
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「しかけ」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、年齢に合った丈夫さ・安全性のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「しかけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳でしかけの絵本を選ぶときは、めくる・動かす・触るなど、手を使って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
穴をくぐるしかけで、
変身の喜びが味わえる!
食べることへの興味が広がり、
数への親しみが深まる絵本です
小さなあおむしが月曜日から次々と食べ物を食べていき、やがて姿を変えていくまでを描いたロングセラー絵本です。鮮やかな色彩の絵と、ページに開いた穴をたどる楽しいしかけが特徴で、2〜5歳の子どもは指でなぞったり数えたりしながら夢中になります。曜日や数、食べ物の名前に興味を持ち始める時期にもぴったりで、自然や生き物への関心を広げるきっかけにもなります。何度読んでも新しい発見があり、読み聞かせのたびに親子で一緒に数えたり食べ物を当てたりする楽しい時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
パンツ探しで、
くすくす笑いが止まらない!
ユーモアと意外性で、
読む喜びが広がる絵本です
お気に入りのパンツをなくしてしまったしろくまが、あちこちを探しながらいろいろなパンツに出会っていくお話です。しましま柄やドット柄、思いもよらない形のパンツまで次々に登場し、ページをめくるたびに何が出てくるか分からない意外性とユーモアが詰め込まれています。しかけを開く楽しさもあいまって、子どもたちは笑いながら夢中でページを進めていきます。トイレトレーニングの時期とも重なりやすいテーマなので、パンツへの親しみを持つきっかけにもなり、読み聞かせでは親子で声をあげて笑い合えるにぎやかな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
黒いクレヨンが大活躍、
色の魔法に驚く!
色の組み合わせの楽しさを発見できる絵本です
画用紙の上でクレヨンたちが絵を描いていくうちに、赤や青などさまざまな色が次々と登場し、その中でくろくんがどんな存在なのかが物語を通して少しずつ見えてきます。色そのものが主人公になるという発想の面白さと、ページをめくる楽しさが同時に味わえる構成になっており、2〜5歳の子どもは色への興味を広げながら、くろくんの活躍にわくわくすることでしょう。読み聞かせを通じて、ふだん何気なく見ている色やものへの見方が少し変わるような発見が生まれる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
999ひきの小さな命が
しかけで大集合!
数え数えながら、
生きものへの興味が広がる一冊です
たくさんのきょうだいがいる動物の家族を主人公に、にぎやかで温かい毎日を描いた人気シリーズの一冊です。数えきれないほどの兄弟姉妹が一緒に過ごす様子には、賑やかさとともに助け合いや思いやりの気持ちが自然に描かれ、めくって楽しむ工夫も味わいながらお話が進んでいきます。2〜5歳の子にとっては、大勢のきょうだいという設定そのものがユーモラスで親しみやすく、絵をじっくり見ながら数や動物の名前にも興味を広げられる内容です。読み聞かせのひとときには、次々と現れる仕掛けに親子で驚いたり笑ったりしながら、にぎやかな時間を一緒に楽しめる一冊になっています。
絵本の分野
本の特徴
窓から次々や
ってくるお客さんの正体は?!
日常の風景が遊びに変わる想像力が広がる絵本です
ある日、窓からいろいろな来客がやってくる、しかけを楽しみながら読める絵本です。次は誰が訪ねてくるのだろうと、ページをめくるたびにわくわくする気持ちが広がり、小さな子どもたちも夢中になって窓の向こうをのぞき込みます。ユーモラスなやりとりが繰り返される構成なので、初めて物語を楽しむ年齢の子にも親しみやすく、読み聞かせの時間には次の展開を予想したり声をあげたりと、親子で盛り上がるやりとりが生まれます。想像力や好奇心を優しく刺激してくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
トンネルの先には何が待ってるの?!
ページをめくる楽しさで想像力がどんどん広がる一冊です
電車がトンネルをくぐり、山から海へ、海から山へと走っていく様子を描いた絵本です。トンネルの向こうにはどんな景色が広がっているのか、ページをめくるたびに新しい風景が現れ、子どもの「次はどうなるかな」という期待を引き出してくれます。電車が好きなお子さんはもちろん、乗り物にまだ興味がない子も、景色の移り変わりや電車の走る音を思わせるリズミカルな言葉の運びに引き込まれていくでしょう。読み聞かせでは、親子で一緒に窓の外を想像しながら、電車に乗って旅をしているような気分を味わえます。
絵本の分野
本の特徴
数えながら、思わず体が動く!
楽しく遊ぶうちに数への親しみが深まる絵本です
1から10までの数をパンダと一緒に唱えながら、体を動かしてたいそうができる絵本です。1はいちご、2はにわとりというように、数字とかわいい題材が結びつけられており、声に出して数えるうちに自然と数の順番が身についていきます。ページごとに違う動きが登場するので、読み聞かせのときにそのまま真似をして体を動かす遊びにも発展しやすく、じっと座って聞くのが苦手な年齢の子どもでも楽しく参加できます。2歳から5歳の、数への興味が芽生え始める時期にぴったりで、親子で一緒に声を出し、体を動かしながら数の世界に親しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ページをめくるたび、
街を行ったり来たり!
論理的な思考と遊び心が一緒に育つ一冊です
大通りにはお店や建物が並び、いろんな人たちが行ったり来たりしています。銀行はどこ、ポストはあっち、あの花はどうしたの、というように、ページをめくりながら通りの様子を探していく絵本です。同じ道でも向きや場面が変わるたびに新しい発見があり、めくる楽しさと見つける楽しさが一体になっています。小さな子はにぎやかな絵の中から知っているものを探すだけでも夢中になれますし、大人と一緒に指さしながら会話をするのにもぴったりです。読むたびに違う発見があるので、繰り返し楽しめる一冊としておすすめできます。
絵本の分野
本の特徴
世界中で愛されるエルマーと、
さがし絵で遊ぼう!
カラフルな世界観を探索する、
親子で楽しむ時間です
パッチワーク模様がトレードマークの人気者と一緒に、賑やかなページの中からいろいろなものを探して楽しむ絵本です。色とりどりの世界の中に隠れた仲間や物を見つけ出す過程で、自然と色や形への気づきが育まれていきます。細部までじっくり見る楽しさがあるので、じっと絵を眺めるのが好きな子どもにはたまらない内容です。読み聞かせでは「あった!」という声を引き出しながら、親子で一緒に指を動かして探す時間を共有でき、何度でも新しい発見がある点も魅力です。シリーズに親しんでいる子ならより一層楽しめます。
絵本の分野
本の特徴
海の生き物たちが次々へんしん!
動物の多様性を楽しく発見できる絵本です
海に暮らす生きものたちが、ページをめくるたびに姿を変えていくしかけが楽しい一冊です。見慣れた生きものの形が少しずつ別の生きものへと移り変わっていく様子は、次に何が現れるのかという期待感を子どもの心に生み出します。単純な形の変化を目で追うだけで内容が分かるので、絵本にまだ慣れていない小さな子でも直感的に楽しめるのが魅力です。読み聞かせの場面では、次のページを開く前に「次は何になるかな」と問いかけることで、親子の会話や笑いが自然に生まれる時間になるでしょう。海の生きものへの興味のきっかけにもなります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 2〜5歳 | 食育むし・いきもの数 | ||
| 2 | 定番ブロンズ新社 | 2〜5歳 | どうぶつユーモアしかけ | ||
| 3 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 色ユーモアしかけ | ||
| 4 | 定番ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | どうぶつかぞくしかけ | ||
| 5 | 定番童心社 | 2〜5歳 | ユーモアしかけ物語 | ||
| 6 | 定番ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | のりものしかけ物語 | ||
| 7 | 定番講談社 | 2〜5歳 | 音リズム数しかけ | ||
| 8 | 定番絵本館 | 2〜5歳 | のりものしかけ物語 | ||
| 9 | 定番文溪堂 | 2〜5歳 | 色しかけ探す・見つける | ||
| 10 | 定番ほるぷ出版 | 2〜5歳 | どうぶつことばしかけ |
しかけ絵本は、めくる・引っぱる・触るといった手の動きで、子どもを物語に引き込みます。「自分でやった!」という体験は集中力と達成感を育て、絵本への愛着を深めます。小さな子には、なめても引っぱっても平気な丈夫なつくりのものを選ぶと安心です。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. しかけ絵本はすぐ壊れませんか?
A. 月齢に合った丈夫さのものを選ぶのがポイントです。小さい子には厚紙のしっかりしたしかけを、大きくなったら繊細なしかけを、と年齢に合わせると長く楽しめます。
Q. 2歳に「しかけ」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「しかけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。