしながら読める、音の楽しい絵本や見やすい絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は0歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。