
3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「約束・ルール」の絵本を探すときは、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶことを意識しつつ、ルールがある理由を自然に理解できるお話を選ぶとよいでしょう。このページでは、3歳の発達と「約束・ルール」というテーマの相性を考えて選んだおすすめ絵本を紹介します。
3歳で約束・ルールの絵本を選ぶときは、約束やルールの大切さを学べる絵本を探している視点で、次のポイントを意識すると選びやすくなります。
絵本の分野
本の特徴
世代を超えて愛されるグリムの傑作!
機転と知恵の大切さが身につく一冊です
お母さんやぎが留守番をする子やぎたちに、決して戸を開けてはいけないと言い聞かせて出かけるところから物語が始まります。そこへ声を変え、体を白く見せかけてやってくるおおかみ。子やぎたちは知恵を働かせて見破ろうとしますが、はたして無事に留守番を乗り切れるのか、はらはらする展開が続きます。やわらかく親しみやすいイラストで描かれているため、怖がりなお子さんでも安心して楽しめる仕上がりです。約束を守ることの大切さや、仲間を思う気持ちが自然と伝わる昔話で、読み聞かせのあとには親子で「お約束」について話すきっかけにもなる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
色んな鬼ごっこで遊びが広がる!
外での遊びがもっと楽しくなる絵本です
「タッチおに」「つながりおに」「くつとりおに」など、鬼ごっこにもいろいろな遊び方があることを、愉快な絵とともに紹介する一冊です。友だちや家族と体を動かして遊ぶ楽しさが伝わってきて、外遊びや園での集団遊びが増える年齢の子にぴったりです。読み聞かせのあとにそのまま実際に遊んでみたくなるような内容で、ルールを覚えながら友だちとのやり取りや社会性も自然と育まれていきます。親子で一緒に体を動かす時間づくりにも役立ちます。
絵本の分野
本の特徴
道路での危険を楽しく学べる!
安全な行動習慣が身につく絵本です
道路や駐車場など、子どもの生活の中に潜む危険な場面を取り上げ、「よく見て」「止まって」「右左を確認して」といった安全のための基本行動を伝える絵本です。実際に起こりやすいヒヤリとする場面を通して、どこに気をつければよいのかを具体的にイメージできるように描かれています。2歳から5歳ごろ、外出の機会が増え、自分の足で歩く場面が多くなる時期の子どもにとって、繰り返し読むことで安全確認の習慣を身につけるきっかけになります。読み聞かせのあとに実際の道でも「よくみて」と声をかけ合う習慣づくりにも役立ちます。
絵本の分野
本の特徴
図書館の本が消えちゃった!
家族で謎解きを楽しむワクワクが詰まった一冊です
やさしくて何にでも姿を変えられるバーバパパと、その家族が暮らす街で、図書館の本が次々となくなってしまうという出来事が起こります。だれが、なぜ本を持ち出しているのか、バーバパパの子どもたちが知恵を出し合いながら謎に迫っていく様子が、あたたかいユーモアとともに描かれています。本を読む楽しさや図書館という場所の大切さが自然と伝わってくる内容で、家族の絆やそれぞれの個性がいきいきと感じられるのもシリーズならではの魅力です。3〜6歳の子どもにとっては、身近な図書館を舞台にした親しみやすい物語を通して、想像力を働かせながら一緒に謎解きの気分を味わ
絵本の分野
本の特徴
日常の危険が分かる、大事な一冊!
生活安全への意識が芽生える絵本です
道路を渡るときや高いところで遊ぶときなど、日常のさまざまな場面に潜むちょっとした危険を、子どもにもわかりやすい形で伝えてくれる一冊です。堅苦しい注意書きではなく、身近な状況を通して「気をつける」ということの意味を自然に感じ取れるように工夫されています。生活の中で繰り返し出会う場面が題材になっているため、実際の暮らしとつなげて話しやすく、読み聞かせをしながら親子で「こういうとき気をつけようね」と会話するきっかけにもなります。安全について考え始める年齢の子どもにちょうどよい内容です。
絵本の分野
本の特徴
図書館ってこんなに素敵なところ!
本の世界へのドアが開く一冊です
はじめて図書館へ出かける子どもの姿を描いた生活絵本です。本を借りるにはどうしたらいいのか、静かに過ごす場所ではどんなふうにふるまうのか、カードの作り方や本の返し方まで、図書館という身近だけど少し緊張する場所での約束事が、やさしい語り口とともに伝わってきます。読み聞かせをしながら、実際に図書館に行く前の心の準備として使うのにもぴったりで、初めての体験を楽しみに変えてくれます。読み終えたあとには、自分も図書館カードを作ってみたいという気持ちが自然と芽生えてくる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
気をつけることが、きちんと身につく!
安全な暮らしのルールが自然に定着する一冊です
毎日の暮らしの中にひそむ「気をつけたいこと」を、身近な場面を通して伝えるシリーズの一冊です。子どもが実際に経験しそうな出来事を題材に、危ないことや注意すべきことをユーモラスな絵とテンポのよい言葉で描いています。2歳から5歳の子どもにとっては、絵本を楽しみながら生活の中の約束事を自然に覚えていくきっかけになります。読み聞かせの時間には、登場する場面を「これ知ってる」「気をつけようね」と親子で確認し合いながら、日常生活への意識を優しく育てるひとときになります。
絵本の分野
本の特徴
約束をやぶってしまった…その先に?!
約束の大切さと向き合い方が学べる一冊です
鬼のまたべえから「わしのかわりに角をみがいてくれないか」と頼まれたぼくは、大切な役目を任された誇らしさとともに、その約束を引き受けます。ところが、ふとしたことから約束を守れなくなってしまい、ぼくの心はざわざわと落ち着きません。任されたことをやり遂げられなかったときの気まずさや後ろめたさ、それでも誰かとの関係を大切にしたいという気持ちが、鬼という少し不思議な存在を通して優しく描かれています。3〜6歳の子どもにとって、約束を守ることの意味や、失敗してしまったときにどうすればよいのかを考えるきっかけになる一冊です。
絵本の分野
本の特徴
電車の乗り方をドキドキ体験!
公共の場での過ごし方を学べる一冊です
駅や電車が大好きな子どもたちに向けて、切符を買うところから電車に乗り、目的地までの道のりを楽しむ様子を描いた一冊です。改札を通ったり、車内で外の景色を眺めたり、乗り換えをしたりと、電車に乗るときの一連の流れが親しみやすい絵とともに紹介されます。実際に電車に乗る前の予習にもなり、乗った後には「同じだったね」と振り返って楽しめる作りです。シリーズとして生活の場面を扱っているため、乗り物好きの2〜5歳の子どもと一緒に、日常のお出かけへの期待を膨らませながら読める内容になっています。
絵本の分野
本の特徴
夏の友情は、約束から始まる!
季節の思い出と友達との関係の大切さを感じる絵本です
夏になるとやってくる、季節ならではの出来事やお友だちとのふれあいを描いた物語です。太陽の光や虫の声、水遊びの気配など、夏らしい情景の中で交わされる小さな約束が、子どもの心にそっと残ります。約束を守ること、友だちを思う気持ちを、押しつけがましくなく自然な形で伝えてくれるので、3〜6歳の子が自分の経験と重ねながら聞くのにぴったりです。読み聞かせを通して、夏の思い出や友だちとのやり取りについて親子で話すきっかけにもなり、季節の絵本として繰り返し楽しめる一冊です。
色つきはその本が主に育てる分野、白はあわせて育つ分野です
| # | 本 | 対象年齢 | のびタネ分野 | テーマ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 定番金の星社 | 3〜6歳 | どうぶつかぞく物語 | ||
| 2 | 福音館書店 | 3〜6歳 | 友だち生活約束・ルール | ||
| 3 | 岩崎書店 | 3〜6歳 | 生活約束・ルール | ||
| 4 | 講談社 | 3〜6歳 | かぞく物語約束・ルール | ||
| 5 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 生活約束・ルールシリーズ | ||
| 6 | 講談社 | 3〜6歳 | 生活約束・ルールシリーズ | ||
| 7 | 定番童心社 | 2〜5歳 | 生活約束・ルールシリーズ | ||
| 8 | PHP研究所 | 3〜6歳 | 思いやり感情物語 | ||
| 9 | 講談社 | 2〜5歳 | のりもの生活約束・ルール | ||
| 10 | 文溪堂 | 3〜6歳 | 友だちきせつ物語 |
約束・ルールの絵本は、ルールを「縛り」としてではなく、安心して楽しく過ごすためのものとして描きます。登場人物が約束を守って楽しい結果につながる様子に触れることで、ルールの意味を自然に理解できます。
のびタネ絵本では、0〜6歳向けの絵本を年齢・のびタネ分野・テーマから探せます。このページのおすすめ絵本は比較表でひと目で見くらべでき、各タイトルのリンクから詳しい情報を見られます。気になる絵本を「もってる」「ほしい」に登録すると、おうちの本棚ののびタネ分野の傾向をグラフで確認できます。
Q. ルールを守れない子に読んでも効果はありますか?
A. 説教ではなく、ルールを守ったら楽しいことが起きるお話を一緒に楽しむことから始めましょう。子ども自身が「守るといいことがある」と感じられることが大切です。
Q. 3歳に「約束・ルール」の絵本は向いていますか?
A. 3歳は会話が増え、友だちやごっこ遊びへの関心が高まる時期です。「約束・ルール」のテーマはこの時期の興味や発達に合わせやすく、物語性や、気持ちのやりとりがある絵本を選ぶとより楽しめます。このページの絵本は3歳前後の子が楽しめるものを選んでいます。
Q. おすすめ絵本はどんな順番で並んでいますか?
A. 対象年齢の「読みごろ」との近さと、定番度(多くの家庭で長く読まれているか)をもとにおすすめ順で並べています。気になる絵本はタイトルのリンクから詳しく見られ、「もってる」「ほしい」に登録できます。