
1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「しかけ」の絵本を探すときは、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶことを意識しつつ、年齢に合った丈夫さ・安全性のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、1歳の発達と「しかけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
1歳でしかけの絵本を選ぶときは、めくる・動かす・触るなど、手を使って楽しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
触ってこねて、何になるかな?!
世代を超えて愛される参加型絵本で、
創造性が目覚める体験です
粘土のようなやわらかいものを「こねて、のばして」いくと、どんな形になっていくのでしょう。ページをめくるたびに形が変わっていく様子を、シンプルな絵と言葉で追いかけていく一冊です。小さな子どもは手や指先の動きを想像しながら、目の前で何かが変化していく面白さを感じ取ります。難しい言葉や物語の筋を追う必要がないので、1歳頃からでも絵の変化を楽しむだけで十分に満足できます。読み聞かせでは、大人も一緒に「こねて、のばして」と声に出しながらページをめくることで、リズムや擬態語の響きを楽しむ時間になり、親子のやりとり遊びのきっかけにもなる絵本です。
絵本の分野
本の特徴
風にふわり、顔が
コロコロ変わって大笑い!
動きと表情の変化を楽しむ、
想像力を広げる一冊です
びゅーんと風が吹くと、いろいろな顔やかたちがぐにゃりと変わっていく、見ているだけで笑いがこみあげてくる絵本です。ページをめくるたびに、まっすぐだった顔や物のかたちが風にあおられて思いもよらない姿に変化し、その大胆でユーモラスな絵の勢いに子どもは目を丸くして喜びます。言葉のリズムも軽快で、風の音や様子を表す響きを声に出して読むと、読み聞かせの時間がより楽しくなります。2歳頃の小さな子には色やかたちの変化そのものが刺激になり、少し大きくなった子にはどうしてこんな顔になったのかを想像したり、自分でも真似して変な顔を作ってみたりする遊びにつな
絵本の分野
本の特徴
しゅっ!と汚れを落と
すと歯がピカピカに!
楽しく歯磨きへ導く工夫がいっぱいの一冊です
れっしゃが口の中を走り、汚れた歯をぴかぴかにみがいていく、はみがきの時間が楽しくなる一冊です。ページをめくって汚れの部分を「しゅっ!」と取ると、きれいな歯が現れるしかけになっていて、赤ちゃんや小さな子どもも思わず手を伸ばしたくなります。れっしゃが「しゅっしゅっぽー」と走る音やリズムのよい言葉が繰り返されるので、耳からも楽しめて、読み聞かせのテンポがそのまま心地よい時間になります。歯みがきをいやがりがちな時期の子にも、遊び感覚で歯みがきのイメージを持たせてあげられるのが魅力です。
絵本の分野
本の特徴
朝から夜まで、隠れた物を次々発見!
観察力と集中力が自然に育つ一冊です
朝起きてから夜眠るまでの一日の暮らしの中で、おうちのあちこちに隠れているものを探して見つけていく絵本です。歯ブラシや靴下など身近な生活の場面がページごとに描かれ、子どもは絵の中をじっくり見ながらお目当てのものを探し出す楽しさを味わえます。長く親しまれてきたシリーズの新しい一冊で、生活の流れに沿った構成なので、朝や寝る前の時間に合わせて読むのにもぴったりです。読み聞かせでは、親子で一緒に指をさしながら見つけっこをして、集中力や言葉のやりとりを楽しむ時間になります。
絵本の分野
本の特徴
色とりどりのバスから、
だあれが降りてくる?!
色彩と言葉が一体になった、
予想が楽しい一冊です
赤いバス、黄色いバス、緑のバスと、次々に色とりどりのバスがやってくる様子を楽しむ絵本です。バスから降りてくるのは誰なのか、バスに乗り込むのは何なのか、ページをめくるたびに問いかけが続き、小さな子どもと一緒に答えを考えながら読み進められる構成になっています。色や乗り物に興味を持ち始めた年齢の子どもにとって、色の違いを楽しみながら言葉やものの名前を覚えるきっかけになる一冊です。読み聞かせでは、次はどんなバスが来るのだろうと期待しながらページをめくることで、親子のやり取りが自然に生まれ、繰り返しのリズムを楽しむ時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
型抜きしかけで、みんな一緒に大笑い!
読み聞かせの時間がもっと特別になる絵本です
しろくまさんがなくしてしまったパンツを探しに、いろんな動物たちのパンツをめくって確かめていくしかけ絵本の大型版です。ページの一部が型抜きになっていて、めくるたびに違う模様や柄のパンツが顔を出す楽しさがあり、小さな子でも直感的に参加できます。大きな判型なので、おうちで親子二人で楽しむのはもちろん、保育園や読み聞かせ会など大勢の前で読むのにもぴったりです。くり返しのリズムある言葉と意外性のあるしかけで、1歳前後から4歳ごろまで幅広く笑いを誘い、めくる・当てるという遊びを通して集中力や好奇心を育む時間になります。
絵本の分野
本の特徴
びっくり飛び出すしかけで、
トイレが楽しい時間に!
自然な排泄習慣へ導く、
ユーモアたっぷりの一冊です
ページをめくるたびに、いろいろな生きものやキャラクターのうんちがぴょこんと飛び出す、体を使って楽しめるしかけ絵本です。うんちという子どもが大好きで気になるテーマを明るく取り上げているので、思わず笑ってしまうような場面がいっぱいです。トイレでのうんちに親しみを持ち始める時期の子どもにぴったりで、絵本を通して自然とトイレへの興味や前向きな気持ちを育むきっかけにもなります。読み聞かせでは、しかけを一緒に動かしながら親子で声を上げて笑い合える、賑やかで楽しい時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
パンダと一緒に、
リズミカルにはみがき!
歯磨きが楽しい時間に変わる工夫がいっぱいです
ピアノの音に合わせて口を大きく開け、シャカシャカゴシゴシと歯をみがく様子が、リズムよく楽しく描かれるはみがき絵本です。パンダたちが繰り広げるにぎやかなコンサートのような雰囲気の中で、歯みがきの動作が自然と体に染み込んでいくよう工夫されています。1〜4歳の、ちょうど歯みがき習慣を身につけたい時期の子にぴったりで、音やリズムを楽しみながら歯みがきへの抵抗感を減らす助けになりそうです。読み聞かせの時間には、実際に口を動かしたり歌うように読んだりすることで、親子で一緒に体を動かす楽しいひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
バラバラがページを
めくると「なーらんだ」!
言葉遊びと仕掛けで、
赤ちゃんの好奇心が広がる一冊です
アリさんや鳥さん、クレヨンやおもちゃの車など、身のまわりのものたちが最初はバラバラに散らばって描かれ、ページをめくると「なーらんだ」のかけ声とともにきれいに並びます。シンプルな繰り返しのリズムと、次はどうなるのかなという期待感が、小さな子どもの心をつかみます。ものの名前や形、数の概念にふれる最初の一歩としても楽しく、読み聞かせの声に合わせて手をたたいたり指をさしたりしながら、親子で「なーらんだ」を一緒に言うひとときが生まれる、赤ちゃん期から親しめる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
たたいたら、ぐにゃぐに
ゃ、びよよんと変身!
リズムと遊びで、
親子の時間がはずむ一冊です
あたま、ほっぺ、むね、おなか、あんよ、おしりと、体のいろいろな部分をとんとんたたいていくと何が起きるのかな、と繰り返しのリズムで進んでいく絵本です。次はどこをたたくのかな、その先はどうなるのかなと、ページをめくるたびに期待が高まる仕掛けになっており、声に出して読むと自然と弾むような音とリズムが生まれます。1〜4歳の子どもは繰り返しの言葉やオノマトペが大好きで、同じ言葉が形を変えて続いていく心地よさを全身で楽しめるでしょう。読み聞かせのときには、実際に子どもの体をとんとんたたきながら読み進めると、絵本の世界と自分の体の感覚がつながり、笑
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番ブロンズ新社 | 1〜4歳 | 音リズム形しかけ | ||
| 2 | 定番Gakken | 1〜4歳 | 音リズムユーモアしかけ | ||
| 3 | 定番アリス館 | 1〜4歳 | はみがきユーモアしかけ | ||
| 4 | 定番講談社 | 1〜4歳 | しかけ探す・見つけるシリーズ | ||
| 5 | 定番大日本図書 | 1〜4歳 | ことば色しかけ | ||
| 6 | 定番ブロンズ新社 | 1〜4歳 | どうぶつユーモアしかけ | ||
| 7 | 定番講談社 | 1〜4歳 | トイトレどうぶつユーモア | ||
| 8 | 定番講談社 | 1〜4歳 | 音リズムはみがきしかけ | ||
| 9 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | ことばしかけ | ||
| 10 | 定番鈴木出版 | 1〜4歳 | 音リズムユーモアしかけ |
しかけ絵本は、めくる・引っぱる・触るといった手の動きで、子どもを物語に引き込みます。「自分でやった!」という体験は集中力と達成感を育て、絵本への愛着を深めます。小さな子には、なめても引っぱっても平気な丈夫なつくりのものを選ぶと安心です。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. しかけ絵本はすぐ壊れませんか?
A. 月齢に合った丈夫さのものを選ぶのがポイントです。小さい子には厚紙のしっかりしたしかけを、大きくなったら繊細なしかけを、と年齢に合わせると長く楽しめます。
Q. 1歳に「しかけ」の絵本は向いていますか?
A. 1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「しかけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は1歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。