
1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「むし・いきもの」の絵本を探すときは、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶことを意識しつつ、観察が楽しくなる、絵や写真が見やすい絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、1歳の発達と「むし・いきもの」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
1歳でむし・いきものの絵本を選ぶときは、虫や身近な生き物に興味を持てる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
ちょうちょうがと
まるたびに、笑顔が広がる!
リズムと繰り返しが心地よい、
ロングセラー絵本です
ひらひらと飛んできた一匹のちょうちょうが、うさぎさんやキリンさんなど、いろいろな動物たちのところへ次々にとまっていくお話です。とまられた動物たちがくすぐったそうに笑う様子が、リズミカルな言葉とともにやさしく描かれ、次は誰のところに飛んでいくのかなと、めくるたびに小さな期待が膨らみます。繰り返しの言葉と軽やかな響きが心地よく、言葉を覚え始めたばかりの小さな子でも声に出して真似したくなるでしょう。読み聞かせでは、大人が声の調子を変えながら読むことで、親子で一緒に笑い合うあたたかなひとときが生まれます。
絵本の分野
本の特徴
あおむしの正体はだれ?
想像がふくらむ!
言葉の響きを味わい、
発見の喜びが育つ絵本です
「あおむしだれのこ」という懐かしい童謡の世界を、あたたかな絵とともにたどっていく絵本です。葉っぱの上で見つけたあおむしが、いったいだれの子どもなのかを探っていく問いかけの形は、小さな子どもの好奇心をやさしく刺激します。むしや自然のいきものに親しみを持ち始める年齢の子にとって、身近な生きものの不思議さやかわいらしさを感じる入り口になるでしょう。歌うように読み進められる言葉のリズムも心地よく、読み聞かせの時間が親子でくり返し楽しめる歌あそびのようなひとときになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
リズミカルな体操で、
体も心も楽しく動く!
言葉と動きが一緒に、
表現の喜びが生まれる絵本です
土の中で暮らすみみずが、にょきにょき伸びたり縮んだりしながら体操をする姿を、リズミカルな言葉と繰り返しで綴った詩の絵本です。むずかしい説明はなく、声に出して読むと自然と体を動かしたくなるような音とことばの心地よさが詰め込まれています。小さな子どもは意味がわからなくても音の響きやくり返しの楽しさに反応しやすく、読み聞かせをする大人の声の抑揚や動きの真似っこ遊びと一緒に楽しめる一冊です。ことばの感覚や体を動かす喜びを育みたい時期にぴったりで、親子で声を合わせて笑い合うような、あたたかく弾む時間を作ってくれます。
絵本の分野
本の特徴
春風と一緒に季節の変化を感じるお話!
自然の美しさと四季の訪れを心で感じる一冊です
春の風がふわりと吹くと、草も花も生きものたちもみんな目を覚まし、あたたかな気配に包まれていきます。やさしい色づかいと詩のような言葉で、春が訪れる瞬間のよろこびを描いた一冊です。季節が移り変わる不思議さにまだ気づき始めたばかりの1〜4歳の子どもにとって、風や光を感じる心地よさをそっと教えてくれる内容になっています。読み聞かせでは、声の調子をゆったりとやわらげながら読むことで、絵本の中の風がそのまま部屋に吹き込んでくるような、静かであたたかいひとときが生まれます。季節の変化に興味を持ち始めた子との会話のきっかけにもぴったりの作品です。
絵本の分野
本の特徴
リズミカルな言葉で、体も心も動く!
表現力と想像の翼が広がる一冊です
「にょろにょろり」という響きのよい言葉とともに、細長い生き物たちが次々に登場する絵本です。ヘビやミミズなど、くねくねと動くものたちの動きをリズミカルな言葉と絵で表現しており、音の楽しさと視覚的な面白さが同時に味わえます。1〜4歳のまだ言葉を覚え始めたばかりの子にとっては、擬態語の響きが耳に心地よく、思わず声に出したくなるような魅力があります。読み聞かせでは、身振りを交えたり声色を変えたりすることで、親子で一緒に笑い合えるにぎやかな時間になるでしょう。生き物への興味を自然に広げてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
虫さんたちはどこへ向かうのかな?!
身近な自然への興味がめばえる一冊です
ちょうちょやてんとう虫、あり、かたつむりなど、身近な虫たちが「どこいくの?」と問いかけられながら、それぞれの行き先や暮らしぶりをやさしく見せてくれる絵本です。虫たちが花を目指したり土の中へもぐったりする姿を通して、小さな生きものにも目的やくらしがあることを感じ取れます。難しい説明はなく、シンプルな言葉とくり返しのリズムで、1歳頃から絵を指さして楽しめるのも魅力です。読み聞かせでは、親子で「このむしはどこいくのかな」と話しながらページをめくることで、身近な自然への興味の芽生えにつながる時間になるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
小さな命の、成長の瞬間を見つめる!
自然界の不思議さに出会える、
写真絵本の傑作です
身近な小さな生き物たちが、卵や幼い姿から少しずつ成長していく様子を大きな写真でとらえたシリーズの一冊です。虫や小動物のありのままの姿を大画面で見せることで、図鑑的な正確さと絵本らしい親しみやすさをあわせ持った内容になっています。1歳から5歳ごろまで幅広い年齢で楽しめ、まだ言葉が少ない子には写真を眺めるだけでも刺激になり、少し大きな子には成長の過程を追いながら発見や驚きを味わってもらえます。読み聞かせを通して、身近な自然への興味や観察する楽しさを育む時間になる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
心地よいリズムが体と心に響く!
言葉の音の美しさを肌で感じられる一冊です
「つちどすん」という不思議な音の響きとともに、土の中から何かが顔を出す気配が伝わってくる絵本です。ページをめくるたびに、どすん、にょきり、といった元気な擬音とシンプルな絵が組み合わさり、次に何が出てくるのかを親子で想像しながら楽しめます。難しい言葉は使われておらず、繰り返しのリズムが心地よいので、言葉を覚え始めたばかりの小さな子でも音の響きだけで笑ったり真似したりできるのが魅力です。読み聞かせのときには、声の強弱や間の取り方を工夫することで、土の中から何かが飛び出す瞬間の驚きや楽しさがより一層伝わります。
絵本の分野
本の特徴
「だれかな?」と虫たちを探す喜び!
自然への興味と観察力が芽生える一冊です
草むらや土の中、木の陰など身近な自然に隠れているむしたちを、美しい写真と語りかけるような言葉で紹介する一冊です。「むしむしだあれ?」と問いかけながらページをめくることで、1歳から4歳の子どもが小さな生き物への興味を膨らませ、答えを探す楽しさを味わえます。実際の姿をとらえた写真は図鑑のような発見の喜びも与えてくれ、身近な自然への関心を育むきっかけになります。読み聞かせでは、親子で「なにがいるかな」と一緒に考えながらページをめくることで、自然観察への第一歩を楽しく踏み出せる内容です。
絵本の分野
本の特徴
ぶーんぶーん、赤ちゃんもにっこり!
心地よい音とリズムが、
親子をつなぐ一冊です
はちや、ちょうちょう、とんぼなど、小さな生きものたちが「ぶーんぶーん」と羽音をたてながら、ページの中を元気に飛びまわっていく絵本です。やさしい絵と繰り返しのことばのリズムが心地よく、赤ちゃんから小さな子どもまで、耳と目でお話を楽しめるようにつくられています。声に出して読むと自然と抑揚がつき、親子で一緒に体を揺らしたり、指で虫を追いかけたりしながら遊べるのも魅力です。生きものの動きや音に興味を持ち始めた0〜3歳ごろの子にとって、身近な自然への関心を広げるきっかけにもなります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 2 | 定番童心社 | 1〜4歳 | 音リズムことばむし・いきもの | ||
| 3 | 定番のら書店 | 1〜4歳 | 音リズムことばむし・いきもの | ||
| 4 | 定番こぐま社 | 1〜4歳 | どうぶつむし・いきものきせつ | ||
| 5 | 童心社 | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 6 | 童心社 | 1〜4歳 | ことばむし・いきものきせつ | ||
| 7 | 岩崎書店 | 1〜5歳 | どうぶつむし・いきもの図鑑 | ||
| 8 | 童心社 | 1〜4歳 | 音リズムことばむし・いきもの | ||
| 9 | 童心社 | 1〜4歳 | むし・いきもの図鑑探す・見つける | ||
| 10 | 定番岩崎書店 | 0〜3歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの |
むし・いきものの絵本は、子どもの「なぜ?」「どうして?」という好奇心に応え、身近な自然への興味を育てます。ちょうやだんごむしなど、公園で出会える生き物の暮らしを知ると、外遊びがもっと楽しくなり、観察する目が養われます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 虫が苦手な子でも楽しめますか?
A. かわいい絵柄のものや、生き物の不思議に焦点を当てた絵本から始めると入りやすいです。絵本で親しみを持つと、実物への苦手意識がやわらぐこともあります。
Q. 1歳に「むし・いきもの」の絵本は向いていますか?
A. 1歳は身近なものへの興味が広がり、指さしやまねっこが増える時期です。「むし・いきもの」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、生活・動物・乗り物など、身近な題材で参加できる絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は1歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。