
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「寝かしつけ」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、刺激が強すぎず、安心感のある絵本を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「寝かしつけ」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳で寝かしつけの絵本を選ぶときは、寝る前に親子で落ち着いて読める絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
寝ない子だった作者の、温かい告白!
子育てのモヤモヤが、
愛おしさに変わる絵本です
寝かしつけの時間を長く描き続けてきた作り手が、自身の歩みを重ねながら綴った物語です。夜、子どもを寝かせるまでのひとときを見つめ直す内容で、子育てをしてきた人にも、これから子育てをする人にも語りかけてくるような静かな余韻があります。2〜5歳の子どもと過ごす眠る前の時間に読むことで、子ども自身も安心感に包まれますが、同時に読み聞かせる大人の心にも深く残る一冊です。親子で夜のひとときを共有しながら、それぞれの立場でこの本と向き合える貴重な作品です。
絵本の分野
本の特徴
999ひきがおやすみなさい、冬の夜!
幻想的な世界へ導く、
やさしい寝かしつけの一冊です
999ひきものかえるのきょうだいが登場する人気シリーズの中で、今回は冬の夜が舞台になります。寒い季節、たくさんのきょうだいたちがふとんに入って眠りにつくまでの様子が描かれ、にぎやかで温かい雰囲気が伝わってきます。数えきれないほどのかえるたちが一緒に過ごす様子は、きょうだいやお友だちとの関わりを感じ始める2〜5歳の子どもにとって親しみやすく、画面いっぱいのにぎやかさを見つける楽しみもあります。冬ならではの空気感や季節の移ろいを感じながら、就寝前のひとときにぴったりの落ち着いたお話として読み聞かせに向いています。
絵本の分野
本の特徴
ベッドの中が恐竜の
王国に変身しちゃう!
就寝前の想像力をかき立てる、
冒険ストーリーです
夜、ベッドにもぐりこんだ子どもの布団の中が、いつのまにか恐竜たちの暮らす不思議な国に変わっていくお話です。もこもこと盛り上がる掛け布団の下から、いろいろな恐竜たちが次々に顔を出し、想像の世界がどんどん広がっていきます。ページをめくるたびに恐竜の姿を探したり、名前を当てたりしたくなる仕掛けがあり、恐竜好きの子はもちろん、まだ恐竜をよく知らない子も自然と親しみを持てる内容です。眠る前のひとときに、布団の中の暗がりを怖がらずに楽しい冒険の場所として感じられるようになるので、寝かしつけの読み聞かせにぴったりです。
絵本の分野
本の特徴
サンタさんが来る夜、
よるくまの冒険が始まる!
クリスマスへの期待と親子の温かさに包まれる絵本です
クリスマスの前の晩、小さな男の子のもとに現れるくまのぬいぐるみのような存在「よるくま」との、やわらかな時間を描いた絵本です。夜の静けさや、眠る前のふとした心細さ、それを包み込むようなぬくもりが、繊細な絵と言葉でつづられていきます。クリスマスを待つわくわくした気持ちだけでなく、夜特有のさみしさや安心したいという気持ちにも寄り添う内容なので、興奮しやすいこの季節に、心を落ち着けて眠りにつく助けにもなりそうです。2〜5歳の子にとっては、よるくまの存在を自分の大切なぬいぐるみや親の存在に重ねながら聞くことができるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
ページをめくるたび、月がおでまし!
世代を超えて愛される、
夜の魔法を感じる一冊です
夜になり、あたりが静かになるころ、空にまあるいお月さまがそっと顔を出します。やさしい色合いの絵とともに、お月さまが少しずつ形を変えながら空にのぼっていくようすが、詩のような言葉でつづられていく一冊です。難しい筋書きはなく、月が出てくるという当たり前でいて不思議な出来事を、子どもの目線でゆったりと味わえる構成になっています。2〜5歳の子どもにとっては、身近な夜空への興味のきっかけになり、寝る前に窓の外を見上げる習慣にもつながりそうです。読み聞かせの際には声のトーンを落とし、ゆっくりとページをめくることで、一日の終わりにふさわしい落ち着い
絵本の分野
本の特徴
おばけの子守唄、不思議でやさしい!
リズムが心地よく眠りへ導く絵本です
夜になると出てくる小さなおばけが、眠れない仲間のためにこもりうたを歌ってあげようとするお話です。ふわふわとした優しい絵と、繰り返しのリズムが心地よい言葉で綴られ、読み聞かせをするうちに子どもの気持ちも自然と静かに落ち着いていきます。おばけといっても怖い存在ではなく、どこかとぼけていて愛らしい姿で描かれているので、暗いものや不思議なものに興味を持ち始めた2歳から5歳の子どもたちも安心して楽しめます。寝る前の時間にそっと開けば、日中の興奮した気持ちを鎮め、親子でゆったりと声をかけ合いながら眠りへと向かう穏やかなひとときを作ってくれる一冊で
絵本の分野
本の特徴
ぼくと白くまの、
こっそりした友情物語!
心の奥底の優しさに気づく時間が生まれます
小さな子どもが大切にしているしろくまのぬいぐるみを軸に、日々の暮らしの中で生まれる愛着やちょっとした空想の世界を描いた物語です。ぬいぐるみに話しかけたり一緒に眠ったりする何気ない場面を通して、ものを大切にする気持ちや、身近な存在に心を寄せる温かさが伝わってきます。お気に入りのものを持つ年齢の子どもにとっては、自分の経験と重なる部分が多く、共感しながら聞き入ることができる内容です。読み聞かせの時間には、子どもが大切にしているものについて話したくなるような、やわらかな会話が生まれるきっかけにもなるでしょう。
絵本の分野
本の特徴
美しい絵で包まれた、
やさしい眠りの時間!
おやすみ前に心が満たされる絵本です
夜がやってきて、森の生きものたちがひとつ、またひとつと眠りにつく様子を描いた静かな物語です。かけすをはじめとする鳥や動物たちに「おやすみ」と語りかけるようなリズムのある言葉が繰り返され、絵の柔らかな色合いとともに眠りへの心地よい雰囲気を作り出します。一日の終わりに子どもの気持ちを落ち着かせ、まぶたが重くなるような穏やかな時間へと導いてくれるので、寝る前の読み聞かせにぴったりです。親子で声をひそめながらページをめくるうちに、自然と眠りへの準備が整っていきます。
絵本の分野
本の特徴
星もきらめく、ユーモア満載のお話!
笑顔と想像力がぐんぐん広がる一冊です
夜空に輝く星をきっかけに広がる、心あたたまるユーモラスな物語です。星がキラキラとかがやいたことで巻き起こる出来事を通して、子どもたちは光や夜空への興味を自然に膨らませることができます。やさしくもどこかおかしみのある展開は、就寝前の読み聞かせにもふさわしく、一日の終わりに親子でほっと笑い合えるひとときを作ってくれます。感性を育む色彩豊かな描写や、想像力をくすぐる物語の運びは、小さな子どもたちの心にやさしく寄り添い、星空を見上げることが楽しみになるようなきっかけを与えてくれる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
雪が止んだら、子ども
たちの世界が変わる!
冬の季節の移ろいと喜びを感じる絵本です
雪が降り積もる静かな夜、雪がやんだらどんな景色が広がっているだろうという小さな期待と想像をふくらませていくお話です。柔らかな色合いで描かれる雪景色や、ひっそりとした冬の空気感が丁寧に表現されており、季節の移ろいをじんわりと味わうことができます。派手な展開ではなく、静けさや余韻を楽しむ内容なので、じっくりと絵を見つめる時間が好きな2歳から5歳の子に向いています。読み聞かせの際には声を落として静かに語りかけることで、雪の夜のしんとした空気を親子で共有するような、穏やかなひとときになります。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番文藝春秋 | 2〜5歳 | 寝かしつけかぞく物語 | ||
| 2 | 定番ひさかたチャイルド | 2〜5歳 | 寝かしつけどうぶつきせつ | ||
| 3 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 寝かしつけ物語恐竜 | ||
| 4 | 定番白泉社 | 2〜5歳 | 寝かしつけ感情クリスマス | ||
| 5 | 定番あかね書房 | 2〜5歳 | 寝かしつけ物語宇宙 | ||
| 6 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 寝かしつけ音リズム物語 | ||
| 7 | アリス館 | 2〜5歳 | 寝かしつけ感情物語 | ||
| 8 | 大日本図書 | 2〜5歳 | 寝かしつけ物語 | ||
| 9 | ポプラ社 | 2〜5歳 | 寝かしつけ物語宇宙 | ||
| 10 | 学習研究社 | 2〜5歳 | 寝かしつけきせつ物語 |
寝かしつけの絵本は、一日の終わりに気持ちをほぐし、眠りへ橋渡しするための一冊です。展開が激しいお話より、ゆっくりしたリズムやくり返し、安心できる結末のある絵本が向いています。同じ絵本を毎晩読むことが入眠の合図になり、親子のおやすみ習慣をつくります。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. 寝かしつけ絵本は毎晩同じものでもいいですか?
A. 同じ絵本のくり返しは「これを読んだら寝る」という安心の合図になります。子どもが好む一冊を見つけたら、毎晩くり返し読んであげて大丈夫です。
Q. 2歳に「寝かしつけ」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「寝かしつけ」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。