
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「むし・いきもの」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、観察が楽しくなる、絵や写真が見やすい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「むし・いきもの」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳でむし・いきものの絵本を選ぶときは、虫や身近な生き物に興味を持てる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
穴をくぐるしかけで、
変身の喜びが味わえる!
食べることへの興味が広がり、
数への親しみが深まる絵本です
小さなあおむしが月曜日から次々と食べ物を食べていき、やがて姿を変えていくまでを描いたロングセラー絵本です。鮮やかな色彩の絵と、ページに開いた穴をたどる楽しいしかけが特徴で、2〜5歳の子どもは指でなぞったり数えたりしながら夢中になります。曜日や数、食べ物の名前に興味を持ち始める時期にもぴったりで、自然や生き物への関心を広げるきっかけにもなります。何度読んでも新しい発見があり、読み聞かせのたびに親子で一緒に数えたり食べ物を当てたりする楽しい時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
トイレへの一歩を楽しく後押し!
トイレへの一歩を応援する一冊です
ぞうやねずみ、鳥や虫など、さまざまな生き物たちのうんちの形や大きさを軽やかなユーモアとともに紹介していく絵本です。生き物によってうんちの見た目や仕方がまったく違うことを知ることで、からだのしくみや生き物への興味が自然に広がっていきます。トイレトレーニングの時期にある子にとっては、うんちを恥ずかしいものではなく身近で面白いものとして受け止められるきっかけにもなります。読み聞かせでは思わず笑ってしまう場面も多く、親子で声を出して楽しみながら、生き物と自分のからだについて話すきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
ねずみの家族と、とんぼいけの大冒険!
自然との出会いと家族の絆が光る一冊です
野ねずみの大家族が主人公の「14ひきシリーズ」の一冊で、岩村和朗が緻密な絵とともに自然の営みを描く定番の絵本です。とんぼの池をめぐる季節の情景や生きものたちの気配が、細部まで描き込まれた絵から伝わってきます。2〜5歳の子どもは、絵の中に隠れた虫や植物を見つける楽しさに夢中になり、同じページを何度も眺めたがることもあるでしょう。家族みんなで力を合わせて過ごす14ひきの姿は、きょうだいの多い家庭にもすんなり寄り添い、自然や季節、家族のつながりを感じながらゆったり読み聞かせを楽しめ
絵本の分野
本の特徴
オタマジャクシの成長が
101ちゃんで大冒険!
自然の変化と生命の不思議が身近になる一冊です
池に生まれたたくさんのおたまじゃくしのなかの一匹、101ちゃんを主人公に、卵からかえった小さな命がどんなふうに育っていくのかをたどっていくお話です。水の中で仲間と泳ぎまわる様子や、少しずつ体つきが変わっていく過程が、親しみやすい絵とともに描かれています。生きものの成長という自然の不思議に、小さな子どもでも興味を持って向き合える構成になっており、読み聞かせをしながら「今度は何が起きるかな」と一緒に想像を広げる時間になります。カエルや池の生きものに関心を持ち始めた子どもとの会話のきっかけにもぴったりの一冊です。
絵本の分野
本の特徴
いもむし電車がたのしく走ります!
虫への興味と想像力がぐんと広がる絵本です
いもむしの形をした電車が、いろいろな駅にとまりながら走っていくお話です。おいけ駅をはじめ、次々に現れる個性的な駅や、乗り降りする生きものたちとのやり取りが、リズミカルな言葉とにぎやかな絵で展開されます。電車が好きな子も虫が好きな子も、次はどんな駅に着くのだろうと想像しながらページをめくる楽しさがあります。乗り物と生き物という子どもの大好きな要素が組み合わさっているので、読み聞かせの時間には親子で一緒に声を出したり、駅名を予想したりしながら盛り上がれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
そらまめくんと友だちの、
真夏の冒険が始まる!
季節の喜びと友情のあたたかさを感じる絵本です
やわらかな見た目が愛らしいそらまめくんが主人公のシリーズの一冊で、今回は夏の日のはらっぱでの出来事が描かれます。仲間の豆たちや虫たちと出会いながら過ごす一日の中で、季節の空気や自然の中での遊びの楽しさが伝わってきます。2〜5歳の子どもにとって、身近な自然物や生き物が登場する物語は親しみやすく、夏という季節を感じるきっかけにもなります。友だちとのやり取りを通じて社会性の芽生えも感じられる内容です。読み聞かせでは、夏らしい情景を思い浮かべながら親子でのんびりとした時間を共有できます。
絵本の分野
本の特徴
池で聞こえる、いろんな虫の声!
自然の響きを通じて、
季節を感じる一冊です
池のまわりで暮らす生き物たちの気配や水音をたどっていく一冊です。カエルが飛び込む音、鳥が羽ばたく音、虫が動きまわる音など、池のほとりで耳をすませると聞こえてきそうな音の世界が、豊かな自然描写とともに描かれています。文字は少なく、絵と音の表現を楽しみながらページをめくっていく構成なので、2歳ごろの小さな子から、生き物への関心が育つ5歳ごろまで、幅広く楽しめます。読み聞かせでは、声の抑揚や擬音のリズムを工夫しながら読むことで、子どもと一緒に池のほとりを歩いているような気持ちになれるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
虫たちの楽しい演奏が聞こえてくる!
身近な生き物への興味と音の豊かさを感じる絵本です
街の公園を舞台に、さまざまな虫たちが集まって音楽会を開こうとする様子を描いた絵本です。それぞれの虫が持つ鳴き声や動きが音楽の一部として表現され、身近な公園にこんなに賑やかな世界が広がっているのかと気づかせてくれます。小さな子どもにとっては、普段見かける虫たちの姿や特徴を自然に知るきっかけになり、音やリズムを楽しむ感性を育む助けにもなります。読み聞かせでは、虫たちのやり取りや音楽会の準備の様子を一緒に想像しながら、公園や自然への興味を膨らませる時間になるでしょう。生き物と音楽という二つの楽しさが組み合わさった、親しみやすい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
虫たちの冒険物語が、そっと心に届く!
友情と自然の不思議を学べる一冊です
くぬぎ林に暮らす虫たちが、たがめの住む池までみんなで遠足に出かける様子を描いた一冊です。歩いていく道中で出会うさまざまな虫たちの姿を通して、身近な自然の中にどんな生き物がいて、どんなふうに暮らしているのかを楽しく知ることができます。遠足というわくわくする出来事に虫たちを重ねることで、小さな子どもにも親しみやすい物語になっています。虫や生き物に興味を持ち始めた年齢の子どもと一緒に読めば、絵本の中の遠足気分を味わいながら、外で虫を探してみたくなるような好奇心を育むきっかけになるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
てんてんちゃんが大ピンチ!
昆虫の世界のドラマを楽しむ絵本です
てんとうむしのてんてんちゃんたちが、いつものように仲良く遊んでいる場面から物語が始まります。そこへ思いがけずカナヘビが現れ、なかまが食べられてしまうという小さな事件が起こりますが、そこからどうなるのかは読んでのお楽しみです。小さな虫たちの日常に潜むどきどきする出来事を通して、命のつながりや仲間との関わりを自然に感じられる内容になっています。虫や生き物に興味を持ち始める2歳から5歳ごろの子どもにぴったりで、身近な生き物への好奇心を育みながら、読み聞かせの時間に驚きと安心の両方を届けてくれる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番偕成社 | 2〜5歳 | 食育むし・いきもの数 | ||
| 2 | 定番福音館書店 | 2〜6歳 | トイトレむし・いきもの | ||
| 3 | 定番童心社 | 2〜5歳 | むし・いきものかぞくきせつ | ||
| 4 | 定番童心社 | 2〜5歳 | どうぶつむし・いきものかぞく | ||
| 5 | 定番童心社 | 2〜5歳 | のりものむし・いきもの物語 | ||
| 6 | 定番小学館 | 2〜5歳 | むし・いきものきせつ物語 | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 8 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 9 | 定番童心社 | 2〜5歳 | どうぶつむし・いきもの友だち | ||
| 10 | 定番童心社 | 2〜5歳 | どうぶつむし・いきものユーモア |
むし・いきものの絵本は、子どもの「なぜ?」「どうして?」という好奇心に応え、身近な自然への興味を育てます。ちょうやだんごむしなど、公園で出会える生き物の暮らしを知ると、外遊びがもっと楽しくなり、観察する目が養われます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 虫が苦手な子でも楽しめますか?
A. かわいい絵柄のものや、生き物の不思議に焦点を当てた絵本から始めると入りやすいです。絵本で親しみを持つと、実物への苦手意識がやわらぐこともあります。
Q. 2歳に「むし・いきもの」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「むし・いきもの」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。