
「感性・色・音」を育てる絵本は、音楽・色・かたち・アートなど、感じる力と表したい気持ちを刺激します。0〜6歳は美しいものや心が動く体験をたっぷり味わいたい時期。鮮やかな色づかいやリズミカルな言葉、自由な絵に触れることで、感性が豊かに育ち、自分なりに表現する楽しさが芽生えます。読み終えたあとに描いたり歌ったりと、遊びが広がるのも魅力です。このページでは、感性をはぐくむ年齢別のおすすめ絵本を紹介します。
色の絵本は、鮮やかな色づかいや身近なものを通じて、色の名前や違いに親しめる一冊です。「赤いりんご」「青いそら」と、色とものを結びつけて見つける遊びは、観察する目と表現の語彙を同時に育てます。
音楽・色・かたち・アートを感じ、表す力。心が動く体験が感性を育てます。
絵本の分野
本の特徴
黒いクレヨンが大活躍する瞬間!
どんな色も役に立つことを学ぶ絵本です
たくさんの色鉛筆の中で、黒い色だけがなんだか元気がなさそうにしています。他の色たちがそれぞれの持ち味を発揮して絵を描いていく様子の中で、黒はどんな役目を見つけていくのか、色や形の面白さを感じながら見守れる展開です。やさしい絵とテンポのよい言葉が重なり合い、色そのものを楽しむ気持ちが育つ年齢の子どもにぴったりの内容になっています。読み聞かせでは思わずくすっと笑えるユーモアがあり、読んだあとにクレヨンや色鉛筆を手に取りたくなるような、親しみやすい時間を作ってくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
クレヨンたちの冒険、
仕掛けでさらに楽しい!
色彩と創造の喜びが心に残る絵本です
自分の役目を終えて絵から抜け出したクレヨンたちが、持ち主の子どものもとへ再び戻ってくるまでの出来事を描いたお話です。それぞれの色のクレヨンには個性があり、旅の途中で見聞きしたことやちょっとした出来事を通して、色とりどりの表情やユーモアが伝わってきます。以前の作品を知っている子はもちろん、初めて出会う子にも、クレヨンという身近な道具に命が宿ったような楽しさが新鮮に映るでしょう。読み聞かせでは、色や絵を描くことへの興味を自然に引き出しながら、大切なものが戻ってくる喜びをやさしく感じ取れる時間になります。
絵本の分野
本の特徴
黒いページをめくると世界が変わる!
色彩の不思議を発見する感性が磨かれる一冊です
「くろ」という色をテーマに、身のまわりにある黒いものや黒から広がるイメージを楽しく見せてくれる一冊です。夜のとばりや動物の模様、身近な道具など、黒色が持つさまざまな表情を通して、色そのものの面白さやイメージの広がりを感じ取ることができます。単なる色の説明にとどまらず、ページをめくるたびに新しい発見があるような構成になっており、小さな子どもでも直感的に楽しめる工夫が感じられます。1歳から4歳ごろの、色や形への興味が育ち始める時期の子どもにぴったりで、読み聞かせをしながら「黒いものって他に何があるかな」と親子で会話を広げるきっかけにもなり
絵本の分野
本の特徴
白いくつへの愛がいっぱい!
世代を超えて愛される友情の物語です
白い靴がだいすきなねこのピートが、道を歩きながら色々なものの上を歩いてしまい、靴の色がどんどん変わっていくお話です。イチゴやブルーベリー、どろんこ道などにふれるたびに靴の色が変化しますが、ピートはそのたびに気にせず陽気に歌いながら歩き続けます。繰り返されるリズムある言葉と歌うような語り口が心地よく、小さな子でも一緒に口ずさみたくなる楽しさがあります。失敗をしても前向きに受け止めるピートの姿は、色の変化を楽しむ感性とともに、物事にとらわれすぎない気持ちの持ち方をやさしく伝えてくれます。
絵本の分野
本の特徴
黒くんと白くんが、
絵の具と仲良し大作戦!
色の組み合わせの喜びに目覚める一冊です
まっくろな体をした「くろくん」と、小さな「しろくん」が出会い、いっしょに過ごすうちに生まれる関係を描いたお話です。色というシンプルな要素を通して、見た目の違う者同士がどう関わり合うのかが、温かみのあるユーモラスな展開で語られます。色や形の違いに興味を持ち始める年齢の子どもにとって、色の面白さを感じながら物語の世界に入り込める内容になっています。読み聞かせでは、色の変化や登場人物の表情を指さしながら親子で会話が広がりやすく、想像力や感性を育む時間になります。やさしい絵柄が繰り返し読みたくなる魅力を持つ、長く愛されている作品です。
絵本の分野
本の特徴
においが色に変わったら、
どんな景色が見える?!
五感を刺激して、
子どもの想像力がぐんぐん広がる絵本です
目には見えない「におい」を、もし色や形で表したらどうなるだろうという発想から生まれたユニークな絵本です。朝のにおい、八百屋さんに漂うにおい、春の訪れを感じさせるにおい、お母さんのにおいなど、身近な生活の中にあるさまざまなにおいが鮮やかな絵で表現されていきます。においという目に見えない感覚を絵として楽しむことで、2〜6歳の子どもの感性やイメージする力が豊かに広がっていきます。読み聞かせをしながら「これはどんなにおいかな」と親子で想像を膨らませたり、実際の生活の中のにおいを話題にしたりする楽しみ方もできる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
えっ、そんなものまで描けちゃう?!
子どもの創造力を無限に広げる一冊です
「絵をかく」という行為そのものを主題に、色や線、形が生まれていく様子を言葉と絵でリズミカルに描いた作品です。具体的な物語が展開するというより、言葉のひびきと絵の動きが呼応しながら進んでいくため、子どもは意味を追うだけでなく、音や色の感覚そのものを楽しむことができます。絵を描くことの自由さや、思いのままに表現する喜びが、詩のような言葉を通して伝わってくる一冊です。読み聞かせでは、声の抑揚やページをめくるテンポを工夫することで、子どもと一緒に絵や言葉のリズムを味わう、感性を刺激する豊かな時間になります。
絵本の分野
本の特徴
世界中で愛されるエルマーと、
さがし絵で遊ぼう!
カラフルな世界観を探索する、
親子で楽しむ時間です
パッチワーク模様がトレードマークの人気者と一緒に、賑やかなページの中からいろいろなものを探して楽しむ絵本です。色とりどりの世界の中に隠れた仲間や物を見つけ出す過程で、自然と色や形への気づきが育まれていきます。細部までじっくり見る楽しさがあるので、じっと絵を眺めるのが好きな子どもにはたまらない内容です。読み聞かせでは「あった!」という声を引き出しながら、親子で一緒に指を動かして探す時間を共有でき、何度でも新しい発見がある点も魅力です。シリーズに親しんでいる子ならより一層楽しめます。
絵本の分野
本の特徴
秋の色と風情が、
ページ中いっぱいに広がる!
季節の美しさを肌で感じる感性が育つ一冊です
色づいた葉っぱが次々にあそびにきて、あきという季節がもつ色や表情を軽やかに見せてくれる絵本です。赤や黄色に染まった葉、木の実、風のにおいなど、身のまわりにある秋のうつろいが、やさしい言葉とともに描かれていきます。難しい説明はなく、目に映る色や形の変化をそのまま楽しむつくりなので、絵本を読みながら親子で「本当だ、色が変わっているね」と外の景色を見比べたくなるはずです。2〜5歳の子にとっては、季節の変化に気づく最初のきっかけになり、色の名前や違いにも自然と親しめます。
絵本の分野
本の特徴
色が踊る、顔が笑う楽しさ!
親子で色彩遊びを楽しめる絵本です
しろくんとくろくんが遊んでいるところに、あかくん、あおくん、きいろくんが次々にやってきて、色と色が混ざり合いながら形を変えていく様子を楽しめる一冊です。白と黒を基調にした見やすいデザインに、鮮やかな色がぽんと加わる構成で、色や形に興味を持ち始めた赤ちゃんの目を引きます。ページをめくるたびにどんな色や形になるのか変化を楽しめるので、読み聞かせでは「あ、変わった!」という驚きを親子で共有でき、色の名前を覚えるきっかけにもなる、シリーズで親しまれている赤ちゃん絵本です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番学研教育みらい幼児教育事業部 | 3〜6歳 | 色友だちユーモア | ||
| 2 | 定番WAVE出版 | 3〜6歳 | 色ユーモア物語 | ||
| 3 | 定番復刊ドットコム | 1〜4歳 | 色図鑑シリーズ | ||
| 4 | 定番ひさかたチャイルド | 1〜4歳 | 音リズムどうぶつ色 | ||
| 5 | 定番童心社 | 3〜6歳 | 色友だち物語 | ||
| 6 | 定番こぐま社 | 2〜6歳 | 音リズム色 | ||
| 7 | 定番講談社 | 3〜6歳 | 音リズムことば色 | ||
| 8 | 定番文溪堂 | 2〜5歳 | 色しかけ探す・見つける | ||
| 9 | 定番小学館 | 2〜5歳 | 色図鑑きせつ | ||
| 10 | 定番えほんの杜 | 0〜3歳 | 色形しかけ |
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 色を覚えるのに良い読み方はありますか?
A. 絵の中から「赤いものはどれ?」と一緒にさがすと楽しく覚えられます。お部屋や外でも同じ遊びを続けると、色の名前が自然に定着します。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。