
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「きせつ」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、春夏秋冬の変化や行事を、絵で楽しめる絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「きせつ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳できせつの絵本を選ぶときは、季節の行事や自然に親しめる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
大家族の温かさと、
自然の恵みが詰まった絵本!
家族の絆と食の大切さを感じる、
ロングセラーです
大家族の野ねずみたちが暮らす人気シリーズの一冊で、家族総出で長いやまいもを掘り出そうと力を合わせる様子を描いたお話です。土を掘り進める作業の大変さや、みんなで協力しながら収穫を喜び合う姿を通じて、3〜6歳の子どもは自然の恵みや家族で力を合わせることの意味を自然と感じ取ることができます。細やかに描かれた野山の風景を眺めながら、食べ物がどのように育ち食卓に届くのかを親子で話し合うきっかけにもなる、季節の恵みを感じられる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
14ひきが力を合わせてもちつき開始!
家族の絆と季節の行事が心に残る一冊です
14ひきの野ねずみ家族が総出でおもちつきに取り組む、にぎやかな冬のひとときを描いた絵本です。杵を振り上げる大人たち、粉まみれになりながら手伝う子どもたち、湯気の立つおもちを丸めていく様子など、家族総出の作業風景が細やかな筆致で描かれ、季節の行事が暮らしの中でどんな意味を持つのかを自然に感じ取れます。2〜5歳の子どもにとっては、年末や冬の行事に親しみを持つきっかけになり、家族で協力する温かさを味わえる読み聞かせの時間になります。年末年始の団らんにもふさわしい一冊です。
絵本の分野
本の特徴
真っ赤なそりで冬の冒険へ!
世代を超えて愛される懐かしい名作です
くまの子ウーフが主人公の人気シリーズの一冊で、赤いそりに乗って出かけるお話と、まいごになってしまうふたごの動物、フーとクーのお話がおさめられています。ウーフは何にでも不思議だなあと首をかしげ、感じたことを素直に言葉にしていくので、子どもの気持ちに寄りそいながら読み進めることができます。雪の季節ならではの冷たさやわくわくする気持ち、迷子になったときの心細さなど、小さな子どもが経験しそうな感情が丁寧に描かれているのも魅力です。読み聞かせを通して、ウーフと一緒に喜んだり戸惑ったりしながら、自分の気持ちを言葉にする練習にもつながる一冊で、2〜
絵本の分野
本の特徴
999ひきがおやすみなさい、冬の夜!
幻想的な世界へ導く、
やさしい寝かしつけの一冊です
999ひきものかえるのきょうだいが登場する人気シリーズの中で、今回は冬の夜が舞台になります。寒い季節、たくさんのきょうだいたちがふとんに入って眠りにつくまでの様子が描かれ、にぎやかで温かい雰囲気が伝わってきます。数えきれないほどのかえるたちが一緒に過ごす様子は、きょうだいやお友だちとの関わりを感じ始める2〜5歳の子どもにとって親しみやすく、画面いっぱいのにぎやかさを見つける楽しみもあります。冬ならではの空気感や季節の移ろいを感じながら、就寝前のひとときにぴったりの落ち着いたお話として読み聞かせに向いています。
絵本の分野
本の特徴
ぐりとぐらの海での大冒険に釘付け!
夏の思い出がいっぱい詰まった絵本です
野ねずみのぐりとぐらが海水浴に出かける様子を描いたお話です。海辺で出会う生きものたちや、波と戯れる楽しさ、浜辺での思いがけない出来事など、夏らしいわくわくする場面が次々に登場します。おなじみの二人が持ち前の工夫と好奇心で過ごす一日は、海や水遊びに親しみを持ち始める3歳からの子どもにぴったりで、夏の絵本として繰り返し楽しめます。読み聞かせでは、潮風や波の音を思い浮かべながら、二人と一緒に冒険しているような気分を味わえ、家族で夏の予定を話すきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
お月見の夜に、おばけたちが大集合!
季節の風情とユーモアが交じり合う時間です
お月見の夜、ちょっと変わったおばけが登場し、団子や秋の風物とともに賑やかな出来事が繰り広げられるお話です。怖いおばけではなく、どこかとぼけていて親しみやすい姿が描かれ、季節の行事を身近に感じながら笑って楽しめる内容になっています。お月見という日本の行事に触れるきっかけにもなり、秋の夜のふしぎな雰囲気とユーモアが同時に味わえる一冊です。読み聞かせでは、子どもと一緒に「つぎは何が起こるかな」とわくわくしながらページをめくり、季節の行事への興味を自然に育む時間になります。
絵本の分野
本の特徴
ぐりとぐら、四季を通じた冒険の日々!
季節の移ろいと自然の美しさが心に残る一冊です
仲良しの野ねずみぐりとぐらが、春夏秋冬それぞれの季節の中で出会うできごとや食べもの、遊びを描いた一冊です。花や雪、木の実など季節ごとの自然の変化が、二匹の暮らしぶりとともに丁寧に描かれ、一年という時間の流れを子どもが自然に感じ取れる構成になっています。おなじみのふたりが繰り返す料理や冒険の場面は、シリーズを知る子にとっても新鮮な発見に満ちています。2〜5歳の子どもには、季節の移り変わりを楽しく学ぶきっかけとなり、読み聞かせでは今の季節を話題にしながら、次の季節を心待ちにするような温かい時間を過ごせます。
絵本の分野
本の特徴
そらまめくんと友だちの、
真夏の冒険が始まる!
季節の喜びと友情のあたたかさを感じる絵本です
やわらかな見た目が愛らしいそらまめくんが主人公のシリーズの一冊で、今回は夏の日のはらっぱでの出来事が描かれます。仲間の豆たちや虫たちと出会いながら過ごす一日の中で、季節の空気や自然の中での遊びの楽しさが伝わってきます。2〜5歳の子どもにとって、身近な自然物や生き物が登場する物語は親しみやすく、夏という季節を感じるきっかけにもなります。友だちとのやり取りを通じて社会性の芽生えも感じられる内容です。読み聞かせでは、夏らしい情景を思い浮かべながら親子でのんびりとした時間を共有できます。
絵本の分野
本の特徴
池で聞こえる、いろんな虫の声!
自然の響きを通じて、
季節を感じる一冊です
池のまわりで暮らす生き物たちの気配や水音をたどっていく一冊です。カエルが飛び込む音、鳥が羽ばたく音、虫が動きまわる音など、池のほとりで耳をすませると聞こえてきそうな音の世界が、豊かな自然描写とともに描かれています。文字は少なく、絵と音の表現を楽しみながらページをめくっていく構成なので、2歳ごろの小さな子から、生き物への関心が育つ5歳ごろまで、幅広く楽しめます。読み聞かせでは、声の抑揚や擬音のリズムを工夫しながら読むことで、子どもと一緒に池のほとりを歩いているような気持ちになれるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
雨の日も、わくわくがいっぱい!
雨の季節が楽しみになる一冊です
雨がこんこんと降り出した日、外に出た子が出会うのは、雨音や水たまり、傘をさして歩く楽しさなど、雨の日ならではの発見の数々です。うっとうしいと思われがちな雨の日を、明るくにぎやかな気持ちで過ごせるように描いた一冊で、リズミカルな言葉の繰り返しが心地よく耳に残ります。雨の日に外へ出るのをためらいがちな子も、これを読めば傘を持って出かけたくなるかもしれません。親子で窓の外の雨を眺めながら読めば、天気にまつわる会話も自然に広がる、生活習慣と自然への興味を優しく育てる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 食育かぞくきせつ | ||
| 2 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 食育かぞくきせつ | ||
| 3 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | どうぶつきせつ物語 | ||
| 4 | 定番ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | 寝かしつけどうぶつきせつ | ||
| 5 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | どうぶつきせつ物語 | ||
| 6 | 定番ポプラ社 | 2〜5歳 | きせつユーモア物語 | ||
| 7 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 食育どうぶつきせつ | ||
| 8 | 定番小学館 | 2〜5歳 | むし・いきものきせつ物語 | ||
| 9 | 定番福音館書店 | 2〜5歳 | 音リズムどうぶつむし・いきもの | ||
| 10 | 定番講談社 | 2〜5歳 | 音リズムきせつ雨の日 |
きせつの絵本は、春夏秋冬の自然の移り変わりや、お正月・節分・夏祭りといった行事を通じて、暮らしの中の季節感を育てます。今の季節に合わせて読むと、絵本の世界と実際の体験が重なり、季節を待つ楽しみが生まれます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 季節の絵本はいつ読むのがいいですか?
A. その季節や行事の少し前から読むのがおすすめです。「もうすぐ〇〇だね」と期待がふくらみ、実際の体験がより豊かになります。
Q. 2歳に「きせつ」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「きせつ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。