
2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「約束・ルール」の絵本を探すときは、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶことを意識しつつ、ルールがある理由を自然に理解できるお話を選ぶとよいでしょう。このページでは、2歳の発達と「約束・ルール」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
2歳で約束・ルールの絵本を選ぶときは、約束やルールの大切さを学べる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
日常の危険が分かる、大事な一冊!
生活安全への意識が芽生える絵本です
道路を渡るときや高いところで遊ぶときなど、日常のさまざまな場面に潜むちょっとした危険を、子どもにもわかりやすい形で伝えてくれる一冊です。堅苦しい注意書きではなく、身近な状況を通して「気をつける」ということの意味を自然に感じ取れるように工夫されています。生活の中で繰り返し出会う場面が題材になっているため、実際の暮らしとつなげて話しやすく、読み聞かせをしながら親子で「こういうとき気をつけようね」と会話するきっかけにもなります。安全について考え始める年齢の子どもにちょうどよい内容です。
絵本の分野
本の特徴
気をつけることが、きちんと身につく!
安全な暮らしのルールが自然に定着する一冊です
毎日の暮らしの中にひそむ「気をつけたいこと」を、身近な場面を通して伝えるシリーズの一冊です。子どもが実際に経験しそうな出来事を題材に、危ないことや注意すべきことをユーモラスな絵とテンポのよい言葉で描いています。2歳から5歳の子どもにとっては、絵本を楽しみながら生活の中の約束事を自然に覚えていくきっかけになります。読み聞かせの時間には、登場する場面を「これ知ってる」「気をつけようね」と親子で確認し合いながら、日常生活への意識を優しく育てるひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
電車の乗り方をドキドキ体験!
公共の場での過ごし方を学べる一冊です
駅や電車が大好きな子どもたちに向けて、切符を買うところから電車に乗り、目的地までの道のりを楽しむ様子を描いた一冊です。改札を通ったり、車内で外の景色を眺めたり、乗り換えをしたりと、電車に乗るときの一連の流れが親しみやすい絵とともに紹介されます。実際に電車に乗る前の予習にもなり、乗った後には「同じだったね」と振り返って楽しめる作りです。シリーズとして生活の場面を扱っているため、乗り物好きの2〜5歳の子どもと一緒に、日常のお出かけへの期待を膨らませながら読める内容になっています。
絵本の分野
本の特徴
ぽんきちと町へ出かけよう、
楽しく安全学習!
交通ルールが自然に身につく、
紙芝居です
たぬきのぽんきちが元気にまちへ出かけていく紙芝居です。にぎやかな通りには車が走り、信号が光り、横断歩道を渡る人たちがいます。ぽんきちの姿を通して、信号の意味や横断歩道の渡り方、道路での約束ごとが自然と伝わる内容になっており、日々の暮らしの中で子どもが実際に出会う場面と重なるように描かれています。2〜5歳の子どもにとって、交通ルールはまだ実感の持ちにくいものですが、親しみやすいキャラクターの行動を目で追ううちに、なぜ立ち止まるのか、なぜ手をあげるのかといった理由が少しずつ理解できるようになっています。
絵本の分野
本の特徴
めくって学ぶ、道路での危険と安全!
遊び心いっぱいで交通ルールが身につく一冊です
自動車が大好きなうさぎのラビイとビットが主人公です。道路の真ん中を歩いたり、急に飛び出したり、車のそばで遊んだりして、あわや事故になりそうな場面がいくつも出てきます。そのたびに「じどうしゃくん」がやさしく正しい行動を教えてくれる、めくりしかけ付きのお話です。日常の中で子どもがやってしまいがちな危ない行動を、うさぎたちの姿を通して自分ごととして考えられる作りになっています。めくって答えを確かめる楽しさもあり、親子で交通ルールについて話し合うきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
じゅんばんじゅんばん、
リズムで数がわかってくる!
繰り返しの心地よさで、
順序や数の感覚が育つ絵本です
動物や乗り物、身近なものたちが「じゅんばん」を守って並んだり、順番にものごとが進んでいったりする様子を描いた絵本です。タイトルが繰り返される軽やかな響きとともに、次は誰の番か、どんな順序になっているのかをページを追うごとに確かめていく構成になっており、数や順序の感覚に親しみ始める年齢の子どもにぴったりの内容です。声に出して読むとリズムが心地よく、読み聞かせのあいだ自然と「じゅんばん」という言葉を繰り返すことになるので、順番を待つことや並ぶことの意味を遊びながら感じ取るきっかけにもなります。
絵本の分野
本の特徴
お家の中に隠れた危険を優しく学べる!
子どもの安全意識を自然に育てる大事な絵本です
お母さんが少しだけ外に出たすきに、窓から身を乗り出してしまい、あわや落ちそうになる子どもの姿を通して、おうちの中に潜む危険を考えさせてくれる絵本です。玄関を勝手にあけてしまうこと、窓やベランダによじのぼってしまうこと、家具に飛びついてしまうことなど、普段何気なく過ごしている家の中にも思いがけない危険があることを、子ども自身の目線に近いお話として描いています。1〜5歳ごろの、行動範囲が広がりいろいろなことに挑戦したくなる時期のお子さんにとって、「でない」「あけない」「のぼらない」という約束の意味を体感的に理解するきっかけになります。
絵本の分野
本の特徴
飛び出しのドキッと
する瞬間をキャッチ!
子どもが自然と安全への気づきを得られる一冊です
絵本の説明は準備中です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 生活約束・ルールシリーズ | ||
| 2 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 生活約束・ルールシリーズ | ||
| 3 | 講談社 | 2〜5歳 | のりもの生活約束・ルール | ||
| 4 | 童心社 | 2〜5歳 | 生活ユーモア約束・ルール | ||
| 5 | パイインターナショナル | 2〜5歳 | のりもの生活しかけ | ||
| 6 | 大日本図書 | 2〜4歳 | 音リズム数約束・ルール | ||
| 7 | 岩崎書店 | 1〜5歳 | 生活約束・ルール | ||
| 8 | 童心社 | 2〜5歳 | 生活約束・ルール |
約束・ルールの絵本は、ルールを「縛り」としてではなく、安心して楽しく過ごすためのものとして描きます。登場人物が約束を守って楽しい結果につながる様子に触れることで、ルールの意味を自然に理解できます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. ルールを守れない子に読んでも効果はありますか?
A. 説教ではなく、ルールを守ったら楽しいことが起きるお話を一緒に楽しむことから始めましょう。子ども自身が「守るといいことがある」と感じられることが大切です。
Q. 2歳に「約束・ルール」の絵本は向いていますか?
A. 2歳は自我が育ち、イヤイヤやこだわりが出やすい時期です。「約束・ルール」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、気持ちを代弁してくれる絵本や、生活習慣の絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は2歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。