
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「どうぶつ」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、鳴き声・動き・親子のやりとりに反応しやすい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「どうぶつ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳でどうぶつの絵本を選ぶときは、動物が出てくる親しみやすい絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
二匹の友情と、
焼きたてカステラの香りが蘇る!
冒険心と友情の大切さを学べる、
心がぽかぽか温まる一冊です
野ねずみのぐりとぐらが森で見つけた大きな卵をどうやって運び、どんな料理にしようかと知恵を出し合う様子を描いた、日本を代表する定番絵本です。二匹の息の合ったやり取りや工夫する姿は、想像力が育まれていく2〜5歳の子どもたちの好奇心をくすぐります。焼き上がりを待つわくわくした気持ちや、森の仲間たちと分け合う温かさも自然に伝わってきます。読み聞かせを通して、友だちと協力する楽しさや食べることの喜びを親子で味わえる、世代を超えて愛される一冊です。
絵本の分野
本の特徴
パンツ探しで、
くすくす笑いが止まらない!
ユーモアと意外性で、
読む喜びが広がる絵本です
お気に入りのパンツをなくしてしまったしろくまが、あちこちを探しながらいろいろなパンツに出会っていくお話です。しましま柄やドット柄、思いもよらない形のパンツまで次々に登場し、ページをめくるたびに何が出てくるか分からない意外性とユーモアが詰め込まれています。しかけを開く楽しさもあいまって、子どもたちは笑いながら夢中でページを進めていきます。トイレトレーニングの時期とも重なりやすいテーマなので、パンツへの親しみを持つきっかけにもなり、読み聞かせでは親子で声をあげて笑い合えるにぎやかな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
大きなかぶに立ち向かう、
心がほっこり温まる物語!
力を合わせることの素晴らしさを学べる一冊です
おじいさんが育てた大きなかぶを、家族みんなで力を合わせて抜こうとする物語です。おばあさん、まご、犬、猫、ねずみまでが次々に加わり、小さな力が積み重なって大きな力になっていく展開は、2〜5歳の子どもにとって心地よい繰り返しとして楽しめます。声に出して一緒に「うんとこしょ、どっこいしょ」と唱えたくなる、読み聞かせにぴったりのロングセラー絵本です。協力することの大切さを、楽しい雰囲気の中で自然に感じ取れる一冊で、初めての昔話体験にも向いています。
絵本の分野
本の特徴
イソップとグリムの名作を36話!
読み聞かせにぴったりの心を育てる決定版です
「アリとキリギリス」「うさぎとかめ」といったイソップ寓話から、「白雪ひめ」「赤ずきん」などのグリム童話まで、世代を超えて読み継がれてきた名作36編をまとめた一冊です。2歳から6歳頃までの、お話の世界に少しずつ入り込めるようになる時期にぴったりで、動物たちの姿を通して善悪や思いやりを自然に感じ取ることができます。短くまとまった物語ばかりなので、寝る前の読み聞かせにも取り入れやすく、親子で少しずつ古典に親しんでいく入り口としておすすめできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
50音と動物たちとの出会いで、
言葉がぐんぐん増える!
遊びながら日本語の基礎が身につく一冊です
あいうえおを楽しく学べる定番の言葉の絵本で、ひらがなひとつひとつに合わせて動物や身近なものが色鮮やかに描かれています。1〜4歳の子どもが言葉の音とかたちに親しむ最初の一歩として親しみやすく、絵を見ながら声に出すことで自然と五十音に触れられる構成になっています。読み聞かせでは、絵を指さしながら一緒に文字を読み上げることで、ことば遊びの感覚で覚える楽しさが生まれます。文字への興味が芽生え始めた子どもとの時間を豊かにし、繰り返し開くうちに好きな文字やお気に入りの絵ができていく、親子で長く楽しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
凍った池での友情の物語!
冬の優しさと友達の大切さが伝わる絵本です
よく晴れた寒い朝、庭に出たバムとケロは、氷にとじこめられて動けなくなっているアヒルを見つけます。どうしたら助けられるだろうと知恵をしぼり、二人で力を合わせて氷をとかし、アヒルを救い出すところから物語が広がっていきます。助け出したあとには、あたたかい飲み物を用意したり、一緒に遊んだりと、冬ならではのやさしい時間が描かれ、寒い季節にこそ感じられる思いやりや友だちとの絆が伝わってきます。細部まで描き込まれた部屋や道具の絵を見つけながら読むのも楽しく、2歳から5歳の子どもが、困っている誰かを助ける気持ちや友だちと過ごす喜びを自然に感じられる一
絵本の分野
本の特徴
かえるがみえる、かえるが
ふえる、言葉の響きが楽しい!
日本語の魔法を遊びながら体験できる傑作です
「かえるがみえる」「かえるにあえる」「かえるがかえる」「かえるがふえる」と、似た響きの言葉が次々に連なりながら、かえるの国の物語が語られていくことば遊び絵本です。ユーモラスな絵とともに読み進めるうちに、意味だけでなく音のおもしろさそのものを楽しめる仕掛けになっています。2〜5歳の子にとっては、まだ耳から入る言葉の響きに敏感な時期。声に出して読んでもらうことで、日本語のリズムや韻の心地よさを自然と体に感じ取れるでしょう。読み聞かせの場では、繰り返しのフレーズに子どもが笑ったり真似して言ったりと、親子で言葉を楽しむにぎやかなひとときになり
絵本の分野
本の特徴
もらった赤い物が、
どんどん旅に出ていく!
思いやりの心が育つ、
世代を超えて愛される名作です
3歳になったまこちゃんが誕生日に赤い帽子や赤いえりまき、赤い手袋、赤いブーツをもらい、うれしくなって森の動物たちに見せに出かけるお話です。ところが道中で困っている動物たちに出会い、まこちゃんは自分の大切な贈り物を次々に貸してあげます。かわいい色使いと繰り返しのある展開で、2〜4歳の子どもにも状況がわかりやすく、誰かに優しくすることの気持ちよさが自然に伝わってきます。誕生日という身近な出来事から、思いやりや分かち合いについて親子で語り合うきっかけになる一冊で、読み聞かせの後には自分の持ち物を誰かに貸してあげた経験を思い出すお子さんもいる
絵本の分野
本の特徴
動物園の動物たち、
一つ一つの秘密を発見!
動物への興味と優しい好奇心が芽生える絵本です
こぐまちゃんが仲良しのしろくまちゃんと一緒に出かける動物園でのお話です。首の長いキリンをはじめ、赤ちゃんを抱っこしたおサルさん、もぐもぐと食事をするペンギンやラクダなど、次々に現れる動物たちの姿を、こぐまちゃんが目を丸くして驚くことばとともに楽しく紹介していきます。身近な動物園というシチュエーションなので、実際に出かけた経験のある子はもちろん、これから行く予定の子にとっても親しみやすい内容です。動物それぞれの特徴がわかりやすく描かれているので、見る・知る楽しさを味わいながら自然と生き物への興味が広がります。
絵本の分野
本の特徴
クリスマスの朝、誰かが来た。それは!
親子で感じるあたたかさ、
冬の時間が特別になる一冊です
どんぐり林の中で暮らす小さな野ねずみのぐりとぐらのもとに、クリスマスの季節、思いがけない出来事が訪れる物語です。おなじみの仲良し二人組が、雪の降る森でいつものように工夫と好奇心を発揮しながら過ごす様子が、温かい絵とともに描かれています。3〜5歳の子どもにとっては、身近などんぐりや料理といった生活の要素と、クリスマスという特別な雰囲気が結びついた親しみやすいお話です。読み聞かせの時間には、雪景色や森の中の出来事を親子で想像しながら、季節の行事を心待ちにするようなあたたかな気持ちを共有できるひとときになるでしょう。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 食育どうぶつ友だち | ||
| 2 | 定番ブロンズ新社 | 2〜5歳 | どうぶつユーモアしかけ | ||
| 3 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつことば | ||
| 4 | 定番講談社 | 2〜6歳 | どうぶつ物語 | ||
| 5 | 定番童心社 | 2〜5歳 | どうぶつことばひらがな | ||
| 6 | 定番文渓堂 | 2〜5歳 | どうぶつ友だち物語 | ||
| 7 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | どうぶつことばユーモア | ||
| 8 | 定番こぐま社 | 2〜4歳 | どうぶつ色思いやり | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 2〜5歳 | どうぶつ物語シリーズ | ||
| 10 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | どうぶつクリスマス物語 |
どうぶつの絵本は、0〜6歳のどの時期にも親しみやすい定番テーマです。鳴き声のまねや、動物の親子のやりとりは子どもの共感を引き出し、生き物への興味や、やさしい気持ちを育てます。月齢に合わせて、図鑑的なものから物語まで幅広く楽しめます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 動物の絵本は何を選べばいいですか?
A. 小さいうちは鳴き声やくり返しのある絵本、大きくなったら動物が主人公の物語など、年齢に合わせて選ぶと長く楽しめます。子どもの「好きな動物」から選ぶのもおすすめです。
Q. 2歳に「どうぶつ」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「どうぶつ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。